サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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カフェイン入り飲料の摂取と血中の葉酸の低値が相関:エコチル調査(千葉) [2018年05月05日(土)]
疫学研究の専門ジャーナル(電子版)に、千葉県の妊婦において、カフェイン入り飲料の摂取と、血中葉酸値との関連を調べた研究が、千葉大学のグループから報告されていました。
(J Epidemiol. 2018 Apr 28.)



妊娠初期における葉酸の摂取不足は、神経管閉鎖障害(二分脊椎)の主な原因となることから、厚生省(当時)は、H12年の通知により、

妊娠1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月まで、食事に加えて葉酸サプリメント(合成の栄養補助食品)での摂取を推奨しています。


しかし、日本の母子保健では、母子健康手帳に葉酸サプリメントについて記載があるだけですので、
葉酸摂取の重要性に関する啓発のタイミングが遅すぎ、結果的に、過去30年間、日本では二分脊椎の新生児が増え続けています。
(行政の不作為が原因です。)

日本では、これまでに複数の調査によって、妊娠時に適切なタイミングで葉酸サプリメントを利用していた妊婦の割合は数%〜10%という報告があります。


例えば、
環境省「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」
に関連して、

高知県内の妊婦9割が葉酸不足 環境省「エコチル調査」で判明

という報道がありました。


したがって、

妊娠を考える女性に対しては、葉酸サプリメント摂取の啓発が必要です。

また、実際にサプリメントを利用するとなると、
続けられる価格、適正な価格の葉酸サプリメント製品が、選択肢として必要となります。


今回の千葉大学の研究は、カフェイン入り飲料の摂取と、血中葉酸濃度を調べています。

しかし、前述のように、今の日本では、葉酸サプリメントの適正使用に関する啓発が最優先の課題であり、ちょっとのんきな報告です。。。



先行研究では、

妊娠中のカフェインの摂取が、胎児の健康に影響を与えることが示唆されています。

しかし、
緑茶やウーロン茶などに由来するカフェインの摂取による影響は十分に明らかになっていません。

また、緑茶やウーロン茶のカテキン類が、葉酸の吸収を阻害する可能性があることから、

妊娠中のカフェイン入り飲料の摂取や、緑茶やウーロン茶の摂取による、血中葉酸値への影響も想定されます。


そこで、今回の研究では、

日本人の妊婦において、カフェイン入り飲料の摂取と、血中葉酸値との関連が検証されました。

具体的には、

エコチル調査(JECS 、Japan Environment and Children's Study)の千葉ユニットセンターにて、

葉酸サプリメントを摂っていない妊婦2,701名を対象に、

血中葉酸値が測定され、

カフェインの摂取が自己記入式の食事記録によって調べられています。


解析の結果、

血中葉酸値が低値および正常の群では、

カフェインの摂取量は、
それぞれ、42.3 mg/1,000 kcal と34.4 mg/1,000 kcal、

タンニンの摂取量は、それぞれ、
40.8 mg/1,000 kcal と36.3 mg/1,000 kcalでした。


回帰分析の結果、

血中葉酸値と、

カフェインおよびタンニンの摂取との間には有意な負の相関が認められ、


食事からの葉酸の摂取量との間には有意な正相関が見出されたということです。



以上のデータから、

論文著者らは、

妊婦において、
コーヒーや緑茶、ウーロン茶といったカフェイン入り飲料の摂取には注意が必要である、

と考察しています。



この研究では、
葉酸サプリメントを摂取していない妊婦が対象になっています。

そもそも葉酸サプリメントを摂っていないことのほうが大問題であり、ずいぶんとのんきな考察だなというのが私の印象です。


アメリカでは妊娠がわかれば、産婦人科医が妊婦に対して、ビタミンやミネラルが含まれるサプリメントを摂るように言っています。

特別なサプリメントを摂るのではなくて、

1カ月当たり数百円のマルチビタミン、マルチミネラルで十分です。

また、DHAやEPAもサプリメントでの摂取をお勧めします。



妊娠初期における葉酸の摂取不足は、神経管閉鎖障害(二分脊椎)の主な原因となることから、厚生労働省は、H12年の通知により、

妊娠1ヶ月前から妊娠3ヶ月まで、食事に加えて葉酸サプリメントでの摂取を推奨しています。


しかし、日本の母子保健では、母子手帳に葉酸サプリメントについて記載があるだけですので、
葉酸摂取の重要性に関する啓発のタイミングが遅すぎ、結果的に、過去30年間、日本では二分脊椎の新生児が増え続けています。

日本では、これまでに複数の調査によって、妊娠時に適切なタイミングで葉酸サプリメントを利用していた妊婦の割合は数%〜10%という報告があります。

例えば、
環境省「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」
に関連して、

高知県内の妊婦9割が葉酸不足 環境省「エコチル調査」で判明

という報道がありました。


公益財団法人 難病医学研究財団/難病情報センターの二分脊椎に関する情報では、

「葉酸の役割を若年女性へ知らしめ、葉酸サプリメントの内服率を上昇させ、二分脊椎の発生頻度を低下させることが急務である」

と記載されています。

DHCの葉酸サプリメントは、国内マーケットシェア第1位です。

複数の地方自治体では、母子保健行政の中で、DHC葉酸を配布し、啓発を行っています。






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