サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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イソフラボンが膀胱がんのリスクを低減する [2019年04月03日(水)]
がん研究の専門ジャーナル(電子版)に、イソフラボンの摂取と、膀胱がんリスクとの関連を調べた疫学研究が、イタリアのグループ(Università degli Studi di Milano)から報告されていました。
(Cancer Causes Control. 2019 Mar 22.)


植物に含まれるファイトケミカルは、抗酸化作用や抗炎症作用を有しており、

生活習慣病予防の作用があります。

ファイトケミカルには、カロテノイド類やフラボノイド類があり、それぞれに多くの分類があります。



今回の研究では、

フラボノイド類の摂取と、膀胱がんリスクとの関連が検証されました。


具体的には、

症例対照研究として、

膀胱がん患者690名、

対照群665名を対象に、

食事調査が行われ、



イソフラボンの摂取、

アントシアニジン類の摂取、

フラバン3オール、

フラバノン類、

フラボン類、

フラバノール類

の摂取量が調べられました。



解析の結果、

交絡因子で補正後、

膀胱がんリスクは、

イソフラボンの摂取の5分位で最高群は、

最低群に比べて、44%の有意なリスク低下、

(OR  = 0.56, 95% CI 0.37-0.84)


フラボン類の摂取の5分位で最高群は、

最低群に比べて、

36%の有意なリスク低下、

(OR = 0.64, 95% CI 0.44-0.95)

という相関が見出されたということです。


また、

フラバン3オール
(OR = 0.70),

フラボノール類、
(OR = 0.85)

総フラボノイド
(OR = 0.76)

の摂取と、

膀胱がんリスクとの間には、摂取量が多いとリスク低減の傾向という相関が見出されました。


以上のデータから、

フラボノイド類、特にイソフラボンの摂取が多いと、

膀胱がんリスクを低減するという相関が示唆されます。


先行研究では,大豆製品の摂取による乳がんや前立腺がん、消化器がんのリスク低下作用が示されています。


大豆と大豆イソフラボンが膀胱がんリスクを低下:高山スタディ


大豆イソフラボンによる胃がんリスク低下:高山スタディ


納豆の摂取が心臓病を予防する:高山スタディ


大豆など植物性食品の一部には、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカルの1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気の他、さまざまな生活習慣病に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。

最近の研究として、次の報告が知られています。


大豆イソフラボンによる大腸がんリスク低下:メタ解析


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析


イソフラボンによる前立腺がんリスク低下作用@日本人男性


大豆の摂取が多いと乳がんリスクが低下@日本人女性


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析


イソフラボンの摂取が多い乳がん患者は死亡率が低い:多民族コホート研究



大豆食品の摂取が2型糖尿病リスクを低減:ベトナム


大豆及びイソフラボンが日本人高齢女性の認知障害リスクを抑制する



DHCでは、大豆イソフラボンプエラリアミリフィカといったサプリメント、レッドクローバーを含む女性向けの複合サプリメントなどを製品化しています。


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エクオールとは、腸内細菌により、大豆イソフラボンの一種であるダイゼインから産生されます。

エクオールは、イソフラボンよりも高い生物活性を有しており、

更年期障害の改善、閉経後の骨粗鬆症予防、心血管疾患の予防作用が示唆されています。



先行研究では、次の報告があります。


エクオール(10mg)が日本人女性の骨の健康維持と心臓病予防に有用



膣のアンチエイジングにエクオールの働き




ただし、
エクオールの体内産生には、腸内細菌叢が関与するため、エクオールを産生できる人とそうではない人がいることがわかっています。

日本人でエクオールが産生できるのは、50-60%程度です。

また、食習慣の変化により、若年者では、エクオール産生者の割合が減少しており、

日本人の若年女性では、20-30%の人しか、エクオールを産生できていないと報告されています。

エクオール産生者は、非産生者に比べて、大豆イソフラボンの機能性/健康増進効果や未病対策効果を得られると考えられます。




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


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