サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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クルクミンが肥満者での神経認知機能に好影響を与える [2019年06月26日(水)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、肥満者において、クルクミンによる神経認知機能への作用を調べた臨床研究が、オーストラリアのグループ(Swinburne University)から報告されていました。
(Curr Dev Nutr. 2019 Jun 13;3(Suppl 1).)


ウコンには有効成分としてクルクミンが存在し、抗酸化作用や抗炎症作用を示します。

分子メカニズムは、NF-κB抑制を介した抗炎症作用です。


先行研究では、

高齢者において、

ウコン/クルクミンの4週間の投与によるワーキングメモリの改善と疲労軽減作用が示唆されています。


今回の研究では、

クルクミンによる神経認知機能への作用が検証されました。


具体的には、

二重盲検偽薬対照試験として、

50歳から80歳の80名(平均68.1歳)を対象に、

・クルクミン80mg、

・偽薬のいずれかを12週間投与され、


海馬機能に関係する認知機能に関して、

投与開始時、4週目、12週目の時点で測定が行われました。


解析の結果、

偽薬群に比べて、

クルクミン投与群では、

12週間後の時点で、

ワーキングメモリパフォーマンスやパターン分離タスクなどの指標での有意な改善が認められました。

また、
クルクミン投与群では、

4週および12週の時点で、

POMS(Profile of Mood States)での疲労スコアの有意な低下も認められました。


なお、バイオマーカー値に関しては、
各群での有意差は認められませんでした。


以上のデータから、

健常な高齢者において、
クルクミン投与による神経認知機能への好影響が示唆されます。

今後、認知症の予防やMCIに対する有用性といった点から臨床的意義の検証が期待される分野です。



先行研究では、ウコンのクルクミンによる生活習慣病の改善など多彩な作用が示されています。




クルクミンによる耐糖能異常での血糖低下作用:メタ解析



ウコン/クルクミンによる脂質代謝改善:メタ解析



ウコン/クルクミンのレプチンへの作用:メタ解析




クルクミンによるアディポネクチンとレプチンへの働き@メタボリック症候群


クルクミンサプリメントによる抗炎症・抗酸化作用@過体重




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地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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