サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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ビタミンDサプリメントによる抗炎症作用@閉経後の女性 [2018年05月13日(日)]
今月の婦人科学の専門ジャーナル(電子版)に、閉経後の女性において、ビタミンDサプリメントによる炎症関連指標への作用を検証した臨床研究が、ブラジルのグループ(Sao Paulo State University)から報告されていました。
(Menopause. 2018 May 7)



ビタミンDは、抗炎症作用を有しており、生活習慣病のリスク低減作用が示唆されています。

今回の研究では、

比較的若年の閉経後の女性において、

ビタミンDサプリメント投与による免疫系および炎症関連指標への作用が検証されました。


具体的には、

二重盲検偽薬対照試験として、

50歳から65歳の閉経後の(12ヶ月以上、月経のない)女性160名を対象に、

・ビタミンDサプリメント投与群:80名、
(1日あたり1,000 IUのビタミンD3サプリメント投与)

・偽薬投与群:80名

の2群について、

9ヶ月間の介入が行われ、

介入の前後で、

ILs-1β, IL-5, IL-6, IL-10, IL-12ρ70, IL-17α, TNF-α, IF-γなどの関連指標が測定されました。


解析の結果、

9ヶ月間の介入後に、

まず、

血中ビタミンD値(25(OH)D)の有意な上昇が

ビタミンD3サプリメント投与群では有意に上昇し、
(+45.4%, P&#8202;<&#8202;0.001)

偽薬投与群では、有意な減少を認めました。
(-18.5%, P&#8202;=&#8202;0.049)


次に、

ビタミンD投与群では、

炎症関連マーカーであるIL-5, IL-12p70, IL-17α, TNF-α, IF-γの有意な低下が認められました。
(P&#8202;<&#8202;0.05)


また、

IL-5 とIL-6値は、

偽薬群に比べて、

ビタミンD3サプリメント投与群において

有意な減少を示しました。
(P&#8202;<&#8202;0.05)


なお、
IL-1β と IL-10 では両群間での有意差は認められませんでした。


以上のデータから、

閉経後の女性において、

1日あたり1,000 IUのビタミンD3サプリメントの9ヶ月間投与による抗炎症作用が示唆されます。


慢性炎症は、さまざまな生活習慣病の病態となる原因ですので、

健康増進・疾病予防には、抗炎症作用を有するサプリメントが、ベーシックサプリメントとして推奨できます。

ビタミン類では、ビタミンD3、

ファイトケミカルでは、濃縮ウコン
が定番でしょう。


近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防の目的で利用されるビタミンD3サプリメントの摂取量は、
1日あたり
25マイクログラム(1,000IU)から50マイクログラム(2,000IU)です。


ビタミンDは、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な作用を有する脂溶性ビタミンの1種です。

多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。



日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。


日本人2型糖尿病患者の90%以上がビタミンD不足


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病



ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析



ビタミンDによる妊娠糖尿病での糖代謝改善作用:メタ解析


ビタミンD低値が高血糖と相関する:メタ解析




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。







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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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