サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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最新記事
さしま茶+葉酸サプリメント@道の駅さかいまち [2019年01月31日(木)]
今日は、茨城県境町で打ち合わせがありました。


境町とDHCは、包括連携協定を締結して、地域活性化や健康づくりに取り組んでいます。


境町では、境町健康づくりプロジェクトとして、


境町健幸マイレージ

葉酸サプリプロジェクト

メタボ脱出減量プログラム

等が行われています。



このうち、認知症・脳卒中の予防策として、葉酸サプリプロジェクトがあります。

現在は2年目となり、さしま茶+葉酸サプリメントが使われています。

今日、帰りに立ち寄った道の駅さかいで、

さしま茶+葉酸サプリメントが販売されていました









*葉酸とは
葉酸はビタミンB群の一つです。

成人の場合、生活習慣病、特に動脈硬化性疾患に対する葉酸サプリメントの効果が知られています。

葉酸サプリメントの投与によって、血中ホモシステイン値が低下し、

ホモシステインによる血管内皮障害が抑制されることで、

動脈硬化性疾患のリスクが低下すると考えられます。


実際、これまでの観察研究や疫学研究において、
血中ホモシステイン値が低いと、脳卒中や心血管疾患の発症率が低いことが示されています。



葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析


葉酸サプリメントはACE阻害剤との併用で脳卒中を31%低減する


葉酸の摂取が多いと認知症が半減:フランスでの研究




*「さしま茶」とは?

茨城県を代表するブランド茶。ペリー来航をきっかけに、日本から輸出されたという歴史も持っています。

さしま茶の産地は、関東地方のほぼ中央に位置し、日光連山を源とする鬼怒川と利根川に挟まれた茨城県西部地域3市(古河市・坂東市・常総市)2町(八千代町・境町)のさしま地方です。

茶の栽培に好適な洪積土壌や、比較的温暖な気候条件の影響と適度な寒さから、茶葉に厚みがあり、製茶すると濃厚な味と香りが立ち昇り、コクがあるのが特徴です。
水運要衝の地に生まれた銘茶として、その多くが江戸に運ばれ、「さしま茶」は下総国の名産として、多くの人々に親しまれました。

地元の豪農が、ペリー来航を機に、海外市場に注目。1859年(安政6年)、日米修好通商条約発効と同時に、全国の茶名産地に先駆けて「さしま茶」のアメリカ輸出に成功しました。


現在、さしま茶は、深蒸し製法が主流となり、個々の生産者が自園・自製・自販の茶業経営を展開し一段と、うま味を引き立たせています。





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


グルコサミンの風評被害by整形外科医 


サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


研究と利害の衝突@抗インフルエンザウイルス剤


研究と利害の衝突についてのルール作成


コクランの妥当性



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


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医師や薬剤師など専門スタッフがしっかりサポート、DHCの医薬品は、かぜ薬、消炎・鎮痛剤、外皮用薬など商品も充実。



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posted at 23:58 | この記事のURL
葉酸代謝関連遺伝子の変異による高ホモシステイン血症が習慣流産と関連する [2019年01月30日(水)]
昨日に続いて、不育症と葉酸低値/高ホモシステイン血症の関連を示した論文を読んでみました。


高ホモシステイン血症や血中葉酸低値が、
不育症(recurrent pregnancy loss)/習慣性流産、反復流産のリスクであると報告されています。

不育症の対策としての葉酸の有用性


栄養学の専門ジャーナルに、習慣流産と、MTHFR遺伝子C677T変異との関連を示した臨床研究が、オランダのグループ(University Hospital Nijmegen St Radboud)から報告されていました。
(J Nutr. 1998 Aug;128(8):1336-41.)



今回の研究では、

原因不明の習慣流産の既往を有する女性49名を対象に、

2カ月間の葉酸サプリメント(500㎍/日)摂取による血中ホモシステイン値と、葉酸値への作用が検証されました。

MTHFRのC677Tの有無による層別解析が行われています。


解析の結果、

2カ月間の葉酸サプリメント投与によって、

投与前に比べて、

空腹時の血中総ホモシステイン値は、

27%減少し (P < 0.001)、


随時と空腹時の差は、

14%減少しました。
(P < 0.05)

また、

血中および赤血球中の葉酸値は、

それぞれ、

275%と70%、増加しました。
(P < 0.01)


層別解析では、

ホモシステインの低下作用は、

投与前のホモシステイン値が高値であった女性の群で、より顕著でした。


また、
MTHFR遺伝子C677Tの多型によって、葉酸サプリメントへの反応の違いが見出されました。
(内訳;TT型8名、T/C型23名、CC型の野生型18名)

2カ月間の葉酸サプリメント投与によって、

(高ホモシステイン血症を生じやすい遺伝子の)TT型では、

空腹時の総ホモシステイン値が41%、有意に減少し、
(-41%; P < 0.01)

血中葉酸値は有意に上昇しました。
(+26 nmol/L; P < 0.05)


以上のデータから、

習慣流産の既往を有する女性において、

1日あたり500&#13197;の葉酸サプリメントの2カ月間の投与により、

血中ホモシステイン値の有意な低下がみられること、

また、
この低下作用は、

投与前のホモシステイン値が高値である被験者や、

MTHFR遺伝子C677TのTT多型を有する被験者において、顕著でした。


昨日のブログでは、

1997年にランセット誌に報告された研究で、

母親が、MTHFRのC677T遺伝子多型を有すると、

高ホモシステイン血症となり、

初期の不育症(習慣流産、recurrent early pregnancy loss,REPL)のリスクが増加する

というデータを紹介しました。


高ホモシステイン血症や血中葉酸低値は、

胎児の先天奇形(神経管閉鎖障害や先天性心疾患)だけではなく、不育症(流産)、早産、低出生体重児、産後うつ病などと関連します。


したがって、

葉酸サプリメントは、妊娠前から、妊娠期間を通じた摂取により、

先天奇形である神経管閉鎖障害(無脳症や二分脊椎症など)のリスク低減、先天性心疾患の発生リスク低減、

流産や死産のリスク低減、

早産や低出生体重児のリスク低減、

産後うつ病リスクの低減

など多彩な作用があります。

したがって、妊娠の可能性のある女性は、妊娠前から、高品質で適正な価格の葉酸サプリメントを摂ることが必須です。



日本では神経管閉鎖障害が増加中


DHCは、
健やか親子21(第2次)の応援メンバーとして参画し、

葉酸サプリメントの啓発と頒布を行っています。

【株式会社ディーエイチシー】
健やかな妊娠と出産のために、 葉酸サプリメントの啓発に取り組んでいます



DHC葉酸サプリメントは、マーケットシェア第1位であり、
一ヶ月30日分は、258円です。


葉酸 30日分

葉酸1日1粒あたり、葉酸400μg、ビタミンB2 1.3mg、ビタミンB6 1.7mg、ビタミンB12 2.5μg
通常価格

\239(税込\258)





妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。


葉酸サプリメントは、
妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。
(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)

(日本では母子手帳に葉酸サプリメントの必要性が記載されていますが、そのタイミングでは本来の意図からは遅すぎます。)


エコチル調査に関しては、次の報告があります。

日本での神経管閉鎖障害(二分脊椎症など)の発症率:エコチル調査

葉酸サプリメントを適切に摂取している妊婦はわずか8%!@エコチル調査アップデート







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サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


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posted at 23:54 | この記事のURL
習慣性流産が葉酸代謝関連遺伝子変異と相関する [2019年01月29日(火)]
高ホモシステイン血症や血中葉酸低値が、

不育症(recurrent pregnancy loss)/習慣性流産、反復流産のリスクであると報告されています。

不育症の対策としての葉酸の有用性



例えば、1997年にランセット誌に報告された研究では、

母親が、MTHFRのC677T遺伝子多型を有すると、

高ホモシステイン血症となり、

初期の不育症(習慣流産、recurrent early pregnancy loss,REPL)のリスクが増加することが示されました。



なお、

流産とは

妊娠したにもかかわらず、妊娠の早い時期に赤ちゃんが亡くなってしまうことを流産と言います。定義としては、妊娠22週(赤ちゃんがお母さんのお腹の外では生きていけない週数)より前に妊娠が終わることをすべて「流産」といいます。


医療機関で確認された妊娠の15%前後が流産になります。

また、妊娠した女性の約40%が流産しているとの報告もあり、多くの女性が経験する疾患です。
妊娠12週未満の早い時期での流産が8割以上でありほとんどを占めます。


原因は?

早期に起こった流産の原因で最も多いのが赤ちゃん自体の染色体等の異常です。
つまり、受精の瞬間に「流産の運命」が決まることがほとんどです。
この場合、母親の妊娠初期の仕事や運動などが原因で流産することはないといえます。


反復流産

流産の繰り返しが2回の場合を「反復流産」と呼びます。頻度は2〜5%と言われています。
習慣流産

流産を3回以上繰り返した場合を特に「習慣流産」と言います。流産は上記のように多くの妊娠で見られ、誰にでもおこる病態です。しかし、3回以上繰り返す場合は1%程度の頻度であり、両親に何らかの疾患が隠れていることもあります。原因がわからない場合もあります。



葉酸サプリメントは、不育症に対しても、ベーシックサプリメントとして推奨できます。

なお、
不育症とは、妊娠はするものの、流産・早産を繰り返したり、死産となったりする状態を指します。

習慣流産(3回以上の連続した流産)や反復流産(2回続けての流産)、子宮内胎児死亡(1回以上の妊娠10週以降の死産)などがあります。


葉酸サプリメントは、妊娠前から、妊娠期間を通じた摂取により、

先天奇形である神経管閉鎖障害(無脳症や二分脊椎症など)のリスク低減、先天性心疾患の発生リスク低減、

流産や死産のリスク低減、

早産や低出生体重児のリスク低減、

産後うつ病リスクの低減

など多彩な作用があります。

したがって、妊娠の可能性のある女性は、妊娠前から、高品質で適正な価格の葉酸サプリメントを摂ることが必須です。



日本では神経管閉鎖障害が増加中


DHCは、
健やか親子21(第2次)の応援メンバーとして参画し、

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妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。


葉酸サプリメントは、
妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。
(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)

(日本では母子手帳に葉酸サプリメントの必要性が記載されていますが、そのタイミングでは本来の意図からは遅すぎます。)


エコチル調査に関しては、次の報告があります。

日本での神経管閉鎖障害(二分脊椎症など)の発症率:エコチル調査

葉酸サプリメントを適切に摂取している妊婦はわずか8%!@エコチル調査アップデート






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サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


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日本人の15%は神経管閉鎖障害の発症リスクが2倍 [2019年01月28日(月)]
神経管閉鎖障害(無脳症や二分脊椎症など)は、先天奇形の1種です。

神経管閉鎖障害リスク低減のために、妊娠1カ月以上前からの葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

日本では、対策が十分ではなく、先進国の中で唯一、神経管閉鎖障害が過去30年間増加しています。


神経管閉鎖障害に関連して、多くの遺伝子多型が報告されています。

それらの中では特に、メチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素(MTHFR)遺伝子多型のC677Tやメチオニン合成酵素還元酵素(MTRR)多型のA66Gが知られています。


公衆衛生学の専門ジャーナルに、メチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素(MTHFR)遺伝子多型のC677Tと、神経管閉鎖障害リスクとの関連を検証したレビューが、米国のグループ(米国CDC)から報告されていました。
(Am J Epidemiol. 2000 May 1;151(9):862-77.)


MTHFR遺伝子は、ヒト1番染色体(1p36.3)にあり、

C677Tアレル (熱不安定性を生じるアレル)とA1298C アレルの2つが代表です。


それぞれのアレル頻度には、人種差があり、

C677Tのホモ接合体の割合は、

アフリカ系米国人/黒人では1%未満、

イタリア系や米国ヒスパニック系では20%以上です。

(これに対して、日本人では、15.6%という報告があります。)



C677Tホモ接合体と、神経管閉鎖障害リスクとの解析の結果、

C677Tホモ接合体の幼児では、1.8倍に上昇することが分かりました。
(OR = 1.8; 95%CI: 1.4, 2.2)

また、
母親がC677Tホモ接合体の変異を有する場合、

リスクが2.0倍に上昇しました。
(OR = 2.0; 95% CI: 1.5, 2.8)


さらに、
C677Tアレルと、A 1298Cアレルの組み合わせでも、神経管閉鎖障害リスクの上昇との相関が見出されました。


なお、

C677T を有している場合でも、

血中葉酸値やビタミン類の摂取といった栄養状態が、二分脊椎症のリスクに影響することが示されています。


その他、
C677T変異と、口唇口蓋裂、ダウン症候群、胎児抗痙攣剤症候群との関連も示唆されています。






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葉酸 30日分

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妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。
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乳がんサバイバーに対するブラックコホシュ+セントジョーンズワートの意義 [2019年01月27日(日)]
今月の婦人科研究の専門ジャーナルに、乳がんサバイバーにおけるブラックコホシュおよびセントジョーンズワートの意義を検証した系統的レビューが、ドイツと中国のグループから報告されていました。
(Climacteric. 2019 Jan 10:1-9.)


乳がんサバイバーにおいて、内分泌治療は、更年期関連症状を生じることがあります。


そこで、今回のレビューでは、

ブラックコホシュを含むハーブ療法が、それらの更年期症状を緩和するかどうか、検証されました。

具体的には、

主要医学データベースを用いて、

乳がんサバイバーに対して、

ブラックコホシュ抽出物単独投与、
(isopropanolic Cimicifuga racemosa extract, iCR)

あるいは、

ブラックコホシュ抽出物+セントジョーンズワートの併用投与群
(iCR&#8201;+&#8201; Hypericum perforatum [HP])

が調べられています。


解析の結果、

内分泌療法を受けている乳がんサバイバーの多くは、

ハーブ療法(iCR/iCR&#8201;+&#8201;HP)との併用により、

更年期症状の軽減が見出されました。


タモキシフェンによる作用は、

高濃度のiCRあるいは、iCR&#8201;+&#8201;HPにより相殺される可能性が示唆されました。


なお、

これらのハーブによるエストロゲン様作用は見出されていません。


乳がん後に、

タモキシフェンを投与されている患者であっても、


ハーブ(iCR/iCR&#8201;+&#8201;HP)を利用している患者では、


非利用群に比べて、

無再発生存期間が有意に延長していました。


基礎研究データに関するレビューでは、

乳がん細胞において、

iCRによる抗腫瘍増殖効果や細胞浸潤抑制効果、

タモキシフェンの抗腫瘍効果の増強作用などの作用機序が示されています。


なお、
iCRおよびHPは、臨床的には内分泌療法との相互作用は見出されませんでした。


以上のレビューデータから、

ホルモン療法を受けている乳がんサバイバーにおいて、

ブラックコホシュ抽出物単独、
あるいは、
ブラックコホシュ+セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)の併用投与

は、ベネフィット・リスクプロフィールの点から、

安全性の高い非ホルモン療法(補完療法)であることが示唆されます。




セントジョーンズワート




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ベジタリアン食と非ベジタリアン食の食事の質の比較:系統的レビュー [2019年01月26日(土)]
今月の栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、ベジタリアン食と非ベジタリアン食の質の比較を行った系統的レビューが、米国のグループ(University of Rhode Island)から報告されていました。
(Nutr Rev. 2019 Jan 8.)



一般に、

植物性食品を中心とするベジタリアン食では、

抗酸化作用や抗炎症作用を含む機能性食品素材により、がんをはじめとする生活習慣病の予防効果が考えらます。


例えば、次の報告があります。

ベジタリアン食が糖尿病を改善する:メタ解析


さて、
今回の系統的レビューでは、

ベジタリアン食と非ベジタリアン食との食事の質の比較が行われました。

具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(Web of Science and PubMed)

ベジタリアン食と非ベジタリアン食を摂取した成人の食事の質に関する論文が検索され、

12報が解析の対象となりました。


食事の質は、
Healthy Eating Index 2010 [HEI-2010]
を用いています。


解析の結果、

12報中9報において、

ラクトオボベジタリアン食あるいはビーガン(ヴィーガン)食は、

非ベジタリアン食に比べて、

高い食事の質が示されました。
(4.5-16.4 points higher on the Healthy Eating Index 2010 [HEI-2010])



ベジタリアン食が、高いHEI-2010スコアを示したのは、


全粒の穀類、果物、魚介類、植物性タンパク質といった食材の推奨に対する高い順守率によるものでした。


これに対して、

非ベジタリアン食では、

精製された穀類、タンパク質に関する摂取により、低いスコアとなっています。


以上のレビューより、

ベジタリアン食のほうが、非ベジタリアン食に比べて、より健康的な食材のスコアになっていることが、健康増進・疾病予防に有用であることの理由と考えられます。






これまでの多くの研究によって、ベジタリアン食摂取群では、非ベジタリアン食摂取群よりも、生活習慣病リスクが低いことが知られています。



ベジタリアン食による心血管疾患リスク低下作用




ベジタリアン食による血圧低下作用@メタ解析



昨年12月、アメリカ栄養士会(栄養と食事のアカデミー)の機関ジャーナルに、ベジタリアン食に関するポジションステートメントが掲載されています。

--- 米国・栄養と食事のアカデミー(Academy of Nutrition and Dietetics、前米国栄養士会から改名)は、
「適切に準備されたベジタリアン食及びビーガン食は、健康的であり、栄養学的に十分であり、いくつかの病気の予防や治療のために、健康上の好影響をもたらす、」
と考えます。

-- ベジタリアン食は、ライスサイクルのすべてのステージ、妊娠中、授乳中、乳幼児、小児、青少年、高齢者、アスリートのいずれにも適切です。

-- 植物性食品を中心とする食事は、動物性食品を多く摂る食事に比べて、より環境的に持続可能なものです。
(more environmentally sustainable)
 その理由は、より少ない天然資源を利用するため、環境負荷がより少ないことです。

-- ベジタリアン食およびビーガン食は、虚血性心疾患、2型糖尿病、高血圧、あるタイプのがん、肥満といった、いくつかの疾患のリスクを低下させます。

-- 飽和脂肪酸の摂取が少なく、野菜・果物・全粒穀類、豆類、大豆製品、種実類(これらはいずれも食物繊維とファイトケミカルが豊富)の摂取が多いことが、ベジタリアン食やビーガン食の特長であり、このため、総コレステロール値やLDL(悪玉)コレステロールが低く、血糖コントロールにも好影響を与えます。
これらの要因が、慢性疾患リスク低減に寄与します。

-- ただし、ビーガン食は、信頼性の高い、ビタミンB12の供給源(強化食品やサプリメント)の利用が必要です。


拙著でもベジタリアン食について、まとめています。

ときどきベジタリアン食のすすめ ビーガン、マクロビオテックから総合栄養学まで




なお、ベジタリアン食であれば何でも健康的になる、というわけではありません。


(例えば、野菜はナシで、パスタにチーズ、パンの組み合わせでも、ラクトオボにはなりますが。)


もちろん、栄養学的にバランスの取れた、適切なベジタリアン食を摂取することが重要です。



一般に、植物性食品の摂取が多いベジタリアン食では、ファイトケミカル・ポリフェノールの摂取が多く、抗酸化作用を介した生活習慣病の予防効果が想定されます。


北米の栄養士会が共同で発表した見解によると、「適切に準備されたベジタリアン食は、健康に有益であり、必要な栄養素を満たしており、いくつかの疾患の予防や治療にも利点がある」とされています。


実際、これまでの疫学研究によって、肉食をする人々に比べて、ベジタリアンでは生活習慣病が少ないことが示されています。

ベジタリアン食による具体的な効果として、肥満、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、高血圧、脂質異常症、糖尿病、前立腺がん、大腸がんの発症リスクが低下します。

また、日本人ベジタリアンを対象にした調査でも、ベジタリアンは、非ベジタリアンと比べて、体格指数(BMI)、血圧、血中総コレステロール値、中性脂肪値が有意に低いことが見出されています。




DHCでは、良質の植物性食品として、
次のような関連製品を取り扱っています。



DHC発芽玄米



DHC発芽玄米麺



エクストラバージンオリーブオイル







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プロバイオティクスによる抗酸化能亢進作用:メタ解析 [2019年01月25日(金)]
今日の夕方、帝国ホテルで、会議でした。
ロビーの花です↓




さて、本日のお勉強日記です。

今月のプロバイオティクス研究の専門ジャーナル(電子版)に、成人において、プロバイオティクスの投与と、酸化ストレスとの関連を検証した系統的レビュー/メタ解析が、イランのグループ(Tehran University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Probiotics Antimicrob Proteins. 2019 Jan 21.)



先行研究では、

プロバイオティクス投与による抗酸化能の改善作用が示唆されています。


そこで、

今回の系統的レビュー/メタ解析では、プロバイオティクス投与による抗酸化関連指標への影響が検証されました。

具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, SCOPUS, ISI Web of Science, the Cochrane Library)

2017年11月までに収載された関連論文が検索され、

11報、577名のデータが解析の対象となりました。


解析の結果、

対照群に比べて、

プロバイオティクス投与群では、

総抗酸化能(TAC)の有意な亢進、
(WMD 77.30 mmol/L; 95% CI 2.60, 152.01; I2&#8201;=&#8201;88.3%)

過酸化脂質(MDA)の有意な減少、
(WMD -&#8201;0.31 μmol/L; 95% CI -&#8201;0.54, -&#8201;0.08; I2 =&#8201;71.5%)

が見出されました。


なお、グルタチオン(GSH)には有意差は検出されませんでした。
(WMD&#8201;=&#8201;19.32 μmol/L; 95% CI -&#8201;18.70, 57.33; I2 =&#8201;64.9%)



以上のメタ解析データから、

成人でのプロバイオティクス投与による抗酸化能改善作用が示唆されます。


今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。


乳酸菌やビフィズス菌などのプロバイオティクスは、腸内細菌叢(腸内フローラ)のバランスを改善し、免疫調節作用や生活習慣病予防効果を示します。



乳酸菌は、ベーシックなサプリメントとして利用が推奨されます。

様々な乳酸菌が製品化されていますので、自分にあった菌種を選ぶことが大切です。

具体的には、1ヶ月ほど試してみて、整腸作用も含めて体調をみるようにします。
(整腸作用は、乳酸菌の摂取後数日間の間に変化を感じると思います。もし、軟便あるいは下痢傾向になってしまうのであれば、他の菌種に変更します。

また、1-3ヶ月から数ヶ月間のサイクルで菌種をローテーションしてもいいでしょうし、複数の種類を同時にとることも大丈夫です。

ヨーグルトなどの発酵食品でもいいのですが、数百グラムを毎日食べるのは大変ですし、
確実に乳酸菌を摂るには、サプリメントの利用が手軽で続けやすいと思います。




プロバイオティクスは、様々な有用性が示されています。
最近の研究では、次の報告があります。




プロバイオティクスによる脂質異常症改善効果:メタ解析



プロバイオティクスによるアトピー性皮膚炎の予防効果:メタ解析




プロバイオティクス摂取による脂質代謝改善作用:メタ解析





DHCでは、プロバイオティクスとして、


ビフィズス菌+オリゴ糖


生菌ケフィア



複合サプリメント(グッドスルー)


乳酸菌EC-12 30日分

5,000億個以上の乳酸菌で好調環境キープと元気な毎日を!


などを製品化しています。



また、プレバイオティクスとしては、


血糖ファイバー 30日分【機能性表示食品】

≪臨床試験済≫食後の血糖値が気になる方に。食後血糖のピーク値を抑える!





があります。





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ポリファーマシーでは7割が低マグネシウム血症@高齢者 [2019年01月24日(木)]
サプリメントと医薬品の併用というテーマでは、サプリメント・健康食品が医薬品の効果を減弱させる、というネガティブな相互作用の話題がよく取り上げられます。

しかし、実際には、このようなケースは、一部のハーブサプリメントに限定され、非常にまれです。
(一部のハーブやワルファリンなどの医薬品では注意書きがあります。)

これに対して、
日常臨床の現場では、生活習慣病の医薬品を服用中の患者において、医薬品の長期連用により、さまざまなビタミンやミネラルが減少し、それによる症状や体調不良が問題になります。

例えば、
医薬品によるマグネシウムの喪失も知られています。


臨床栄養学の専門ジャーナルに、高齢者において、医薬品による血中マグネシウム低下リスクを示した臨床研究が、オランダのグループから報告されていました。
(Clin Nutr. 2018 Dec 6.)



マグネシウムの血中濃度の低下は、
糖尿病や心血管疾患などの病態で見られます。

マグネシウムが低下する原因の一つに、いやくひんの服用が考えられています。

特に、
高齢者では、

ポリファーマシー(多剤服用/多剤併用)と、食事からの栄養素の摂取不足のために、
血中マグネシウムの低下リスクが高まると考えられます。


そこで、

今回の研究では、

高齢者において、医薬品の服用と、血中マグネシウム値との関連が検証されました。


具体的には、
オランダでの横断研究として、


老年医学外来の患者343名を対象に、

医薬品の服用者と、非服用者において、

低マグネシウム血症(血漿Mgが< 0.75 mmol/l および <0.70 mmol/lと定義)の割合が調べられました。


解析の結果、

まず、
血漿マグネシウムが低値の群は、

22.2% (Mg < 0.75 mmol/lの定義の場合)

12.2% (Mg < 0.70 mmol/lの定義の場合)

でした。


次に、

被験者の67.6%が、
5種類の医薬品を併用しているポリファーマシーの状態でした。

医薬品の服用の数が多いほど、

血中マグネシウム値が低下するという有意な相関が見出されました。
(beta -0.01; p < 0.01)


血中マグネシウム低値(Mg < 0.75 mmol/l)リスクは、

ポリファーマシーでは81%有意に上昇、
(PR 1.81; 95%CI 1.08-3.14),

PPI(プロトンポンプ阻害薬)服用では、80%有意に上昇、
(PR 1.80; 95%CI 1.20-2.72),

メトホルミンでは134%有意に上昇、
(PR 2.34; 95%CI 1.56-3.50)

という相関でした。

さらに、

層別解析では、

80歳以上の患者において、

カルシウムサプリメント
(PR 2.26; 95%CI 1.20-4.26),

インスリン
(PR 3.88; 95%CI 2.19-6.86),

ビタミンK拮抗剤
(PR 2.01; 95%CI 1.05-3.85),

スタチン
(PR 2.44; 95%CI 1.31-4.56),

ビスホスホネート製剤
(PR 2.97; 95%CI 1.65-5.36)

での低マグネシウム血症のリスク増大、


BMIが27以上では、
選択的β遮断薬
(PR 2.01; 95%CI 1.19-3.40)

アドレナリン吸入剤の男性服用者では、
(PR 3.62; 95%CI 1.73-7.56)

でのリスク増大が示されました。



以上のデータから、

高齢者では、ポリファーマシーにより、血中マグネシウム低下のリスクが高まることが示唆されます。


したがって、
マルチミネラルやカルシウムマグといったサプリメントの併用が推奨できます。

(病院の血液検査で定期的に測定して、などという意見もあるかもしれませんが、病院の収入が増えるくらいの意味しかありません。

そもそも必須栄養素であるので、摂取基準に準じて、サプリメントの併用が簡便です。)






サプリメントと医薬品の組み合わせについてのテーマでは、サプリメント・健康食品が医薬品の効果を減弱させる、というネガティブな話題がよく取り上げられます。

しかし、実際には、このようなケースは非常にまれです。

むしろ、日常臨床の現場では、生活習慣病の医薬品を服用中の患者では、医薬品の作用により、さまざまなビタミンやミネラルが減少しています。

そして、これらの必須微量栄養素が潜在的に不足している結果、いろいろな不定愁訴や病態が生じているのです。

これまでに、多くの研究によって、医薬品服用によるビタミンやミネラル、コエンザイムQ10の喪失や減少が報告されてきました。



生活習慣病の治療薬を服用中に必要なサプリメント


胃薬(制酸剤、胃酸分泌抑制薬)の長期服用がビタミンB12欠乏を生じる




糖尿病治療薬メトホルミンがビタミンB12欠乏を生じる


そこで、現在では、
生活習慣病の医薬品を服用中の場合、栄養素の喪失や不足に対する保険的な意味合いで、栄養素の充足を担保するために、次のサプリメントの併用が必要です。


@マルチビタミン

Aマルチミネラル


BコエンザイムQ10
(LDLコレステロール降下薬のスタチン剤の服用中には必須です。)



Cオメガ3系必須脂肪酸(EPA、DHA)
EPA
DHA

DビタミンD3サプリメント

Eプロバイオティクス
乳酸菌EC-12 30日分 5,000億個以上の乳酸菌で好調環境キープと元気な毎日を!

ビフィズス菌+オリゴ糖

なお、これらは、健康増進や疾病予防のために、年齢や性別に関わりなく推奨できるベーシックサプリメントでもあります。






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第1回公民連携DHCネットワーク意見交換会 [2019年01月23日(水)]
本日、第1回公民連携DHCネットワーク意見交換会が東京プリンスホテルで開催されました。

DHCと包括連携協定を締結していただいた地方自治体が、北海道から九州まで、20自治体様になったことを記念して、公民連携の取り組みに関する、情報交換のための会です。

発起人の峯市長、末安町長、橋本町長に感謝申し上げます。


DHCでは、地方創生と健康づくりの同時実現を目指し、新しい公民連携として、問題解決型の取り組みを行っています。





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トンカットアリ+マルチビタミンによるQOL改善作用 [2019年01月22日(火)]
栄養学の専門ジャーナルに、トンカットアリ+マルチビタミンサプリメントによるQOL改善作用を示した臨床研究が、マレーシアのグループから報告されていました。
(Food Nutr Res. 2018 Oct 16;62.)


医薬品による副作用や有害事象を避けるために、

補完代替医療が、ストレス軽減に利用されています。



トンカット・アリ(学名Eurycoma longifolia)は、東南アジア原産のハーブで、マレーシアの民間療法では強壮・催淫薬として用いられてきました。


近年、マレーシアを中心に、トンカット・アリ(Tongkat Ali)に関する研究が進められています。

例えば、トンカット・アリによる男性更年期障害改善作用を示した臨床研究も知られています。


基礎研究および臨床研究では、

勃起障害(ED)、男性不妊症、低リビドー、テストステロン低値などに対する有用性が示唆されています。

トンカット・アリ標準抽出物には、主な成分のクワシノイド(quassinoid,変形テルペノイド)として、eurycomanone(ユーリコマノン)やeurycomanolなどが含まれています。


さて、今回の研究では、

QOLやストレスに対するトンカットアリ+マルチビタミンサプリメントの作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

中程度のストレス状態にある、25−65歳の健常者93名を対象に、
(BMI18-30、scoring &#8804;18 in tension and &#8804;14 in fatigue subscale of POMS)


トンカットアリ+マルチビタミンサプリメント投与群、

偽薬投与群

の2群について、

24週間の介入試験が行われ、

主アウトカムとして、QOLがSF-12にて測定され、

副アウトカムとして、ストレスがMMSQにて評価されました。


また、安全性について、
血液生化学検査も実施されました。


解析の結果、

まず、
両群間での有意差は検出されませんでしたが、

群内の比較では、

SF-12 QoL、POMS、MMSQでの各ドメインで有意な改善が見出されました。



12週の時点で、

トンカットアリ+マルチビタミンサプリメント群では、

SF-12サブドメインで、有意な改善が見出されました。

・role limitation due to emotional health (P = 0.05),
・mental component domain (P < 0.001),
・emotional well-being (P < 0.001),
・social functioning (P = 0.002)
・vitality (P = 0.001)



また、
12週の時点で、
実薬群でPOMS-vigour domainの改善傾向が見出されました。

さらに、

MMSQでは、

身体ストレスドメインにおいて、

実薬群では15%の有意な低下、
(P < 0.05)

偽薬群では、0.7%の上昇
でした。


被験者の年齢階層別(25−45歳、および46−65歳)の解析でも、有意な改善が見出されました。

なお、安全性に関する指標では有意な変化は認められませんでした。
(有害事象は、実薬群で7例、偽薬群で6例。)

免疫指標では、
リンパ球数が、実薬群で有意な上昇を示しました。
(P&#8804;0.05)



以上のデータから、

ストレス負荷にある基本的には健康な人に対して、

トンカットアリ+マルチビタミンサプリメントによるQOL、気分感情、ストレス、免疫指標への作用が示唆されます。




トンカット・アリに関して、次のような研究が知られています。




トンカットアリによる男性のQOLとリビドー改善作用



トンカット・アリによる免疫調節作用



勃起障害を改善するハーブ:メタ解析



トンカットアリによる肝臓薬剤代謝酵素への影響




DHCでは、マカトンカット・アリを製品化しています。


また、
ED(勃起障害)対策サプリメントも製品化しています。


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出講@伊勢原シティプラザ [2019年01月21日(月)]
本日、伊勢原市の伊勢原シティプラザで開催された市民向け研修会にて、
ヘルシーエイジングと、食事、健康食品をテーマに、
出講させていただきました。

開催にあたりご尽力いただきました伊勢原市健康づくり課の皆様に感謝申し上げます。





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マルチビタミンマルチミネラルサプリメントが栄養を改善する [2019年01月20日(日)]
栄養学の専門ジャーナルに、マルチビタミンやマルチミネラルサプリメントが、栄養の補助に有用であることを示した研究が、米国のグループ(Tufts University)から報告されていました。
(Nutrients. 2018 Feb 22;10(2).)



米国では、ビタミンやミネラルなどのサプリメントは広く利用されています。

サプリメントの利用については、日本では、よく、「取り過ぎに注意しましょう」という根拠のない注意書きがあります。(特に医師会や自治体などから)。

しかし、一方で、国民健康栄養調査(厚労省)では、ビタミンやミネラルの摂取不足が指摘されています。

そこで、マルチビタミンやマルチミネラルサプリメントをベーシックサプリメントとして、日常的に利用することは、栄養素の不足を防ぐ合理的な手段といえます。



今回の研究では、

マルチビタミンやマルチミネラルサプリメントの有用性が検証されました。

これまでに観察研究やランダム化比較試験など多くの研究によって、

マルチビタミンマルチミネラルサプリメンの働きが調べられていますが、

少ないものでは3種類のビタミンを含むサプリメントから、

20種類以上のビタミンやミネラルを含むサプリメントの製品もあるため、個別の研究ではさまざまな報告があります。

今回の研究による検証の結果、

複数の観察研究や、
大規模なランダム化比較試験によって、

がんや心血管イベントのリスク低下が示されています。

また、マルチビタミンやマルチミネラルサプリメントの摂取により、

下記の図のように、
サプリメントの非摂取時と比べて、栄養素の充足が改善しています。




以上のデータから、

マルチビタミンやマルチミネラルサプリメントは、不足しがちな栄養素を補うための栄養補助食品として、広く利用が推奨できます。



DHCでは、適正な価格で高品質のマルチビタミンマルチミネラルカルシウム・マグネシウムを提供しています。



また、各種カロテノイドを含むマルチカロチンの他、リコピンルテインなども製品化しています。


中高年以上の疾病予防・健康増進のためには、

下記のサプリメントは、すべてベーシックサプリメントとして摂取が推奨できます。


すべての摂取にかかるコストは1か月分で、2,000円程度から、ですので、

安全性・有効性に加えて、経済性(費用対効果)にも優れています。



マルチビタミン、
(マルチビタミン 徳用90日分 \886(税込\956)) ⇒1ヵ月分は約300円。


マルチミネラル、
(マルチミネラル 徳用90日分【栄養機能食品(鉄・亜鉛・マグネシウム)】\1,239(税込\1,338))  ⇒1ヵ月分は約450円。


ビタミンC ハードカプセル(1,000mg)
(ビタミンC(ハードカプセル)徳用90日分【栄養機能食品(ビタミンC・ビタミンB2)】\629(税込\679)) ⇒1ヵ月分は約210円。



ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。



コエンザイムQ10、
(コエンザイムQ10 包接体 徳用90日分  通常価格\2,143(税抜))  ⇒1ヵ月分は約700円。




↑ 上記は、合計で一か月分が約2,000円ほどです。中高年以上の全員に推奨できるベーシックな成分です。



↓ 下記の成分は、上記に加えて追加する場合に、優先されるサプリメントです。

EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))



DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))


乳酸菌
(届くビフィズス 30日分 通常価格 \1,429(税抜))





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糖尿病治療薬メトホルミンがビタミンB12欠乏を生じる [2019年01月19日(土)]
サプリメントと医薬品の併用というテーマでは、サプリメント・健康食品が医薬品の効果を減弱させる、というネガティブな相互作用の話題がよく取り上げられます。


しかし、実際には、このようなケースは、一部のハーブサプリメントに限定され、非常にまれです。
(一部のハーブやワルファリンなどの医薬品では注意書きがあります。)


これに対して、

日常臨床の現場では

、生活習慣病の医薬品を服用中の患者において、医薬品の長期連用により、

さまざまなビタミンやミネラルが減少し、それによる症状や体調不良が問題になります。


例えば、

糖尿病治療薬であるメトホルミンの長期投与では、ビタミンB12が減少することが知られています。


2017年に、老年医学の専門ジャーナルに、糖尿病治療薬のメトホルミンの長期投与と血中ビタミンB12値のモニタリングとの関連を調べた研究が、米国のグループ(Emory University)から報告されていました
(J Am Geriatr Soc. 2017 May;65(5):1061-1066.)


具体的には、

後ろ向きコホート研究として、

2002年から2012年の間に、
1か所の退役軍人医療センター(Veterans Affairs Medical Center)において、

50歳以上の退役軍人で、

・2型糖尿病に対して、メトホルミンの長期投与を受けている患者3,687名と、
(1日あたり500mg以上の用量で、メトホルミンを6ヶ月間以上受けていることを長期投与と定義)

・糖尿病ではなく、メトホルミンの処方も受けていない対照群13,258名

の2群を対象に、

血中ビタミンB12値の測定を受けた割合、および血中ビタミンB12値の関連が調べられています。


解析の結果、

まず、

糖尿病患者群では、メトホルミン長期投与にも関わらず、37%しか、血中ビタミンB12値の検査を受けていませんでした。

次に、

血中ビタミンB12値は、

非糖尿病群(522.4 pg/dL)に比べて、

メトホルミン投与の糖尿病群(439.2 pg/dL)において、

有意に低下していました。
(P = .0015)



ビタミンB12欠乏(<170 pg/dL)の状態の割合は、

メトホルミンを投与されている糖尿病患者の7%、

対照群では3%で、両群間に有意差が見出されています。
(P = .0001)



以上のデータから、

メトホルミンの長期投与がビタミンB12の血中濃度の低下と有意に関連すること、

この患者群では、ビタミンB12欠乏のリスクが有意に高いにも関わらず、

血中ビタミンB12値の測定が多くの場合、行われていないこと、

が示唆されます。


米国では、メトホルミンは、2型糖尿病治療の第一選択薬であることから、

メトホルミンの長期投与の際には、ビタミンB12欠乏がないかを定期的にモニタリングする必要があります。





サプリメントと医薬品の組み合わせについてのテーマでは、サプリメント・健康食品が医薬品の効果を減弱させる、というネガティブな話題がよく取り上げられます。

しかし、実際には、このようなケースは非常にまれです。

むしろ、日常臨床の現場では、生活習慣病の医薬品を服用中の患者では、医薬品の作用により、さまざまなビタミンやミネラルが減少しています。

そして、これらの必須微量栄養素が潜在的に不足している結果、いろいろな不定愁訴や病態が生じているのです。

これまでに、多くの研究によって、医薬品服用によるビタミンやミネラル、コエンザイムQ10の喪失や減少が報告されてきました。


生活習慣病の治療薬を服用中に必要なサプリメント


胃薬(制酸剤、胃酸分泌抑制薬)の長期服用がビタミンB12欠乏を生じる



そこで、現在では、
生活習慣病の医薬品を服用中の場合、栄養素の喪失や不足に対する保険的な意味合いで、栄養素の充足を担保するために、次のサプリメントの併用が必要です。


@マルチビタミン

Aマルチミネラル


BコエンザイムQ10
(LDLコレステロール降下薬のスタチン剤の服用中には必須です。)



Cオメガ3系必須脂肪酸(EPA、DHA)
EPA
DHA

DビタミンD3サプリメント

Eプロバイオティクス
乳酸菌EC-12 30日分 5,000億個以上の乳酸菌で好調環境キープと元気な毎日を!

ビフィズス菌+オリゴ糖

なお、これらは、健康増進や疾病予防のために、年齢や性別に関わりなく推奨できるベーシックサプリメントでもあります。





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茨城県行方市と包括連携協定を締結いたしました [2019年01月18日(金)]
本日、茨城県行方市とDHCとの包括連携協定締結の調印式が行われました。

今回の包括連携協定に際し、ご尽力いただきました関係者の皆様に御礼申し上げます。


今後、行方市における健康づくりの推進および地域活性化に関して協力し、さまざまな取り組みを実施する予定です。



↓産経新聞社が早速、記事にしてくれました。




DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。

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posted at 23:56 | この記事のURL
ビタミンDがCOPDの増悪を抑制する:メタ解析 [2019年01月17日(木)]
今月の呼吸器研究の専門ジャーナル(電子版)に、ビタミンDサプリメントによるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)への作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が、英国のグループ(Queen Mary University of London)から報告されていました
(Thorax. 2019 Jan 10)


これまでの研究では、ビタミンDと呼吸機能/肺機能との関連も示唆されています。

ビタミンDサプリメントによる喫煙既往者の呼吸機能への好影響




今回の研究では、

ビタミンDサプリメントによるCOPD増悪に対する作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化比較試験(RCT)を対象にした系統的レビュー/メタ解析として、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Embase, the Cochrane Central Register of Controlled Trials and Web of Science)

2017年10月5日までに収載された、

COPD患者にビタミンDサプリメントを投与し、COPDの急性増悪を調べたRCTが検索されています。


4報のRCTから、560名の被験者がメタ解析の対象となりました。

また個人データは、3報から得られています。
(被験者数;469/472 (99.4%))


解析の結果、

まず、

全体では、
COPDの中等度/重症の悪化/増悪の割合では、ビタミンDサプリメントによる有意差は検出できませんでした。
(6%のリスク低下傾向:aIRR 0.94, 95% CI 0.78 to 1.13)


次に、
層別解析では、

開始時の血中ビタミンD値(25OH-D)が低値(25&#8201;nmol/L未満)の群では、

COPDの悪化リスクが45%有意に減少したことが見出されました。
(aIRR 0.55, 95% CI 0.36 to 0.84)


一方、
ビタミンDの血中濃度が高値(25&#8201;nmol/L)の群では、有意な変化は認められませんでした。
(aIRR 1.04, 95% CI 0.85 to 1.27; p for interaction=0.015)


なお、

有害事象については有意差は見出されませんでした。
(adjusted OR 1.16, 95% CI 0.76 to 1.75).


以上のメタ解析のデータから、

ビタミンDが低値のCOPD(慢性閉塞性肺疾患)患者において、

ビタミンDサプリメント投与による疾患の増悪抑制効果が示唆されます。





ビタミンDは、抗炎症作用や免疫調節作用を有しており、さまざまな機能性がメタ解析で示されています。

例えば、下記の報告があります。



ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析


不妊男性へのビタミンDサプリメントが出生率を上げる


統合失調症の発症前にはビタミンD不足と葉酸不足が先行:メタ解析


ビタミンDサプリメントによる健康寿命の延伸


ビタミンD値が低いとアレルギー性鼻炎リスクが高い:メタ解析


起立性低血圧とビタミンDの関係:メタ解析


ビタミンD不足が腰痛と相関:メタ解析 


線維筋痛症患者はビタミンDが低値:メタ解析





DHCでは、安全性、有効性、経済性(費用対効果)に優れたサプリメントを製品化しています。



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グルコサミンの風評被害by整形外科医 


サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


研究と利害の衝突@抗インフルエンザウイルス剤


研究と利害の衝突についてのルール作成


コクランの妥当性



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posted at 23:54 | この記事のURL
胃薬(制酸剤、胃酸分泌抑制薬)の長期服用がビタミンB12欠乏を生じる [2019年01月16日(水)]
昨日のブログ(生活習慣病の治療薬を服用中に必要なサプリメント)に関連して、医薬品による栄養素の欠乏の論文を読んでみました。




2013年にJAMA誌に、米国のカイザーパーマネンテのグルコサミンから発表された研究によると、
胃薬(制酸剤、胃酸分泌抑制薬)のプロトンポンプ阻害薬(PPI)やヒスタミンH2受容体拮抗薬(H2RA)の長期服用が、ビタミンB12欠乏症の発症リスクを、1.25〜1.65倍に増大することが示されています。
(JAMA. 2013 Dec 11;310(22):2435-42)


胃酸分泌抑制剤として、
プロトンポンプ阻害薬(PPI)やヒスタミンH2受容体拮抗薬(H2RA、H2ブロッカー)が広く利用されています。

PPIは、日本では処方薬です。

H2ブロッカーは、処方薬でもありますが、一般用医薬品としても入手できます。(「ガスター10」などが認知度が高いと思います。)


これらは、消化性潰瘍治療薬として優れた働きを有しています。

一方で、
先行研究では、
PPIやH2ブロッカーの長期服用と、
ビタミンB12欠乏との関連がい示唆されてきました。


そこで、
今回の研究では、

症例対照研究として、

北カリフォルニアのカイザーパーマネンテでの地域医療機関において、

ビタミンB12欠乏と、先行する制酸剤服用との関連が検証されました。


具体的には、

1997年1月から2011年6月までの間に、

ビタミンB12欠乏と診断された25,956名の患者と、

B12欠乏ではない184,199名とが比較されています。


解析の結果、


まず、
ビタミンB12欠乏患者のうち、

3120名 (12.0%)が、2年間以上のPPIsを処方されており、

1087名 (4.2%)が、2年間以上のH2ブロッカー(PPIsはなし)を処方されていました。

21,749名 (83.8%) は、PPIもH2ブロッカーもいずれも処方されていませんでした。


次に、
ビタミンB12欠乏ではない患者では、

13,210名 (7.2%)が、2年間以上のPPIsを処方されており、

5897名 (3.2%)が、2年間以上のH2ブロッカー(PPIsはなし)を処方されていました。

165,092名 (89.6%)は、PPIもH2ブロッカーもいずれも処方されていませんでした。



PPIsの2年間以上の服用は、ビタミンB12欠乏のリスクを65%増加、
(OR, 1.65 [95% CI, 1.58-1.73])

H2ブロッカーの2年間以上の服用は、ビタミンB12欠乏リスクを25%上昇する、
(OR, 1.25 [95% CI, 1.17-1.34])
という相関が見出されました。

また、PPIsについては、用量依存的に、ビタミンB12欠乏リスク上昇も見出されたということです。

具体的には、
1.5錠以上のPPI/日は、ビタミンB12欠乏リスクが95%上昇、
(OR, 1.95 [95% CI, 1.77-2.15])
0.75錠未満のPPI/日では、63%リスク上昇
(OR, 1.63 [95% CI, 1.48-1.78]; P&#8201;=&#8201;.007 for interaction).
でした。


以上のデータから、

胃酸分泌抑制薬の長期(年単位の)服用は、

ビタミンB12欠乏のリスクを高めることが示唆されます。

論文著者らは、

胃酸分泌抑制薬の処方についてリスクとベネフィットのバランスを考慮すべきである、

と考察しています。


サプリメントと医薬品の組み合わせについてのテーマでは、サプリメント・健康食品が医薬品の効果を減弱させる、というネガティブな話題がよく取り上げられます。

しかし、実際には、このようなケースは非常にまれです。

むしろ、日常臨床の現場では、生活習慣病の医薬品を服用中の患者では、医薬品の作用により、さまざまなビタミンやミネラルが減少しています。

そして、これらの必須微量栄養素が潜在的に不足している結果、いろいろな不定愁訴や病態が生じているのです。

これまでに、多くの研究によって、医薬品服用によるビタミンやミネラル、コエンザイムQ10の喪失や減少が報告されてきました。

そこで、現在では、
生活習慣病の医薬品を服用中の場合、栄養素の喪失や不足に対する保険的な意味合いで、栄養素の充足を担保するために、次のサプリメントの併用が必要です。


@マルチビタミン

Aマルチミネラル


BコエンザイムQ10
(LDLコレステロール降下薬のスタチン剤の服用中には必須です。)



Cオメガ3系必須脂肪酸(EPA、DHA)
EPA
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なお、これらは、健康増進や疾病予防のために、年齢や性別に関わりなく推奨できるベーシックサプリメントでもあります。





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生活習慣病の治療薬を服用中に必要なサプリメント [2019年01月15日(火)]
サプリメントと医薬品の組み合わせについてのテーマでは、サプリメント・健康食品が医薬品の効果を減弱させる、というネガティブな話題がよく取り上げられます。

しかし、実際には、このようなケースは非常にまれです。
(非常にまれであるので、症例報告になり、文献上、データベース化されますが、リアルワールドとの乖離があります。)

むしろ、日常臨床の現場では、生活習慣病の医薬品を服用中の患者において、医薬品の作用により、さまざまなビタミンやミネラル、コエンザイムQ10といった重要な成分が減少してしまっています。


そして、これらの必須微量栄養素が潜在的に不足している結果、いろいろな不定愁訴や病態が生じているのです。


これまでに、多くの研究によって、医薬品服用によるビタミンやミネラル、コエンザイムQ10の喪失や減少が報告されてきました。


そこで、
生活習慣病の医薬品を服用中の場合、栄養素の喪失や不足に対する保険的な意味合いで、栄養素の充足を担保するために、次のサプリメントの併用が必要です。

具体的には、
次のサプリメントを摂るようにしましょう。

@マルチビタミン

Aマルチミネラル


BコエンザイムQ10
(LDLコレステロール降下薬のスタチン剤の服用中には必須です。)



Cオメガ3系必須脂肪酸(EPA、DHA)
EPA
DHA

DビタミンD3サプリメント

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なお、これらは、健康増進や疾病予防のために、年齢や性別に関わりなく推奨できるベーシックサプリメントでもあります。


次に、代表的な医薬品と、それに伴う栄養素の喪失との関係を紹介します。

@プロトンポンプ阻害薬(PPI)(オメプラール、オメプラゾン、タケプロン)
PPIは、ビタミンB12、ビタミンC、鉄、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、βカロテンなど多くの栄養素を減少します。

PPIは6週間以内の投与であれば、特定の疾患に対する効果が期待できます。

しかし、長期に投与することはありえず、PPIの長期投与により、あらゆる栄養素が失われ、それによる体調不良や疾患リスクの上昇が生じます。
統合医療に関わる米国の医師は、Bad drugと呼んでいました。

A利尿剤
チアミン(ビタミンB1)、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、ビタミンK、葉酸、鉄を減少します。
特に、利尿剤によるチアミン(B1)の減少は問題で心不全症状を呈することもあります。
また、葉酸の喪失は、動脈硬化や認知症のリスクになります。

Bスタチン剤(リピトール、クレストール、メバロチン、リポバスなど)
コエンザイムQ10、ビタミンE、βカロテンを減少します。


特に、スタチン投与によって、内在性コエンザイムQ10が減少することが、ミトコンドリア機能の異常を生じ、筋症状や肝障害を生じることが示唆されています。

したがって、米国の家庭医や循環器専門医であれば、スタチン服用中の患者には、コエンザイムQ10サプリメントを摂るように伝えています。

(肝臓において、LDLコレステロールとコエンザイムQ10の生合成経路は途中まで同じであり、スタチンによって、両方の生合成が阻害されます。)


Cメトホルミン
ビタミンB12、葉酸、(コエンザイムQ10)

Dβブロッカー
コエンザイムQ10、メラトニンを減少します。

EACE阻害剤
亜鉛を喪失します。

F経口避妊薬
ビタミンB6、B12、葉酸、ビタミンC、ビタミンE,カルシウム、マグネシウムを減少します。


GSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
カルシウムやビタミンDが減少します。



(なお、医薬品服用中にサプリメントを摂る場合には、主治医に報告してください。
万が一、医薬品の副作用として、微量必須栄養素やコエンザイムQ10の低下を知らない医者であれば、主治医を変えることをお勧めします。)
(かかりつけ薬局の薬剤師であれば、知っている確率が高いと思われます。)




上記のように、高血圧や糖尿病、脂質異常症に対して長期に投与される医薬品は、ビタミンやミネラル、コエンザイムQ10といった重要な成分を喪失・減少します。

生活習慣病の治療薬は継続した服用が必要ですが、同時に、マルチビタミン、マルチミネラル、コエンザイムQ10といったサプリメントは併用が必要です。


医薬品を服用中に、ビタミン類など栄養素の不足による症状を呈する症例は、よく経験されます。
例えば、次のような例があります。


・57歳女性、高血圧で利尿剤、骨粗鬆症でフォサマック、頻脈性不整脈にβブロッカーを近医から投与されていた。

・疲労、不安、うつ、不眠などを訴えて当院受診。

⇒投与されている3種類の医薬品により、ビタミンやミネラルが喪失・減少したことによる精神神経症状、不定愁訴と考えて、ビタミンとミネラルサプリメントを追加し、症状が軽快。

(マグネシウム、亜鉛、ビタミンB群の追加で症状改善)

(なお、これに対して、抗うつ剤などを追加するのは逆効果です。)


医薬品の添付文書には記載されていないことが多いのですが、代表的な医薬品と、それによる栄養素の喪失・欠乏について、まとめました。


高血圧治療薬

ALLHAT研究の結果、ACE阻害剤やカルシウムブロッカーよりも、利尿剤のほうが心血管イベントを低下することが示されて、利尿剤が降圧剤として処方されます。

しかし、利尿剤は、マグネシウム、カリウム、亜鉛、ビタミンB群を体内に排泄してしまいます。

多くの研究によって、利尿剤の服用中の患者で、これらの栄養素が減少していることが示されています。


利尿剤服用中の患者に対しては、
カルシウム、
マグネシウム、
ビタミンC、
ビタミンB1(チアミン)
ビタミンB6、
亜鉛
のサプリメントが必要です。


βブロッカー
βブロッカーは、内在性のコエンザイムQ10を減少させるため、コエンザイムQ10サプリメントの併用は必須です。
なお、メラトニンも減少します。


コレステロール低下薬

LDLコレステロール低下効果のあるスタチン剤は、広く処方されています。
(世界中でベストセラーの医薬品です。)
スタチン剤は多彩な効果があり、有用性が確立しています。
その一方で、多くの副作用も知られています。
スタチン剤は、内在性のコエンザイムQ10の合成を阻害し、低下させます。
このことが、ミトコンドリア機能の低下を生じ、疲労感や筋障害、肝障害などの副作用の原因ともなっています。

したがって、リピトールやクレストール、メバロチンなどのスタチン剤を服用中の場合には、コエンザイムQ10サプリメントの併用は必須です!!!


制酸剤:H2ブロッカー、PPIなど
制酸剤は、GERDや消化性潰瘍に対して処方されます。
このタイプの医薬品は、さまざまな栄養素の吸収を阻害し、栄養素の不足を生じることがわかっています。

PPIもH2ブロッカーも、高齢者において、ビタミンB12の欠乏を生じます。
(B12吸収には胃の内因子が必要です。)

また、胃酸の欠乏によって、

葉酸、鉄、亜鉛の吸収が阻害されます。


PPIを1年以上の長期間投与されている患者では、
対照群に比べて、
大腿骨骨折のリスクが2.5倍になるとう報告もあります。
(そもそもPPIは長期に投与するべきではありませんが。)

PPIは、多くのビタミンやミネラルの吸収を阻害するため、長期の服用は避けるべきですし、そもそも必要のない医薬品です。
(世の中には、必要のない医薬品がまだまだたくさんあります。)

制酸剤を服用している患者では、

ビタミンD3、
ビタミンB12、
亜鉛
をサプリメントで摂りましょう。


糖尿病治療薬;経口血糖降下薬
メトホルミンは、優れた医薬品ですが、葉酸やビタミンB12欠乏を生じます。
先行研究では、
メトホルミン投与中には、
血中葉酸値が7%減少、
ビタミンB12が14%減少という報告があります。
葉酸ややB12の低下は、高ホモシステイン血症を生じ、動脈硬化や認知症のリスクとなります。

また、
メトホルミンは、コエンザイムQ10も低下させることが示唆されています。


したがって、メトホルミン服用中の糖尿病患者では、
葉酸サプリメント、
ビタミンB12サプリメント、
コエンザイムQ10サプリメントの併用は必須です。


抗うつ剤
SSRIが働くためには、ビタミンB群が必要であり、ビタミンBの併用がおすすめです。(SSRIがビタミンBを減らすわけではありません。)

ホルモン補充療法や経口避妊薬を摂っている女性では、

カルシウム、
葉酸、
マグネシウム、
ビタミンB2、
ビタミンB6、
ビタミンB12、
ビタミンC
亜鉛
が推奨できます。


抗生物質
抗生物質は、ビタミンB群(B1, B2, B3, B5, B6, B12)、ビオチン、イノシトール、ビタミンKの減少を生じます。
また、抗生物質の種類によっては、カルシウムやマグネシウム、葉酸を減少させる場合もあります。

したがって、
抗生物質の服用中には、
ビタミンB群サプリメント(ビタミンBミックス)やマルチビタミンサプリメントの併用は必須です。


マルチビタミンに加えて、
カルシウムマグといったミネラルサプリメントも推奨できます。

抗生物質による腸内フローラへの悪影響を考えると、
各種の乳酸菌、プロバイオティクスの併用は必須です。


以上のように、
生活習慣病や慢性疾患に対して、広く利用されている医薬品を服用中の患者では、

各種のビタミンやミネラルといった必須栄養素が検証し、、コエンザイムQ10といった機能性成分が減少します。

医薬品とサプリメントの併用という分野では、
相互作用による有害事象が話題になってきました。

しかし、日常臨床の現場では、
相互用による有害事象の発生は非常にまれであり、

むしろ医薬品の服用による栄養素の喪失が健康上の問題となっています。



まとめです。

生活習慣病や慢性疾患に対する医薬品服用は、ビタミンやミネラル、コエンザイムQ10の喪失や減少を生じます

ビタミンやミネラル、コエンザイムQ10の潜在的不足の結果、
疲労感や倦怠感といった不定愁訴、気分感情障害、筋肉痛などを生じます。

そこで、
生活習慣病の医薬品を服用中の場合、栄養素の喪失や不足に対する保険的な意味合いで、栄養素の充足を担保するために、次のサプリメントの併用が必要です。


@マルチビタミン

Aマルチミネラル


BコエンザイムQ10
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EPA
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posted at 23:53 | この記事のURL
医療を必要とする地域居住高齢者でのサプリメント利用状況 [2019年01月14日(月)]

今月の応用生理学の専門ジャーナルに、医療ケアを必要とする地域居住高齢者におけるサプリメントの利用状況を調べた研究が、カナダのグループ(University of Saskatchewan)から報告されていました。
(Appl Physiol Nutr Metab. 2019 Jan 10:1-4.)


何らかの病気で医薬品を服用している場合には、ビタミンやミネラルなどのサプリメントの併用によるシナジーが期待できます。

例えば、高血圧の治療で利尿剤を投与されている場合、水溶性ビタミンが喪失するため、
ビタミンB群は必須です。
利尿剤を投与中の患者が心不全の症状を呈する場合、ビタミンBの不足が疑われます。

また、ビタミン以外では、
スタチン剤を服用中の場合には内在性のコエンザイムQ10が低下します。


今回の研究では、

2014年から2017年に新規の医薬品処方を開始された、
医療ケアが必要な(medically complex)地域居住者(50歳以上)229名を対象に、

サプリメント利用が調べられました。

解析の結果、

76.9%が、毎日、1種類以上のビタミン、ミネラルサプリメントを利用していました。

なお、
懸念として、1つ以上の栄養素について、上限量を超える可能性も示唆されています。


したがって、

医薬品を服用中の患者では、

医薬品の副作用を軽減するためや、ベーシックサプリメントとしての保健作用のために、

ビタミンやミネラルサプリメントの有用性が知られている一方で、

適正使用に関する啓発が必要と考えられます。


サルコペニア(筋肉減弱症)を予防する栄養素:レビュー


地中海食がフレイル(虚弱)を予防する:メタ解析




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posted at 23:53 | この記事のURL
コエンザイムQ10+L-カルニチンによる片頭痛予防効果 [2019年01月13日(日)]
今月の頭痛研究の専門ジャーナルに、コエンザイムQ10とLカルニチンサプリメントの併用による片頭痛予防効果を示した臨床研究が、イランのグループ(Isfahan University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Cephalalgia. 2019 Jan 6:333102418821661.)


先行研究では、

コエンザイムQ10サプリメント投与による片頭痛の発作予防効果が示されています。

コエンザイムQ10は、ミトコンドリア機能に必須であることから、
片頭痛の病因論としてミトコンドリア疲労の概念が考えられます。

そのため、ミトコンドリア機能の維持に関与する機能性成分として、コエンザイムQ10、Lカルニチン、アルファリポ酸などの有用性が推察されます。

そこで、
今回の研究では、

コエンザイムQ10+Lカルニチンサプリメントの併用サプリメントによる片頭痛への作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

20〜40歳の片頭痛患者の男女56名を対象に、


・1日あたり30mgのコエンザイムQ10+500mgのLカルニチン併用投与群、

・偽薬投与群、

の2群について、

8週間の介入が行われました。

主アウトカムは、頭痛発作の重症度、

副アウトカムは片頭痛の持続期間、片頭痛発作、頭痛日記結果(HDR)、血中乳酸です。


解析の結果、

8週間の介入後、

血中乳酸値の有意な低下、
(-2.28&#8201;mg/dl, 95% CI: -3.65, -0.90; p&#8201;=&#8201;0.002)

片頭痛の重症度の有意な低下、
(-3.03, 95% CI: -3.65, -2.40; p&#8201;&#8804;&#8201;0.001),

期間の有意な短縮、
(-7.67, 95% CI: -11.47, -3.90; p&#8201;&#8804;&#8201;0.001),

頻度の有意な減少
(-5.42, 95% CI: -7.31, -3.53; p&#8201;&#8804;&#8201;0.001)

HDRの有意な減少
(-103.03, 95% CI: -145.76, -60.29; p&#8201;&#8804;&#8201;0.001)

が見出されました。

以上のデータから、

コエンザイムQ10+Lカルニチンサプリメントによる、
片頭痛の予防(発作回数の減少、重症度の軽減、持続期間の短縮)効果が示唆されます。

片頭痛については、発作時には医薬品が利用できます。

一方で、コエンザイムQ10やLカルニチンサプリメントは、ミトコンドリア機能の維持に有用な機能性食品素材であるので、普段から予防のために摂取できます。



カルニチン 30日分
エネルギー作りに欠かせないアミノ酸






コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


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posted at 23:51 | この記事のURL
スクリプスクリニック@サンディエゴ [2019年01月12日(土)]
今週末は、サンディエゴのスクリプスクリニック主催のカンファレンスに来ています。

サプリメント・機能性食品素材の臨床研究Updateが集中して行われる恒例の学術集会です。

外はいいお天気ですが、カンファレンスの参加者は、終日、会議室にこもっています。

↓カンファレンス会場の最後尾は、バランスボール席です。
 私はいつもどおり、最前列の普通の座席に陣取っています。


posted at 23:54 | この記事のURL
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