サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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最新記事
マンゴー果肉の摂取による抗炎症作用 [2018年05月31日(木)]
今月の分子栄養学の専門ジャーナルに、マンゴー果肉の摂取による抗炎症作用を示した臨床研究が、米国のグループ(Texas A&M University)から報告されていました。
(Mol Nutr Food Res. 2018 May 24:e1800129.)



マンゴーは、ガロタンニン(gallotannin)由来ポリフェノールを含み、抗炎症作用があると考えられます。


今回の研究では、

非肥満者および肥満者において、

マンゴー果肉の摂取による炎症およびない分泌代謝への作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化臨床試験として、

18歳から65歳の
非肥満12名(BMI 18-26.2)と肥満者9名(BMI > 28.9)を対象に、

1日あたり400gのマンゴー果肉を6週間摂取させ、

炎症サイトカイン類と内分泌代謝指標が、介入の前後で調べられています。


解析の結果、

まず、

非肥満の被験者では、

6週間の介入後に、
収縮期血圧が4mmHg低下しました。

また、

肥満の被験者では、

HbA1c とPAI-1が それぞれ 18% と 20%低下したということです。


肥満者では、
IL-8とMCP-1の血中AUCの低下も見出されました。


さらに、
相関解析では、

マンゴー果肉摂取により、

炎症惹起サイトカイン類、PAI-1、HbA1cへの好影響が見出されたということです。



以上のデータから、

マンゴー果肉の摂取により、肥満者での炎症惹起サイトカイン類の減少(改善)が示唆されます。

今後、臨床的意義の検証が期待されます。

なお、果肉からポリフェノールを抽出して、サプリメントを利用する、というのであればいいと思いますが、

マンゴー果肉を毎日取るというのは、東南アジアやインドなどの産地ならともかく、日本や欧米では非現実的です。

また、そもそも、果糖の過剰摂取によるデメリットが大きいように思います。




DHCでは、ポリフェノールなどの機能性食品成分を含むサプリメントを製品化しています。



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4種類のポリフェノールを手軽に補給





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大腿骨頭壊死の患者では血中カロテノイドが低値@日本人 [2018年05月30日(水)]
今月の整形外科の専門ジャーナルに、大腿骨頭壊死患者では、血中カロテノイド類の濃度が低いという研究が、名古屋大学のグループから報告されていました。
(J Orthop Surg2018 May-Aug;26(2):2309499018770927)



酸化ストレスは、

非外傷性大腿骨頭壊死(ONFH)の病態に関与しています。



今回の研究では、

大腿骨頭壊死の患者において、血中の抗酸化成分が調べられました。


具体的には、

症例対照研究として、

大腿骨頭壊死患者39名と、

対照群78名を対象に、

血中αトコフェロール(ビタミンE)、総カロテノイド類、ルテイン/ゼアキサンチン、βクリプトキサンチン、リコピン、αカロテン、βカロテンの濃度が測定されました。

(Yakumo studyの一環です。)



解析の結果、

まず、

血中の総カロテノイド類は、

対照群に比べて、

大腿骨頭壊死患者群において、有意に低値でした。
(2.36 ± 1.26 and 3.79 ± 2.36 &#181;mol/l, respectively, p < 0.001)



αトコフェロールには、両群間で有意差は見出されていません。
(患者群;26.37 ± 6.90 &#181;mol/l、対照群;26.24 ± 6.28 &#181;mol/l, p = 0.920)


また、

ルテイン/ゼアキサンチン、ルテイン、βカロテンは、

対照群よりも、

大腿骨頭壊死群において、

有意に低値でした。
(p < 0.001)



以上のデータから、

日本人の大腿骨頭壊死患者では、

地域居住の健常対照者に比べて、

血中カロテノイド類が低値であることが示唆されます。


カロテノイド類の摂取は、骨代謝に好影響を与え、骨粗鬆症の予防効果を示すことがわかっています。

よく知られているのは、βクリプトキサンチンです。

β-クリプトキサンチンは、骨代謝マーカーであるアルカリフォスファターゼ活性を亢進し、骨中のカルシウム含量を増加することで、骨組織中のカルシウム量を有意に増加させ、骨石灰化を促進します。

また、各種骨吸収促進因子による骨塩溶解(骨吸収)を抑制する作用も示されています。

さらに、β−クリプトキサンチンは、骨芽細胞による骨形成に関与する各種タンパク分子(Runx2、 αI collagen、 IGF-I およびTGFβ1)の遺伝子発現を高めることで骨形成を促進します。


(日本では、明らか食品での機能性表示食品となった製品の中に、骨粗鬆症予防を訴求するみかんがあります。

関与成分は、みかんに含まれるカロテノイド系ファイトケミカルのβクリプトキサンチンです。)

ただし、日本人は、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、葉酸の摂取が不足していますので、骨の健康維持には、みかんの前に、まず、これらのミネラルやビタミンをサプリメントから取ることが優先でしょう。



DHCは、下記のサプリメントを製品化しています。

マルチカロチン 30日分
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拡張期血圧に対するビタミンDの降圧作用:メタ解析 [2018年05月29日(火)]
今月の高血圧研究の専門ジャーナル(電子版)に、ビタミンDサプリメントによる血圧への作用を検証したメタ解析が、中国のグループから報告されていました。
(J Am Soc Hypertens. 2018 May 9.)


ビタミンDは、抗炎症作用を有しており、生活習慣病の予防効果が考えられます。

生活習慣病や内臓脂肪型肥満に伴う病態の本質は、「慢性炎症」です。

したがって、機能性食品成分による病気の予防のためには、抗炎症作用を有し、かつ、安全性が確立し、かつ、経済性(費用対効果)の高い製品の利用が進められます。


食品成分で、抗炎症作用を有し、かつ、多くの臨床研究において有用性が示されているのは、ビタミンD、コエンザイムQ10、オメガ3系必須脂肪酸(EPAやDHA)、ウコン、グルコサミンなどです。




高血圧症を生じる動脈硬化は、血管の慢性炎症であり、

ビタミンDは、抗炎症作用によって、動脈硬化の進展抑制が考えられます。

ただし、血圧が正常な群では、ビタミンDサプリメントの投与では、降圧作用は認められません。


一方、

ビタミンDが欠乏している群(血中ビタミンD値;25[OH]Dが30 ng/mL 未満、あるいは50 nmol/L未満)では、ビタミンDの降圧作用については、明確ではありません。


そこで、今回の系統的レビュー/メタ解析では、

ビタミンD欠乏の被験者において、

ビタミンDサプリメント投与による血圧への作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて関連論文が検索され、
(PubMed, Web of Science, ScienceDirect, Cochrane)

7報560名の被験者データがメタ解析の対象となりました。


解析の結果、

ビタミンDサプリメント投与により、

末梢収縮期血圧の有意な低下が見出されました。
(-1.65 mm Hg, 95% CI: -3.05 to -0.25, I2 = 30.3%)

その他の指標では、ビタミンDサプリメントによる有意な変化は認められませんでした。


また、

サブグループ解析では、

アジア諸国、

8週間の介入、

5000IU以上/日の投与

の群において、

収縮期血圧と拡張期血圧の有意な減少が見出されたということです。


以上のメタ解析データから、

ビタミンD欠乏の患者において、

ビタミンDサプリメント投与による降圧作用が示唆されます。

今後、補完療法としての臨床的意義の検証が期待されます。



慢性炎症は、さまざまな生活習慣病の病態となる原因ですので、

健康増進・疾病予防には、抗炎症作用を有するサプリメントが、ベーシックサプリメントとして推奨できます。

ビタミン類では、ビタミンD3、

ファイトケミカルでは、濃縮ウコン
が定番でしょう。


近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防の目的で利用されるビタミンD3サプリメントの摂取量は、
1日あたり
25マイクログラム(1,000IU)から50マイクログラム(2,000IU)です。


ビタミンDは、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な作用を有する脂溶性ビタミンの1種です。

多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。



日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。


日本人2型糖尿病患者の90%以上がビタミンD不足


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病



ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析



ビタミンDによる妊娠糖尿病での糖代謝改善作用:メタ解析


ビタミンD低値が高血糖と相関する:メタ解析




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。







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葉酸サプリメントが口蓋裂を予防する:メタ解析 [2018年05月28日(月)]
今月の頭部外科の専門ジャーナル(電子版)に、母親の葉酸サプリメントの摂取による胎児の口蓋裂のリスク低減作用を示したメタ解析が報告されていました。
(J Craniofac Surg. 2018 May 14.)


妊娠初期に葉酸サプリメントの摂取は、新生児の神経管閉鎖障害予防のために必須です。

厚労省も葉酸サプリメントの利用を推奨しています。

葉酸サプリメントは、
妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。
(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)

葉酸は、食品にも含まれますが、プテロイルポリグルタミン酸という形であり、利用効率は50%です。

一方、サプリメントに利用されている合成された葉酸は、プテロイルモノグルタミン酸であり、生体での利用効率が85%と高いことが特徴です。


先行研究では、次のコクランレビューがあります。


妊娠中の葉酸サプリメント摂取による神経管欠損症リスク低下効果:メタ解析



口蓋裂は、遺伝的な要因のほか、、環境的要因により出生すると考えられています。

最近では遺伝子カウンセリングや妊婦への葉酸の服用指導なども行われています。

口蓋裂は、日本人においては400 名から600 名に1名の割合で出生すると考えられ、

口唇裂34.5%,口唇口蓋裂45.0%,口蓋裂20.5%です。

口唇裂、口唇口蓋裂は男性に多く,口蓋裂は女性に多い左右差については,左側に多いというデータがあります。
(口唇裂・口蓋裂診療ガイドライン - 日本口腔外科学会)


さて、今回のレビュー/メタ解析では、

妊娠中の葉酸サプリメントの摂取と、胎児の口蓋裂リスクとの関連が検証されました。



具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Medline, Scopus, ISI)

2017年9月までに収載された論文から関連論文が検索され、

1630報から、

コホート研究6報と、
症例対照研究31報がメタ解析の対象となりました。



解析の結果、

母親の妊娠中の葉酸サプリメントの摂取は、

すべてのタイプの口蓋裂リスクを31%低下させるという有意な相関が見出されました。
(OR&#8202;=&#8202;0.69, 95% CI: 0.60, 0.78)


葉酸サプリメントの摂取は、

口唇口蓋裂 (cleft lip and palate, CLP)リスクを27%低下、
(OR&#8202;=&#8202;0.73, 95% CI: 0.62-0.85,)

口蓋裂のみ(CPO)のリスクを25%低下
(OR&#8202;=&#8202;0.75, 95% CI&#8202;=&#8202;053-1.04)

という相関でした。


また、

マルチビタミンサプリメントの摂取は、


口唇口蓋裂CL/Pリスクを35%低下させ、
(OR&#8202;=&#8202;0.65 95% CI&#8202;=&#8202;0.55-0.80)

口蓋裂を31%低下させる、
(OR&#8202;=&#8202;0.69, 95% CI&#8202;=&#8202;0.53-0.90)

という相関も見出されています。


以上のデータから、

妊娠中の葉酸サプリメントおよびマルチビタミンサプリメントの摂取は、

胎児の口蓋裂の予防に有用であると考えられます。






DHCでは、安全性・有効性・経済性(費用対効果)に優れた葉酸サプリメント、ビタミンBサプリメントを製品化しています。


葉酸
厚生労働省も推奨! 赤ちゃんを考えたら、毎日とりたい栄養素



ビタミンBミックス



DHCでは、適正な価格で高品質のマルチビタミンマルチミネラルカルシウム・マグネシウムを提供しています。

また、各種カロテノイドを含むマルチカロチンの他、リコピンルテインなども製品化しています。


中高年以上の疾病予防・健康増進のためには、

下記のサプリメントは、すべてベーシックサプリメントとして摂取が推奨できます。


すべての摂取にかかるコストは1か月分で、2,000円程度から、ですので、

安全性・有効性に加えて、経済性(費用対効果)にも優れています。



マルチビタミン、
(マルチビタミン 徳用90日分 \886(税込\956)) ⇒1ヵ月分は約300円。


マルチミネラル、
(マルチミネラル 徳用90日分【栄養機能食品(鉄・亜鉛・マグネシウム)】\1,239(税込\1,338))  ⇒1ヵ月分は約450円。


ビタミンC ハードカプセル(1,000mg)
(ビタミンC(ハードカプセル)徳用90日分【栄養機能食品(ビタミンC・ビタミンB2)】\629(税込\679)) ⇒1ヵ月分は約210円。



ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。



コエンザイムQ10、
(コエンザイムQ10 包接体 徳用90日分  通常価格\2,143(税抜))  ⇒1ヵ月分は約700円。




↑ 上記は、合計で一か月分が約2,000円ほどです。中高年以上の全員に推奨できるベーシックな成分です。



↓ 下記の成分は、上記に加えて追加する場合に、優先されるサプリメントです。

EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))



DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))


乳酸菌
(届くビフィズス 30日分 通常価格 \1,429(税抜))





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プロバイオティクスが妊娠糖尿病での糖代謝に好影響を与える:メタ解析 [2018年05月27日(日)]
今月の科学誌プロスワンに、妊婦に対するプロバイオティクス投与による内分泌代謝指標への作用を検証したメタ解析が報告されていました。
(PLoS One. 2018 May 21;13(5):e0197771.)



妊婦の肥満および妊娠糖尿病は、妊娠時の課題の一つです。

これまで、
プロバイオティクス投与による内分泌代謝への働きが示唆されてきました。


そこで、今回の研究では、

妊婦において、

プロバイオティクス投与による内分泌関連指標への作用が検証されました。


具体的には、

メタ解析として、

主要医学論文を用いて関連論文が検索され、

ランダム化比較試験10報が対象となりました。


まず、

妊娠糖尿病を有する妊婦では、

プロバイオティクスの摂取と、

空腹時インスリン値との間の有意な負の相関
(OR -2.94, 95%CI [-5.69, -0.20], p = 0.04)

インスリン抵抗性(HOMA-IR)との間に有意な負の相関
(OR -0.65, 95%CI [-1.18, -0.11], p = 0.02)

が見出されました。


一方、

妊娠糖尿病の妊婦では、

プロバイオティクスの摂取と脂質代謝指標との間には有意な相関は見出されませんでした。

(コレステロール値:OR -2.72, 95%CI [-17.18, 11.74], P = 0.71),

(HDL値:OR -0.29, 95%CI [-3.60, 3.03], P = 0.87),

(LDL値;OR -0.38, 95%CI [-18.54, 17.79], P = 0.97),

(中性脂肪値;OR -12.83, 95%CI [-36.63, 10.97], P = 0.29)



次に、

健康な妊婦では、

プロバイオティクスの摂取と、

空腹時インスリン値の間に有意な負の相関、
(OR -3.76, 95%CI [-4.29, -3.23], P < 0.00001)

インスリン抵抗性HOMA-IRとの間に有意な負の相関
(OR -0.57, 95%CI [-1.08, -0.06], p = 0.03)

が見出されました。


なお、
プロバイオティクスの摂取と、空腹時血糖値との間には有意な相関は認められませんでした。
(OR -2.02, 95%CI [-5.56, 1.52], p = 0.26)



以上のデータから、

プロバイオティクスの摂取による妊娠糖尿病での糖代謝への好影響が示唆されます。


プロバイオティクスおよびシンバイオティクスは、さまざまな生活習慣病の予防や改善に有用であることが示されており、妊娠糖尿病でも補完療法としての意義が考えられます。



妊娠糖尿病の改善やリスク低減について、下記の報告があります。


先行研究では、妊娠糖尿病でのプロバイオティクス、シンバイオティクスの有用性が示されています。

妊娠糖尿病での乳酸菌の有用性


妊娠糖尿病に対するプロバイオティクスの有用性

プロバイオティクスによる妊娠糖尿病での内分泌代謝改善作用:メタ解析

ビタミンDによる妊娠糖尿病での糖代謝改善作用:メタ解析


糖代謝については、下記の報告があります。



複数のプロバイオティクスの組み合わせが糖尿病を改善する:メタ解析


プロバイオティクスが糖尿病での糖代謝を改善:メタ解析
DHCでは、プロバイオティクスとして、


ビフィズス菌+オリゴ糖


生菌ケフィア



複合サプリメント(グッドスルー)


植物性乳酸菌飲料


などを製品化しています。



また、プレバイオティクスとしては、

食物繊維

があります。







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ダークチョコレートが視力を改善する!? [2018年05月26日(土)]
アメリカ医師会の眼科ジャーナル(電子版)に、チョコレートの摂取による視力およびコントラスト感度への作用を検証した臨床研究が、米国のグループ(University of the Incarnate Word Rosenberg School of Optometry)から報告されていました。
(JAMA Ophthalmol. 2018 Apr 26.)



チョコレートやココアに含まれるカカオポリフェノール(フラボノイド類)は、

抗炎症作用や抗酸化作用を介した生活習慣病リスク低減効果が知られています。

また、血管内皮細胞由来のNO産生亢進を介して、高血圧改善作用を示します。


これまでの疫学研究や臨床試験では、高血圧症の改善、心血管疾患(動脈硬化性疾患)リスクの低減、抗がん作用などが報告されています。

特に、ダークチョコレートによる心血管リスク低減作用は確立しているといいでしょう。

ココア/カカオポリフェノールの高血圧改善効果:コクランレビュー





ダークチョコレートの摂取は、血流や気分、認知機能への好影響が示唆されています。

しかし、ダークチョコレートによる視機能への作用は明確ではありません。


そこで、今回の研究では、

ダークチョコレートとホワイトチョコレートの短期間の摂取による、

視力及びコントラスト感度への作用が検証されました。



具体的には、

2017年の6月から8月にかけて、

ランダム化一重盲検クロスオーバー法にて、

被験者30名を対象に、
(男性9名、女性21名、平均年齢26歳±5)

ダークチョコレートと、ホワイトチョコレートをそれぞれ摂取させ、

1.75時間後に、

視力(in logMAR units)および

コントラスト感度
[logCS units]

が調べられています。


解析の結果、

まず、

ダークチョコレート摂取後では、

ミルクチョコレート摂取群に比べて、

スモールレター・コントラスト感度の有意な亢進が見出されました。

(ダークチョコレート;mean [SE], 1.45 [0.04] logCS) vs ミルクチョコレート;mean [SE], 1.30 [0.05] logCS; mean improvement, 0.15 logCS [95% CI, 0.08-0.22 logCS]; P&#8201;<&#8201;.001).


また、
ラージレター・コントラスト感度では、

ダークチョコレート摂取後のほうが、

ミルクチョコレート摂取後よりも、亢進傾向が見出されました。(有意差なし)

(mean [SE], 2.05 [0.02] logCS) vs mean [SE], 2.00 [0.02] logCS; mean improvement, 0.05 logCS [95% CI, 0.00-0.10 logCS]; P&#8201;=&#8201;.07)


次に、

視力では、

ダークチョコレート摂取後のほうが、

ミルクチョコレート摂取後よりも、改善傾向が示されています。

(ダークチョコレート;mean [SE], -0.22 [0.01] logMAR; 視力は20/12程度 vs. ミルクチョコレート;mean [SE], -0.18 [0.01] logMAR; 視力は20/15程度; mean improvement, 0.04 logMAR [95% CI, 0.02-0.06 logMAR]; P&#8201;=&#8201;.05)


すべての視機能検査の構成要素の検証では、

ミルクチョコレート摂取後よりも、

ダークチョコレート摂取後のほうが、有意な改善を示したということです。

(mean improvement, 0.20 log U [95% CI, 0.10-0.30 log U]; P&#8201;<&#8201;.001).


以上のデータから、

ダークチョコレートの単回摂取2時間後の時点で、

視力やコントラスト感度の改善作用が示唆されます。

論文著者らは、

現実世界でのパフォーマンスについては、投与期間や作用について、さらに検証が必要であると考察しています。


目の健康維持のための機能性食品成分は、ブルーベリー/ビルベリーと、ルテイン/ゼアキサンチンです。



ルテインは、眼科領域のサプリメントとして機能性が確立しています。

具体的には、加齢黄斑変性症の予防に有用であるとして、日本眼科学会のガイドラインでも摂取が推奨されている成分です。

最近では、次の報告があります。

ルテインによる黄斑色素密度(MPOD)増加作用:メタ解析

ルテインによる視覚処理速度改善作用


また、
次のような研究も知られています。


ルテインによる肌質改善効果




ルテイン 光対策 30日分【機能性表示食品】
眼の黄斑色素濃度を高めてコントラスト感度を維持・改善! 光刺激から守る!







加齢黄斑変性症の予防のためのサプリメントであるルテインやビタミンCサプリメントをDHC製品でとるなら、マルチビタミンやマルチミネラルに加えて、
次の組み合わせになります。



ルテイン 30日分
ルテイン(フリー体として)16mg
加齢によるモヤモヤと液晶ライト対策に!内からはたらくサングラス
\1,143(税込\1,234)





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日本眼科学会も、加齢黄斑変性症治療ガイドラインにおいて、
AMD予防のために、ルテインサプリメントを推奨しています。


DHCは、OTC医薬品も製品化しています。

DHC赤い目薬<一般点眼薬>[第3類医薬品]
現代人の目の疲れ・かすみ・かゆみ、目の充血に




ブルーベリー(ビルベリー)に含まれる青紫色の色素・アントシアニンは、
植物に存在する機能性食品成分・ファイトケミカル類の1種です。

アントシアニンは、青紫−赤紫色の色素であり、植物が自らを紫外線や酸化障害、害虫などから守るために産生しており、抗酸化作用や抗炎症作用を有しています。

ブルーベリーに含まれるアントシアニン類は、高い抗酸化作用を有していることから、動脈硬化性疾患などさまざまな生活習慣病への予防効果が示唆されています。


ブルーベリー由来のアントシアニンによる眼精疲労改善効果が広く知られていると思います。


DHCのブルーベリー含有サプリメントとしては、

ブルーベリーエキス 徳用90日分
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があります。





チョコレート、特にダークチョコレートの摂取による軽症から中等度の高血圧改善作用は確立しています。

ココア/カカオポリフェノールの高血圧改善効果:コクランレビュー



また、チョコレートポリフェノールによる血管内皮機能の改善作用も確立しています。

したがって、カカオ/チョコレートポリフェノールの摂取と、脳卒中予防との間には有意な因果関係があると考えられます。

(ただし、脳卒中には、他の因子も関係しますので、今回は男性では検出できなかったと思われます。)

もちろん、糖質や脂質の取りすぎには注意が必要です。




チョコレートの機能性について、次のような研究が知られています。



ココア/カカオポリフェノールの高血圧改善効果:コクランレビュー




病棟でのチョコレートの生存期間



ダークチョコレートによる脂質代謝改善作用@隠れ肥満女性



ダークチョコレートで歩行距離が改善



チョコレートの摂取と脳卒中リスクの低下:前向き研究とメタ解析



ダークチョコレートによる血管内皮機能改善作用



小児の血圧とダークチョコレート



ココアによる抗炎症作用@肥満症




ココア飲料が善玉コレステロールを増加





健康増進・疾病予防という目的では、カカオの含有量が多いダークチョコレートの摂取がポイントです。

また、ココアパウダーを用いたココア飲料では、糖分の過剰摂取に注意が必要です。


チョコレートポリフェノール/フラボノイドによる高血圧改善効果は、メタ解析でも示されています。





DHCでは、
「おいしい食品カテゴリ」で、チョコレート製品を取り扱っています。







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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


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posted at 23:56 | この記事のURL
地中海食が高齢者のうつ病を予防する [2018年05月25日(金)]
今月の老年学の専門ジャーナル(電子版)に、地中海食が高齢者のうつ病を予防するという研究が、南欧のグループから報告されていました。
(Exp Gerontol. 2018 May 15.)


うつ病は、社会的にも問題となる精神疾患です。

高齢者では、生活習慣病の有病者において、特にうつ病リスクが高くなることが知られています。


今回の研究では、

地中海沿岸の地域居住の高齢者において、

地中海食の遵守率と、うつ病リスクとの関連が検証されました。


具体的には、

ライフスタイル、臨床所見、食習慣、うつ病スコア(GDS)が調べられ、

相関が検証されました。

解析の結果、

軽度あるいは重度のうつ病を有する被験者では、

教育水準が低く、

身体活動は高く、

糖尿病罹患率が高く、

地中海食の遵守率が低い、

という特徴が見出されました。



地中海食の遵守が、うつ病リスクを35%低下させるという相関が見出されました。
[(OR, 95% CI): 0.65, 0.50-0.85]

また、

茶飲料の摂取と、うつ病リスク低減との相関が見出されました。
[(OR, 95% CI): 0.51, 0.40-0.65].


以上のデータから、

地域居住の高齢者において、

地中海食の遵守が高いと、うつ病リスクが低いことが示唆されます。


うつ病に対する機能性食品成分の有効性を示した研究として、下記の報告があります。


オリーブオイルの多い地中海食がうつ病リスクを低下:メタ解析 


セントジョーンズワートは、うつ病に対して医薬品と同等の効果を示す:メタ解析



うつ病に対するEPAの効果


重症うつ病に対するクルクミン(ウコン)の効果:メタ解析



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posted at 23:56 | この記事のURL
コーヒーの摂取が肝がん・卵巣がん・甲状腺がん・子宮体がん・メラノーマのリスクを低減@非白人 [2018年05月24日(木)]
今月の腫瘍学の専門ジャーナル(電子版)に、非白人のグループにおいて、コーヒーの摂取とがんリスクとの関連を検証した疫学研究が、米国のグループ(University of Hawaii Cancer Center.)から報告されていました。
(Cancer Epidemiol Biomarkers Prev. 2018 May 18.)



これまでの疫学研究によって、コーヒーの摂取による生活習慣病リスクの低下が知られています。


例えば、コーヒーの摂取による2型糖尿病リスク低下、脳卒中リスク低下、うつ病リスク低下、肝がんリスク低下、認知機能の低下抑制などがあります。


日本でも、次の研究があります。


3杯のコーヒーで脳腫瘍が半減する@日本人

コーヒーに含まれるポリフェノールの1種、クロロゲン酸の抗酸化作用などの作用を介した効果と考えられています。


さて、
今回の研究では、

日系アメリカ人を含めた非白人のグループにおいて、

コーヒーの摂取と、各部位別のがんリスクとの関連が検証されました。


(先行研究において、コーヒーの摂取による有用性を示したデータでは、
白人を対象とした研究が多いので、今回は非白人での有用性が検証されています。)


具体的には、

ハワイとロサンゼルスにおいて、
黒人、ハワイ先住民、日系アメリカ人、ラテン系、白人の167,720名を対象にした多民族コホート研究として、

食事調査が行われ、

部位別のがんリスクとの関連が検証されました。


15.3年間のフォローアップ中、

34,031例のがんが見出されました。


解析の結果、

1日4杯以上のコーヒーの摂取は、非摂取群に比べて、

肝がんの43%リスク低下との有意な相関、
(HR=0.57; 95% CI, 0.38-0.87)

卵巣がんリスク67%の低下、
(HR=0.33; 95% CI, 0.17-0.65; Ptrend = 0.007)

甲状腺がんリスクの56%の低下、
(HR=0.44; 95% CI, 0.23-0.87; Ptrend = 0.007)

メラノーマリスクの28%の低下
(HR=0.72; 95% CI, 0.52-0.99; Ptrend = 0.002)

が見出されました。

また、

BMIが30以上の肥満女性において、

子宮がんリスクとの間に有意な負の相関も見出されています。
(HR=0.31; 95% CI, 0.14-0.72; Ptrend = 0.04)



これらの相関は、5つの民族で同様の傾向でした。

また、カフェイン入りのコーヒーの摂取群で、この相関は見出されました。



以上のデータから、

コーヒーの摂取による肝がん・卵巣がん・甲状腺がん・子宮体がん・メラノーマのリスク低減作用が示唆されます。



これまでの疫学研究や臨床試験では、高血圧症の改善、心血管疾患(動脈硬化性疾患)リスクの低減、抗がん作用などが報告されています。



例えば、次のような研究が知られています。


コーヒー摂取による全死亡率と心血管疾患リスク低下効果:メタ解析



コーヒーの摂取と死亡率の関係@日系アメリカ人


コーヒーの摂取と泌尿器のがんの関係@メタ解析



コーヒーの摂取による前立腺がんリスク低下作用@メタ解析




コーヒーによる肝臓がんリスク低下作用



コーヒーの摂取と前立腺がんリスクとの関連



コーヒーの摂取による口腔咽頭がんリスク低下作用



チョコレートとコーヒーの摂取と肝機能の関係@HIV-HCV重複感染者



コーヒーの摂取が女性のうつ病リスクを抑制




DHCでは、各種のお茶・ハーブティー・コーヒー、カフェイン抜きの飲料などを製品化しています。




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posted at 23:59 | この記事のURL
アロマが閉経後の女性の性機能を改善する:メタ解析 [2018年05月23日(水)]
婦人科学の専門ジャーナルに、閉経後の女性の性機能に対するアロマセラピーの作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が報告されていました。
(J Menopausal Med. 2018 Apr;24(1):56-61.)

アロマセラピーは、安全性が高い補完療法の一つであり、

疼痛や不眠症などさまざまな病態に広く利用されています。


今回の研究では、閉経後の女性での性機能に対するアロマセラピーの作用について、レビューとメタ解析が行われました。

具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(MEDLINE and Scopus databases and the Cochrane Library)

2017年12月までに収載された論文が対象となり、


3報が解析されました。


メタ解析の結果、

対照群に比べて、

アロマセラピー群では、

性欲の有意な亢進が見出されたということです。

(SMD = 0.56; P < 0.001; heterogeneity; I2 = 42%; P = 0.141)


なお、1報では、

アーモンド精油(芳香吸入)群と、
ネロリ精油(芳香吸入)群との介入で、血中エストロゲン値に有意な変化は見出されませんでした。


今回のメタ解析から、

ネロリ精油あるいはラベンダー精油のアロマセラピー(芳香療法)、

あるいは、

ラベンダー、フェンネル、ゼラニウム、ローズの複合精油のアロマセラピーにより、

閉経後の女性の性欲の亢進作用が示唆されます。



なお、エストロゲンの変化は見出されておらず、作用機序についての解明が必要なこと、

ITT解析などが行われておらず、質の高い研究による更なる検証が必要なことといった課題も示されました。





アロマテラピーは、安全性が高く、補完療法として様々な分野に用いられています。



最近の研究では、

アロマセラピーによる認知症改善作用



アロマセラピーによる術後の鎮痛効果



アロマセラピーによるストレス軽減効果@看護師



アロマセラピーによる掻痒改善効果@慢性維持透析患者


も示されています。



なお、
日本では、アロマセラピーの精油(エッセンシャルオイル)は雑貨扱いになっており、
品質が玉石混淆です。


したがって、一定以上の品質を有する、質の高いアロマセラピー製品を選ぶ必要があります。


DHCでは、アロマセラピーの関連製品を扱っています。







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posted at 23:57 | この記事のURL
地中海食による心臓病死亡率の低下効果:世界7カ国共同研究 [2018年05月22日(火)]
今月の臨床栄養学の専門ジャーナルに、世界7カ国共同研究(Seven Countries Study)からの16のコホート研究に基づいて、食事と心臓病死亡率との関係を検証した研究が、日米欧のグループから報告されていました。
(Eur J Clin Nutr. 2018 May 17.)

世界7カ国共同研究(Seven Countries Study)は、食生活と心臓病(虚血性心疾患)との関連を明らかにするために、1957年に開始された、世界初の国際共同研究です。


7カ国研究では、地中海沿岸諸国および日本では、アメリカや北欧に比べて、心臓病が少ないことが示されてきました。


地中海食は、スペインやギリシャ、南フランスなど地中海地方の伝統食です。
野菜や果物、全粒の穀類、種実類、オリーブオイルの利用が多いという特徴があります。

地中海食は、健康増進や疾病予防に有用であることが知られており、多くの研究によってエビデンスが示されています。


さて、

今回の研究では、

7カ国共同研究のデータから、

長期間の心臓病死亡率と、食事摂取パターンとの関連が検証されました。


具体的には、7カ国で、1960年代に研究に参加した16報のコホート研究から、
(US, Finland, The Netherlands, Italy, Greece, former Yugoslavia: Croatia/Serbia, Japan)

40−59歳の男性12,763名が対象となり、


食事のパターン、脂質や炭水化物の摂取、地中海食スコアなどと、心臓病死亡との関係が調べられました。


50年間のコホート研究の期間中に、

97%の男性が死亡しました。

試験参加時には、

固形脂質の摂取は、北欧で多く、

オリーブオイルはギリシャ、

肉類は米国、

甘いものは、北欧と米国、

魚類は日本での摂取がそれぞれ多いことが見出されました。



地中海食の食事パターンは、

地中海諸国と日本で高値でした。


50年間の心臓病死亡率は、

固形脂質、糖類を含む甘いもの、動物性食品、飽和脂肪酸、ショ糖の摂取と有意な相関を示しました。
(r&#8201;=&#8201;0.68-0.92)

一方、
野菜類、でんぷんなどは、負の相関でした。
(r&#8201;=&#8201;-0.59 to -0.91)


以上のデータから、

1960年代の食事としての伝統的な地中海食や日本食は、野菜が豊富であり、ショ糖を含む甘いものや動物性食品の摂取が少ないという特徴があり、

心臓病の死亡率を抑える作用が示唆されます。


農水省の調査によると、

日本人の食生活では、すでに数年前に、肉類/畜産品の摂取量が、魚類の摂取量よりも多くなっています。

また、野菜の摂取量は、欧米よりも少ないことも知られています。

さらに、和食の欠点として、塩分の摂取量が多くなり、高血圧や脳卒中のリスクを高めてしまいます。

心臓病の予防という点では、オリーブオイルや魚類の摂取が多い地中海食、また、魚類からのオメガ3系脂肪酸の摂取が多い、日本食のほうが、アメリカ人の平均的な食事よりは、優れています。

一方、
認知症や脳卒中の予防という点では、日本の食事や生活習慣は、アメリカより劣ることは、罹患率の推移を見れば明らかです。




DHCは、オーガニック(有機栽培)の
エクストラバージンオリーブオイルを取り扱っています。

ヌニェス・デ・プラド エクストラバージンオリーブオイル
数々の受賞歴を誇る、有機栽培の高級食用オリーブオイル



オロ・デ・ヘナベ エクストラバージンオリーブオイル
なめらかで、マイルドな風味。有機栽培の高級食用オリーブオイル




地中海食やオリーブオイルの効能については、多くのエビデンスが報告されています。


地中海食で死亡率が半減する



低炭水化物(糖質制限)食と地中海食は低脂肪食よりも有効



オリーブオイルの摂取10gで全死亡率が7%低下



地中海食がメタボを抑制



バージンオリーブオイルとナッツ類を含む地中海食の抗炎症作用



バージンオリーブオイルの心臓病予防作用



オリーブオイルによる皮膚の老化抑制作用



地中海食による認知症予防効果



地中海食+CoQ10サプリによる抗酸化作用



超低炭水化物・地中海食による減量効果




地中海食による高尿酸血症リスクの低下



オリーブオイルによる動脈硬化抑制作用



バージンオリーブオイルによる骨代謝改善作用




オリーブオイルとナッツによる心血管リスク低下作用



伝統的地中海食による脂質代謝改善作用



オリーブオイルによる膀胱がんリスク低下





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posted at 23:57 | この記事のURL
ノコギリヤシの15年間投与による安全性と有効性 [2018年05月21日(月)]
今月の泌尿器科の専門ジャーナルに、前立腺肥大症に対してノコギリヤシエキスを15年間利用した患者での安全性と有効性に関する観察研究が、ロシアのグループ(I.M. Sechenov First Moscow State Medical University)から報告されていました。
(Urologia. 2018 May 1:391560318772466.)


男性では、加齢に伴って前立腺肥大症(BPH)による排尿障害などの症状が生じます。

良性疾患である前立腺肥大症に対して、サプリメントでは、ノコギリヤシ(学名serenoa repens)が用いられています。


ノコギリヤシの有用性は、メタ解析で示されています。

ノコギリヤシエキス(Permixon)は前立腺肥大症の下部尿路症状を改善する:メタ解析


さて、

今回の研究では、

前立腺肥大症の進行抑制を目的とした、

ノコギリヤシエキスの長期投与の有効性と安全性が検証されました。



具体的には、
オープン・非対照の観察研究として、

前立腺肥大症の進行抑制に、

1日1回、320mgのノコギリヤシエキスを15年間、摂取していた患者30名を対象に、


IPSS (国際前立腺症状スコア、International Prostatic Symptoms Scale) 、

QoL (Quality of life) スコア、

前立腺関連指標(Qmax, 排尿量, 残尿量、前立腺容積)

が調べられています。



解析の結果、

自覚的な症状(IPSSおよびQoLスコア)に基づくと、

前立腺肥大症に伴う症状の進行は認められませんでした。

また、
客観的な指標(prostate volume, urination rate, residual urine volume)による評価でも、症状の進行は認められていません。


このとき、

ノコギリヤシエキス摂取に関連した有害事象は認められませんでした。

(前立腺がんも認められていません。)


以上のデータから、

前立腺肥大症の症状進行抑制のための、1日あたり320mgのノコギリヤシエキスの摂取による有効性と安全性が示唆されます。


今回の研究は、観察研究ですので、介入試験と比べると、エビデンスレベルが低いとなってしまいます。

しかし、15年間の介入試験を計画するのは非現実的なので、今回のようにノコギリヤシエキスサプリメントを15年間摂取した観察研究のデータには一定の意義があると考えます。



良性疾患である前立腺肥大症に対して、サプリメントでは、ノコギリヤシ(学名serenoa repens)が用いられています。


ノコギリヤシに関しての臨床試験や基礎研究では、次のような報告があります。



ノコギリヤシエキス(Permixon)は前立腺肥大症の下部尿路症状を改善する:メタ解析



前立腺肥大症に対してノコギリヤシは医薬品と同等の効果を示す



ノコギリヤシ+ハルナール併用はハルナール単独よりも有効



男性型脱毛症(AGA)に対するノコギリヤシの効果


ノコギリヤシの安全性を示した臨床試験


・ノコギリヤシによる前立腺肥大症と勃起障害の症状改善作用


・前立腺の健康維持にはノコギリヤシ+リコピン+セレン


・ノコギリヤシによる細胞増殖抑制作用


・ノコギリヤシによるBPH症状改善作用



・ノコギリヤシの前立腺肥大症改善作用



・前立腺切除術前のノコギリヤシ投与の効果


・ノコギリヤシ複合サプリによる慢性前立腺炎改善効果


・ノコギリヤシ・カボチャ種子による前立腺肥大症


・前立腺切除術の出血にノコギリヤシは影響しない



・ノコギリヤシでは医薬品との相互作用報告はなし



・男性型脱毛症とノコギリヤシ


・ノコギリヤシの安全性に関する系統的レビュー


・前立腺炎に対する補完療法としてのノコギリヤシ







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posted at 23:52 | この記事のURL
フラボノイドの摂取が多いと2型糖尿病のリスクが低い:メタ解析 [2018年05月20日(日)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、フラボノイドの摂取と2型糖尿病リスクとの関連を検証したメタ解析が報告されていました。
(Crit Rev Food Sci Nutr. 2018 May 16:1-47)



植物性食品に含まれるファイトケミカルであるフラボノイド類は、抗酸化作用や抗炎症作用を有していることから、生活習慣病のリスク低減作用が示唆されます。


今回のメタ解析では、

前向きコホート研究において、フラボノイドの摂取と2型糖尿病リスクが検証されました。



具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed and Scopus databases)

2018年5月までに収載された関連論文が検索され、

9報の前向きコホート研究、172,058名が対象となりました。

2型糖尿病の発症が16910例、含まれています。


食事からのフラボノイド類のサブクラス別の解析では、

フラバノール、フラボノール、フラバン3オール、イソフラボンの摂取と、

2型糖尿病リスク低下との有意な相関が見出されました。


リスク低減は、

摂取が少ない群に比べて、

多い群では、

フラバノール:14%のリスク低減
(RR;0.86, 95%CI: 0.77, 0.97),

フラボノール;9%のリスク低減
(RR: 0.91, 95%CI: 0.85, 0.98),

フラバン3オール:10%のリスク低減、
(RR: 0.90 (95%: 0.82, 0.99)

イソフラボン:9%のリスク低減
0.91 (95%CI: 0.84, 0.98),

という相関でした。

次に、

用量依存性の解析では、

フラバノールは1日あたり135 mg毎 (95%CI: 0.92, 0.96; P for trend < 0.001),

フラボノールは1日あたり50 mg毎 (95%CI: 0.88, 0.99, P for trend = 0.021),

フラバン3オールは1日あたり68 mg (95%CI: 0.92, 0.96, P for trend < 0.001),

イソフラボンは1日1.8 mg (95%CI: 0.92, 0.97, P for trend < 0.001)

の摂取により、

2型糖尿病リスクが6%低下するという相関が見出されました。


フラバノンとフラボンの摂取量と、2型糖尿病リスクとの間では有意差は見出されませんでした。


以上、

今回のメタ解析のデータから、

フラボノイド類の摂取による2型糖尿病リスク低減作用が示唆されます。


なお、今回はコホート研究のメタ解析ですので、今後、介入試験による検証が期待される分野です。






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posted at 23:53 | この記事のURL
出講@第91回日本産業衛生学会 [2018年05月19日(土)]
本日、第91回日本産業衛生学会にて


「ICTとフォーミュラ食を活用した

メタボ対策減量プログラムの有用性」

という演題で、

出講いたしました。


↓ 熊本から羽田に戻る飛行機から、富士山が見えました。




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posted at 23:53 | この記事のURL
炭水化物と食物繊維の摂取比率がメタボのリスクに相関する [2018年05月18日(金)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、炭水化物と食物繊維の摂取比率がメタボリック症候群リスクと相関するという研究が、京都府立医大のグループから報告されていました。
(Ann Nutr Metab. 2018 May 4;72(4):329-335.)


糖質・単純炭水化物の摂取が、肥満や糖尿病のリスクになることが確立しています。

一方、炭水化物のうち、全粒穀類では、食物繊維も含まれていることから、

玄米食や発芽玄米では、一定の機能性が示唆されています。


今回の研究では、

炭水化物と食物繊維の摂取バランスによる内分泌代謝指標への作用が検証されました。

具体的には、

2型糖尿病患者164名を対象にした横断研究にて、

食事調査から、

炭水化物と食物繊維の摂取の割合が、炭水化物(g)/食物繊維(g)として求められ、

メタボリック症候群関連指標との関連が調べられました。


解析の結果、

炭水化物/食物繊維の摂取比率は、メタボリック症候群関連指標との相関が認めれ、

トリグリセリド値(r = 0.21, p = 0.007)、

HDLコレステロール値(r = -0.23, p = 0.003)

でした。


また、

交絡因子で補正後、

炭水化物と食物繊維の摂取比率は、メタボリック症候群のリスクと有意な相関相関を示しました。
(OR 1.06 [95% CI 1.00-1.13], p = 0.047)

一方、

炭水化物の摂取や
(1.00 [0.99-1.01], p = 0.752)


炭水化物由来エネルギー/総エネルギー比は、
(1.00 [0.94-1.07], p = 0.962)

メタボリック症候群リスクとの有意な関係は見出されませんでした。


以上のデータから、

炭水化物と食物繊維の摂取比率が、メタボリック症候群リスクと関係することことが示唆されます。

メタボリック症候群の対策として、単純炭水化物の緩やかな制限に加えて、
食物繊維の摂取の推奨による効果の検証が期待されます。




DHCでは、

肥満・糖尿病・アンチエイジング・ヘルシーエイジング(健康長寿)のための食事として、

「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。




DHCの製品で、低炭水化物食・低GI食・低GL食に相当するのは、


DHCプロティンダイエット
です。



DHCプロティンダイエットは、減量のため、あるいはリバウンド予防のための食品(フォーミュラ食・置き換え食)として考えられていますが、


コエンザイムQ10やポリフェノール、食物繊維などの機能性食品成分を含んでおり、

ヘルシーエイジングのための低カロリー・低炭水化物食品として、食事代わりに利用できます。




その他、低GI食、低GL食として、

発芽玄米

米こんにゃく

があります。






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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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posted at 23:53 | この記事のURL
葉酸が初発脳卒中を73%低下する@低血小板・高ホモシステイン血症の高リスク群:CSPPTサブ解析 [2018年05月17日(木)]
今月の循環器学の専門ジャーナルに、リスクの高い高血圧患者において、葉酸サプリメントの投与により初発の脳卒中が73%低下した、という臨床研究が、中国のグループから報告されていました。
(J Am Coll Cardiol. 2018 May 15;71(19):2136-2146)


血小板数と、初発脳卒中リスクとの関連が示唆されています。


先行研究であるCSPPTでは、高血圧患者において、降圧剤と葉酸(800&#13197;)の併用による初発の脳卒中の予防効果(一次予防効果)が示されています。
(China Stroke Primary Prevention Trial [CSPPT])

今回の研究では、

血小板数が低値であり、総ホモシステイン値が高値である群での初発脳卒中リスクについて、

また、

そのリスクを葉酸が抑制するかどうか、検証が行われました。


具体的には、

CSPPTのサブ解析として、

中国人の高血圧患者10,789名(平均年齢59.5歳、38%が男性、脳卒中や心筋梗塞の既往のない患者)を対象に、

・エナラプリル10mg+葉酸800&#13197;の併用投与群(n = 5,408)

・エナラプリル10mg単独投与群(n = 5,381)

の2群について、

主エンドポイントの初発脳卒中が調べられています。



平均4.2年間のフォローアップ期間に、

371例の初発脳卒中が生じました。


まず、
エナラプリル単独投与群での層別解析では、

初発脳卒中の発症が最低群(3.3%)は、

血小板が高値(quartiles 2 to 4)で、総ホモシステイン値が低い(<15 μmol/l)グループでした。

これに対して、

初発脳卒中の発症が最高群(5.6%)は、

血小板数が低値(quartile 1)で、総ホモシステイン値が高値(&#8805;15 μmol/l)のグループでした。


次に、

降圧剤と葉酸の併用投与群では、

血小板数が低値でホモシステイン値が高値の高リスクグループにおいて、

初発脳卒中の発症が73%減少していました。
(HR: 0.27; 95%ci: 0.11 to 0.64; p = 0.003)

一方、
低リスク群では、有意差は認められませんでした。


以上、

血小板数が低値で、ホモシステイン値が高値の高血圧患者では初発脳卒中リスクが高いこと、

また、
降圧剤と葉酸の併用により、このリスクが73%低下したことから、


ホモシステイン値と血小板数をバイオマーカーとして、脳卒中リスクの高い高血圧患者に対しては、

葉酸サプリメントの投与による一次予防策が考えられます。





葉酸はビタミンB群の一つです。

成人の場合、生活習慣病、特に動脈硬化性疾患に対する葉酸サプリメントの効果が知られています。


葉酸サプリメントの投与によって、血中ホモシステイン値が低下し、

ホモシステインによる血管内皮障害が抑制されることで、

動脈硬化性疾患のリスクが低下すると考えられます。


実際、これまでの観察研究や疫学研究において、
血中ホモシステイン値が低いと、脳卒中や心血管疾患の発症率が低いことが示されています。



葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析






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posted at 23:56 | この記事のURL
グルコサミンは変形性膝関節症の症状を軽減@JKOMスコア:系統的レビュー/メタ解析 [2018年05月16日(水)]
臨床リウマチ学の専門ジャーナル(電子版)に、変形性膝関節症に対するグルコサミンの有用性を示した系統的レビュー/メタ解析が、日本の国立障害者リハビリテーションセンターのグループから報告されていました。
(Clin Rheumatol. 2018 Apr 30.)



グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。


作用メカニズムとして、アミノ糖であるグルコサミンが関節軟骨の成分であることから、構成成分を経口摂取することによる直接的な修復機構が想定されていました。



一方、最近の研究では、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子であることが示されており、変形性膝関節症に対する改善効果のメカニズムとして、構成成分自体を直接摂取する作用というよりは、シグナル伝達物質を摂取することによる作用が考えられています。



膝OAなどの変形性関節症に対して、
サプリメントでは、グルコサミンやコンドロイチンが最もエビデンスが豊富であり、欧州の学術団体EULARではグレードAの推奨になっています。
(一方、ACRではGAIT1のみを解析対象としたため、偽陰性データのバイアスによってネガティブになっています。)


2014年以降に発表された最新の研究&#8212;MOVES研究やLEGS研究--では、

グルコサミンやコンドロイチンの効果が示されています。


グルコサミンの風評被害by整形外科医


さて、
今回の研究では、

変形性膝関節症(膝OA)に対するグルコサミンの作用を検証した系統的レビュー/メタ解析のアップデートが行われました。


具体的には、

2003年から2016年の間に報告されたランダム化比較試験(RCT)18報が対象となり、解析が行われました。

RCTでは、VASとWOMACが指標として用いられており、

今回のメタ解析でも利用されました。



解析の結果、

まず、

VAS疼痛スコアは、グルコサミンでの好影響が示唆されました。
(marginally favorable effect)


また、

WOMACでの膝関節機能への作用は、小さく、有意差は見出されませんでした。

一方、

膝OAスケールとして確立され、
日本で広く利用されているJKOM(Japanese Knee Osteoarthritis Measure)については、

RCT数は限られていましたが、


JKOMを指標としたメタ解析の結果、

偽薬群に比べて、

グルコサミンが膝OAの症状を有意に軽減することが見出されました。


以上、この10数年間に行われた、膝OAに対するグルコサミンのRCTのメタ解析の結果、、

グルコサミンによる膝OAの症状軽減作用が示唆されます。






変形性膝関節症に対して、


最近の研究では、次の報告があります。


変形性膝OAの疼痛に対してグルコサミン+コンドロイチンはセレコキシブと同等の効果



グルコサミン・コンドロイチンの関節裂隙狭小化抑制効果




グルコサミン・コンドロイチンによる関節軟骨保護作用@膝関節症





コンドロイチンによる変形性膝関節症改善作用




グルコサミンはNF-κBを抑制し抗炎症作用を示す



グルコサミン・コンドロイチン利用者は炎症マーカーが低い




グルコサミンによる寿命延長効果




グルコサミンはジアセレインと有効性が同じで、副作用が少ない:メタ解析



DHCでは、関節機能訴求に関連したサプリメントとして、次の製品を扱っています。




パワーグルコサミン




極らくらく



らくらく(グルコサミン、コンドロイチン、II型コラーゲン、CBP、MSM(メチルスルフォニルメタン)、コラーゲンペプチド、ヒドロキシチロソール)



グルコサミン



コンドロイチン



グルコサミン&コンドロイチン



II型コラーゲン+プロテオグリカン




グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。



作用メカニズムとして、アミノ糖であるグルコサミンが関節軟骨の成分であることから、構成成分を経口摂取することによる直接的な修復機構が想定されていました。



一方、最近の研究では、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子であることが示されており、変形性膝関節症に対する改善効果のメカニズムとして、構成成分自体を直接摂取する作用というよりは、シグナル伝達物質を摂取することによる作用が考えられています。



膝OAなどの変形性関節症に対して、
サプリメントでは、グルコサミンやコンドロイチンが最もエビデンスが豊富であり、欧州の学術団体EULARではグレードAの推奨になっています。
(一方、ACRではGAIT1のみを解析対象としたため、偽陰性データのバイアスによってネガティブになっています。)


2014年以降に発表された最新の研究&#8212;MOVES研究やLEGS研究--では、

グルコサミンやコンドロイチンの効果が示されています。







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米国では認知症が11.6%から8.8%へ減少:2002年から2012年の比較 [2018年05月15日(火)]
現在、日本では、認知症が大きな問題となっています。

高齢者ドライバーが高速道路を逆走して交通事故、

というニュースも特に珍しくはなくなりましたし、

高齢者の免許返納に関する話題もあります。


H24年の厚生労働省の推計では、
65歳以上の高齢者の4人に一人が認知症あるいは認知症予備軍とされました。

3500万人以上の高齢者のうち、800万人以上が該当します。


さらに、
要介護者となる原因の第1位が、認知症であり(H28年国民生活基礎調査)、

認知症患者の増加が日本では大きな問題となっています。



米国でも、ベビーブーマー世代の大量退職など社会の高齢化が進みつつあり、

認知症患者の増加の可能性が考えられてきました。

一方で、

最近の米国やその他の高所得国の一部では、過去25年間にわたり、加齢による認知症リスクの低下を示唆する研究もあります。


実際、米国や一部の先進国では、認知症が減少している、という報告があります。

例えば、昨年、米国医師会ジャーナル(JAMA)に報告された研究では、

認知症の罹患率について、2002年と2012年の間の比較が行われていました。
(JAMA Intern Med. 2017 Jan 1;177(1):51-58.)


この研究では、

米国において、

2000年と2012年の認知症の罹患率の比較が行われました。


具体的には、

全米での65歳以上を対象にした縦断研究である「Health and Retirement Study (HRS)」のデータから、

2000年の時点での&#8201;10&#8239;546名と、

2012年の時点での10&#8239;511名を対象にして、認知症の罹患が調べられています。


主アウトカムは、
認知症であり、HRSの認知機能測定が用いられました。




今回のコホート研究での被験者の平均年齢は、

2000年では75.0歳
(95% CI, 74.8-75.2 years)

2012年では74.8歳
(95% CI, 74.5-75.1 years)
でした。

性別で女性の割合は、
2000年では58.4% (95% CI, 57.3%-59.4%)、

2012年では56.3% (95% CI, 55.5%-57.0%)

でした。


65歳以上での認知症の罹患率は、

2000年時点の11.6%から、
(95% CI, 10.7%-12.7%)

2012年時点には8.8%へと
(95% CI, 8.2%-9.4%)
(年齢と性別で標準化後は8.6%)

有意に減少していました。
(P&#8201;<&#8201;.001).


層別解析では、

教育の期間が長いほど、認知症のリスクが低く、

2000年から、2012年の間に、

教育の年数は、有意に増加していました。
(11.8年 [95% CI, 11.6-11.9 年]から、12.7年[95% CI, 12.6-12.9 年]; P&#8201;<&#8201;.001)



米国の高齢者において、
心血管リスク(高血圧や糖尿病、肥満の罹患率)は、
この期間、年齢と性別で補正後に、有意に増加していましたが、

認知症の罹患率は低下していました。



以上のコホート研究でのデータから、

2000年から2012年にかけて、

米国での認知症の罹患率は有意に減少したこと、

この期間、教育を受ける期間は有意に長くなっていること、

が見出されました。

一方、
認知症が減少した理由として、

社会的な因子、行動変容、あるいは医学的な因子などが関与するのかどうかは明確ではありません。、

したがって、

論文著者らは、

高齢者における認知症の罹患率に関して、発症リスク低減をもたらした因子の解明のためにも、さらにモニターリングを継続する、と考察しています。



前述のように、認知症は日本では大きな社会問題となっており、さまざまな対策が行われています。

要介護者となる原因の第1位が認知症となっていることから、認知症になっても住みやすい社会づくりなどの政策もあります。

しかし、認知症を予防し、認知症の罹患率を減らす施策のほうが重要です。

今回の研究では、米国では、肥満や高血圧、糖尿病などが増えたにもかかわらず、高齢者での認知症は減少したとあります。

これらの疾患が関与しないわけではないので、この傾向が今後も続くかどうかは検証する必要はあります。

米国と日本の最も大きな違いとして、
環境的には、米国ではスモークフリーの社会の実現に向けて、強力な禁煙推進を図ってきました。
その成果の一つが、がん死亡の減少として現れています。
今回の認知症の減少にも、喫煙対策が関係していると思われます。

また、食事の関係では、葉酸の摂取増加があります。
米国では、FDAが1998年から、シリアルなど穀類への葉酸の添加を義務化しました。

その直後から、脳卒中の死亡率は著減しています。

葉酸は、高ホモシステイン血症を改善することで、認知症のリスクを低減する作用が確立しています。
(高ホモシステイン血症は、動脈硬化のリスクであり、また、脳萎縮のリスクです。)


今回の研究で示された、米国の高齢者での認知症の罹患率の減少という原因は、おそらく一つではなく、複数の社会的及び生活環境的な因子が関係していると推測されます。

日本でも、スモークフリーの社会の実現、葉酸の摂取の啓発(強化食品やサプリメントの活用)などに取り組むべきと考えます。


葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析


葉酸サプリメントはACE阻害剤との併用で脳卒中を31%低減する



世界81カ国では、葉酸が穀類などに添加され、神経管閉鎖障害リスク低減策がとられています。
(ただし、日本では、葉酸が添加されておらず、H12の当時の厚生省の通知により、栄養補助食品からの摂取が推奨されています。)

認知症予防のために葉酸をサプリメントで400マイクログラム摂りましょう!





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高血圧の改善に有用な食事療法とは:系統的レビュー/メタ解析 [2018年05月14日(月)]
ヤフーのニュース欄に掲載されていた、ネットの健康記事の中で、

誤訳のような表現がありました。


「性欲が消えてしまう6つの意外な理由」

という見出しで、

ライフハッカー[日本語版]とあるので、翻訳のようです。


「性欲が消えてしまう6つの意外な理由」

の記事の冒頭で、

「国際性機能学会(ISSM)によると、血圧の薬からアスリートが足につける薬まで実にさまざまな医薬品に、テストステロンの量を減らす効果が認められるとのこと。」



この中の、「アスリートが足につける薬」というのは、水虫薬のことです。

水虫のことを、アスリート・フットというので、単に直訳してしまったようですが。。。


この記事は、英文翻訳でしょうから、おそらく、機械翻訳をしたものを(医学知識は全くない)ライターがリライトして、日本語として整えていると思われます。



アスリートが足につける薬、というと、筋肉痛か何かで、消炎鎮痛薬のことのように勘違いしてしまいそうですが、

これは、「アスリート・フットの薬」がもともとの表現で、水虫薬の意味です。

(元の英文記事は確認していませんので、どなたかお願いします。)




さて、本日の私的なお勉強日記です。


今月の栄養学の専門ジャーナルに、高血圧の改善に有用な食事療法を検証した系統的レビュー/メタ解析は、オーストリアのグループ(University of Vienna)から報告されていました。
(Crit Rev Food Sci Nutr. 2018 May 2:1-59)



今回の研究では、

高血圧および高血圧予備軍(高血圧前段階)に対する各種の食事療法の有用性に関して、

ネットワークメタ解析が行われました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Cochrane CENTRAL, Google Scholar)

2017年6月までに収載された論文を対象に、

・食事療法のランダム化比較試験であり、

・高血圧あるいは高血圧予備軍(前段階)の成人を対象にし、

・12週間以上の介入を行った試験が検索され、

67試験から13の食事療法が対象となり、
(DASH, low-fat, moderate-carbohydrate, high-protein, low-carbohydrate, Mediterranean, Palaeolithic, vegetarian, low-GI/GL, low-sodium, Nordic, Tibetan, and control)

17,230名のデータから、

収縮期血圧と拡張期血圧への作用が検証されました。

なお、DASH(ダッシュダイエット)は、米国の公的機関が推奨している食事ガイドラインで、
野菜や果物、低脂肪の乳製品を多く摂るような食事です。

また、
パレオダイエット(Palaeolithic)は、日本語訳では、旧石器時代食や原始人食といわれる、低炭水化物食です。(つまり、狩猟民族時代の食事であり、農耕による穀類がない時代の食事)



ネットワークメタ解析の結果、

13の食事療法のうち、

DASH, 地中海食, 低炭水化物食, パレオダイエット(Palaeolithic), 高たんぱく食, 低GI食、低食塩食(塩分制限食)、 低脂肪食が、

対照食に比べて、

収縮期血圧を有意に低下し、
(-8.73 to -2.32 mmHg)

拡張期血圧を有意に低下させました。
(-4.85 to -1.27 mmHg)




SUCRAs(surface under the cumulative ranking)でのランク付けによると、

DASH(Dietary approaches to Stop Hypertension)が、収縮期血圧(90%)および拡張期血圧 (91%)に対して、最も有効性が高く

次に、

収縮期血圧への降圧作用では、

Palaeolithic, と低炭水化物食が続き、


拡張期血圧への降圧作用では、

地中海食が続きました。


なお、

各食事療法の比較に関するエビデンスの信頼性は、いずれも低いあるいは中程度であり、

例外は、DASH食と低脂肪食の比較が高い信頼性のエビデンスでした。



以上、今回のネットワークメタ解析のデータから、

高血圧および高血圧予備軍(前段階)の改善に最も有用な食事療法は、DASH(Dietary approaches to Stop Hypertension)であると考えられます。


今回は高血圧に対する効果を検証していますので、

高血圧の改善を目的として示されているDASH食が最も有効となったのは、当然とも考えられます。

DASH食以外では、地中海食と低炭水化物食が有意な効果を示したとされています。

したがって、高血圧だけではなく、糖尿病や脂質異常症など多くの生活習慣病の改善という点では、
地中海食と低炭水化物食のほうが、勧めやすいと思います。

また、一般に、地中海食のほうが、DASHよりも、継続しやすい食事と考えます。



DHCでは、

肥満・糖尿病・アンチエイジング・ヘルシーエイジング(健康長寿)のための食事として、

「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。



最新の科学的根拠を俯瞰すると、

「緩やかな糖質制限食・低炭水化物食」を基本とした食生活が、

「ヘルシーエイジング(健康長寿)」

「ダイエット(適正体重の維持)」

「アンチエイジング(抗加齢)」

に有用であると考えられます。



DHCの製品で、低炭水化物食・低GI食・低GL食に相当するのは、


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です。



DHCプロティンダイエットは、減量のため、あるいはリバウンド予防のための食品(フォーミュラ食・置き換え食)として考えられていますが、


コエンザイムQ10やポリフェノール、食物繊維などの機能性食品成分を含んでおり、

ヘルシーエイジングのための低カロリー・低炭水化物食品として、食事代わりに利用できます。




その他、低GI食、低GL食として、

発芽玄米

米こんにゃく

があります。










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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
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ビタミンDサプリメントによる抗炎症作用@閉経後の女性 [2018年05月13日(日)]
今月の婦人科学の専門ジャーナル(電子版)に、閉経後の女性において、ビタミンDサプリメントによる炎症関連指標への作用を検証した臨床研究が、ブラジルのグループ(Sao Paulo State University)から報告されていました。
(Menopause. 2018 May 7)



ビタミンDは、抗炎症作用を有しており、生活習慣病のリスク低減作用が示唆されています。

今回の研究では、

比較的若年の閉経後の女性において、

ビタミンDサプリメント投与による免疫系および炎症関連指標への作用が検証されました。


具体的には、

二重盲検偽薬対照試験として、

50歳から65歳の閉経後の(12ヶ月以上、月経のない)女性160名を対象に、

・ビタミンDサプリメント投与群:80名、
(1日あたり1,000 IUのビタミンD3サプリメント投与)

・偽薬投与群:80名

の2群について、

9ヶ月間の介入が行われ、

介入の前後で、

ILs-1β, IL-5, IL-6, IL-10, IL-12ρ70, IL-17α, TNF-α, IF-γなどの関連指標が測定されました。


解析の結果、

9ヶ月間の介入後に、

まず、

血中ビタミンD値(25(OH)D)の有意な上昇が

ビタミンD3サプリメント投与群では有意に上昇し、
(+45.4%, P&#8202;<&#8202;0.001)

偽薬投与群では、有意な減少を認めました。
(-18.5%, P&#8202;=&#8202;0.049)


次に、

ビタミンD投与群では、

炎症関連マーカーであるIL-5, IL-12p70, IL-17α, TNF-α, IF-γの有意な低下が認められました。
(P&#8202;<&#8202;0.05)


また、

IL-5 とIL-6値は、

偽薬群に比べて、

ビタミンD3サプリメント投与群において

有意な減少を示しました。
(P&#8202;<&#8202;0.05)


なお、
IL-1β と IL-10 では両群間での有意差は認められませんでした。


以上のデータから、

閉経後の女性において、

1日あたり1,000 IUのビタミンD3サプリメントの9ヶ月間投与による抗炎症作用が示唆されます。


慢性炎症は、さまざまな生活習慣病の病態となる原因ですので、

健康増進・疾病予防には、抗炎症作用を有するサプリメントが、ベーシックサプリメントとして推奨できます。

ビタミン類では、ビタミンD3、

ファイトケミカルでは、濃縮ウコン
が定番でしょう。


近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防の目的で利用されるビタミンD3サプリメントの摂取量は、
1日あたり
25マイクログラム(1,000IU)から50マイクログラム(2,000IU)です。


ビタミンDは、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な作用を有する脂溶性ビタミンの1種です。

多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。



日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。


日本人2型糖尿病患者の90%以上がビタミンD不足


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病



ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析



ビタミンDによる妊娠糖尿病での糖代謝改善作用:メタ解析


ビタミンD低値が高血糖と相関する:メタ解析




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。







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地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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posted at 23:54 | この記事のURL
アロマセラピーが月経困難症・生理痛の軽減に有用:メタ解析 [2018年05月12日(土)]
看護学の専門ジャーナルに、アロマセラピーによる月経困難症に対する作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が、韓国と米国のグループから報告されていました。
(Int J Nurs Stud. 2018 Feb 2;84:1-11)


生理痛は、女性のQOLを低下させる問題です。

アロマセラピーは、安全性が高い補完療法の一つであり、

疼痛や不眠症などさまざまな病態に広く利用されています。

今回の研究では、

月経困難症・生理痛に対するアロマセラピーの働きが検証されました。


具体的には、

系統的レビュー/メタ解析として、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, CINAH, CENTRAL, RISS, DBPIA, KISS)

2016年10月17日までに収載された関連論文が検索され、

21報が全文レビューされ、質的解析の対象、

7報が量的解析の対象として、

アロマセラピーによる月経困難症/生理痛への作用が検証されました。



解析の結果、

まず、
対照群/非介入群に比べて、

アロマセラピー実施群では、

月経痛スコアが有意に低下しました。
(2.67ポイントの低下, p&#8239;<&#8239;.001, Higgins I2&#8239;=&#8239;0%、異質性が低い)


また、
偽薬群(偽オイル施術群)と比べて、

アロマセラピー実施群では、

月経痛スコアの有意な低下が認められました。
(1.71ポイントの低下, p&#8239;<&#8239;.001, ただし、異質性が高い)


以上のデータから、

アロマセラピーによる月経困難症(月経痛・生理痛)に伴う疼痛の軽減作用が示唆されます。



アロマテラピーは、安全性が高く、補完療法として様々な分野に用いられています。



最近の研究では、

アロマセラピーによる認知症改善作用



アロマセラピーによる術後の鎮痛効果



アロマセラピーによるストレス軽減効果@看護師



アロマセラピーによる掻痒改善効果@慢性維持透析患者


も示されています。



なお、
日本では、アロマセラピーの精油(エッセンシャルオイル)は雑貨扱いになっており、
品質が玉石混淆です。


したがって、一定以上の品質を有する、質の高いアロマセラピー製品を選ぶ必要があります。


DHCでは、アロマセラピーの関連製品を扱っています。







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