サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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高血圧を予防する6つのライフスタイル:SUNコホート研究 [2019年03月31日(日)]
今月の予防医学の専門ジャーナル(電子版)に、高血圧を予防するライフスタイルを検証したコホート研究が、スペインのグループから報告されていました。
(Prev Med. 2019 Mar 19.)


ライフスタイルは、高血圧のリスクに影響を与えます。

日本人では4000万人以上が高血圧と推計されており、

本態性高血圧症が9割を占め、

塩分の摂取、肥満の2つが要因とされています。


さて、今回の研究は、

もともとは、
スペインの大学の卒業生を対象に行われた前向きコホート研究(1999-2014)であり、

試験開始には高血圧症を有していない14,057名の被験者を対象に、

先行研究にて、心血管イベントのリスクを低減するとされている10項目のスコアが評価されました。


さらに、
今回は、

高血圧のリスクに関して、6項目のスコアが調べられています。

具体的には、

@禁煙

A中程度から高度の身体活動

B地中海食への遵守、

C健康的なBMI、

D節度のある飲酒、

E暴飲はしない

の6項目です。


フォローアップ期間の中央値は、

10.2 年間であり、


1406名の高血圧症の発症が診断されました。


高血圧症の発症は、6項目のスコアの合計で見た健康的なライフスタイルと有意な線形の相関が見出されました。
(p for trend<0.001)

具体的には、

5-6項目の高スコアでは、

0-1項目の低スコアと比べて、

高血圧の発症リスクが46%低下していました。

(HR=&#8239;0.54; 95% CI: 0.42-0.68)


6項目のスコアの中の比較では、

適切なBMIの維持が高血圧リスクの低下と最も関連していました。


以上のデータから、

禁煙、地中海食、運動習慣、適切なBMIといった健康的なライフスタイルが、高血圧の予防に有用であることが示唆されます。


高血圧対策の機能性食品として、次の報告があります。



レスベラトロールが高血圧を改善する:系統的レビュー


L-シトルリンによる高血圧改善作用:メタ解析


ピクノジェノールによる高血圧改善作用:メタ解析


紅麹+コエンザイムQ10サプリメントによる高血圧と脂質異常症改善効果



食物繊維の摂取による高血圧リスク低減効果



拡張期血圧に対するビタミンDの降圧作用:メタ解析


ナットウキナーゼによる高血圧改善作用</リンク


緑茶による高血圧・脂質代謝改善@メタ解析


緑茶による高血圧改善作用:メタ解析 


ココア/カカオポリフェノールの高血圧改善効果:コクランレビュー



高血圧の改善に有用な食事療法とは:系統的レビュー/メタ解析



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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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posted at 23:56 | この記事のURL
1日薬価4,789円のゾフルーザ錠 vs. エキナセア(30日760円) [2019年03月30日(土)]
今週、インフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」患者の70%から、耐性ウイルスが見つかったというニュースがありました。


ゾフルーザ錠(一般名バロキサビル マルボキシル)は、去年3月から販売が始まった新しいタイプのインフルエンザ治療薬です。


1回の投与で効果が期待できるとされ、この冬季(今月上旬までの5ヶ月間)の出荷量は、560万人分にも上っています。

今シーズン、最も多く使われた抗インフルエンザ薬とみられています。

ゾフルーザ錠の1日薬価は4,789円ですので、医療経済的には大きな負担です。


今回、

耐性ウイルスが、ヒトからヒトへ感染すると考えられ、大きな問題となっています。



しかし、

ゾフルーザやタミフルといった高価なインフルエンザ治療薬は、

基礎疾患のない、基本的に健康な成人であれば、そもそも必要がない医薬品
です。


個人レベルでは副作用のリスクがあり、

医学的には耐性ウイルスの出現が問題となり

、さらに、医療財政の圧迫するというのも大きな課題です。



インフルエンザの予防(罹患率低減)、重症化軽減のためには、エキナセアが有効です。

ゾフルーザやタミフルの効果は、エキナセアと同程度です。


エキナセア 30日分
\760




インフルエンザに対してエキナセアはタミフルと同等の効果を示す



風邪予防にエキナセアが有用:レビュー 


サプリのミカタ &#12316;エキナセア&#12316; | DHCテレビ



タミフル耐性ウイルスに対する対策は 





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DHCプロティンダイエットは「完全食」 [2019年03月29日(金)]

以前、知人から完全食(完全栄養食)のパスタなるものの話を聞いたことがあります。

特別な食事というのではなく、三大栄養素、ビタミンやミネラルなどの微量必須栄養素、必須脂肪酸などの一日に必要な栄養素とエネルギーが全て取れる、という製品です。
パウダーやグミなどの形状になっています。

アメリカでの製品が話題になり、日本でも、食品メーカーやスタートアップが、完全食として製品化しています。

食事に時間を取られたくない、シリコンバレーのエンジニアには重宝されるかもしれません。

(宇宙食もそのような発想と思います。)

食に伴う文化や食育、共食といったことの社会性による健康効果がなくなりますが、
時短のために、ということでは有用と思います。


なお、日本の市場だけで出回っている、自称バランス栄養食という固形のビスケット状の製品は、カロリーの半分が油に由来しますので、そのような製品に比べると、完全食パスタ、ベースパスタという名前で出回っている製品のほうが、まともではあります。



なお、DHCのプロティンダイエット製品も、、一日に必要な微量栄養素の3分の1が含まれており、それ1食でバランスが取れます。

また、DHCプロティンダイエット製品には、コエンザイムQ10などの機能性成分も含まれています。

肥満治療の中で開発されてきた置き換え食/フォーミュラ食は、(準)完全食として使えます。

(準)としたのは、カロリーが少ないので、健康な普通体重の人が、日常生活を送るためには、3食すべてを置き換えるということはできないためです。

プロティンダイエット製品は、「ダイエット」という名称のため、減量のための製品と思われがちですが、栄養成分表示をご確認いただくと、必要な栄養素がそろっていること、
また、緩やかな糖質制限+カロリー制限になっていることがお分かりいただけると思います。

必要な栄養素が含まれており、かつ、ドリンクタイプは簡単ですので、忙しいときに、1日1食の置き換えは、朝や昼の時短になります。

食事の楽しみ、食育、社会参加、人とのつながりということで、
朝の家族の食事、お昼の同僚との食事、夜の友人知人との食事は、それぞれ大切です。

これら以外の一人で食べる際には、食べ過ぎのカロリーも抑えるフォーミュラ食として、DHCプロティンダイエット製品が完全食といえるでしょう。


いろいろな製品の中で、DHCプロティンダイエット製品は、安全性、有効性、経済性(費用対効果)の点で、最も優れた【完全食】として、自信を持ってお勧めできます。


↓DHCプロティンダイエット製品の例


◆いちごミルク味:
熱量167kcal、
たんぱく質20.1g、脂質1.5g、炭水化物22.4g、糖質14.7g、食物繊維7.8g、
食塩相当量0.5g、
クロム30μg、
カフェイン0mg


◆5味共通:
カルシウム400mg、鉄8.0mg、亜鉛5.0mg、銅0.8mg、マグネシウム140mg、カリウム950mg、マンガン2.2mg、セレン20μg、ヨウ素110μg、モリブデン30μg、ビタミンA 550μg、ナイアシン15mg、パントテン酸4.5mg、ビタミンB1 1.5mg、ビタミンB2 1.0mg、ビタミンB6 1.0mg、ビタミンB12 3.2μg、ビタミンC 60mg、ビタミンD(ビタミンD3)3.8μg、ビタミンE(d-α-トコフェロール)6.5mg、葉酸180μg、ポリフェノール(ブドウ種子エキス由来)120mg※、

オルニチン塩酸塩120mg、
コエンザイムQ10 35mg、
ヒアルロン酸20mg、ビタミンP 2mg


また、DHCプロティンダイエット製品には、コエンザイムQ10などの機能性成分も含まれています。








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女性・若年・高学歴がCAM利用者の特徴:スウェーデンのがん患者調査 [2019年03月28日(木)]
今月の補完代替医療(CAM)の専門ジャーナルに、スウェーデンのがん患者におけるCAMの利用状況を調べた研究が報告されていました。
(BMC Complement Altern Med. 2019 Mar 13;19(1):62.)



補完代替医療(CAM)は、健康な人が健康増進や未病対策で利用するだけではなく、

慢性疾患を有する患者が、標準治療への補完療法として利用することもあります。


今回の研究では、
スウェーデンのがん患者におけるCAM利用の状況と関連因子が調べられました。


具体的には、
大学病院の腫瘍科の外来において、がん患者1297名を対象にアンケート調査が行われ、

58% (n =&#8201;755)から回答が得られ、解析が行われました。


解析の結果、

過去のCAM利用率(生涯にわたる期間での利用率)は、34%(256名)であり、

がんと診断後のCAM利用率は26%(n =&#8201;198)でした。

CAM利用と相関していた背景因子は、

・女性、

・若年、

・高学歴

でした。

つぎに、

最もよく利用されているCAMは、


ビタミンやミネラルを含む天然製品(natural products)と、リラクセーションでした。

CAM利用の主な目的は、

身体機能の改善、

全般的および感情的なウェルビーイングのため、

がんと闘うための身体能向上のため

でした。

CAM利用の満足度は、全般的に高いとされました。


有害事象は、まれであり、軽度でした。

CAM利用者の54%は、CAMに対する一カ月当たりの費用は50ユーロ未満でした。


三分の一が、CAM利用について、がんケアプロバイダー(がん治療提供者)と相談していました。

また、

参加者の半数以上が、
がんケアプロバイダーはCAM利用について相談をできるようになるべきであり、

がんケアにおいて、CAM利用が考慮されるべきと考えていました。


以上のデータから、

がんの標準治療の中では、アクセスやアドバイスが限定されているにもかかわらず、

スウェーデンでは、4分の1のがん患者がCAMを利用していること、
また、
がん患者と、治療提供者との間の対話は十分とは言えないこと、

がん標準治療におけるCAM療法の選択肢が統合されることの必要性
などが示唆されます。




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


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ウコン/クルクミンが脂質代謝とホモシステイン代謝を改善 [2019年03月27日(水)]
栄養学の専門ジャーナルに、若年肥満者において、ウコン/クルクミンによる心血管リスクマーカーへの働きを示した臨床研究が、米国のグループ(University of Kentucky)から報告されていました。
(Nutrition. 2019 Jan 11;62:135-139.)


ウコンには有効成分としてクルクミンが存在し、抗酸化作用や抗炎症作用を示します。

分子メカニズムは、NF-κB抑制を介した抗炎症作用です。


今回の研究では、

クルクミンのバイオアベイラビリティを亢進させたクルクミン含有サプリメント(CurQfen&#174;)を用いて、

若年肥満者における心血管リスク因子への作用が検証されました。


具体的には、

二重盲検偽薬対照試験として、

18-35歳の肥満(BMI 30以上)の男性22名を対象に、

・クルクミンサプリメント500mg/日
(フェヌグリーク水溶性食物繊維+クルクミン)

・対照群
(フェヌグリーク水溶性食物繊維)

の2群について、12週間の介入が行われました。

なお、食事と運動についてはそのまま継続とされています。


解析の結果、

12週間の介入の前に比べて、

介入後には、

ホモシステイン値の有意な減少を認めました。

(クルクミン群:投与前12.22 ± 2.29 &#181;g/mL, 投与後: 8.62 ± 1.02 &#181;g/mL、

対照群:投与前 9.45 ± 0.84 &#181;g/mL, 投与後: 11.84 ± 1.63 &#181;g/mL; P&#8239;=&#8239;0.04)


また、
HDLコレステロール値の有意な増加が認められました。

(クルクミン群:投与前 40.77 ± 5.37 mg/dL, 投与後:54.56 ± 11.72 mg/dL、
対照群:投与前 61.20 ± 5.76 mg/dL, 投与後: 48.82 ± 5.49 mg/dL; P&#8239;=&#8239;0.04)


なお、
血糖値、インスリン値、レプチン、アディポネクチン、酸化ストレスマーカーについては、

クルクミン投与群と対照群との間に有意差は見出されませんでした。
(P > 0.05)


以上のデータから、

若年肥満男性において、

クルクミン投与によって、

心血管リスク因子であるホモシステイン値とHDLコレステロール値の改善作用が示唆されます。


今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。




ウコン/クルクミンについては、次の研究があります。




クルクミンによる耐糖能異常での血糖低下作用:メタ解析




ウコンによる変形性膝関節症への効果:レビュー



重症うつ病に対するクルクミン(ウコン)の効果:メタ解析


ウコン(クルクミン)とボスウェリアによる変形性膝関節症に対する有用性:メタ解析


ウコン+ボスウェリアがAGEs(終末糖化産物)を抑制




ショウガやウコンによる鎮痛作用:メタ解析


DHCでのウコンサプリメントには、下記の製品があります。


濃縮ウコン 徳用90日分
3種のウコンパワーで不調をブロック






DHC速攻ウコンゼリー 3包入
酒席のお供「速攻ウコン」の、常備&携帯に便利なゼリータイプ!





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えごまや亜麻仁油ではなく魚油が脂質代謝を改善し炎症を抑制する [2019年03月26日(火)]
今月の分子栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、高コレステロール血症患者において、EPA+DHAと、α-リノレン酸の投与による脂質代謝および炎症マーカーへの作用を比較検証した臨床研究が、中国のグループ(Guangzhou Medical University)から報告されていました。
(Mol Nutr Food Res. 2019 Mar 22:e1801157.)


オメガ3系必須脂肪酸には、

えごま油や亜麻仁油に含まれる植物性の脂質であるα-リノレン酸、

魚油に含まれるEPAやDHAがあります。


α-リノレン酸は、体内でEPA、DHAに変換されますが、その効率は非常に低く、臨床的には、オメガ3系脂肪酸として魚油であるEPAやDHAを摂るほうが有用性が高いと考えられます。


今回の研究では、

高コレステロール血症患者における脂質代謝および炎症マーカーへの作用について、

EPA+DHAと、α-リノレン酸(ALA)の働きが比較されました。



具体的には、

ランダム化二重盲検試験として、

高コレステロール血症患者123名(平均年齢53.3 ± 5.2歳)を対象に、

@対照群、

A低用量のALA, 4.2 g/d

B高用量のALA, 7.2 g/d

C低用量のDHA+EPA, 1.8 g/d

D高用量のEPA+DHA, 3.6 g/d

の5群について、12週間の投与試験が行われ、

脂質代謝および炎症マーカー、

末梢血単核球での脂肪酸組成、単核球由来のin vitro系でのIL-6、TNF-αが測定されました。


解析の結果、

12週間の介入後の時点で、

EPA+DHAの魚油投与群では、

中性脂肪値が、

低用量の魚油では11.99%、

高用量の魚油では15.78%

それぞれ有意に低下しました。


また、この変化は、

対照群に比べて、有意な低下でした。
(P < 0.05)

末梢血単核球を用いたin vitro系での測定では、

IL-6の産生は、EPA+DHAの高用量投与群において、

他の介入群に比べて、

有意な減少が見出されました。
(P = 0.046)


以上のデータから、

中高年の中国人の高コレステロール血症患者において、

EPA+DHAのサプリメント投与による中性脂肪値の改善作用、抗炎症作用が示されました。

一方、α-リノレン酸(ALA)では、これらの作用は検出されませんでした。



最近、日本でも、えごま油が、植物性オメガ3系脂肪酸を含む食用油として販売されています。

しかし、無駄に高価であり、かつ、エビデンスレベルは、抗炎症作用や抗アレルギー作用が予備的な研究で示されている程度です。

EPAやDHAについては、はるかに多くのエビデンスが構築されており、青魚の摂取やサプリメントの利用によって摂ることができます。

また、調理オイルとしては、
えごま油や亜麻仁油よりも、
エクストラバージンオリーブオイルの有用性が確立しています。

今回の研究でも、改めて、生活習慣病のリスク低減に対して、α-リノレン酸(ALA)よりも、EPA+DHAのほうが有用であることが示されました。



EPAやDHAといったオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用を有しており、

心筋梗塞など心疾患の予防、動脈硬化性疾患のリスク低減、うつ病や認知症リスク低減など多彩な作用が知られています。



DHCでは、オメガ3系必須脂肪酸サプリメントを製品化しています。



EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))




DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))






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米国の現役兵士ではビタミンDが低値 [2019年03月25日(月)]

今月のミリタリー医学の専門ジャーナルに、米国の現役の軍人でのビタミンDの状態を調べた臨床研究が、米国のグループ(Madigan Army Medical Center)から報告されていました。
(Mil Med. 2019 Mar 1;184(Supplement_1):498-505.)

ビタミンDは、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な作用を有する脂溶性ビタミンの1種です。

多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。

今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。



今回の研究では、

軍隊の現役の戦闘員におけるビタミンDサプリメントへの反応性を調べて、

それを健康政策に応用するための検証が行われました。



戦闘員・軍人は、筋骨格系の障害や代謝障害のリスクにさらされており、

それらは身体機能のパフォーマンスや軍隊の準備に影響を与えています。

ただし、ビタミンD低値との関連は明確ではありません。



そこで、今回の研究では、

152名の兵士を対象に、

血中ビタミンD値(25OHD)の基づいて、

・非治療(対照)群、

。ビタミンD3サプリメント投与群

の2群について、90日間の介入が行われ、

介入の前後で、

症状、食事、日光曝露、血中バイオマーカーが測定されています。

被験者の58%は白人であり、

人種間でのビタミンD値に有意差が認められました。

ビタミンD値の平均値は、

対照群;37.8 (5.6) ng/mL,

低用量の介入群;22.2 (5.0) ng/mL,

高用量の介入群;22.9 (4.7) ng/mL

でした。

また、ビタミンDの摂取量は、推奨量の44%でした。

次に、

3ヶ月間の介入後の時点では、

ビタミンD値に有意な差が認められ、

被験者による自覚症状スコアでは、

ビタミンDサプリメント投与群において、

疲労と睡眠のスコアの有意な改善が認められたということです。


以上のデータから、

米国の現役兵士の間では、

ビタミンD不足あるいは欠乏が広く認められること、

ビタミンD低値に対しては、ビタミンD3サプリメントによる有用性が示唆されること、

特に、疲労や睡眠といったスコアの改善作用などが示唆されます。



近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防の目的で利用されるビタミンD3サプリメントの摂取量は、
1日あたり
25マイクログラム(1,000IU)から50マイクログラム(2,000IU)です。


ビタミンDは、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な作用を有する脂溶性ビタミンの1種です。

多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。



日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。


日本人2型糖尿病患者の90%以上がビタミンD不足


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病



ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析



ビタミンDによる妊娠糖尿病での糖代謝改善作用:メタ解析


ビタミンD低値が高血糖と相関する:メタ解析




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。





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アトピー性皮膚炎に対するビタミン・ミネラルの効果:系統的レビュー [2019年03月24日(日)]


今月の皮膚科学の専門ジャーナル(電子版)に、アトピー性皮膚炎に対するビタミン・ミネラルの働きを検証した系統的レビューが、米国のグループから報告されていました。
(Int J Dermatol. 2019 Mar 20.)


アトピー性皮膚炎は、

慢性炎症性の疾患であり、表皮の防御機能が障害されています。


今回の系統的レビューでは、

補完療法としての経口のビタミン、ミネラルサプリメントの有用性が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(MEDLINE, EMBASE, Cochrane)

2018年2月までの論文が検索され、

アトピー性皮膚炎に対する治療あるいは予防に対して、

ビタミンサプリメントの経口投与を行った臨床試験が検索され、

300報を超える論文から37報の研究が、レビューの対象となりました。


解析の結果、

アトピー性皮膚炎の症状軽減に対する有用性が、ビタミンEおよびビタミンDサプリメントにて見出されました。


また、
プロバイオティクスは、アトピー性皮膚炎の炎症の予防に対する有用性が示唆されました。

さらに、
DHAやサージオイルなどは、アトピー性皮膚炎の重症度の抑制に有用でした。


今回の系統的レビューから、

アトピー性皮膚炎に対する補完療法として、抗炎症作用を有するビタミンや脂肪酸の有用性が示唆されます。

先行研究では、次のような報告があります。


プロバイオティクスによるアトピー性皮膚炎の予防効果:メタ解析


大豆製品・イソフラボンの摂取が多いとアレルギー性疾患の罹患率が低下


小児のアトピー性皮膚炎ではビタミンDが低値:メタ解析




近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防の目的で利用されるビタミンD3サプリメントの摂取量は、
1日あたり
25マイクログラム(1,000IU)から50マイクログラム(2,000IU)です。


ビタミンDは、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な作用を有する脂溶性ビタミンの1種です。

多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。



日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。


日本人2型糖尿病患者の90%以上がビタミンD不足


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病



ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析



ビタミンDによる妊娠糖尿病での糖代謝改善作用:メタ解析


ビタミンD低値が高血糖と相関する:メタ解析




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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妊婦のアルコール摂取と児のメンタルヘルスへの影響:系統的レビュー [2019年03月23日(土)]
先月の薬物依存研究の専門ジャーナル(電子版)に、出生前/妊娠中のアルコール摂取による児のメンタルヘルスへの影響を調べた系統的レビューが、イギリスのグループ(University of Bristol)から報告されていました。
(Drug Alcohol Depend. 2019 Feb 21.)


妊娠中の過度なアルコール摂取は、

胎児の健康に様々な悪影響を生じることがわかっています。

今回の系統的レビューでは、

妊娠中のアルコール摂取による児のメンタルヘルスへの影響が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PsycINFO, PubMed and Web of Science)


妊娠中のアルコール摂取と、

3歳以上の児童のメンタルヘルスのアウトカムを調べた論文が検索され、

胎児性アルコール症候群は除外されました。

(つまり、習慣的な過度のアルコール摂取による悪影響ではなく、比較的低用量のアルコール摂取による影響を調べています。)


33報が解析の対象となりました。

メンタルヘルスのアウトカムとして、

不安/うつ病、感情障害、内在化問題行動、行為障害などが調べられており、

全体の半数以上の研究において、

妊娠中のアルコール摂取と、児童のメンタルヘルス障害との間に有意な相関が見出されたということです。

以上、今回の系統的レビューから、

妊娠中のアルコール摂取は、

(胎児性アルコール症候群を生じるような過度のアルコール摂取や依存症ではなく)

比較的低用量のアルコール摂取であっても、児童のメンタルヘルスに悪影響を及ぼすことが示唆されます。


妊娠中は少量であっても飲酒は避けましょう。

妊婦の飲酒は、胎児の形態異常や脳萎縮、胎児発育不全、妊婦のうつ症状の悪化を生じます。また、飲酒は、量や時期に関係なく、胎児に不可逆的な悪影響を及ぼす可能性も示されています。

妊娠中に多量に飲酒した母親から生まれた子どもに、特徴的な顔貌(不明瞭な人中/薄い上唇/短い眼瞼裂など)、発育の遅れ、中枢神経の障害といった兆候が見出され、1973年に「胎児性アルコール症候群, Fetal Alcohol Syndrome : FAS」と呼ばれるようになりました。


その後、FASでの特徴的な顔貌がなくても、胎児期にアルコールにさらされたことによる中枢神経の障害、具体的には、刺激への過反応、注意力の問題、変化への適応困難、学習障害、判断力の問題といった行動障害が確認されました。 


そこで、現在、妊娠中のアルコール暴露による胎児の障害は、「胎児性アルコール・スペクトラム障害、Fetal Alcohol Spectrum Disorders :FASD」と呼ばれるようになっています。
つまり、妊娠中のアルコール摂取による胎児の問題は、顔貌ではなく、脳に生じる、という視点の転換です。

 日本産婦人科学会の産婦人科診療ガイドライン産科編2017では、妊娠中の飲酒が取り上げられました。最近の研究によって、胎児性アルコール・スペクトラム障害(FASD)が、これまで考えられていたよりも多く存在することがわかっています。

そこで、妊婦健診では、飲酒習慣のある場合、なるべく早い時期にFASDの危険性などについて説明し、禁酒が指導されています。

かつて、妊婦の飲酒量については、1日エタノール換算で約15mL=ビール350mL缶1本程度(最小飲酒単位)であれば、児に影響はないと説明されることがありました。
しかし、現在では、少量であってもFASDの発症リスクがあるとされています。そのため、妊娠には、禁酒が指導されます。

また、産後においても禁酒が推奨されます。飲酒は、プロラクチンというホルモンの分泌を抑制し、乳汁の分泌量や授乳期間などのパフォーマンスを低下させるからです。




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低糖質食による変形性膝関節症の疼痛軽減作用 [2019年03月22日(金)]
今月の疼痛研究の専門ジャーナル(電子版)に、変形性膝関節症に伴う疼痛に対して、低糖質食と低脂質食による作用を検証した臨床研究が、米国のグループから報告されていました。
(Pain Med. 2019 Mar 13.)


変形性膝関節症は、加齢とともに多くの人が罹患する病態です。

高齢者の要支援や要介護の主な原因の一つに、関節の疾患があり、変形性膝関節症(膝OA)は代表的です。

膝OAに対しては、医薬品では消炎鎮痛薬が用いられます、また、人工関節置換術もありますが。いずれも副作用の大きなリスクを伴います。


今回の研究では、膝OAに対する食事療法として、低糖質食(低炭水化物食)と、低脂質食(低脂肪食)の有用性が比較検証されました。


具体的には、

ランダム化比較試験として、


膝OAを有する65歳から75歳の被験者を対象に、

・低糖質食/低炭水化物食摂取群

・低脂質/低脂肪食摂取群

の2群について、12週間の介入が行われました。


機能性疼痛、自己評価での疼痛、QOL、うつなどが3週間ごとに評価され、

介入の前後で、血中の酸化ストレス指標が測定されました。


解析の結果、

低脂質食群に比べて、

低糖質食/低炭水化物食摂取群では、

疼痛に関連する指標の有意な軽減が認められました。


また、低糖質食/低炭水化物食摂取群では、

酸化ストレスの有意な減少が見出されました。


以上のデータから、


変形性膝関節症に伴う疼痛に対する食事療法として、

低糖質・低炭水化物食のほうが、低脂肪食よりも有用であることが示唆されます。



膝OAに対する食事では、抗炎症ダイエットとしての食材を選ぶことが大切です。

地中海食での食材の組み合わせをベースに、緩やかな糖質制限食として、

エクストラバージンオリーブオイル、魚類、野菜、豆類などを摂るようにします。



DHCでは、

肥満・糖尿病・アンチエイジング・ヘルシーエイジング(健康長寿)のための食事として、

「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。




DHCの製品で、低炭水化物食・低GI食・低GL食に相当するのは、


DHCプロティンダイエット
です。



DHCプロティンダイエットは、減量のため、あるいはリバウンド予防のための食品(フォーミュラ食・置き換え食)として考えられていますが、


コエンザイムQ10やポリフェノール、食物繊維などの機能性食品成分を含んでおり、

ヘルシーエイジングのための低カロリー・低炭水化物食品として、食事代わりに利用できます。




その他、低GI食、低GL食として、

発芽玄米

米こんにゃく

があります。


グルコサミンの風評被害by整形外科医 





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TCCの卒業証書・学位授与式 [2019年03月21日(木)]
今日は、東京カレッジオブカイロプラクティック(TCC)の卒業証書・学位授与式が、日本赤十字社本社にて挙行されました。


私は来賓として出席させていただきました。

第21期の卒業生の皆様、おめでとうございます。
今後の活躍を期待しています。


カイロプラクティックは、米国発祥であり、欧米やオセアニア諸国では法制化されています。

頸部痛や腰痛といった筋骨格系の症状に対する介入が中心です。

また、スポーツ選手/アスリートのコンディションの維持のために、スポーツカイロプラクティックがあり、

小児や妊婦など、幅広い対象があります。



来年の東京オリンピックでも、ポリクリニックには、カイロプラクティックが導入されると聞いています。

(ちなみに、前回のリオ五輪では、アメリカの選手団に同行した医療チームの責任者は、整形外科医ではなく、カイロプラクター/ドクターオブカイロプラクティック、DCでした。)



下記のような研究を見ると、健康寿命延伸にも貢献すると考えられます。

カイロプラクティックは感覚運動機能の改善を介して高齢者の転倒リスクを低減する




カイロプラクティックは、米国をはじめ、欧米主要国では公的資格が確立しています。


ただし、日本では、国際基準に相当するカイロプラクター(カイロプラクティックの施術者)は1,000名ほどです。


(これに対して、街中のカイロプラクティック/いわゆる整体などの看板は、1万から3万とされています。)



国際基準を満たすカイロプラクターの名簿は、登録機構を介して、厚労省の医事課に提出されています。



(日本でのカイロプラクターは

「日本カイロプラクティック登録機構」

で検索できます。



ちなみに私は、

カイロプラクティック新橋外来センター

で受けています。)



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母親のイソフラボンの摂取が少ないと、児の尿道下裂のリスクが高くなる:エコチル調査 [2019年03月20日(水)]
先月の泌尿器科学の専門ジャーナルに、母親のイソフラボンの摂取が少ないと、児の尿道下裂のリスクが高くなるという相関を示したエコチル調査のデータが発表されていました。
(Urology. 2019 Feb;124:229-236.)



大豆やレッドクローバー、プエラリア・ミリフィカには、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカル(植物エストロゲン)の1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。

また、抗酸化作用や抗炎症作用を介した機能性から、生活習慣病のリスク低下作用や抗がん作用も注目されています。

先行研究では,大豆製品の摂取による乳がんや前立腺がん、消化器がんのリスク低下作用が示されています。

大豆イソフラボンによる胃がんリスク低下:高山スタディ


納豆の摂取が心臓病を予防する:高山スタディ


さて、
今回の研究では、エコチル調査の一環として、

母親のイソフラボンの摂取と、児の尿道下裂リスクとの関連が検証されました。


妊娠初期の性分化の時期において、
食事由来のイソフラボンへの暴露が、

男児の外性器の分化に影響を与えるかどうか、

検証されました。

具体的には、環境省エコチル調査の一環として、

2011年から2014年にかけて参加した母親から、
単胎での男児を出産した41,578名を対象に、

食事調査によって、ゲニステイン(イソフラボンの一種)の摂取量が計算され、

生後1ヵ月の時点での診療記録から、尿道下裂の発生が調べられました。

解析の結果、
まず、

イソフラボンであるゲニステインの摂取量の中央値は、1日あたり15.3 mgでした。

51例の尿道下裂が見出されました。


尿道下裂リスクとの関連について、


イソフラボンの摂取量が少ない群(10%)では、

対照群(摂取量が11%から89%)に比べて、

男児の尿道下裂の発生が、2.8倍と有意に増加していました。
(OR&#8239;=&#8239;2.8, 95%CI&#8239;=&#8239;1.4-5.8)


一方、
イソフラボンの摂取が多い群(90%以上)では、

対照群と比べて、有意差は見出されませんでした。
(OR&#8239;=&#8239;0.9, 95%CI&#8239;=&#8239;0.4-2.4)

以上のデータから、

母親の食事からのイソフラボンの摂取量が少ないと、

男児の尿道下裂のリスクが高くなることが示唆されます。




DHCでは、大豆イソフラボンプエラリアミリフィカといったサプリメント、レッドクローバーを含む女性向けの複合サプリメントなどを製品化しています。


DHC青汁+豆乳(30缶入)
2つのヘルシー素材がこれ1本!イメージをくつがえすおいしさです!





エクオールとは、腸内細菌により、大豆イソフラボンの一種であるダイゼインから産生されます。

エクオールは、イソフラボンよりも高い生物活性を有しており、

更年期障害の改善、閉経後の骨粗鬆症予防、心血管疾患の予防作用が示唆されています。




ただし、
エクオールの体内産生には、腸内細菌叢が関与するため、エクオールを産生できる人とそうではない人がいることがわかっています。

日本人でエクオールが産生できるのは、50-60%程度です。

また、食習慣の変化により、若年者では、エクオール産生者の割合が減少しており、

日本人の若年女性では、20-30%の人しか、エクオールを産生できていないと報告されています。

エクオール産生者は、非産生者に比べて、大豆イソフラボンの機能性/健康増進効果や未病対策効果を得られると考えられます。




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多発性硬化症に対するビタミンDの働き:系統的レビュー [2019年03月19日(火)]
今月の分子医学の専門ジャーナルに、多発性硬化症に対するビタミンDサプリメントの作用を検証した系統的レビューが、イギリスのグループから報告されていました。
(Int J Mol Sci. 2019 Mar 14;20(6))




多発性硬化症(MS; multiple sclerosis)は、免疫系の関与する神経変性疾患の1種であり、
脳における神経変性に炎症が関与することが示唆されています。

サプリメントに関しては、次の報告があります。


多発性硬化症に対する抗酸化サプリメントの有用性:系統的レビュー


多発性硬化症に対する機能性成分サプリメントによる抗炎症作用


多発性硬化症(MS)に対する葉酸+ビタミンB12の働き




今回の系統的レビューでは、

多発性硬化症に対するビタミンDサプリメントの働きが検証されました。


具体的には、


主要医学データベースを用いて、

2012年から2018年の間に発表された英文のRCTから、

多発性硬化症(multiple sclerosis:MS)と診断された被験者に、

ビタミンD(ビタミンD3あるいはカルシトリオール)投与群と、

偽薬投与群を比較したRCTが抽出され、

ビタミンDの血中濃度、

EDSSスコア
(Expanded Disability Status Scale)

などが調べられました。

(MSの臨床症状の評価には Kurtzke 総合障害度スケール、Expanded Disability Status Scale of Kurtzke:EDSSが用いられます)


10報が解析の対象となりました。

RCTの被験者サイズは、40人から94人です。

ビタミンDの投与量は、
10から98,000 IUであり、

投与期間は、12週から96週でした。


解析の結果、

まず、
1報では、EDSSの有意な改善が認められ、

3報では、
血中サイトカイン値の有意な変化が認められました。


また、3報では、安全性や忍容性が調べられており、特に有害事象は認められませんでした。


全般に、

疾患の関連指標は、

血中ビタミンDが低値である被験者において、

顕著な改善が示唆されました。


以上の系統的レビューから、

10報中3報において、

ビタミンD投与による多発性硬化症に対する有用性が示唆されました。


多発性硬化症に対する補完療法として、

ビタミンDの抗炎症作用による一定の有用性が考えられます。





多発性硬化症(MS)に関連した機能性食品の研究報告として、下記のデータが知られています。


コエンザイムQ10による多発性硬化症での抗疲労効果


多発性硬化症の症状とビタミンDとの関連



コエンザイムQ10による抗炎症作用@多発性硬化症患者


多発性硬化症でのプロバイオティクスによる抗炎症作用



多発性硬化症に対する抗酸化サプリメントの有用性:系統的レビュー



多発性硬化症(MS)に対する葉酸+ビタミンB12の働き


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ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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女子栄養大学@坂戸市 [2019年03月18日(月)]
今日は、香川副学長にお会いするために、女子栄養大学の坂戸キャンパスに行ってきました。

前回は、都内の駒込キャンパスにてお会いましたので、今回、初めて坂戸キャンパスにお伺いしました。



(大学の門のところの守衛さんと話したのですが、非常に感じのいい方でした。

大学を訪問する外来者が、最初に話すのは、守衛さんでしょうから、その方の印象は、大学にとっても大事と思います。)



さて、私は、

拙著の
ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果
を直接、お渡ししにいったのですが、

ちょうど、香川先生は、さかど葉酸プロジェクトのことをまとめられた一般書を出されており、頂戴いたしました。

一応、サイン入りです。





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プロバイオティクスが肥満者の脂質代謝を改善する:メタ解析 [2019年03月17日(日)]
今月の機能性食品研究の専門ジャーナル(電子版)に、肥満者において、プロバイオティクスによる脂質代謝への作用を検証したメタ解析が報告されていました。
(Food Funct. 2019 Mar 12.)


先行研究では、

プロバイオティクス・シンバイオティクスによる肥満者での減量効果が示唆されてきました。


肥満者と痩せの人では、腸内細菌叢に相違があることが明らかになっています。

肥満者の腸内細菌叢では、短鎖脂肪酸を産生する菌が少ないため、短鎖脂肪酸のもつ単分泌代謝系への作用や消化管ホルモンへの作用が低下することが、肥満という表現型を生じていると考えられています。


したがって、

ヒトの肥満者に対して、プロバイオティクスの投与による腸内細菌叢への介入が、減量に有用であると思われます。


腸内環境を整える減量方法:メタ解析


さて、

今回のメタ解析では、

肥満・過体重の被験者において、

プロバイオティクスによる脂質代謝への作用が検証されました。


具体的には、

プロバイオティクス投与群、

対照群(非投与群)を比較した

ランダム化比較試験において、

脂質代謝関連指標を調べた試験が検索され、

12報の、767名(プロバイオティクス投与群391名、対照群376名)がメタ解析の対象となりました。

解析の結果、

対照群に比べて、

プロバイオティクス投与によって、

総コレステロール値とLDLコレステロール値の有意な減少が認められました。

(TC level −3.04 (−4.88, −1.21) mgdL−1)
(LDL level −2.28 (−3.60, −0.96) mg dL−1)

なお、

HDLコレステロール値、中性脂肪値では有意差は見出されませんでした。
(HDL level −0.26 (−2.39, 1.87) mg dL−1)
(TG level −0.86 (−2.54, 0.83) mg dL−1)


以上のデータから、

肥満及び過体重において、

プロバイオティクス投与による脂質代謝改善作用が示唆されます。




乳酸菌やビフィズス菌などのプロバイオティクスは、腸内細菌叢(腸内フローラ)のバランスを改善し、免疫調節作用や生活習慣病予防効果を示します。



乳酸菌は、ベーシックなサプリメントとして利用が推奨されます。

様々な乳酸菌が製品化されていますので、自分にあった菌種を選ぶことが大切です。

具体的には、1ヶ月ほど試してみて、整腸作用も含めて体調をみるようにします。
(整腸作用は、乳酸菌の摂取後数日間の間に変化を感じると思います。もし、軟便あるいは下痢傾向になってしまうのであれば、他の菌種に変更します。

また、1-3ヶ月から数ヶ月間のサイクルで菌種をローテーションしてもいいでしょうし、複数の種類を同時にとることも大丈夫です。

ヨーグルトなどの発酵食品でもいいのですが、数百グラムを毎日食べるのは大変ですし、
確実に乳酸菌を摂るには、サプリメントの利用が手軽で続けやすいと思います。




プロバイオティクスは、様々な有用性が示されています。

最近の研究では、次の報告があります。


プロバイオティクスによる脂質異常症改善効果:メタ解析


プロバイオティクスによるアトピー性皮膚炎の予防効果:メタ解析


プロバイオティクス摂取による脂質代謝改善作用:メタ解析


腸内環境を整える減量方法:メタ解析



DHCでは、プロバイオティクスとして、


ビフィズス菌+オリゴ糖


生菌ケフィア



複合サプリメント(グッドスルー)


乳酸菌EC-12 30日分

5,000億個以上の乳酸菌で好調環境キープと元気な毎日を!


などを製品化しています。



また、プレバイオティクスとしては、


血糖ファイバー 30日分【機能性表示食品】

≪臨床試験済≫食後の血糖値が気になる方に。食後血糖のピーク値を抑える!




があります。





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男性のためのプレコンセプションヘルスケア [2019年03月16日(土)]
今日の夕方、雨の後に虹がかかっていました。



さて、今日の私的なお勉強日記です。


コンセプション(Conception)とは、受胎(おなかの中に新しい命を授かること)という意味です。

したがって、プレコンセプションケアとは、受胎前のケア、つまり、将来の妊娠を考えながら女性やそのパートナーが、自分たちの生活や健康に向き合うことです。

プレコンセプションケアは、妊娠を計画している女性だけではなく、すべての妊娠可能な年齢の女性にとって大切なケアとされています。
プレコンセプションケアは、女性だけではなく、パートナーの男性のためのヘルスケアもあります。


米国CDCでは、プレコンセプションヘルスケア
(WHOではプレコンセプションケアです。)

米国CDCの男性向けプレコンセプションヘルスケア、次の10項目の啓発です。


プレコンセプションヘルスケアというと、女性のための健康情報と思われがちです。
しかし、プレコンセプションヘルスは、男性にとっても、大切です。


男性が自身の健康のために行う事柄は、

女性のため、子どものためにも有用です。



男性のためのプレコンセプションヘルスケア


1.計画を立て行動を起こす

男性も、将来、子どもを持つか持たないか、考えていると思います。
目標を決めて、それに向かって計画を立てて行動しましょう。
この計画は、リプロダクティブ・ライフプラン(生殖に関する人生設計、reproductive life plan)といいます。

計画を立て、行動を起こすことは非常に大切です。

全ての女性、男性、カップルは、各自の考えや目標、リソースについてのリプロダクティブ・ライフプランを作成することでメリットを得ることができます。


2.性感染症(STDs)を予防/治療しましょう

性感染症(STDs)の検査を受けましょう。
妊娠中は、STDsに罹患しないように自身とパートナーを守りましょう。

妊娠自体は、妊娠中の女性及び胎児に対して、STDsを防ぐ働きをもたらすものではありません。

妊娠中にSTDsに罹患することは、女性と胎児に対して、重大なリスクとなりえます。

さらに、
STDsは、女性の不妊症を生じることもあります。


3.喫煙をやめ、過度な飲酒を避けましょう

禁煙しましょう。過度な飲酒も控えましょう。
危険ドラッグや違法薬物は使用しないこと。
これらは男性自身の健康を害します。

喫煙は、家族の健康も害します。
受動的喫煙は、低出生体重児のリスクを有意に高めます。

過度な飲酒、薬物は、男性不妊症の原因ともなります。


4.有害物質に注意しましょう
合成化学物質、金属、化学肥料、殺虫スプレーなど、職場や家庭での有害物質やその他の有害物質への暴露は、男女ともに生殖器系臓器の働きに影響を与える可能性があります。


5.不妊症のリスクを下げましょう
男性不妊症の原因は、一部の男性では、生まれついた体質、疾患、怪我などです。


男性の精子機能は、全般的な健康状態の改善やライフスタイルの見直しによって改善します。
また、機能性食品素材による精子機能の改善作用も知られています。


男性不妊症のリスク
過度の飲酒
喫煙
違法薬物
環境の有害物質
加齢
肥満
感染症(風疹)、
ホルモン異常
1型糖尿病
医薬品の一部
がんに対する放射線療法

(男性不妊症に対しては専門医を受診しましょう。)


6.健康的な体重を維持する
肥満は、がんや心臓病、2型糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病のリスクを高めます。
また、肥満は、男性不妊症の原因ともなります。

低体重(痩せ)は、健康上のリスクとなります。


7.家族歴を知りましょう
家族の健康状態(家族歴)は、男性自身の健康上のリスクを知る手助けになり、病気の予防や早期発見に役立ちます。
遺伝子多型に基づく疾患感受性を知ることもできます。

家族歴に基づき、主治医が、遺伝カウンセリングを紹介することもあります。

8.暴力に対しては助けを求めましょう
幼児から高齢者まで、身体的・精神的な暴力は生活のあらゆる段階で人々に影響を与えます。
暴力を乗り切っても、身体的、感情的な傷痕を残すことになります。


9.メンタル面も健康になりましょう
メンタル面の健康も大切。ストレスをためないように。

10.パートナーをサポートしましょう
男性は、パートナーとして、女性の健康維持をサポートすることができます。
例えば、男性は、パートナーと一緒に、健康的な食事をとり、ストレス対策をし、受動的喫煙を避けるなどができます。


(米国CDCプレコンセプションヘルスケアから一部改変。)

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ウコン/クルクミンが糖尿病患者で抗炎症作用を示す [2019年03月15日(金)]
今月の植物療法研究の専門ジャーナル(電子版)に、2型糖尿病患者において、ウコン/クルクミンによ作用を検証した臨床研究が、イランのグループ(Shahid Beheshti University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Phytother Res. 2019 Mar 12)


ウコンには有効成分としてクルクミンが存在し、抗酸化作用や抗炎症作用を示します。

分子メカニズムは、NF-κB抑制を介した抗炎症作用です。


今回の研究では、

2型糖尿病患者において、ウコン/クルクミンによる内分泌代謝および炎症マーカーへの作用が検証されました。


具体的には、

二重盲検ランダム化比較試験として、

2型糖尿病患者44名を対象に、

・クルクミン(1,500mg/日)投与群、

・偽薬投与群

の2群について、10週間の投与が行われました。


介入の前後で、

体組成や脂質代謝、炎症関連マーカーなどが測定されました。


解析の結果、

クルクミン投与群では、

投与開始時に比べて、

介入後の時点で、

中性脂肪値の有意な減少が見出されました。
(109 ± 36 vs. 124 ± 36; p < 0.05)


また、

炎症マーカーのhs-CRP値は、

介入後の時点で、

対照群に比べて、

有意な減少が認められました。
(2.9 ± 2.9 vs. 3.4 ± 4.2; p < 0.05)


一方、

善玉アディポサイトカインのアディポネクチンの血中濃度は、

介入後の時点で、

偽薬群に比べて、

クルクミン投与群において、有意な上昇が見出されました。
(64 ± 3 vs. 63 ± 4; p < 0.05)



以上のデータから、

2型糖尿病患者において、

ウコン/クルクミンの摂取は、中性脂肪の低下/脂質代謝の改善、炎症抑制を介して、

糖尿病の合併症のリスクを低減することが示唆されます。

今後、補完療法としての臨床的意義の検証が期待される分野です。


ウコン/クルクミンについては、次の研究があります。




クルクミンによる耐糖能異常での血糖低下作用:メタ解析




ウコンによる変形性膝関節症への効果:レビュー



重症うつ病に対するクルクミン(ウコン)の効果:メタ解析


ウコン(クルクミン)とボスウェリアによる変形性膝関節症に対する有用性:メタ解析


ウコン+ボスウェリアがAGEs(終末糖化産物)を抑制




ショウガやウコンによる鎮痛作用:メタ解析


DHCでのウコンサプリメントには、下記の製品があります。


濃縮ウコン 徳用90日分
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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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日本での二分脊椎症に関わる4つの因子 [2019年03月14日(木)]
先天異常研究の専門ジャーナルに、日本での二分脊椎症のリスクを調べた疫学研究が、津島リハビリテーション病院(愛知県)から報告されていました。
(Birth Defects Res A Clin Mol Teratol. 2013 Sep;97(9):610-5)


今回の研究では、

日本での二分脊椎症に関わるリスクが検証されました。


具体的には、

2001年から2012年にかけて、

二分脊椎症の罹患児を出産した女性360名と、

二分脊椎症の子どもを持っていない対照群の女性2333名について、

質問票による調査が行われました。



解析の結果、

次の4つの要因が、二分脊椎症のリスク上昇と有意な相関が見出されました。

・葉酸サプリメントを摂取していない:2.5倍のリスク上昇
(OR, 2.50; 95% CI, 1.72-3.64)

・三親等以内の親族に二分脊椎症の罹患者がいる:4.26倍のリスク上昇
(OR, 4.26; 95% CI, 1.12-16.19),

・葉酸サプリメントを併用せずに抗てんかん薬を服用していた:20.20倍のリスク上昇
(OR, 20&#183;20; 95% CI, 2.06-198.17)

・低出生体重児(2500g以下):4.21倍のリスク上昇、
(OR, 4.21; 95% CI, 3.18-5.59)


二分脊椎症の罹患率は、
1万出生あたり5から6名で、11年間のトレンドでは減少していませんでした。


以上のデータから、

日本での二分脊椎症に関する4つのリスクが示唆されます。

今後、適切な情報の啓発と葉酸サプリメントの適正利用の推進が必要です。


なお、葉酸サプリメントは、
・妊娠1ヵ月以上前から、400&#13197;摂取する、
・二分脊椎症の既往や遺伝素因がある場合には、高用量の葉酸サプリメント(5000&#13197;)を摂取する、
・抗てんかん薬の服用中は高用量の葉酸サプリメント(5000&#13197;)を摂取する
・低出生体重児のリスク低減には(DNAメチル化の供与体でもある)葉酸サプリメントを摂取する、
などの効果が知られています。

したがって、妊娠を考えるのであればまずは葉酸サプリメントはプレコンセプションケアとして必須です。




葉酸は、妊娠前からの摂取による神経管閉鎖障害の予防だけではなく、妊娠期間中の摂取により、早産リスク低下作用、低出生体重児のリスク低下、妊娠中毒症のリスク低下、自閉症リスク低下といった働きが示されています。

この作用機序として、葉酸によるDNAのメチル化によるメカニズムが考えられています。

葉酸は、、DNAへのメチル化供与体となるビタミンであり、母体の低栄養や葉酸不測では、胎児への供給が不足し,これにより胎児のDNAのメチル化修飾が低下します。その結果、例えば、脂質代謝関連遺伝子PPARのメチル化修飾が低
下してその発現が異常に上昇し,これにより少量の栄養でも生き延びられるエネルギー倹約体質が獲得されるといった、葉酸が関与するエピジェネティックな変化に基づく体質変化のメカニズムが分かってきました。



DHCは、
健やか親子21(第2次)の応援メンバーとして参画し、

葉酸サプリメントの啓発と頒布を行っています。

【株式会社ディーエイチシー】
健やかな妊娠と出産のために、 葉酸サプリメントの啓発に取り組んでいます




DHC葉酸サプリメントは、マーケットシェア第1位であり、
一ヶ月30日分は、258円です。


葉酸 30日分

葉酸1日1粒あたり、葉酸400μg、ビタミンB2 1.3mg、ビタミンB6 1.7mg、ビタミンB12 2.5μg
通常価格

\239(税込\258)




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妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。


葉酸サプリメントは、
妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。
(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)

(日本では母子手帳に葉酸サプリメントの必要性が記載されていますが、そのタイミングでは本来の意図からは遅すぎます。)


エコチル調査に関しては、次の報告があります。

日本での神経管閉鎖障害(二分脊椎症など)の発症率:エコチル調査

葉酸サプリメントを適切に摂取している妊婦はわずか8%!@エコチル調査アップデート







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posted at 23:55 | この記事のURL
プレコンセプションヘルスケア(米国CDC) [2019年03月13日(水)]
「プレコンセプションケア」とは、コンセプション(受胎)前のケア、

つまり、将来の妊娠を考えながら女性やそのパートナーが、自分たちの生活や健康に向き合うことを指します。


プレコンセプションケアは、妊娠に向けて、受胎前の女性の健康管理をするという狭い意味だけではなく、広く若年世代の健康への関心を高めるための啓発に用いられています。

例えば、米国では、CDCが、「プレコンセプションヘルスケア(Preconception Health Care)」を提唱しています。

米国CDCによると、プレコンセプションヘルスおよびヘルスケアは、将来の赤ちゃんの健康を守るために、いま、とるべき行動に焦点を当てています。


例えば、

妊娠前からの葉酸サプリメントの摂取は、プレコンセプションケアの中で、最も基本的な栄養学的介入です。

CDCでは、

「合成葉酸(folic acid)を毎日400&#13197;摂りましょう

(Take 400 Micrograms of Folic Acid Every Day)」

と明記しています。



(これに対して、

日本の国立成育医療研究センターでは、

「葉酸を積極的に摂取しよう」

となっているだけですので、
頑張ってほうれん草やブロッコリーを食べれば大丈夫というような誤解を生じる懸念があります。

あらゆる研究で示されているように、食事性葉酸では絶対に足りません)。


日本でも、プレコンセプションケアのチェックシートがありますが、

先行しているのは米国なので、米国のプレコンセプションヘルスケアのチェックリストを見てみました。


女性のためのプレコンセプションヘルスケア(米国CDC)では、
プレコンセプションヘルスケアのチェックリストとして次の10項目を挙げています。

(妊娠を考えている女性では最後の10番目が少し異なります。)


1.計画を立て行動を起こす

子どもを持つか持たないか、目標を決めて、それに向かって計画を立てて行動しましょう


2.健康診断を受けましょう

1年に1回は健康診断を受け、生活習慣病や婦人科系がんをチェックしましょう
感染症(性感染症、肝炎、風疹など)から自分を守りましょう。
予防接種を受けましょう。

3.葉酸を毎日400&#13197;摂りましょう。

合成葉酸(folic acid)(サプリメント)を毎日、400&#13197;摂りましょう

4.喫煙をやめ、過度な飲酒を避けましょう

禁煙し、受動的喫煙を避ける。飲酒も控えましょう。危険ドラッグや違法薬物は使用しない。
これらは、女性自身の健康を害し、赤ちゃんの先天奇形の原因ともなります。


5.有毒物質を避ける

合成化学物質、金属、化学肥料、殺虫スプレーなど、職場や家庭での有害物質やその他の有害物質への暴露は、男性と女性の生殖器系を傷つける可能性があります。

6.健康的な体重を維持する

肥満は、生活習慣病や婦人科系がんのリスクを高めます。
また、低体重(痩せ)は、月経不順などの健康上の問題を生じます。


7.暴力に対しては助けを求めましょう

幼児から高齢者まで、暴力は生活のあらゆる段階で人々に影響を与えます。

8.家族歴を知りましょう

家族の健康状態は、女性の健康上のリスクを知る手助けになり、病気の予防や早期発見に役立ちます。


9.メンタル面も健康になりましょう

メンタル面の健康も大切。ストレスをためないように。


10.準備が整ったら、妊娠の計画を立てましょう




DHCは、
健やか親子21(第2次)の応援メンバーとして参画し、

葉酸サプリメントの啓発と頒布を行っています。

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健やかな妊娠と出産のために、 葉酸サプリメントの啓発に取り組んでいます




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一ヶ月30日分は、258円です。


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妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。


葉酸サプリメントは、
妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。
(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)

(日本では母子手帳に葉酸サプリメントの必要性が記載されていますが、そのタイミングでは本来の意図からは遅すぎます。)


エコチル調査に関しては、次の報告があります。

日本での神経管閉鎖障害(二分脊椎症など)の発症率:エコチル調査

葉酸サプリメントを適切に摂取している妊婦はわずか8%!@エコチル調査アップデート






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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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3ヵ月以上のプロトンポンプ阻害薬(PPIs)処方が慢性腎臓病リスクを高める [2019年03月12日(火)]
昨日に続いて、Bad Drugの代表であるプロトンポンプ阻害薬(PPIs)の話題です。


科学誌プロスワンに、プロトンポンプ阻害薬(PPIs)の服用と、慢性腎臓病(CKD)リスクとの関連を示した疫学研究が、スペインのグループ(IdIAPGol)から報告されていました。
(PLoS One. 2018 Oct 17;13(10):e0204231.)


昨日に続いて、プロトンポンプ阻害薬(PPIs)の話題です。

PPIは、胃酸分泌抑制作用が非常に強く、効果が顕著であるため、日本でも米国でも、胃・十二指腸潰瘍や逆流性食道炎によく処方されています。

胃酸を強く抑制することで、疾患が改善しますが、
腸内細菌叢のバランスが変わり、下痢や腸炎などの副作用を起こすことはよく知られています。

先行研究では、

プロトンポンプ阻害薬(PPIs)が慢性腎臓病リスクを上げる(JAMA)

という報告があります。



今回の研究では、

スペインでの後ろ向きコホート研究として、

プロトンポンプ阻害薬(PPIs)処方と、慢性腎臓病(CKD)リスクとの関連が検証されました。


具体的には、

2005年1月1日から、2012年12月31日までのデータを用いて、


15歳以上でのPPI処方が調べられ、

CKDは、

eGFRが60 ml/ min/1.73 m2未満、
あるいは、
尿中アルブミン/クレアチニンが30 mg/g以上、

と定義されました。
(フォローアップ期間の最低3ヶ月の期間で2回以上合致した場合にCKD)


解析の結果、

臨床的な交絡因子で補正後、

PPIの処方と、CKDリスクの有意な上昇との相関が見出されました。

コホート研究の開始時点ですでにPPIを処方されていた群では、
18%のリスク上昇、
(HR; 1.18; 95% CI 1.04-1.51)

フォローアップ期間にPPIを開始した群では、
37%のリスク上昇
(HR 1.37; 95% CI 1.25-1.50)

でした。

また、

高用量のPPI処方では、
CKDリスクが92%上昇していました。
(HR 1.92; 95%CI 1.00-6.19)

高用量でのPPI処方のいずれのタイプでも、140%のリスク上昇
(HR 2.40; 95%CI 1.65-3.46)

フォローアップ期間を通じた高用量のPPI処方群でもリスク上昇でした。


CKDリスクは、PPI処方の3ヶ月以降から上昇しており、

処方の開始の3か月後から6ヶ月後にかけて、
CKDリスクは78%上昇、
(HR1.78; 95% CI 1.39-2.25)

6ヶ月後以降では、30%のリスク上昇が認められました。
(HR 1.30; 95%CI 1.07-1.72)


以上のデータから、

PPI服用は、CKDリスク上昇と相関すること、

この相関は、
高用量の投与及び投与3ヵ月以上で顕著になることが示唆されます。


PPIは、胃酸分泌抑制作用が非常に強く、効果が顕著であるため、日本でも米国でも、胃・十二指腸潰瘍や逆流性食道炎によく処方されています。

胃酸を強く抑制することで、疾患が改善しますが、
腸内細菌叢のバランスが変わり、下痢や腸炎などの副作用を起こすことはよく知られています。

一方、PPIの長期連用は、ビタミンやミネラルの不足から、死亡率の減少に至るまで、さまざまな副作用を生じることが指摘されています。
(PPIは、Bad Drugの代表です。)

これまでに、多くの研究によって、医薬品服用によるビタミンやミネラル、コエンザイムQ10の喪失や減少が報告されてきました。



生活習慣病の治療薬を服用中に必要なサプリメント


胃薬(制酸剤、胃酸分泌抑制薬)の長期服用がビタミンB12欠乏を生じる





糖尿病治療薬メトホルミンがビタミンB12欠乏を生じる


そこで、現在では、
生活習慣病の医薬品を服用中の場合、栄養素の喪失や不足に対する保険的な意味合いで、栄養素の充足を担保するために、次のサプリメントの併用が必要です。


@マルチビタミン

Aマルチミネラル


BコエンザイムQ10
(LDLコレステロール降下薬のスタチン剤の服用中には必須です。)



Cオメガ3系必須脂肪酸(EPA、DHA)
EPA
DHA

DビタミンD3サプリメント

Eプロバイオティクス
乳酸菌EC-12 30日分 5,000億個以上の乳酸菌で好調環境キープと元気な毎日を!

ビフィズス菌+オリゴ糖

なお、これらは、健康増進や疾病予防のために、年齢や性別に関わりなく推奨できるベーシックサプリメントでもあります。



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