サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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大豆が乳がんサバイバーの骨折を予防@上海乳がんサバイバー研究 [2019年06月08日(土)]
今月のがん研究の専門ジャーナルに、乳がんサバイバーにおいて、大豆や大豆イソフラボンの摂取が多いと、骨折リスクが低下するという研究が、中国のグループから報告されていました。
(JNCI Cancer Spectr. 2019 Jun;3(2):pkz017.)


大豆やレッドクローバー、プエラリア・ミリフィカには、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカル(植物エストロゲン)の1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。

また、抗酸化作用や抗炎症作用を介した機能性から、生活習慣病のリスク低下作用や抗がん作用も注目されています。


先行研究では,大豆製品の摂取による乳がんや前立腺がん、消化器がんのリスク低下作用が示されています。


大豆イソフラボンによる胃がんリスク低下:高山スタディ


納豆の摂取が心臓病を予防する:高山スタディ


さて、今回の研究では、

乳がんサバイバーにおいて、

骨折の発症と、大豆食品の摂取、運動、BMIとの関連が検証されました。


(上海乳がんサバイバー研究Shanghai Breast Cancer Survival Studyというコホート研究の一環です。)

乳がんサバイバーと大豆食品の摂取:上海乳がんサバイバー研究



具体的には、
前向きコホート研究として、

乳がんサバイバー4139名を対象に、
(stage 0-III 、閉経前1,987名、閉経後 2,152名)

乳がん診断後の18ヵ月、3年、5年、10年の時点での骨折の評価が行われ、

大豆イソフラボンの摂取と運動が、がん診断6ヶ月後と18ヶ月後の時点で調べられました。

BMIは、開始時に調べられています。

解析の結果、
まず、

骨粗鬆症性骨折の罹患率は、

閉経前患者では2.9%
閉経後では4.4%

でした。

次に、

大豆イソフラボンの摂取との関連では、

閉経前の乳がんサバイバーにおいて、

イソフラボンの摂取が多いと、

骨折のリスクが78%低下していました。
(HR&#8201;=&#8201;0.22, 95%CI&#8201;=&#8201;0.09 to 0.53, 大豆イソフラボンの摂取量が56.06 mg/d 以上、vs 31.31未満; P trend < .001)


一方、

閉経後の女性では有意な変化は澪t目られませんでした。
(P interaction < .01)


次に、
BMIとの関連では、

過体重は、普通体重に比べて、

閉経後の女性では、骨折の有意なリスクでしたが、
(HR = 1.81, 95% CI = 1.04 to 3.14)

閉経後では、骨折リスクは低下傾向でした。
(HR&#8201;=&#8201;0.67, 95% CI&#8201;=&#8201;0.43 to 1.03; P interaction = .01)

運動は、

閉経後の女性において、

骨粗鬆症性骨折と、有意な負の相関が見出されました。

(HR = 0.56, 95% CI&#8201;=&#8201;0.33 to 0.97, for metabolic equivalents hours &#8805;12.6 vs <4.5)


以上のデータから、

乳がんサバイバーの女性において、

大豆イソフラボンの摂取が多いと、
骨折リスクが予防できることが示唆されます。



DHCでは、大豆イソフラボンプエラリアミリフィカといったサプリメント、レッドクローバーを含む女性向けの複合サプリメントなどを製品化しています。


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エクオールとは、腸内細菌により、大豆イソフラボンの一種であるダイゼインから産生されます。

エクオールは、イソフラボンよりも高い生物活性を有しており、

更年期障害の改善、閉経後の骨粗鬆症予防、心血管疾患の予防作用が示唆されています。




ただし、
エクオールの体内産生には、腸内細菌叢が関与するため、エクオールを産生できる人とそうではない人がいることがわかっています。

日本人でエクオールが産生できるのは、50-60%程度です。

また、食習慣の変化により、若年者では、エクオール産生者の割合が減少しており、

日本人の若年女性では、20-30%の人しか、エクオールを産生できていないと報告されています。

エクオール産生者は、非産生者に比べて、大豆イソフラボンの機能性/健康増進効果や未病対策効果を得られると考えられます。




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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