今月の内科学の専門ジャーナルに、長期入院患者では、ビタミンC欠乏状態にあるという調査研究が、オーストラリアのグループ(Flinders Medical Centre)から報告されていました。
(Intern Med J. 2018 Jul 3.)
ビタミンC(アスコルビン酸)は、抗酸化作用を有する水溶性ビタミンであり、
1日当たり1000mgから数グラムの摂取による疾病リスク低減作用が考えられています。
ビタミンC ハードカプセル(1,000mg)
(ビタミンC(ハードカプセル)徳用90日分【栄養機能食品(ビタミンC・ビタミンB2)】\629(税込\679)) ⇒1ヵ月分は約210円。
また、ビタミンCは、コラーゲンの生成に必須のビタミンであり、
ビタミンCが欠乏すると、出血傾向や血管内皮機能障害など様々な組織や臓器障害を生じます。
欠乏症を予防するためのビタミンCの摂取量は、1日当たり100mgです。
さて、
今回の研究では、
入院患者におけるビタミンCの充足状態および臨床症状に関する調査が行われました。
具体的には、
オーストラリアの3次救急病院での観察研究として、
入院患者200名を対象に、
血中ビタミンCの血中濃度が測定され、
ビタミンC値は、28 μmol/L以上を正常範囲、
28 μmol/L未満を低値として、臨床症状との関係が調べられています。
参加者200名中、
ビタミンC値が測定された149名のうち、
ビタミンCが正常範囲であったのは、
35名 (23.5%)であり、
114名(76.5%)がビタミンC不足の状態でした。
次に、
ビタミンCが不足している入院患者では、
炎症マーカーのCRPが有意に高値でした。
入院期間の中央値は、
ビタミンC低値の患者では、ビタミンC正常範囲の患者に比べて、
有意に長い日数(2日間長い)であり、
(6 days (IQR 4, 8) vs. 4 days (IQR 3, 6), p=0.02)
また、
入院期間が5日を超えた場合には、ビタミンC低値リスクが4倍になるという相関も見出されました。
その他の臨床アウトカムでは、両群間に有意差は認められません弟子tあ。
以上のデータから、
入院患者では、ビタミンC低値が高率に認められ、
特に入院期間が長くなると、リスクが高くなることが示唆されます。
日本褥瘡学会のガイドラインでは、
ビタミンCは、亜鉛やコラーゲンペプチド、オメガ3系必須脂肪酸などとともに、栄養補給に有用である、
と明記されています。
【推奨文】 亜鉛、アスコルビン酸、アルギニン、L-カルノシン、n-3系脂肪酸、コラーゲン加水分解物など疾患を考慮したうえで補給してもよい.「褥瘡予防・管理ガイドライン(第 4 版)」(日本褥瘡学会 2015年)
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中高年以上の疾病予防・健康増進のためには、
下記のサプリメントは、すべてベーシックサプリメントとして摂取が推奨できます。
すべての摂取にかかるコストは1か月分で、2,000円程度から、ですので、
安全性・有効性に加えて、経済性(費用対効果)にも優れています。
マルチビタミン、
(マルチビタミン 徳用90日分 \886(税込\956)) ⇒1ヵ月分は約300円。
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(コエンザイムQ10 包接体 徳用90日分 通常価格\2,143(税抜)) ⇒1ヵ月分は約700円。
↑ 上記は、合計で一か月分が約2,000円ほどです。中高年以上の全員に推奨できるベーシックな成分です。
↓ 下記の成分は、上記に加えて追加する場合に、優先されるサプリメントです。
EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))
DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))
乳酸菌
(届くビフィズス 30日分 通常価格 \1,429(税抜))
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