サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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糖尿病性黄斑浮腫に対するオメガ3系脂肪酸(DHA)の有用性 [2018年02月28日(水)]
今月の眼科学の専門ジャーナル(電子版)に、糖尿病性黄斑浮腫に対する医薬品(ラニビズマブ)とオメガ3系必須脂肪酸(DHA)との併用による効果を検証した臨床研究が、スペインのグループ(Hospital Universitario Morales Meseguer)から報告されていました。
(Retina. 2018 Feb 22.)


今回の研究では、

糖尿病性黄斑浮腫において、
ラニビズマブ(Ranibizumab)の硝子体内投与と、オメガ3系必須脂肪酸のドコサヘキサエン酸(DHA)との併用による有用性が検証されました。

具体的には、
ランダム化一重盲検対照試験として、

・DHA(1,050 mg/日)投与群:26名31眼、

・対照群:29名38眼

を対象に、

ラニビズマブが最初の4ヶ月間、毎月投与され、

3年間のフォローアップが行われました。


解析の結果、

3年後の時点で、

中心部のサブフィールドの黄斑厚は、

DHA投与群にて、

対照群と比べて、有意な減少を示しました。
(275 ± 50 μm vs. 310 ± 97 μm)

両群間での有意差は、25ヶ月、30ヶ月、33ヶ月、34ヶ月で見出されています。


両群間で矯正視力での有意差は認められませんでしたが、

ETDRS視力検査表では、DHA群のほうが、好成績でした。

その他、

HbA1c、血中総抗酸化能、赤血球中のDHA値、血中IL-6値において、
DHAサプリメント投与による好影響が示されました。


以上のデータから、

糖尿病性黄斑浮腫において、
ラニビズマブ(Ranibizumab)の硝子体内投与に、

ドコサヘキサエン酸(DHA)との長期併用による有用性が示唆されます。




EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。




DHCでは、オメガ3系必須脂肪酸サプリメントを製品化しています。



EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))




DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))





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posted at 23:56 | この記事のURL
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)に対するビタミンDの有用性:メタ解析 [2018年02月27日(火)]
今月の内分泌代謝学の専門ジャーナル(電子版)に、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)に対するビタミンDの有用性を検証した系統的レビュー/メタ解析が、イランとカナダのグループから報告されていました。
(Horm Metab Res. 2018 Feb 23.)




PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は、生殖年齢の女性に認められる内分泌代謝異常で、高アンドロゲン血症が認められます。

卵巣内に卵子は十分に存在しますが、毎周期の排卵が認められず、不妊症の原因となります。
同時に、肥満、糖代謝異常や脂質異常なども生じます。


機能性食品成分によるPCOSへの作用として次の研究があります。


コエンザイムQ10による多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)での内分泌代謝関連遺伝子への作用




さて、今回の系統的レビュー/メタ解析では、


ビタミンDサプリメントを投与したランダム化比較試験を対象に、

PCOS患者での炎症及び酸化ストレスに関連するバイオマーカーへの作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(Cochrane library, Embase, PubMed, Web of Science database)

2017年11月までのデータが検索され、

7報のRCTが解析の対象になりました。


メタ解析の結果、

PCOS患者において、

ビタミンDサプリメントの投与により、

hs-CRPの有意な低下
(SMD -1.03; 95% CI, -1.58, -0.49; p <0.001)

過酸化脂質 (MDA)の有意な低下、
(SMD -1.64, 95% CI -2.26 to -1.02, p <0.001)

総抗酸化能(TAC)の有意な上昇、
(SMD 0.86, 95% CI 0.08 to 1.64, p=0.03)

が見出されました。

なお、
ビタミンDサプリメントは、

NO産生や
(SMD 0.11, 95% CI -0.44 to 0.66, p=0.69)

GSH値
(SMD 0.54, 95% CI -0.20 to 1.28, p=0.15)

には有意な影響を与えませんでした。


以上のメタ解析から、

ビタミンDサプリメント投与によるPCOS患者での抗炎症作用と抗酸化作用が示唆されます。


今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。




近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防、ヘルシーエイジングを目的としたビタミンD3サプリメントは、

1日あたり

25マイクログラム(1,000 IU)から、50マイクログラム(2,000 IU)が推奨されます


ビタミンD3サプリメントは、安全性、有効性、経済性に優れていますので、健康保持や疾病予防、あるいは多くの疾患での栄養状態を改善する前提条件に、ベーシックサプリメントとして広く利用されることが推奨できます。



多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。


DHCでは、安全性、有効性、経済性(費用対効果)に優れたサプリメントを製品化しています。



ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。







先行研究では、次の報告があります。


大豆イソフラボンがPCOS患者での代謝指標を改善する


カルシウム+ビタミンDによる糖代謝改善作用@PCOS


PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)に対するコエンザイムQ10の有用性


PCOSに対するコエンザイムQ10の作用 



コエンザイムQ10による多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)での内分泌代謝関連遺伝子への作用




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妊娠中のアルコール摂取は先天奇形を生じることがあります [2018年02月26日(月)]
今日は移動日でした。


空港のラウンジ内のバーカウンターに、

「妊娠中のアルコール飲料の摂取は、先天奇形(先天性欠損症)を生じることがあります/生じえます」

という大きな警告表示がありました。

NYCとあるので、ニューヨーク市の条例による表示なのでしょうか。




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カイロプラクティックは感覚運動機能の改善を介して高齢者の転倒リスクを低減する [2018年02月25日(日)]
徒手療法・理学療法の専門ジャーナルに、高齢者の転倒リスクに対して、カイロプラクティックによる感覚運動機能改善を介した有用性を示した臨床研究が、ニュージーランド(New Zealand College of Chiropractic)とカナダのグループから報告されていました。
(J Manipulative Physiol Ther. 2016 May;39(4):267-78.)



健康寿命の延伸のためには、認知症、脳卒中、骨折/転倒の予防が重要です。

高齢者では、フレイル/虚弱の対策として、十分なタンパク質の摂取が推奨されます。

また、女性では、ロコモティブ症候群、特に骨折/転倒の予防も大切です。

閉経後の女性では、筋力の低下による転倒や、骨粗鬆症による骨折などのリスクが高くなります。
65歳以上の日本人女性が要介護となる原因の1位は認知症、2位は骨折・転倒です。

そのため、女性の健康寿命の延伸には、認知症と骨折・転倒対策が最も重要と考えられます。


さて、
今回の研究では、

高齢者において、

転倒リスクを伴う感覚運動機能に対するカイロプラクティックの有用性が検証されました。


具体的には、

ニュージーランドのオークランドにおいて、

地域居住の65歳以上の高齢者60名を対象に、

カイロプラクティックの施術群、

非介入群の2群について、

12週間の介入が行われ、

開始時、4週間後、12週間後の時点で

アウトカムとして、

深部感覚(足関節位置覚)、

姿勢安定性 (静的ポストログラフィ),

感覚運動機能(選択踏み込み反応時間),

多感性統合 (音誘導性幻想),

QOL (SF-36)

が測定されました。


解析の結果、

12週間の介入によって、

対照群(非介入群)に比べて、

カイロプラクティック施行群では、


感覚運動機能(選択踏み込み反応時間)での有意な改善が認められました。
(119 milliseconds; 95% CI, 26-212 milliseconds; P = .01)

また、
多感性統合 (音誘導性幻想)
(13.5%; 95% CI, 2.9%-24.0%; P = .01)での改善も見出されました。

さらに、
足関節位置覚も、4週間後、12週間後に有意な改善が認められました。
(0.20°; 95% CI, 0.01°-0.39°; P = .049)


その他、
対照群に比べて、

カイロプラクティック施行群において、


4週間と12週間の間で、QOL(SF-36)の有意な改善が認められました。
(2.4; 95% CI, 0.04-4.8; P = .04)


以上のデータから、

地域居住の高齢者において、

カイロプラクティック施行によって、

転倒リスクと関連する感覚運動機能などの有意な改善およびQOLの有意な改善作用が示唆されます。


転倒・骨折リスクの低減については、たんぱく質の摂取とともに、カルシウムやマグネシウム、ビタミンD、ビタミンKといった栄養素の補給も重要です。


マグネシウムが女性の健康寿命を延長する


ビタミンDサプリメントによる健康寿命の延伸



カイロプラクティックは、米国をはじめ、欧米主要国では公的資格が確立しています。


ただし、日本では、国際基準に相当するカイロプラクター(カイロプラクティックの施術者)は1,000名ほどです。


(これに対して、街中のカイロプラクティック/いわゆる整体などの看板は、1万から3万とされています。)



国際基準を満たすカイロプラクターの名簿は、登録機構を介して、厚労省の医事課に提出されています。



(日本でのカイロプラクターは

「日本カイロプラクティック登録機構」

で検索できます。



ちなみに私は、

カイロプラクティック新橋外来センター

で受けています。)




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posted at 23:55 | この記事のURL
維持透析患者における亜鉛サプリメントでの栄養状態改善作用:メタ解析 [2018年02月24日(土)]
慢性維持透析患者において、亜鉛サプリメントによる栄養状態の改善作用を示した系統的レビュー/メタ解析が、中国のグループ(Guangzhou University of Chinese Medicine)から報告されていました。
(Biomed Res Int. 2017;2017:1024769.)



亜鉛は、必須ミネラルの1種であり、体内の様々な酵素反応に関与しています。

平均的な日本人では、亜鉛の摂取不足が厚労省の調査で示されています。




亜鉛
亜鉛 30日分【栄養機能食品(亜鉛)】
必須ミネラルで、バイタリティあふれるカラダに
\267(税込\288)




さて、
今回の研究では、

慢性維持透析患者において、

亜鉛サプリメントの利用による栄養状態、脂質代謝、抗酸化・抗炎症への作用が検証されました。


具体的には、

亜鉛サプリメントを投与したランダム化比較対象試験を対象に系統的レビュー/メタ解析が行われ、

病態別の層別解析が行われています。


解析の結果、

亜鉛サプリメント投与によって、

血中亜鉛濃度の有意な上昇
(WMD = 28.489; P < 0.001)

食事からのたんぱく質の摂取の有意な増加、
(WMD = 8.012; P < 0.001)

抗酸化能の有意な亢進
(WMD = 357.568; P = 0.001)

炎症関連指標(CRP)の有意な低下、
(WMD = -8.618; P = 0.015)

過酸化脂質(MDA)の有意な低下、
(WMD = -1.275; P < 0.001)

が見出されました。

なお、脂質代謝指標では有意差は認められませんでした。

メタ回帰分析では、

血中亜鉛濃度は、介入時間との有意な相関が示されています。
(β = 0.272; P = 0.042)

また、人種間での差も示されました。
(P = 0.023)


以上のデータから、

慢性維持透析患者において、

亜鉛サプリメントの投与による栄養状態の改善作用が示唆されます。




機能性食品素材・サプリメントでは、抗炎症作用や抗酸化作用を有する成分があり、人工透析患者に対する効果が示唆されています。

(腎不全・維持透析患者のためのサプリメント)


例えば、疫学研究では、魚油/オメガ3系脂肪酸の摂取が多いと、人工透析患者の生存率が向上する、というデータが知られています。
(Am J Kidney Dis. 2011 Aug;58(2):248-56.)


また、腎不全患者の新規透析用動静脈グラフト術後経過に対する魚油サプリメントの効果を示したランダム化比較試験も示されています。


その他、次のような報告も知られています。


葉酸サプリメントによる末期腎不全患者の死亡率低下効果



腹膜透析患者におけるビタミンCとEの抗酸化作用



維持透析患者でのビタミンEの抗酸化作用



・慢性血液透析患者に対するビタミンD3サプリメントの有用性



・腎不全患者の透析用動静脈グラフトに対する魚油サプリメントの効果



・ビタミンD高値は腎結石症との相関なし




・還元型コエンザイムQ10による腎機能改善作用



・ビタミンD3+カルシウムサプリメントによる効果@慢性腎臓病患者



・ビタミンD不足の腎臓移植患者ではタンパク尿が認められる



・人工透析患者におけるαリポ酸の効果



・ビタミンDによる慢性腎臓病の死亡率低下作用



・末期腎疾患患者におけるビタミンDサプリメントの効果





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posted at 23:56 | この記事のURL
クルクミンによる2型糖尿病での糖代謝改善作用 [2018年02月23日(金)]
今月の医薬品研究の専門ジャーナル(電子版)に、2型糖尿病において、クルクミン+ピペリンによる内分泌代謝改善作用を示した臨床研究が、イランのグループ(Baqiyatallah University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Drug Res (Stuttg). 2018 Feb 19.)


ウコンには有効成分としてクルクミンが存在し、抗酸化作用や抗炎症作用を示します。

分子メカニズムは、NF-κB抑制を介した抗炎症作用です。


ピペリンは、胡椒の辛味成分であり、

ウコンの吸収率を高めることから、ウコンのサプリメントに含まれています。



先行研究では、ウコンのクルクミンによる糖代謝改善作用が示されています。


クルクミンによる耐糖能異常での血糖低下作用:メタ解析




今回の研究では、

2型糖尿病患者において、

ウコン+ピペリン含有サプリメントによる糖代謝、肝機能、炎症関連指標への作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

18歳から65歳の2型糖尿病患者100名を対象に

・1日あたり500mgのクルクミノイド類+5mgのピペリン投与群

・偽薬投与群

の2群(各群50名)について、

3ヶ月間の介入が行われ、

糖代謝、肝機能、炎症関連指標が介入の前後で測定されました。


解析の結果、

偽薬投与群に比べて、

クルクミノイド投与群において、

血糖値の有意な低下
(クルクミン群;-9±16&#8201;mg/dL vs.偽薬群; -3±11&#8201;mg/dL; p=0.048)

Cペプチドの有意な低下
(-0.6±0.8&#8201;ng/mL vs. 0.02±0.6&#8201;ng/mL; p<0.001)

HbA1cの有意な低下
(-0.9±1.1% vs. -0.2±0.5%; p<0.001)

が見出されました。


また、

クルクミン投与群では、

偽薬投与群に比べて、肝機能指標の有意な改善が認められました。

(ALT; -2±6 vs. -1±5; p=0.032)
(AST; -3±5 vs. -0.3±4; p=0.002)


一方、

hs-CRPでは、両群間で有意差は認められませんでした。
(p>0.05)


以上のデータから、

2型糖尿病患者において、

クルクミン+ピペリンサプリメントによる糖代謝改善作用及び肝機能改善作用が示唆されます。




DHCでのウコンサプリメントには、下記の製品があります。


濃縮ウコン 徳用90日分
3種のウコンパワーで不調をブロック





DHC速攻ウコンゼリー 3包入
酒席のお供「速攻ウコン」の、常備&携帯に便利なゼリータイプ!






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posted at 23:53 | この記事のURL
コエンザイムQ10による脂質異常症改善作用 [2018年02月22日(木)]
臨床脂質研究の専門ジャーナル(電子版)に、コエンザイムQ10による脂質異常症改善作用を示した臨床研究が、中国のグループ(Sun Yat-Sen University)から報告されていました。
(J Clin Lipidol. 2017 Dec 21.)



コエンザイムQ10は、加齢とともに減少し、生活習慣病や慢性疾患でも減少することがわかっています。

また、さまざまな疾患において、補完療法としての有用性が示唆されてきました。

内在性コエンザイムQ10は、加齢とともに減少し、

60歳代では、20歳代に比べて、半減しています。

ATP産生能を指標として
同じ60歳代で比較するとき、
健常者に比べて、2型糖尿病患者では半減していることもわかっています。


今回の研究では、脂質異常症患者において、コエンザイムQ10による心血管リスク因子への作用が検証されました。
(脂質異常症におけるコエンザイムQ10サプリメントの一次予防の検証です。)


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

血糖降下薬や脂質異常症治療薬を服用していない、
脂質異常症患者101名を対象に、

・1日あたり120mgのコエンザイムQ10投与群

・偽薬投与群

の2群について、
24週間の介入が行われ、

内分泌代謝関連指標、酸化及び炎症関連指標、体組成などが

開始時、12週間後、24週間後の時点で測定されています。



101名の全員が、解析の対象となりました。

解析の結果、

12週間の時点で、

偽薬群に比べて、

コエンザイムQ10投与群では、

収縮期血圧の有意な低下、
(P = .010)

拡張期血圧の有意な低下、
(P = .001)


血中総抗酸化能の有意な亢進
(TAC; P = .003)

が見出されました。

また、

24週間の時点では、

偽薬群に比べて、

コエンザイムQ10投与群では、

12週間の時点と同様に、

降圧作用と抗酸化能の亢進が見出され、

さらに、
中性脂肪値の低下、
(P = .020)

LDLコレステロール値の低下
(P = .016)

ApoA-Iの上昇
(P < .001)

インスリン抵抗性(HOMA-IR)の低下
(P = .009)

も認められました。


身体活動やエネルギー摂取量で補正後も、

コエンザイムQ10による効果に変化は示されませんでした。


ただし、
非HDLコレステロール値での有意差は認められませんでした。
(P = .031).


以上のデータから、

未治療の脂質異常症患者において、

コエンザイムQ10の120mg投与による心血管リスク低下作用が示唆されます。


今後、臨床的意義の検証が期待されます。

なお、これまでの多くの先行研究から、コエンザイムQ10はベーシックサプリメントとして広く推奨できます。

私ももちろん、DHCのコエンザイムQ10サプリメントを摂取しています。


コエンザイムQ10は、2型糖尿病などの補完療法として、ベーシックサプリメントとしての摂取が推奨されます。



コエンザイムQ10+セレンによる心臓病死低下効果





コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。
健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。

欧州の研究では、
がん患者にコエンザイムQ10を投与することで、生存率が向上したという報告もあります。


また、
臨床的には、がん患者では、放射線や化学療法といった治療あるいは終末期において、
がんに関連した倦怠感(Cancer Related Fatigue:. CRF)が高頻度に出現することが知られています。


コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。








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講演会「サプリメント・健康食品との上手な付き合い方」〜元気と美しさをつなぐヘルシーエイジング(健康長寿)のために〜 [2018年02月21日(水)]
神奈川県平塚市とDHCとの健康づくりのための連携協定記念として、
平塚市主催の記念講演会が開催されます。

今週から申し込みが開始されました。

講演会「サプリメント・健康食品との上手な付き合い方」〜元気と美しさをつなぐヘルシーエイジング(健康長寿)のために〜




多くの平塚市民の皆様のご参加をお待ちしております。

※平塚市とDHCは、2017年12月21日に協定を締結いたしました。
下記が関連情報です。

株式会社ディーエイチシーと健康づくりの推進に係る連携協定を締結します


平塚市 健康増進へ官民連携



官民が健康増進施作で連携 市民向け講演会など予定


平塚市がディーエイチシーと健康づくりの推進に係る連携協定


posted at 23:53 | この記事のURL
キトサンによる脂質異常症改善効果:メタ解析 [2018年02月20日(火)]
今日は、日帰りで仙台に行ってきました。

思ったほど寒くなく、いいお天気でしたが、路上には雪が残っていました。


積雪のある地域では、高齢女性での転倒・骨折のリスク、要介護・要支援リスク対策として、
カルシウムマグネシウムサプリメント、ビタミンD、ビタミンKの補充が重要と感じました。



さて、本日の私的なお勉強日記です。

今月の分子栄養学の専門ジャーナルに、キトサンサプリメントによる脂質代謝への作用を検証したメタ解析が報告されていました。
(Mol Nutr Food Res. 2018 Feb 16.)


脂質異常症・高脂血症は、生活習慣病であり、心臓病や脳卒中のリスクとなります。



今回のメタ解析では、

脂質代謝指標に対するキトサンサプリメントの安全性と有効性が検証されました。

具体的には、

主要医学データベースを用いて関連論文が検索され、
(Medline, EMBASE, CENTRAL

14報、21介入群の1,108名のデータが解析の対象となりました。


解析の結果、

キトサンサプリメント投与により、

全被験者において、

総コレステロール値の有意な改善、
(-0.20 mmol/L, 95% CI, -0.35 to -0.05; P = 0.009)

LDL値の有意な改善が認められました。
(-0.20 mol/L, 95% CI, -0.26 to -0.15; P = 0.0001)


一方、

中性脂肪値やHDLコレステロール値には有意な影響は示されませんでした。

なお、

キトサン摂取による重大な有害事象は見出されておらず、高い安全性が示唆されています。


以上のデータから、

キトサンサプリメントによる脂質異常症改善作用が示唆されます。



これまでの多くの研究によって、
キトサンの働きとして、脂質代謝の改善、LDLコレステロール値の低下(改善)、体重減少/体脂肪減少といった作用での有用性が示されています。

今後、心血管イベントの低下といったアウトカムでの臨床的意義の検証が期待されます。

(なお、紅麹は、心血管イベント低下という効果まで確立しています。)


脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。


DHC濃縮紅麹では、4週間の投与で、総コレステロール値の低下、LDLコレステロール値の低下といった作用が見出されています。

(DHC紅麹濃縮エキス末180mgには、モナコリンKが2.7mg含まれています。)



紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確認されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析








医薬品では、スタチン剤が広く処方されますが、スタチン剤は内在性コエンザイムQ10濃度を下げてしまうため、スタチン剤服用中にはコエンザイムQ10サプリメントの摂取が必須となります。

最近では、下記の研究が報告されています。



コエンザイムQ10によるスタチン剤の副作用症状抑制効果




スタチン不耐症の脂質異常症患者に対して、紅麹投与による脂質代謝改善作用を示したランダム化比較試験も知られています。

(なお、スタチンおよび紅麹のいずれも、コエンザイムQ10との併用が有用です。)




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。








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アルツハイマー病患者では血中カロテノイドが低値:メタ解析 [2018年02月19日(月)]
アルツハイマー病研究の専門ジャーナルに、アルツハイマー病患者での血中カロテノイド値を調べた観察研究のメタ解析が、イギリスのグループ(Queen's University Belfast)から報告されていました。
(J Alzheimers Dis. 2018;62(1):305-317.)


血中の抗酸化物質は、抗酸化作用を介して、アルツハイマー病のリスクを低減すると考えられます。

今回の研究では、血中の10種類の抗酸化物質について、アルツハイマー病と、正常対照群との比較が行われました。

具体的には、

52報の観察研究/コホート研究を対象に検証が行われた結果、

アルツハイマー病患者では、

血中αカロテン、βカロテン、リコピン、ルテイン、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、尿酸が有意に低値であったということです。


一方、

ベータクリプトキサンチンとゼアキサンチンでは有意差は認められませんでした。


アルツハイマー病患者において、カロテンやビタミンのサブクラスの低値が見出されることから、これらの抗酸化作用による疾病リスク低減効果が推察されます。

今後、介入試験による検証が期待される分野です。


機能性食品・サプリメントの中で、ヒト臨床研究によって、認知症改善作用が示されているのは、次の成分です。



イチョウ葉エキスによる認知症への効果:メタ解析


イチョウ葉エキス


イチョウ葉エキス製剤による認知症の症状改善作用


イチョウ葉エキスによる認知症改善効果@ドイツ


イチョウ葉エキスの有効性と安全性


イチョウ葉エキス20年間摂取による認知機能低下抑制作用


イチョウ葉エキスと認知症治療薬のシナジー


PS(ホスファチジルセリン)サプリメント


PS(ホスファチジルセリン)による認知機能改善作用


エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイル


エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析



・ビタミンB群

ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果


脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究


・オメガ3系脂肪酸:DHAとEPA

オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果

DHAが軽度認知障害(認知症予備群)を改善




一般に、認知機能への効果を期待する場合には、ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸(EPADHA)、イチョウ葉エキスといったサプリメントを比較的長期間(数ヵ月以上)に利用することが必要と考えられます。

また、ウコン・クルクミンによる認知症改善作用も報告されています。

DHCでは、複合サプリメントも製品化しています。








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チアシードの内分泌代謝への作用:レビュー [2018年02月18日(日)]
今日は午前中、有楽町の交通会館の会議室で、ハーブ関係の研究会の合同打ち合わせがありました。
9時から12時までの予定でしたが、結局、終わったのは13時過ぎてしまい、長丁場になりました。

差し入れに北海道のお菓子があったので、誰かが行ってきたのかと思っていたら、交通会館の1階?に、おみやげ物屋があって、そこで売っている、とのことでした。



さて、本日の私的なお勉強日記です。

今月の栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、チアシードの内分泌代謝系指標への作用を検証したレビューが、マレーシアとカナダのグループから報告されていました。
(Nutr Rev. 2018 Feb 14.)


チアシードは、α-リノレン酸や食物繊維を豊富に含み、機能性食品として利用されています。


今回のレビューでは、

チアシードの利用による内分泌代謝系指標などへの作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベース(PubMed とEmbase)を用いて、

チアシードを投与したランダム化比較試験(RCT)が検索され、

12報が対象となりました。

被験者は、

健常者、

アスリート、

糖尿病患者、

メタボリック症候群該当者

でした。


解析の結果、

次の項目について、層別解析により、チアシードの高用量摂取群において有意差が見出されました。

・食後高血糖の有意な抑制、
(中程度の用量:MD -33.95 iAUC [mmol/L × 2&#8201;h] [95%CI, -61.85, -6.05]
高用量群:-51.60 iAUC [mmol/L × 2&#8201;h] [95%CI, -79.64, -23.56])

・HDLコレステロール値の低下
(MD of -0.10&#8201;mmol/L [95%CI, -0.20, -0.01])

・拡張期血圧の低下
(MD of -7.14&#8201;mmHg [95%CI, -11.08, -3.19])


ただし、

エビデンスレベルは、いずれも低く、

アウトカムも代用マーカーのみでした。


以上のデータから、

論文著者らは、

チアシードの機能性について、

さらに質の高い研究による検証が必要と考察しています。

DHCでは、チアシード製品を取り扱っています。


DHCパワーフード チアシード

飲み物や食べ物にプラス!栄養が詰まったチアシードでヘルシー&スリム生活




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第27回南国市健康づくり講演会 [2018年02月17日(土)]
今日の午後、

「第27回南国市健康づくり講演会」に、


【健康長寿のためのサプリメント・健康食品の活用法

[葉酸]で認知症と脳卒中を予防しましょう!】

という演題で出講いたしました。

市民向けの講座で、

講演後の質疑応答ではいろいろと興味深いご質問があり、私も勉強になりました。


講演会にご参加いただいた皆様、関係者の方々に御礼申し上げます。


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ビタミンD補充が女性の性機能を改善 [2018年02月16日(金)]
今月の内分泌学の専門ジャーナル(電子版)に、ビタミンD不足に伴う女性の性機能障害に対するビタミンD補充の有用性を示した臨床研究が報告されていました。
(Endokrynol Pol. 2018 Feb 14.)


女性において、

ビタミンDの低値と性機能不全との関連が示唆されています。


今回の研究では、

ビタミンD低値で、性機能障害とうつ症状を有する若年女性に対して、

ビタミンDサプリメントの働きが検証されました。


具体的には、

ビタミンD不足あるいは欠乏の女性47名を対象に、

ビタミンD欠乏の被験者は全員がビタミンDの経口投与を受け、

ビタミンD不足の被験者は、ビタミンDの経口投与群と、非介入群の2群にて、

6ヶ月間の介入が行われ、

性機能の評価
(FSFI)
および

うつ症状の評価(BDI-II)が行われました。



解析の結果、

まず、

ビタミンD不足の女性に比べて、

ビタミンD欠乏の徐j製では、


FSFIの全スコアおよび3ドメインのスコア(sexual desire, orgasm and satisfaction)が低値であり、

うつ症状のスコア(BDI-II)は高値でした。

次に、

ビタミンDの経口投与によって、

ビタミンD欠乏及びビタミンD不足のいずれの群でも、

性機能の改善が見出されました。
(FSFIの総スコア、および orgasm とsexual satisfactionのスコアの増加)


また、
ビタミンD欠乏の女性では、
うつスコア(BDI-IIの総スコア)の有意な減少(改善)が認められました。



以上のデータから、

血中ビタミンD低値の女性では、

ビタミンDサプリメントの投与によって、

性機能不全の改善およびうつ状態の改善作用が示唆されます。



近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防の目的で利用されるビタミンD3サプリメントの摂取量は、
1日あたり
25マイクログラム(1,000IU)から50マイクログラム(2,000IU)です。


ビタミンDは、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な作用を有する脂溶性ビタミンの1種です。

多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。



日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。




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posted at 23:55 | この記事のURL
高齢者のフレイル(虚弱)予防にはたんぱく質とビタミンDが有用:系統的レビュー/メタ解析 [2018年02月15日(木)]
今日は、鹿児島に日帰りでの出張でした。

健康づくりなどに関する有意義な意見交換ができたと思います。


さて、本日の私的なお勉強日記です。

栄養学の専門ジャーナルに、高齢者の身体活動機能において、たんぱく質の追加とビタミンDが有用であるという系統的レビュー/メタ解析が、オランダのグループ(Wageningen University and Research)から報告されていました。
(Nutr Res. 2018 Jan;49:1-22.)


健康寿命の延伸のためには、地域の元気な高齢者を要支援の状態にしないように、栄養や運動など保健活動による対策が重要です。

65歳以上の日本人が、要支援になる理由の第1位は関節疾患、第2位は高齢による衰弱、第3位は転倒/骨折です。


今回の系統的レビュー/メタ解析では、

高齢者において、

栄養状態および身体フィットネスに有用な食事成分に関する検証が行われました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(Scopus and MEDLINE)

55歳以上を対象に行われたランダム化二重盲検偽薬対照試験研究から、

アウトカムとして、
栄養状態(体重とBMI)、

身体フィットネス(体組成、筋力、身体パフォーマンス)

を用いた研究が検索され、


36報から
4947名のデータが対象となりました。



メタ解析の結果、

たんぱく質の摂取により、平均体重の有意な増加が認められました。
(1.13 kgの増加; 95%CI, 0.59-1.67)


この効果は、

栄養状態がよくなく、身体的にフィットしていない被験者が含まれた、6ヶ月の介入期間の試験において、より顕著に認められました。


また、
被験者として、(プレ)フレイル、非活動的な高齢者、あるいは、1日あたりのたんぱく質の追加が20グラム以上の場合、

除脂肪体重の増加が示唆されました。


ビタミンDサプリメントの効果は、一部の身体活動能(TUG:Timed Up and Go)において示唆されました。
(TUG;mean difference -0.75 seconds; 95% CI -1.44 to -0.07)


この効果は、ビタミンDサプリメントの用量が、
400から1,000 IUの間で顕著に増加しました。


以上のデータから、
論文著者らは、

栄養障害の状態の高齢者、あるいはフレイル(虚弱)高齢者において、

ビタミンD
(400-1000 IU)
および
たんぱく質
(&#8805;20 g)
の投与による効果について、6ヶ月以上のさらに大規模な介入試験が期待される、と考察しています。


この論文の考察はいつものパターンですが、

健康寿命の延伸、フレイル(虚弱)予防には、

たんぱく質、カルシウムマグネシウム、ビタミンD等が必要なのは明確です。


最近の研究では、下記の報告があります。


肥満女性のサルコペニアに対する低カロリーのタンパク食の有用性



サルコペニア予防に対するミネラルの有用性:レビュー



骨の健康維持には、カルシウム、マグネシウム、ビタミンD、ビタミンKが大切です。

平均的な日本人の食生活では、カルシウムもマグネシウムも不足しています。


また、ビタミンDも不足傾向という研究があります。



DHCでは、安全性、有効性、経済性(費用対効果)に優れたサプリメントを製品化しています。



ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。





ビタミンK



カルシウム+CBP




カルシウム/マグ



カルシウム[コーラル]



DHCのびっこCBP【栄養機能食品(カルシウム・鉄・ビタミンD)】









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ビタミンD低値の日本人高齢者では転倒リスクが高い [2018年02月14日(水)]
昨年、厚労省から発表されたH28年国民生活基礎調査によると、高齢者が要支援になる原因は、第1位が関節疾患、第2位が高齢による衰弱、第3位が転倒/骨折です。

したがって、健康寿命の延伸には、フレイル(虚弱)予防、転倒/骨折予防が必須であり、

たんぱく質の十分な摂取に加えて、

栄養補助食品としてサプリメントから、

カルシウムやマグネシウム、ビタミンDの摂取が必要です。

(国民健康栄養調査では、カルシウム、マグネシウム、亜鉛の摂取不足が指摘されています。)

筋骨格系の健康維持には、ビタミンDも重要な役割を果たしています。

単に、カルシウムの腸管からの吸収亢進というだけではなく、筋骨格系への働きが知られています。


少し前の研究ですが、

日本人高齢者で血中ビタミンD値が低いと、
転倒リスクが大きいという相関を示した研究が、東京都健康長寿医療センターから報告されていました。
(J Bone Miner Res. 2008 Aug;23(8):1309-17)


欧米での先行研究では、

高齢者において
血中ビタミンD値[25(OH)D]が低いと、
転倒リスクが高いという相関が示されています。


今回の研究では、

地域居住の日本人高齢者において、

血中ビタミンD値と転倒リスクとの関連が検証されました。

具体的には、

横断研究として、

65歳から92歳の高齢者2957名(男性950名、女性2007名)を対象に、

採血と身体機能測定、面接調査、前年からの転倒の経験などが調べられました。


解析の結果、

まず、

血中ビタミンD値(25(OH)D)は、

男性よりも、女性のほうが、有意に低値でした。
(p < 0.001)


また、

女性では、

加齢とともに、

血中ビタミンD値(25(OH)D)の有意な低下が認められました。
(p < 0.001)


男女間では、

ビタミンD欠乏(< 20 ng/ml)の割合も有意に顕著でした。
(p < 0.001)


次に、

転倒は、

女性において、

血中ビタミンD値が4分位で最低群およびビタミンDが不足群では、

有意に高率でした。
(p = 0.001)


その他、

女性は、

身体機能検査で転倒に関連する3種類において有意な低下を示しました。


回帰分析の結果、

女性では、

血中ビタミンD値と、転倒の経験との間に有意な相関が見出されました。
(p = 0.01)


以上のデータから、

日本人の高齢女性では、

血中ビタミンD低値は、身体機能の低下と、転倒リスク亢進という関連が考えられます。


血中ビタミンD低値は、ビタミンD3サプリメントの投与によって予防/改善できます。



近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防、ヘルシーエイジングを目的としたビタミンD3サプリメントは、

1日あたり

25マイクログラム(1,000 IU)から、50マイクログラム(2,000 IU)が推奨されます


ビタミンD3サプリメントは、安全性、有効性、経済性に優れていますので、健康保持や疾病予防、あるいは多くの疾患での栄養状態を改善する前提条件に、ベーシックサプリメントとして広く利用されることが推奨できます。



多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。

米国での関連学会は、下記の推奨をしています。


米国老年医学会は、1日あたり4,000 IUを推奨

米国老年医学会(AGS)では、高齢者における転倒や骨折を予防するために、血中ビタミンD値(25OH-D)が30 ng/mL (75 nmol/L)は必要としています。

そして、ビタミンDの推奨量は、1日あたり4,000 IUとしています。

(これは、食事、サプリメント、日光暴露による総量です。
なお、この量は、現実的には食事のみからでは不可能であるため、サプリメントを利用することになります。)


米国内分泌学会は、1日あたり1,500 IU〜2,000 IUを推奨

米国内分泌学会のガイドラインでは、1日あたりの所要を男女とも年齢によって、次の3段階に分けています。
1歳未満の乳児は400〜1,000 IU、
1歳〜18歳では600〜1,000 IU、
19歳以上では1,500 IU〜2,000 IU


サプリメントでは、ビタミンD3が用いられます。





日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。





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グルコサミン利用が大腸がんリスクを17%低下:疫学研究 [2018年02月13日(火)]
今月のがん病因研究の専門ジャーナル(電子版)に、グルコサミンサプリメントの利用と、大腸がんリスク低下との関連を示した疫学研究が、米国のグループ(Memorial Sloan Kettering Cancer Center、American Cancer Society、Harvard Medical School)から報告されていました。
(Cancer Causes Control. 2018 Feb 6.)




グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。


最近の研究では、作用メカニズムとして、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子として働き、炎症を抑制し、関節軟骨の修復を促進することが示されいます。


したがって、変形性膝関節症に対するグルコサミンは、アミノ糖としての構成成分自体を直接摂取する作用というよりは、シグナル伝達物質による作用が考えられています。


また、最新の疫学研究では、
グルコサミンやコンドロイチンサプリメントの長期摂取と、死亡率の低下、大腸がんや肺がんのリスク低下作用が示されており、慢性炎症に対する抑制効果を介した健康保持や疾病予防効果が推察されています。

In vitro研究では、グルコサミンやコンドロイチンが、NF-kBを抑制することで抗炎症作用を示すことも見出されています。


さて、今回の研究では、

グルコサミンサプリメントの利用と、大腸がん(結腸がん、直腸がん)リスクとの関連が検証されました。

具体的には、

米国でのがん予防研究U栄養コホートから男女113,067名のデータを用いて、

グルコサミンサプリメントの利用と、大腸がん(CRC,結腸がんと直腸がん)リスクが、

2001年の初回から、2年毎に2011年6月までフォローアップされ、

1440名のCRC例が見出されました。


解析の結果、

先行研究で示されたと同様に、

グルコサミンの現在の利用者では、

これまでに利用したことがない群に比べて、

大腸がんリスクが17%低いという有意な相関が認められました。
(HR 0.83; 95% CI 0.71-0.97)


なお、この相関の理由や因果関係は不明であり、

グルコサミンの利用期間が2年以下の群では32%のリスク低下
(HR 0.68; 95% CI 0.52-0.87 for current users with &#8804;&#8201;2 years use)

3年から6年未満では10%のリスク低下
(HR 0.90; 95% CI 0.72-1.13 for current users with 3 to <&#8201;6 years of use)

であり、

6年以上では有意な相関は認められませんでした。
(HR 0.99; 95% CI 0.76-1.29 for current users with &#8805;&#8201;6 years of use).


以上のデータから、

論文著者らは、

グルコサミンサプリメントの利用と、大腸がんリスクとの関連性についての解明にはさらに研究が必要であること、

この相関は、利用期間によって相違があるかもしれないこと

と考察しています。


グルコサミンは、単に関節軟骨への修復シグナルだけではなく、抗炎症作用を介して、全身の組織に作用し、慢性炎症の抑制による生活習慣病のリスクを下げるという機序も考えられます。


最近の研究では、次の報告があります。


変形性膝OAの疼痛に対してグルコサミン+コンドロイチンはセレコキシブと同等の効果



グルコサミン・コンドロイチンの関節裂隙狭小化抑制効果




グルコサミン・コンドロイチンによる関節軟骨保護作用@膝関節症





コンドロイチンによる変形性膝関節症改善作用




グルコサミンはNF-κBを抑制し抗炎症作用を示す



グルコサミン・コンドロイチン利用者は炎症マーカーが低い




グルコサミンによる寿命延長効果






DHCでは、関節機能訴求に関連したサプリメントとして、次の製品を扱っています。




パワーグルコサミン



極らくらく



らくらく(グルコサミン、コンドロイチン、II型コラーゲン、CBP、MSM(メチルスルフォニルメタン)、コラーゲンペプチド、ヒドロキシチロソール)



グルコサミン



コンドロイチン



グルコサミン&コンドロイチン



II型コラーゲン+プロテオグリカン




グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。



作用メカニズムとして、アミノ糖であるグルコサミンが関節軟骨の成分であることから、構成成分を経口摂取することによる直接的な修復機構が想定されていました。



一方、最近の研究では、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子であることが示されており、変形性膝関節症に対する改善効果のメカニズムとして、構成成分自体を直接摂取する作用というよりは、シグナル伝達物質を摂取することによる作用が考えられています。



膝OAなどの変形性関節症に対して、
サプリメントでは、グルコサミンやコンドロイチンが最もエビデンスが豊富であり、欧州の学術団体EULARではグレードAの推奨になっています。
(一方、ACRではGAIT1のみを解析対象としたため、偽陰性データのバイアスによってネガティブになっています。)


2014年以降に発表された最新の研究&#8212;MOVES研究やLEGS研究--では、

グルコサミンやコンドロイチンの効果が示されています。



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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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posted at 23:55 | この記事のURL
バランスボール@カンファレンス [2018年02月12日(月)]
カンファレンスでは、椅子の代わりにバランスボールが置かれていました。

なお、バランスボールは、最後列のみで、それ以外は普通の椅子です。

(私は、いつも通り、最前列の席でしたので、バランスボールは使っていません。)



posted at 23:51 | この記事のURL
タクシー激減でLyftを利用しました。 [2018年02月11日(日)]
今朝、ホテルから学会場への移動にタクシーではなくて、Lyftを利用しました。

米国では、ウーバーやリフトの普及で、タクシー業界が激変しているのを肌感覚で感じます。

例えば、この2年ほど、空港に到着したときに、タクシー乗り場での行列がなくなっているのを感じます。
これまでは、乗客が列を作って、タクシーが来るのを待っていましたが、今は逆に、タクシーのほうが行列を作っているので、到着後、すぐにタクシーに乗れます。


ところが、不便な点もありました。

昨日の早朝に、学会場に移動しようとしたら、これまで、早朝でもホテルの前にタクシーが複数台、待機していたのですが、今回は客待ちのタクシーがいませんでした。

タクシー自体が激減している影響と思います。


ホテルのフロントでタクシーを呼ぶように依頼し、5分で来るといわれたのに、結局、タクシーが来たのは30分近くたってからでした。


これに懲りたので、LyftのアプリをDLして、登録し、今朝、初めてLyftを利用しました。

(ウーバーのほうが認知度が高いかもしれませんが、会社としていろいろあったのと、
Lyftのほうのシステムが優れているように感じましたので、Lyftにしました。)


実際に使ってみると、タクシーが駆逐されてしまうのに納得です。

ただし、寡占化や料金が高くなるタイミングなどいろいろと課題もあるようですが。

アプリの画面はこんな感じでした。↓



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posted at 23:51 | この記事のURL
コエンザイムQ10が糖尿病性神経障害を軽減 [2018年02月10日(土)]
腎臓病研究の専門ジャーナルに、糖尿病性神経障害に対するコエンザイムQ10の有用性を示した臨床研究が、イランのグループ(Kashan University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Iran J Kidney Dis. 2018 Jan;12(1):14-21.)



コエンザイムQ10は、抗酸化作用やATP産生作用を有する機能性成分で、体内でも産生されます。

しかし、加齢とともに内在性コエンザイムQ10は減少し、生活習慣病や慢性疾患でも低下がみられることから、アンチエイジング分野で広く摂取が推奨されているベーシックサプリメントです。


2型糖尿病患者では、同年代の健常者に比べて、内在性コエンザイムQ10(CoQ10)が低下していることがわかっています。



今回の研究では、

糖尿病性神経障害患者において、

コエンザイムQ10によるインスリン、脂質、炎症の関連遺伝子発現への作用が検証されました。

具体的には、

40歳から85歳の糖尿病性神経障害患者40名を対象に、

・1日あたり100mgのコエンザイムQ10サプリメント投与群:20名

・偽薬投与群:20名

の2群について12週間の介入が行われ、関連遺伝子発現が調べられています。


解析の結果、

コエンザイムQ10投与により、

末梢血単核球において、

PPAR-γ遺伝子発現の有意な亢進が認められました。
(P = .02)

また、

偽薬群に比べて、

コエンザイムQ10投与群では、

IL-1遺伝子発現の有意な減少、
(P = .003)

TNF-α遺伝子発現の有意な減少
(P = .02)

が見出されました。

なお、
酸化LDL遺伝子、リポプロテイン(a)、GLUT-1、TGF-β遺伝子についてはCoQ10投与による有意な変化は認められていません。


以上のデータから、

糖尿病性神経障害患者において、

コエンザイムQ10投与の12週間の投与により、炎症関連遺伝子発現への影響が示唆されます。


今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。


コエンザイムQ10では、抗酸化作用や抗炎症作用を介した生活習慣病の病態改善が考えられます。

先行研究では、次の結果が示されています。

コエンザイムQ10による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)での抗炎症作用






コエンザイムQ10によるスタチン剤の副作用症状抑制効果






コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。







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posted at 23:54 | この記事のURL
脳卒中予防には葉酸サプリメントが有用:メタ解析 [2018年02月09日(金)]
移動中の飛行機の機内で使われていた紙ナプキンに、
五輪のマークとチームUSAの文字が印刷されていました。





さて、本日の私的なお勉強日記です。


脳卒中研究の専門ジャーナルに、葉酸を食品に強制添加していない国において、脳卒中予防のための葉酸サプリメントの有用性を示したメタ解析が、米国と台湾のグループから報告されていました。
(J Stroke. 2018 Jan;20(1):99-109.)


葉酸は、ビタミンB群の1種であり、高ホモシステイン血症を改善することから、

動脈硬化予防、認知症予防の作用を有しています。


葉酸の摂取が、血中ホモシステイン値を低下させ、

葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析


葉酸サプリメントはACE阻害剤との併用で脳卒中を31%低減する



世界81カ国では、葉酸が穀類などに添加され、神経管閉鎖障害リスク低減策がとられています。
(ただし、日本では、葉酸が添加されておらず、H12の当時の厚生省の通知により、栄養補助食品からの摂取が推奨されています。)

認知症予防のために葉酸をサプリメントで400マイクログラム摂りましょう!
http://www.dhcblog.com/kamohara/archive/4299


葉酸は、胎児の先天奇形である神経管閉鎖障害(二分脊椎)のリスク低減に加えて、脳血管疾患リスク低減作用もあることから、米国では1998年からシリアルなど穀類の食品に葉酸添加を義務付けています。


一方、日本など一部の国では、葉酸の食品への添加を国の施策としては行っていません。

今回の研究では、

食品への添加を行っていない国において、

脳卒中予防のための葉酸サプリメントの有用性が検証されました。

具体的には、

主要医学データベースを用いて
(PubMed, EMBASE, clinicaltrials.gov)

1966年1月から2016年8月までのデータが検索され、

葉酸サプリメントと脳卒中リスクとの関連が調べられています。


脳卒中をアウトカムとして報告した、
13報のランダム化比較試験(RCT)、65,812名の被験者のデータが対象となりました。



解析の結果、

対照群に比べて、

葉酸サプリメント投与群では、

脳卒中リスクが15%低下していました。
(RR, 0.85; 95% CI, 0.77 to 0.95)


葉酸単独あるいは葉酸+少量のビタミンB12(シアノコバラミン&#8804;0.05 mg/day)は、

脳卒中リスクが25%低下したのに対して、

葉酸+多めのシアノコバラミン(&#8805;0.4 mg/day)では、有意差は認められませんでした。
(RR, 0.95; 95% CI, 0.86 to 1.05)


以上のデータから、

葉酸添加が義務付けられていない国では、
脳卒中予防のために、葉酸サプリメントが有用であると考えられます。



葉酸サプリメントは、動脈硬化を予防し、脳卒中や認知症のリスクを低下させるというエビデンスが確立しています。

葉酸サプリメントの投与によって、血中ホモシステイン値が低下し、

ホモシステインによる血管内皮障害が抑制されることで、

動脈硬化性疾患のリスクが低下すると考えられます。


実際、これまでの観察研究や疫学研究において、
血中ホモシステイン値が低いと、脳卒中や心血管疾患の発症率が低いことが示されています。


葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析


葉酸サプリメントはACE阻害剤との併用で脳卒中を31%低減する

葉酸は、食品にも含まれますが、プテロイルポリグルタミン酸という形であり、利用効率は50%です。

一方、サプリメントに利用されている合成された葉酸は、プテロイルモノグルタミン酸であり、生体での利用効率が85%と高いことが特徴です。





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