サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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アトピー性皮膚炎に対するビタミン・ミネラルの効果:系統的レビュー [2019年03月24日(日)]


今月の皮膚科学の専門ジャーナル(電子版)に、アトピー性皮膚炎に対するビタミン・ミネラルの働きを検証した系統的レビューが、米国のグループから報告されていました。
(Int J Dermatol. 2019 Mar 20.)


アトピー性皮膚炎は、

慢性炎症性の疾患であり、表皮の防御機能が障害されています。


今回の系統的レビューでは、

補完療法としての経口のビタミン、ミネラルサプリメントの有用性が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(MEDLINE, EMBASE, Cochrane)

2018年2月までの論文が検索され、

アトピー性皮膚炎に対する治療あるいは予防に対して、

ビタミンサプリメントの経口投与を行った臨床試験が検索され、

300報を超える論文から37報の研究が、レビューの対象となりました。


解析の結果、

アトピー性皮膚炎の症状軽減に対する有用性が、ビタミンEおよびビタミンDサプリメントにて見出されました。


また、
プロバイオティクスは、アトピー性皮膚炎の炎症の予防に対する有用性が示唆されました。

さらに、
DHAやサージオイルなどは、アトピー性皮膚炎の重症度の抑制に有用でした。


今回の系統的レビューから、

アトピー性皮膚炎に対する補完療法として、抗炎症作用を有するビタミンや脂肪酸の有用性が示唆されます。

先行研究では、次のような報告があります。


プロバイオティクスによるアトピー性皮膚炎の予防効果:メタ解析


大豆製品・イソフラボンの摂取が多いとアレルギー性疾患の罹患率が低下


小児のアトピー性皮膚炎ではビタミンDが低値:メタ解析




近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防の目的で利用されるビタミンD3サプリメントの摂取量は、
1日あたり
25マイクログラム(1,000IU)から50マイクログラム(2,000IU)です。


ビタミンDは、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な作用を有する脂溶性ビタミンの1種です。

多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。



日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。


日本人2型糖尿病患者の90%以上がビタミンD不足


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病



ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析



ビタミンDによる妊娠糖尿病での糖代謝改善作用:メタ解析


ビタミンD低値が高血糖と相関する:メタ解析




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


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