サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

2019年08月  >
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
カテゴリアーカイブ
最新記事
ピクノジェノールによる慢性静脈不全の症状改善作用 [2019年08月15日(木)]
今月の更年期循環器学の専門ジャーナルに、ピクノジェノールによる慢性静脈不全に対する作用を検証した臨床試験が、イタリアのグループ(Chieti-Pescara University)から報告されていました。
(Minerva Cardioangiol. 2019 Aug;67(4):280-287.)



ピクノジェノールは、フランス海岸松に由来する機能性食品素材で、フラボノイド類が主成分です。


フラボノイド類による抗炎症作用や抗酸化作用を介した効果が示されており、生活習慣病の予防からアンチエイジング医学まで、広く利用されています。


また、女性に多い、下肢のむくみや静脈瘤への対策の機能性成分としても知られています。



今回の研究では、慢性静脈不全症(chronic venous insufficiency (CVI))の症状に対するピクノジェノール投与による臨床症状及び微小循環への作用が検証されました。


具体的には、
6月から8月までの間に、
(prospective supplement summer registry)

慢性静脈不全症患者142名を対象に、

・1日あたり150mのピクノジェノール投与群、
・着圧ストッキング利用群、
・着圧+ピクノジェノール併用群

の3群について、

8週間の介入が行われ、

静脈圧
(ambulatory venous pressure, AVP)

静脈再充満時間(venous refilling time: VRT or RT)

微小循環及び臨床試験について、試験開始時に測定されました。


8週間後に、

skin flux (RF),

rate of ankle swelling (RAS),

skin PO2-PCO2,

Analogue Symptomatic Score (ASLS),

Venous Disability、

重症度スコア、

局所酸化ストレス(OS) では、

介入前に比べて、

ピクノジェノールを投与した2群において、有意な改善が認められました。
また、
ピクノジェノール投与群は、

着圧群に比べて、
微小循環の有意な改善が認められました。
(P<0.05)

測定された多くの指標において、

3群のうち、ピクノジェノール投与と着圧との併用群が最も優れた有用性を示しました。
なお、
この試験は、真夏に行われた試験であり、
着圧群では、多くの脱落者が生じました。

ピクノジェノール投与による有害事象は認められませんでした。

一方、
着圧群の許容性は、至適以下でした(70%が着圧を適切に利用していませんでした)。

ピクノジェノール単独群は、着圧単独群よりも、より有効でした。

皮膚流動の減少は、
皮膚酸素の有意な増加、二酸化酸素の低下と相関していました。


その他、RASなどの指標でもピクノジェノール投与群による有意な改善が見出されました。


以上のデータから、

下肢静脈瘤の原因となる慢性静脈不全症の症状に対して、

ピクノジェノールによる臨床症状の改善及び微小循環の維持が示唆されます。





DHCでは、安全性・有効性・経済性(費用対効果)に優れた
ピクノジェノール
を製品化しています。



DHCでは、医療用の弾性ストッキングも取り扱っています。
DHCオリジナル着圧レッグウェア



ピクノジェノールによる抗炎症作用:系統的レビュー/メタ解析


ピクノジェノールによる高血圧改善作用:メタ解析


ピクノジェノールによる血栓後症候群と深部静脈血栓症のリスク低減作用


産後の下肢静脈瘤に対するピクノジェノールの効果


ピクノジェノール+L-シトルリンによる勃起障害(ED)改善効果



ピクノジェノール由来ポリフェノールは関節内の滑液に移行する



シェーグレン症候群に対するピクノジェノールの働き



------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

------------------------------------------------------------------
posted at 23:56 | この記事のURL
プロフィール


医学博士 蒲原聖可
自己紹介
ブログ
リンク集

http://www.dhcblog.com/kamohara/index1_0.rdf
ログイン
Mypagetopに戻る