薬理学の専門ジャーナルに、メタボリック症候群におけるウコン由来クルクミンの有用性を示した臨床研究が、イラン、メキシコ、米国、豪州のグループから報告されていました。
(Biomed Pharmacother. 2016 Aug;82:578-82.)
メタボリック症候群・内臓脂肪症候群では、内臓脂肪からさまざまなサイトカインが産生され、慢性炎症を惹起します。
慢性炎症は、動脈硬化を促進し、さまざまな代謝性疾患、生活習慣病の発症に関与します。
したがって、メタボリック症候群や肥満対策のサプリメントとして、
減量という機能性よりも、慢性炎症を抑制することで、肥満に伴う生活習慣病のリスクを低減できると考えられます。
ウコンには有効成分としてクルクミンが存在し、抗酸化作用や抗炎症作用を示します。
分子メカニズムは、NF-κB抑制を介した抗炎症作用です。
先行研究では、次の報告があります。
クルクミンによるアディポネクチンとレプチンへの働き@メタボリック症候群
今回の研究では、
メタボリック症候群におけるクルクミンサプリメントの血中サイトカイン類への働きが検証されました。
具体的には、
ランダム化偽薬対照試験として、
メタボリック症候群を有する男女を対象に、
・クルクミン(1グラム/日)投与群:59名
・偽薬投与群:58名
の2群について、8週間の介入試験が行われました。
解析の結果、
まず、
クルクミンサプリメント投与群では、
投与の前後で、
血中サイトカイン類(TNF-α, IL-6, TGF-β, MCP-1)の有意な減少が見出されました。
(p<0.001)
一方、
偽薬投与群では、
投与の前後で、
血中TGF-βが有意に減少し、
(p=0.003)
IL-6 (p=0.735), TNF-α (p=0.138),MCP-1 (p=0.832)では有意な変化は見出されませんでした。
次に、
クルクミン投与群と偽薬投与群の両群間の比較では、
血中TNF-α, IL-6, TGF-β, MCP-1値に関して、クルクミン投与群にてより顕著な減少が見出されました。
(p<0.001)
さらに、
交絡因子(血中脂質や血糖値、投与前のサイトカイン類)で補正後でも、
IL-6以外のサイトカイン類の変化は有意差が認められたということです。
以上のデータから、
メタボリック症候群において、
ウコン由来のクルクミンの投与により、炎症惹起サイトカイン類の抑制作用が示唆されます。
今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。
DHCでのウコンサプリメントには、下記の製品があります。
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DHCでは、健康的に美しく減量し、適正な体重を維持する、リバウンドを予防することを目的として、製品やサービスを提供しています。
DHCのアプローチの特徴は、非対面式による製品やサービスが組み合わされていることです。
非対面式であることは、医療機関の一般的な肥満外来を受診するのに比べて、時間的な制約が少ないというメリットがあります。
(会社員が平日の昼間、減量のために医療機関を定期的に受診するというのは負担がかかると思います。)
DHCでは、具体的には、
@フォーミュラ食(代替食):1日1食から2食の置き換え食
「DHCプロティンダイエット」シリーズ
(
フォーミュラ食(置き換え食)は日本では2種類しかない???)
A遺伝子検査キット:遺伝子変異(β3AR、UCP1、β2ARの3種類の検出)
「
DHCの遺伝子検査・ダイエット対策キット」
⇒生活習慣の調査と遺伝子変異から「パーソナルカルテ」を作成
Bサプリメント:
フォースコリー(コレウス・フォルスコリ、Coleus forskohlii)などを補完的に利用
C
非対面式フォローアップ (必要に応じて管理栄養士による無料電話相談)
以上を組み合わせた非対面式のアプローチは、
3か月の介入による「置き換え食を用いた減量支援プログラム」(DHCダイエットアワード)を定期的に実施し、検証を行っています。
(DHCの非対面式アプローチについて、安全性と有効性についての学会発表も行っています。)
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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
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