サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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抗酸化ビタミンが死亡率を抑える@日本人女性 [2018年06月04日(月)]
疫学研究の専門ジャーナルに、日本人において、抗酸化ビタミンの摂取と、全死亡率との関連を調べた研究が、筑波大学他のグループから報告されていました。
(J Epidemiol. 2018 May 26.)



酸化ストレスは、がんをはじめとする多くの生活習慣病の原因となります。

抗酸化ビタミンの摂取は、抗酸化作用を介して、これらのリスクを減らすと考えられます。


マルチビタミンやマルチミネラルは、ベーシックサプリメントとして、年齢や性別に関係なく成人すべてに推奨できます。


マルチビタミンサプリメントの有用性に関して、次の研究が知られています。


マルチビタミン・ミネラルと死亡率の関係:メタ解析

マルチビタミン・ミネラルサプリメントで栄養素不足が解消


50歳以上の米国の男性医師14,641名を対象にした研究で、

マルチビタミンによるがんリスク低減効果

(平均的な日本人を集団で対象とする場合、現代の食生活では潜在的な栄養素の不足という問題は想定されますが、マルチビタミンの投与で死亡率低下というデータまでは検出できないと思います。)

(なお、マルチビタミン・ミネラルサプリメントによる抗がん作用や死亡率低下のメカニズムとしては、ビタミンCやビタミンE、セレンといった抗酸化作用を持つ成分が、酸化障害の抑制を介して、抗がん作用および生活習慣病予防効果を示す、となります。)


さて、
今回の研究では、

日本人において、

食事からのビタミンCやビタミンE、主なカロテノイドの摂取と、全死亡率との関連が検証されました。



具体的には、
JACC研究の一環として、

1988-1990年の時点で、40−79歳の参加者、男性22,795名と女性35,539名を対象に、

食事調査が行われ、2009年までフォローアップされました。

(JACC Study;Japan Collaborative Cohort Study for Evaluation of Cancer Riskは、
日本人の生活習慣ががんとどのように関連しているかを明らかにすることを目的としています。)


フォローアップ期間中
(中央値は、男性では18.9 年、女性では19.4年)

死亡は、男性6,179名、 女性 5,355名でした。


解析の結果、


ビタミンCの摂取量が、

5分位で最低群に比べて、

最高群の女性では、全死亡率が17%有意に低下、
(HR;0.83、95%CI, 0.76-0.90; P for trend < 0.0001)


ビタミンEの摂取量で最高群では、

15%の有意な低下
(HR; 0.85, 95% CI, 0.78-0.93; P for trend < 0.0001)


βカロテンの摂取量では、

12%の有意な低下
(HR;0.88, 95% CI, 0.81-0.96; P for trend = 0.0006)


ベータクリプトキサンチンの摂取量では、

10%の有意な低下
(HR 0.90, 95% CI, 0.82-0.98; P for trend = 0.0002)

という相関が見出されました。



これらの微量栄養素のうちのいずれかの2つの組み合わせに関する解析では、

女性において、

摂取量が少ない群に比べて、

多い群では、

死亡率が12-17%低下するという相関が認められています。



層別解析では、

女性の非喫煙者において、

5分位での比較で、

ビタミンC、ビタミンE、βカロテンの摂取量が多いと、

死亡率が低いという有意な相関が見出されています。

(女性の喫煙者、および、男性(喫煙と非喫煙)では有意な相関は検出されませんでした。)


以上のデータから、

中高年の日本人女性において、

食事からの抗酸化ビタミン類の摂取が多いと、

さまざまな疾患の死亡率(全死亡率)が有意に低いという相関が示唆されます。

この相関は、女性の非喫煙者において、より顕著です。



ビタミンCやビタミンE、カロテノイド類の抗酸化作用によるがんなど生活習慣病のリスク低下作用は明確です。

一般的には、「食事からバランスよく」摂ることが推奨され、がん予防にサプリメントの推奨には至っていません(これは、サプリメント製品には、ばらつきが大きいので、サプリメント製品全般すべてを推奨はできないでしょうし、かといって、個別のものをという判断も難しいという事情があると思います。)

また、
今回の研究では、
非喫煙者の女性で、個別の微量栄養素(ビタミンC,E,カロテノイド類)による死亡率低下が見出されました。

喫煙者では、言うまでもなく、発がん物質の摂取が多いため、食事からの摂取では十分ではないことが考えられます。

また、男性では、若年から壮年期にかけて女性よりも酸化ストレスが多いことが分かっています。
(日本人を対象にした研究です。)


そこで、男性及び喫煙者では(喫煙者はタバコを止めることが先決ですが)、抗酸化ビタミンサプリメントの投与であれば有用性が検出できた可能性もあります。




中高年以上の疾病予防・健康増進のためには、

下記のサプリメントは、すべてベーシックサプリメントとして摂取が推奨できます。


すべての摂取にかかるコストは1か月分で、2,000円程度から、ですので、

安全性・有効性に加えて、経済性(費用対効果)にも優れています。



マルチビタミン、
(マルチビタミン 徳用90日分 \886(税込\956)) ⇒1ヵ月分は約300円。


マルチミネラル、
(マルチミネラル 徳用90日分【栄養機能食品(鉄・亜鉛・マグネシウム)】\1,239(税込\1,338))  ⇒1ヵ月分は約450円。


ビタミンC ハードカプセル(1,000mg)
(ビタミンC(ハードカプセル)徳用90日分【栄養機能食品(ビタミンC・ビタミンB2)】\629(税込\679)) ⇒1ヵ月分は約210円。



ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。



コエンザイムQ10、
(コエンザイムQ10 包接体 徳用90日分  通常価格\2,143(税抜))  ⇒1ヵ月分は約700円。




↑ 上記は、合計で一か月分が約2,000円ほどです。中高年以上の全員に推奨できるベーシックな成分です。



↓ 下記の成分は、上記に加えて追加する場合に、優先されるサプリメントです。

EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))



DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))


乳酸菌
(届くビフィズス 30日分 通常価格 \1,429(税抜))











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