サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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ビタミンDが低いと死亡率が高い [2013年08月03日(土)]
公衆衛生学の専門ジャーナルに、血中ビタミンD値と、死亡率との関連を調べたメタ解析が報告されていました。
(BMC Public Health. 2013 Jul 24;13(1):679)





近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。




65歳以上の全死亡率について、

英国では、高緯度のグラスゴーのほうが、リバプールやマンチェスターよりも30%高いことが知られています。


高緯度地域に居住する白人では、ビタミンD不足のリスクが高まります。



そこで、今回の研究では、

ビタミンDの低値と、死亡率との関連について、系統的レビューとメタ解析が行われました。


具体的には、Medline, EMBASEといった各種データベースから2012年2月までの関連した研究が抽出されています。


9報の24,297名の参加者がメタ解析の対象となりました。

追跡期間中に5,324名が死亡しています。



各種の交絡因子で補正後、

血中ビタミンDが高値の群に比べて、

低値の群では、

全死亡率が19%高くなっていました。

(HR 1.19, 95% CI 1.12-1.27)




年齢層別解析では、

高齢者層では25%高い死亡率、

若年者層では12%高い死亡率

でした。




以上のデータから、

ビタミンDが低いと、全死亡率が高いという相関が示唆されます。



この関連は、若年者よりも高齢者のほうで顕著でした。







一般に、
健康保持や疾病予防の目的で利用されるビタミンD3サプリメントの摂取量は、
1日あたり
25マイクログラム(1,000IU)から50マイクログラム(2,000IU)です。


ビタミンDは、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な作用を有する脂溶性ビタミンの1種です。

多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。



日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。



DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、
臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/ml増加する、
という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。







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医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】

【健康食品FAQ】

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