サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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ビールで認知症を予防する!? [2019年08月16日(金)]
栄養学の専門ジャーナルに、ビールに含まれる機能性食品成分による神経保護作用を考察したレビューが、スペインのグループから報告されていました。
(Nutrients. 2019 Jul 10;11(7).__ 31295866)


日本人の高齢者が要支援・要介護となる原因の1位は、認知症であり、

日本人の認知症の6割は、アルツハイマー病です。

アルツハイマー病は、神経変性疾患の1つです。

認知症の治療薬はことごとく失敗しており、

認知症の発症を予防する機能性食品成分が注目されています。

医薬品は、化学的に合成された成分であり必ず副作用があります。

これに対して、食品成分であれば、安全性が高く、長期に投与が可能であり、

疾病予防に利用できます。


さて、今回のレビュー論文では、

ビールと、神経変性疾患及びアルツハイマー病との関連が検証されました。


まず、先行研究では、

地中海食の摂取による認知症の予防効果が知られています。

地中海食では、

赤ワインが摂取されますが、

ビールも利用されます。



ビールには、アルコール以外にも、機能性成分が含まれており、

一定の有用性が考えられます。
(といっても、誰にでも勧められるわけではありませんが。)


ビールに含まれるポリフェノール類↓


今回のレビューでは、

ノンアルコールビールによる神経変性作用(炎症、酸化、コリンエステラーゼ活性、)への働きが検証されました。



(なお、論文著者らは、

アルミニウムイオンとアルツハイマー病との関連にも言及していますが、

一般に、アルミニウムとアルツハイマー病との関連は否定されています。)

↓マウスを用いた研究では、アルミニウムによる脳神経の変性作用、ビールの併用による変性の抑制が示唆されています。


論文著者らは、

神経変性に対して、
適度なビールの摂取による保護作用が想定される、と考察しています。


ビールに過度な期待はできませんが、ビール愛好家には興味深いレビューかもしれません。




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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