サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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病院内での感染リスクとビタミンD値との関係 [2013年08月20日(火)]
今月の臨床栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、病院内での感染リスクと、入院前の血中ビタミンD値との関連を調べた臨床研究が、米国のグループ(Brigham and Women's Hospital)から報告されていました。
(Am J Clin Nutr. 2013 Aug 14.)



ビタミンDには、免疫調節作用があり、感染症リスク低下作用が示されています。


作用機序として、例えば、

ビタミンDによるディフェンシンの産生増加などが推定されています。




入院時には、院内感染リスクが問題になり、特に、免疫力が低下している患者では、感染症予防対策が重要です。




そこで、今回の研究では、入院前のビタミンD値と、院内感染リスクとの関連が調べられました。



具体的には、

ボストンの研修病院2施設において、

1993年から2010年の間に入院した成人患者2,135名を対象に、

院内感染としての院内カテーテル由来血流感染(hospital-acquired bloodstream infection, HABSI)のリスクと、

血中ビタミンD値が測定されています。



主アウトカムは、

HABSI(院内カテーテル由来血流感染)であり、

入院48時間後の血液検体が用いられ、

血中ビタミンD値(25(OH)D)との関連が調べられました。




解析の結果、

血中ビタミンD値が30ng/mL以上の患者に比べて、

30ng/mL未満の患者では、

HABSI(院内カテーテル由来血流感染)リスクが有意に高かったということです。




ビタミンD値が

10ng/mL未満の患者では、リスクが2.33倍、

10〜19.9ng/mLの患者では1.60倍、

20〜29.9ng/mLの患者では1.13倍

でした。




年齢や性別、人種、疾患別などの交絡因子で補正後、

それぞれ、1.95倍、1.36倍、0.98倍

となっています。



以上のデータから、

入院時に血中ビタミンD値が低値であると、

院内感染リスクが高くなる、

(ビタミンD欠乏により免疫力が低下しているため、院内感染症に罹りやすくなる)

と考えられます。






今後、介入試験による因果関係の検証が期待されます。


ビタミンD3サプリメントは、費用対効果の高いベーシックサプリメントの一つですので、広く推奨できます。



近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。



一般に、
健康保持や疾病予防の目的で利用されるビタミンD3サプリメントの摂取量は、
1日あたり
25マイクログラム(1,000IU)から50マイクログラム(2,000IU)です。


ビタミンDは、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な作用を有する脂溶性ビタミンの1種です。

多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。



日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。



DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、
臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/ml増加する、
という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。







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医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】

【健康食品FAQ】

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