呼吸器のアレルギー病態である喘息や喘鳴について、胎児期のビタミンD不足との関連が示唆されています。
昨年の論文ですが、臨床アレルギー・免疫学の専門ジャーナルに、妊娠中のビタミンサプリメントの摂取と、妊娠アウトカムとの関連を調べたメタ解析が報告されていました。
(J Allergy Clin Immunol Pract. 2016 Nov 22)
具体的には、
子供でのアレルギー疾患発症に対する妊娠期間中のビタミンサプリメントの摂取の影響を検証する目的で、
主要医学データベースを用いて、
(CENTRAL, MEDLINE, SCOPUS, World Health Organization's International Clinical Trials Registration, E-theses, Web of Science)
ランダム化比較試験(RCT)が検索され、
5報から、2456名の小児のデータが抽出されました。
内訳は、
ビタミンC+E;1報、ビタミンC;1報、ビタミンD;3報で、
偽薬/対照との比較です。
ビタミンDサプリメントを妊婦に投与した3報、小児1493名に関して、メタ解析が行われた結果、
ビタミンDの妊娠中の摂取により、小児の反復性喘鳴の有意な減少が認められたということです。
(約19%の減少. RR 0.812; 95% CI, 0.67-0.98)
なお、
ビタミンC+E、ビタミンCについては、2報の間での異質性が高く、メタ解析は行われませんでした。
以上のデータから、
小児の反復性喘鳴の予防/リスク低減に対して、
妊娠中のビタミンDサプリメントの好影響が示唆されます。
今後、補完療法としての適正使用情報の構築が期待されます。
最近では次の研究が知られています。
妊娠中のマルチビタミンサプリメントが小児の多動性リスクを低減
妊娠中には、ビタミンやミネラルの必要量が増加しますので、
米国では、妊娠中には、
Prenatal vitaminsとして、ビタミン類やミネラル類のサプリメントを摂取することは当然とされています。
妊娠中は、バランスの取れた食事に加えて、マルチビタミンおよびマルチミネラルサプリメントの摂取が必須です。
マルチビタミン 徳用90日分【栄養機能食品(ビタミンB1・ビタミンC・ビタミンE)】
12種類のビタミンを手軽にチャージ!1日1粒で必要摂取基準量が摂れる!
マルチミネラル 徳用90日分【栄養機能食品(鉄・亜鉛・マグネシウム)】
カラダを支えるミネラル10種類をバランスよく配合!
葉酸 30日分
厚生労働省も推奨! 赤ちゃんを考えたら、毎日とりたい栄養素
------------------------------------------------------------------
DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。
DHCが日本のサプリを健康にします。
「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定
サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報
医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】
【健康食品FAQ】
DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)
------------------------------------------------------------------