サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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ビタミンDサプリメントが乳児のアレルギーを抑制する [2016年04月13日(水)]
今月のアレルギー研究の専門ジャーナル(電子版)に、妊娠中および乳児へのビタミンD投与による乳児での空気アレルゲン感作リスク低減効果を示した臨床研究が、ニュージーランドのグループ(University of Auckland)から報告されていました。
(Allergy. 2016 Apr 6.)




ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗炎症作用を有しており、さまざまな生活習慣病やいわゆる難治性疾患に対して、補完療法として広く利用されるようになりました。

また、未病や生活習慣病では、ビタミンDが不足していることも知られています。



今回の研究では、

妊婦および乳児に対して、ビタミンDサプリメント投与により、

空気(空中)アレルゲンへの感作リスクおよび呼吸器疾患への作用が検証されました。


具体的には、

二重盲検ランダム化偽薬対照試験として、

27週から出産までの間の妊婦を対象に、

また、続いて、
乳児を対象に、出生から6ヵ月後まで、

・経口ビタミンD投与群
(2種類の用量;妊婦/乳児=1000IU/400IU, あるいは2000IU/800IU)

・偽薬投与群

について投与試験が行われ、

出生18ヶ月の時点で、乳児を対象に、血中IgE抗体の測定、および風邪/中耳炎/上気道感染症などによる家庭医受診が調べられました。


260名中185名(71%)の小児で、特異的IgEが測定されました。


4種類のダニ抗原に対して、小児の感作状況に相違が示されました。

(コナヒョウヒダニ(Der-f1, Der-f2)、ヤケヒョウヒダニ(Der-p1, Der-p2)の4種類の抗原)


偽薬、低用量ビタミンD、高用量ビタミンDでの各群の感作の割合は、
それぞれ次のように、ビタミンDの用量依存的に低く、有意差が認められました。

Der-f1 (18%, 10%, 2%), Der-f2 (14%, 3%, 2%), Der-p1 (19%, 14%, 3%), Der-p2 (12%, 2%, 3%)
(all P<0&#183;05)



また、

喘息で家庭医を受診した小児の割合にも有意差が認められています。
(11%, 0%, 4%, P=0&#183;002)

(その他の呼吸器疾患では、各群間での有意差はナシ。)



以上のデータから、

妊婦および乳児におけるビタミンDサプリメントの投与により、

ダニアレルギー感作リスク低減作用が示唆されます。





近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防、ヘルシーエイジングを目的としたビタミンD3サプリメントは、

1日あたり

25マイクログラム(1,000 IU)から、50マイクログラム(2,000 IU)が推奨されます


ビタミンD3サプリメントは、安全性、有効性、経済性に優れていますので、健康保持や疾病予防、あるいは多くの疾患での栄養状態を改善する前提条件に、ベーシックサプリメントとして広く利用されることが推奨できます。



多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。

米国での関連学会は、下記の推奨をしています。


米国老年医学会は、1日あたり4,000 IUを推奨

米国老年医学会(AGS)では、高齢者における転倒や骨折を予防するために、血中ビタミンD値(25OH-D)が30 ng/mL (75 nmol/L)は必要としています。

そして、ビタミンDの推奨量は、1日あたり4,000 IUとしています。

(これは、食事、サプリメント、日光暴露による総量です。
なお、この量は、現実的には食事のみからでは不可能であるため、サプリメントを利用することになります。)


米国内分泌学会は、1日あたり1,500 IU〜2,000 IUを推奨

米国内分泌学会のガイドラインでは、1日あたりの所要を男女とも年齢によって、次の3段階に分けています。
1歳未満の乳児は400〜1,000 IU、
1歳〜18歳では600〜1,000 IU、
19歳以上では1,500 IU〜2,000 IU


サプリメントでは、ビタミンD3が用いられます。





日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。






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