サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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抗がん剤/化学療法による末梢神経痛にアロマセラピーマッサージが有用 [2017年12月07日(木)]
今日、通りがかったイルミネーションです。





さて、今日の私的なお勉強日記です。

今月のがん看護学の専門ジャーナル(電子版)に、抗がん剤/化学療法の副作用として生じる末梢神経痛に対して、アロマセラピーマッサージの有用性を示した臨床研究が、トルコのグループ(Hacettepe University)から報告されていました。
(Cancer Nurs. 2017 Dec 2.)


抗がん剤のオキサリプラチンの副作用として、末梢神経障害と疲労が知られています。


アロマセラピーマッサージは、非薬物療法として、疼痛などに対する有用性が示唆されています。

そこで、今回の研究では、


オープンラベルランダム化比較試験として、

オキサリプラチンを投与され末梢神経痛および疲労を有する患者46名を対象に、

・アロマセラピーマッサージ施行群:22名、
(1週間あたり3回、アロマセラピーマッサージを施行)

・対照群:24名
(通常ケアのみ施行)

の2群について、

6週間の介入が行われ、

7週目と8週目は両群とも非介入でフォローアップされ、


神経痛の評価、
(Douleur Neuropathique 4 Questions)

および

疲労の評価が行われています。
(Piper Fatigue Scale)




解析の結果、

対照群に比べて、

アロマセラピーマッサージ介入群では、

6週間後の時点で、

末梢神経痛の有意な軽減が認められたということです。


また、

疼痛を伴う感覚異常のスコアも、

2週目、4週目、6週目の時点で、

対照群に比べて、介入群で有意に低下しました。


さらに、

8週目の時点で、

対照群に比べて、

介入群では、

疲労の重症度の有意な軽減が見出されました。
(P < .05)


以上のデータから、

がんの化学療法に伴う末梢神経痛および疲労について、

アロマセラピーマッサージの有用性が示唆されます。

アロマテラピーは、安全性が高く、補完療法として様々な分野に用いられています。



最近の研究では、

アロマセラピーによる認知症改善作用



アロマセラピーによる術後の鎮痛効果



アロマセラピーによるストレス軽減効果@看護師



アロマセラピーによる掻痒改善効果@慢性維持透析患者


も示されています。



なお、
日本では、アロマセラピーの精油(エッセンシャルオイル)は雑貨扱いになっており、
品質が玉石混淆です。


したがって、一定以上の品質を有する、質の高いアロマセラピー製品を選ぶ必要があります。


DHCでは、アロマセラピーの関連製品を扱っています。






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