サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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食物繊維の種類と大腸がん・大腸腺腫リスク低減効果:メタ解析 [2019年09月24日(火)]
食物繊維の摂取は、大腸がんの予防に有用です。

(有用性は確立していますので、たまにネガティブなデータが発表されると、ネットで独り歩きします。

つまり、「食物繊維の摂取と大腸がんリスクに有意な相関が認められなかった」という疫学データがたまにありますが、それがスマホニュースでは、「食物繊維をとっても大腸がんが防げない」とネガティブな見出しで流れます。

別にそれまでのデータが否定されるわけではなく、食物繊維の有用性は、先行研究の膨大なデータで支持されているのですが。)


10グラムの食物繊維が膵臓がんリスクを12%低下:メタ解析


10グラムの食物繊維が乳がんリスクを4%低下:メタ解析

毎日10グラムの食物繊維摂取で大腸がんリスクが10%低下

食物繊維10gで全死亡率が11%低下:メタ解析

食物繊維の摂取と全死亡率・心血管疾患死・がん死亡の低下


食物繊維の摂取による高血圧リスク低減効果




さて、栄養学の専門ジャーナルに、食物繊維の種類と、大腸がん・大腸腺腫リスク低減作用との関連を検証したメタ解析が報告されていました。
(Br J Nutr. 2019 Jul 2:1-11.)


具体的には、
主要医学データベースを用いて
(PubMed and Embase)

2018年8月までに報告された、
前向きコホート研究10報を対象に、

食物繊維の種類(穀類、野菜、果物、豆類)と用量と、

大腸がん、大腸腺腫リスクとの関連が調べられました。

メタ解析の結果、

1日あたり10グラムの食物繊維の摂取と、大腸がんリスク低下との相関は、


穀類の食物繊維の摂取では9%の有意な低下
(0.91, 95 % CI 0.82, 1.00; I2 = 0 %)

野菜の食物繊維の摂取では5%の低下傾向、
(0.95, 95 % CI 0.87, 1.03, I2 = 0 %)

果物の食物繊維の摂取では9%の低下傾向、
0·91 (95 % CI 0.78, 1.06, I2 = 43 %)

豆類の食物繊維の摂取では16%の低下傾向、
0·84 (95 % CI 0.63, 1.13, I2 = 45 %)

という用量依存性が見出されました。

穀類の摂取による大腸がんリスク低下作用は、

(多くの国で穀類に強制添加されており、かつ、大腸がんリスク低下作用を有している)葉酸の摂取量で補正後も、11%の有意なリスク低下として見出されました。
(RR 0.89, 95 % CI 0.80, 0.99, I2 = 2 %)

なお、野菜、果物の食物繊維の効果は、非線形でした。

次に、
あらゆる供給源/種類の食物繊維の摂取は、

大腸腺腫リスク低減と有意な相関を示しました。

具体的には、

1日あたり10グラムの摂取により、

穀類の食物繊維は19%の大腸腺腫リスク低下、
(RR 0.81 (95 % CI 0.54, 1.21)

野菜では16%の有意なリスク低下
(0.84, 95 % CI 0·71, 0·98)

果物では22%の有意なリスク低下
(0.78 (95 % CI 0.65, 0.93)

でした。

ただし、
大腸腺腫の再発リスク低減との関連は検出されませんでした。


以上、今回のメタ解析データから、

食物繊維、特に穀類の食物繊維による大腸がんリスク低減、大腸腺腫リスク低減作用が示唆されます。



厚労省による国民健康栄養調査では、
日本人の男女とも、一日あたりの食物繊維の摂取不足が示されています。

教科書的には、
もっと食物繊維をとりましょう
となりますが、実際に充足されていない状況が何十年も続いているわけですので、

補完的に、健康食品/サプリメントで食物繊維を補い、健康増進や疾病予防に利用することが合理的と考えます。



DHCでは、食物繊維含有サプリメントを製品化しており、1日1包の摂取で、日本人に不足している食物繊維の量が充足できるように設計されています。


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国民健康栄養調査では、男女とも食物繊維の摂取量が推奨量よりも数グラム程度、少ないことが示されています。DHC食物繊維1包の追加で不足分を満たすことができます。




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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