高血圧研究の専門ジャーナル(電子版)に、起立性低血圧とビタミンDとの関連を調べた系統的レビューとメタ解析が報告されていました。
(J Hypertens. 2016 Mar 28.)
ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗炎症作用を有しており、さまざまな生活習慣病やいわゆる難治性疾患に対して、補完療法として広く利用されるようになりました。
また、未病や生活習慣病では、ビタミンDが不足していることも知られています。
起立性低血圧は、転倒などを生じうるため、高齢者で特に問題となります。
近年、
ビタミンD低値(血中25OH-D低値)が、起立性低血圧のリスクであることが示唆されています。
そこで、今回の研究では、
起立性低血圧と、血中ビタミンD値との関連が検証されました。
具体的には、2015年9月までの主な医学データベースから、
起立性低血圧とビタミンD値を調べた研究が検索され、
317報が抽出されました。
横断研究5報から、
3,646名(うち1,270名がビタミンD低値、 2,376名は正常範囲)のデータが解析の対象となりました。
解析の結果、
血中ビタミンDが低い群では、
起立性低血圧が有意に高いという相関が見出されました。
(OR = 1.88; 95% CI: 1.25-2.84; I = 68%)
(正常群に比べて、ビタミンD低値群では、88%のリスク増加)
また、
この相関は、
年齢や性別、BMI、腎機能、身体活動、季節性変動、降圧剤服用、ビタミンDサプリメント利用といった交絡因子で補正後でも同様に認められていました。
さらに、
縦断研究1報でも、
血中ビタミンD低値と、起立性低血圧との有意な相関が見出されています。
以上のデータから、
起立性低血圧と、血中ビタミンD不足との関連が示唆されます。
今後、ビタミンDサプリメントの投与といった介入試験による予防やリスク低減作用の検証が期待される分野です。
中高年以上の疾病予防・健康増進のためには、
下記のサプリメントは、すべてベーシックサプリメントとして摂取が推奨できます。
すべての摂取にかかるコストは1か月分で、2,000円程度から、ですので、
安全性・有効性に加えて、経済性(費用対効果)にも優れています。
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