サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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最新記事
エクオールサプリメントによる更年期症状改善作用 [2019年06月30日(日)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、エクオールサプリメントによる更年期症状改善作用を示した予備的な臨床研究が、米国のグループから報告されていました。
(Curr Dev Nutr. 2019 Jun 13;3(Suppl 1).)


大豆やレッドクローバー、プエラリア・ミリフィカには、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカル(植物エストロゲン)の1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。

また、抗酸化作用や抗炎症作用を介した機能性から、生活習慣病のリスク低下作用や抗がん作用も注目されています。


先行研究では,大豆製品の摂取による乳がんや前立腺がん、消化器がんのリスク低下作用が示されています。


大豆イソフラボンによる胃がんリスク低下:高山スタディ


納豆の摂取が心臓病を予防する:高山スタディ




エクオールとは、腸内細菌により、大豆イソフラボンの一種であるダイゼインから産生されます。

エクオールは、イソフラボンよりも高い生物活性を有しており、

更年期障害の改善、閉経後の骨粗鬆症予防、心血管疾患の予防作用が示唆されています。




そこで、

今回の研究では、

エクオールサプリメントによる更年期症状への作用が検証されました。

具体的には、

オープンラベル試験として、

1日あたり10mgのエクオールサプリメントが12週間投与され、

更年期関連症状の変化が調べられました。
(0, 3, 7, 12週の時点で、オンライン調査として、うつ、疲労、脱毛、ほてり、気分の変動、記憶、寝汗、性欲、体重増加など)


解析の結果、

まず、試験開始の時点での調査では、

1164名の多くが、更年期症状を示していました。
・不安 (78%), 性欲の変化 (83%), うつ(70%), 疲労(89%), 脱毛 (57%), ほてり(97%), 気分の変動 (85%), 記憶の問題 (86%), 夜間発汗 (95%), 睡眠障害 (95%), 体重増加 (81%)


次に、

12週間のエクオールサプリメントを投与された被験者(247名)では、

90%の被験者(223名)が、1つ以上の更年期症状において、改善を示しました。


更年期症状の改善を示した223名の内訳は、

82%がほてりの改善、

71%が夜間発汗/寝汗の改善、

40%が睡眠障害の改善

でした。


以上のデータから、

1日あたり10mgのエクオールサプリメントの投与による更年期症状改善作用が示唆されます。


女性特有の症状に対して、

植物エストロゲンの有用性が示唆されています。


エクオール(S-equol)は、大豆製品の経口摂取後、大豆イソフラボンであるダイゼインが腸内細菌により代謝されて産生されます。

米国では、20-30%がエクオール産生能を有しているとされ、

大多数の人が、エクオールサプリメントの有用性を享受できると考えられます。


エクオールによる更年期症状改善作用:メタ解析



DHCでは、大豆イソフラボンプエラリアミリフィカといったサプリメント、レッドクローバーを含む女性向けの複合サプリメントなどを製品化しています。


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エクオールとは、腸内細菌により、大豆イソフラボンの一種であるダイゼインから産生されます。

エクオールは、イソフラボンよりも高い生物活性を有しており、

更年期障害の改善、閉経後の骨粗鬆症予防、心血管疾患の予防作用が示唆されています。




ただし、
エクオールの体内産生には、腸内細菌叢が関与するため、エクオールを産生できる人とそうではない人がいることがわかっています。

日本人でエクオールが産生できるのは、50-60%程度です。

また、食習慣の変化により、若年者では、エクオール産生者の割合が減少しており、

日本人の若年女性では、20-30%の人しか、エクオールを産生できていないと報告されています。

エクオール産生者は、非産生者に比べて、大豆イソフラボンの機能性/健康増進効果や未病対策効果を得られると考えられます。




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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posted at 23:55 | この記事のURL
産後女性に対するアロマセラピーの有用性:系統的レビュー [2019年06月29日(土)]
今月の看護学研究の専門ジャーナル(電子版)に、産後女性に対するアロマセラピーの有用性を検証した系統的レビューが、台湾のグループ(Kaohsiung Medical University)から報告されていました。
(J Nurs Res. 2019 Jun 24.)



アロマテラピーは、安全性が高く、補完療法として様々な分野に用いられています。


産後の期間は、心身共にさまざまな症状が生じうることから、

非薬物療法としてのアロマセラピーの有用性が期待されます。


そこで、

今回の系統的レビューでは、

産後女性の精神的および生理学的な健康に対するアロマセラピーの有用性が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、

2018年3月までの収載論文から関連論文が検索され、

15報が系統的レビューの対象となりました。

試験は、イラン、英国、米国で行われており、

合計2,131名のデータで、

それぞれの研究の被験者は、35名から635名でした。


レビューの結果、

アロマセラピーの有用性が認められる期間は、

選択された精油の種類によりまちまちであること、

産後の疼痛に対する指標としてはVASが最もよく用いられていることが見出されました。

多くの研究において、

アロマセラピーの介入によって、

産後の生理学的健康、および心理学的健康の改善が認められ、

不安やうつ、疲労、
気分感情、乳首裂傷痛、身体痛、帝王切開後の疼痛や嘔気、会陰切開後の疼痛や回復、睡眠の質やストレスに対して好影響が見出されました。


また、有害事象は見出されませんでした。


以上、今回の系統的レビューにおいて、

産後女性の精神的身体的な状態に対するアロマセラピーの有用性が示唆されます。




アロマテラピーは、安全性が高く、補完療法として様々な分野に用いられています。



最近の研究では、

アロマセラピーによる認知症改善作用



アロマセラピーによる術後の鎮痛効果



アロマセラピーによるストレス軽減効果@看護師



アロマセラピーによる掻痒改善効果@慢性維持透析患者


も示されています。



なお、

日本では、アロマセラピーの精油(エッセンシャルオイル)は雑貨扱いになっており、
品質が玉石混淆です。


したがって、一定以上の品質を有する、質の高いアロマセラピー製品を選ぶ必要があります。


DHCでは、アロマセラピーの関連製品を扱っています。




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ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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posted at 23:56 | この記事のURL
掲載誌@「血液を大切にする会」 [2019年06月28日(金)]
拙稿の掲載誌「SBSニュースレター第37号」(血液を大切にする会)
が届きました。

拙稿は、

『認知症・脳卒中の予防のための葉酸の効果』

という総説です



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ヘルシーエイジングフェス2019@平塚市 [2019年06月27日(木)]
本日、神奈川県平塚市でヘルシーエイジングフェス2019が開催されました。



DHCは、肌質チェックで協力させていただきました。

また、福祉団体が平塚市産の小松菜を使った「小松菜ベーグル」を製造販売し、DHCエクストラバージンオリーブオイルを原材料として使っていただきました。





協力団体
神奈川県政策局ヘルスケア・ニューフロンティア推進本部室
株式会社 DHC

posted at 23:53 | この記事のURL
クルクミンが肥満者での神経認知機能に好影響を与える [2019年06月26日(水)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、肥満者において、クルクミンによる神経認知機能への作用を調べた臨床研究が、オーストラリアのグループ(Swinburne University)から報告されていました。
(Curr Dev Nutr. 2019 Jun 13;3(Suppl 1).)


ウコンには有効成分としてクルクミンが存在し、抗酸化作用や抗炎症作用を示します。

分子メカニズムは、NF-κB抑制を介した抗炎症作用です。


先行研究では、

高齢者において、

ウコン/クルクミンの4週間の投与によるワーキングメモリの改善と疲労軽減作用が示唆されています。


今回の研究では、

クルクミンによる神経認知機能への作用が検証されました。


具体的には、

二重盲検偽薬対照試験として、

50歳から80歳の80名(平均68.1歳)を対象に、

・クルクミン80mg、

・偽薬のいずれかを12週間投与され、


海馬機能に関係する認知機能に関して、

投与開始時、4週目、12週目の時点で測定が行われました。


解析の結果、

偽薬群に比べて、

クルクミン投与群では、

12週間後の時点で、

ワーキングメモリパフォーマンスやパターン分離タスクなどの指標での有意な改善が認められました。

また、
クルクミン投与群では、

4週および12週の時点で、

POMS(Profile of Mood States)での疲労スコアの有意な低下も認められました。


なお、バイオマーカー値に関しては、
各群での有意差は認められませんでした。


以上のデータから、

健常な高齢者において、
クルクミン投与による神経認知機能への好影響が示唆されます。

今後、認知症の予防やMCIに対する有用性といった点から臨床的意義の検証が期待される分野です。



先行研究では、ウコンのクルクミンによる生活習慣病の改善など多彩な作用が示されています。




クルクミンによる耐糖能異常での血糖低下作用:メタ解析



ウコン/クルクミンによる脂質代謝改善:メタ解析



ウコン/クルクミンのレプチンへの作用:メタ解析




クルクミンによるアディポネクチンとレプチンへの働き@メタボリック症候群


クルクミンサプリメントによる抗炎症・抗酸化作用@過体重




DHCでのウコンサプリメントには、下記の製品があります。


濃縮ウコン 徳用90日分
3種のウコンパワーで不調をブロック





DHC速攻ウコンゼリー 3包入
酒席のお供「速攻ウコン」の、常備&携帯に便利なゼリータイプ!





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オメガ3系脂肪酸による認知機能低下抑制作用:系統的レビュー [2019年06月25日(火)]
今月の栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、オメガ3系必須脂肪酸と認知機能との関係を検証した系統的レビューが、スペインのグループ(Universidad de Navarra)から報告されていました。
(Nutr Hosp. 2019 Jun 19.)


世界的な高齢者の増加に伴い、

軽度認知障害(MCI)および加齢に伴う認知機能低下(ARCD)に対する対策が急務となっています。


EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。



先行研究では、

オメガ3系必須脂肪酸(EPAやDHA)による認知機能低下抑制作用が示唆されています。


今回の系統的レビューでは、

主要医学データベースを用いて、

2010年1月から2017年12月の間に収載された、

オメガ3系必須脂肪酸(EPA、DHA、EPA+DHA)を投与して認知機能への作用を調べたランダム化比較試験(RCT)が検索され、

14報のRCTがレビューの対象となりました。


解析の結果、

14報のRCTのうち、10報では、

少なくとも一つの認知機能の改善が見出されました。
(ワーキングメモリ、遂行機能、言語記憶、短期記憶、知覚速度など)


以上、今回の系統的レビューから、

オメガ3系必須脂肪酸(EPAやDHA)による認知機能低下抑制作用が示唆されます。



DHCでは、オメガ3系必須脂肪酸サプリメントを製品化しています。



EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))




DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))





機能性食品・サプリメントの中で、ヒト臨床研究によって、認知症改善作用が示されているのは、次の成分です。



イチョウ葉エキスによる認知症への効果:メタ解析


イチョウ葉エキス


イチョウ葉エキス製剤による認知症の症状改善作用


イチョウ葉エキスによる認知症改善効果@ドイツ


イチョウ葉エキスの有効性と安全性


イチョウ葉エキス20年間摂取による認知機能低下抑制作用


イチョウ葉エキスと認知症治療薬のシナジー


PS(ホスファチジルセリン)サプリメント


PS(ホスファチジルセリン)による認知機能改善作用


エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイル


エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析



・ビタミンB群

ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果


脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



一般に、認知機能への効果を期待する場合には、ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸(EPADHA)、イチョウ葉エキスといったサプリメントを比較的長期間(数ヵ月以上)に利用することが必要と考えられます。

また、ウコン・クルクミンによる認知症改善作用も報告されています。

DHCでは、複合サプリメントも製品化しています。



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2型糖尿病患者の脂質異常症改善に最も有用な食事法は?:メタ解析 [2019年06月24日(月)]
今月の疫学研究の専門ジャーナル(電子版)に、2型糖尿病患者において、脂質異常症に対する食事療法の有用性を検証した系統的レビュー/メタ解析が、ドイツのグループ(Heinrich Heine University Düsseldorf)から報告されていました。
(Eur J Epidemiol. 2019 Jun 14.)




今回の系統的レビュー/メタ解析では、

2型糖尿病患者における脂質異常症に対して、

異なる食事療法による有用性が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、

2018年1月までの収載論文から、

2型糖尿病の成人患者を対象に、12週間以上の食事療法を行い、脂質代謝を調べたランダム化比較試験(RCT)が検索され、

52報のRCTから、

2型糖尿病患者5,360名が対象となり、
(44報がLDL、48報がHDL、52報が中性脂肪)

9種類の食事療法の脂質代謝への作用が検証されました。

(低脂肪食、ベジタリアン食、地中海食、高たんぱく食、中程度の炭水化物食、低炭水化物食、対照食、低GI/GL、パレオダイエット)


解析の結果、

まず、
LDLコレステロール値の低下効果が最も認められたのは、
ベジタリアン食でした。
[MD (95% CI): - 0.33 (- 0.55, - 0.12) mmol/L; 対照群との比較]

次に、
HDLコレステロール値の上昇は地中海食
[MD (95% CI): 0.09 (0.04, 0.15) mmol/L;対照群との比較]

中性脂肪値の低下も地中海食
[MD (95% CI): - 0.41 (- 0.72, - 0.10) mmol/L;対照群との比較]

が最も有用でした。


今回の系統的レビュー/メタ解析から、

2型糖尿病患者での脂質異常症に対しては、地中海食の有用性が示唆されます。
(surface under the cumulative ranking(SUCRA)確率法: 79%)


地中海食は、スペインやギリシャ、南フランスなど地中海地方の伝統食です。
野菜や果物、全粒の穀類、種実類、オリーブオイルの利用が多いという特徴があります。

地中海食は、健康増進や疾病予防に有用であることが知られており、多くの研究によってエビデンスが示されています。


DHCでは、マインド食や地中海食に欠かせないエクストラバージンオリーブを扱っています。




DHCでは、

肥満・糖尿病・アンチエイジング・ヘルシーエイジング(健康長寿)のための食事として、

「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。



最新の科学的根拠を俯瞰すると、

「緩やかな糖質制限食・低炭水化物食」を基本とした食生活が、

「ヘルシーエイジング(健康長寿)」

「ダイエット(適正体重の維持)」

「アンチエイジング(抗加齢)」

に有用であると考えられます。



地中海食やオリーブオイルの効能については、多くのエビデンスが報告されています。


地中海食で死亡率が半減する



低炭水化物(糖質制限)食と地中海食は低脂肪食よりも有効



オリーブオイルの摂取10gで全死亡率が7%低下



地中海食がメタボを抑制



バージンオリーブオイルとナッツ類を含む地中海食の抗炎症作用



バージンオリーブオイルの心臓病予防作用



オリーブオイルによる皮膚の老化抑制作用



地中海食による認知症予防効果



地中海食+CoQ10サプリによる抗酸化作用



超低炭水化物・地中海食による減量効果




地中海食による高尿酸血症リスクの低下



オリーブオイルによる動脈硬化抑制作用



バージンオリーブオイルによる骨代謝改善作用




オリーブオイルとナッツによる心血管リスク低下作用



伝統的地中海食による脂質代謝改善作用



オリーブオイルによる膀胱がんリスク低下






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食物繊維の摂取がアジア人での大腸がんリスクを34%低下:5万人のメタ解析 [2019年06月23日(日)]
アジア人において、食物繊維の摂取と、大腸がんリスクとの関連を調べた5万人のメタ解析が報告されていました。
(Maced J Med Sci. 2019 May 30;7(10):1723-1727.)

先行研究では、

食物繊維の摂取と、大腸がん(結腸がん・直腸がん)リスクの低下が示唆されてきました。


今回の系統的レビュー/メタ解析では、

アジア人において、

食物繊維の摂取と、大腸がんの予防との関連が検証されました。

具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, ProQuest and EBSCO)


2000年1月から2019年3月までに収載された関連論文が検索され、

405報から、

10報の49,964名の大腸がん患者データが解析の対象となりました。


解析の結果、

アジアの大腸がん患者では、

食物繊維の摂取による予防/リスク低減効果が見出されました。
(34%のリスク低下: OR = 0.66 [95% CI 0.56-0.77, p=0.008])


以上のデータから、

アジア人において、

食物繊維の摂取による大腸がんリスク低下作用が示唆されます。





食物繊維は、がんをはじめとする生活習慣病のリスク低減に有用です。

最近の研究では、次の報告があります。

食物繊維10gで全死亡率が11%低下:メタ解析


食物繊維の摂取と全死亡率・心血管疾患死・がん死亡の低下



10グラムの食物繊維が膵臓がんリスクを12%低下:メタ解析



10グラムの食物繊維が乳がんリスクを4%低下:メタ解析


毎日10グラムの食物繊維摂取で大腸がんリスクが10%低下




食物繊維含有玄米食による2型糖尿病の血糖コントロール改善作用



厚労省による国民健康栄養調査では、
日本人の男女とも、一日あたりの食物繊維の摂取不足が示されています。

教科書的には、
もっと食物繊維をとりましょう
となりますが、実際に充足されていない状況が何十年も続いているわけですので、

補完的に、健康食品/サプリメントで食物繊維を補い、健康増進や疾病予防に利用することが合理的と考えます。



DHCでは、食物繊維含有サプリメントを製品化しており、1日1包の摂取で、日本人に不足している食物繊維の量が充足できるように設計されています。


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国民健康栄養調査では、男女とも食物繊維の摂取量が推奨量よりも数グラム程度、少ないことが示されています。DHC食物繊維1包の追加で不足分を満たすことができます。




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ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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出講@日本統合医療学会認定研修会 [2019年06月22日(土)]
本日、日本統合医療学会認定研修会にて


「統合医療におけるサプリメント・健康食品の臨床的意義
--セルフメディケーションにおける適正使用に向けた現状と課題--」
という演題で、

出講いたしました。


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ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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ビタミンD低値は末梢動脈疾患@2型糖尿病患者 [2019年06月21日(金)]
今月の心血管疾患研究の専門ジャーナルに、2型糖尿病患者において、ビタミンDが低値であると、末梢動脈疾患(PAD)リスクが高いという相関を示した研究が、中国のグループ(Capital Medical University)から報告されていました。
(BMC Cardiovasc Disord. 2019 Jun 17;19(1):145.)



末梢動脈疾患(PAD, Peripheral Arterial Disease)の多くは下肢で発症します。

発症リスクは、心筋梗塞や脳梗塞と同様です。

PADの罹患率は、日本人では65歳以上の3.4%とされます。

糖尿病は、PADの主なリスク因子であり、
2型糖尿病の患者では、PADを発症するリスクが3〜4倍上昇し、
65歳以上の日本人糖尿病患者の12.7%で発症というデータもあります。

ビタミンDは、抗炎症作用を有しており、

ビタミンDが低値であると、生活習慣病のリスクが高くなることが知られています。


そこで、
今回の研究では、

2型糖尿病患者において、

血中ビタミンD値と、PADリスクとの関連が検証されました。


具体的には、

横断研究として、

2型糖尿病患者1,018名を対象に、


血中ビタミンD値と、

PAD罹患率(ABIで測定)との関連が検証されました。

なお、
PADは、
ABI(足関節上腕血圧比)が0.9未満で診断されています。



2型糖尿病患者の平均年齢は、
58.59 ± 11.34歳でした。

ビタミンD値が20nm/mL以上であったのは、わずかに、20.1%であり、それ以外は欠乏でした。

PADを有していな被験者に比べて、

PADと診断された患者群では、

血中ビタミンD(25(OH)D)が有意に低値でした。
(14.81&#8201;±&#8201;8.43 vs. 11.55&#8201;±&#8201;5.65&#8201;ng/mL, P&#8201;<&#8201;0.001)



PADの罹患率は、
7.7%
でした。

ビタミンD値が欠乏はしていない群(&#8805; 20&#8201;ng/mL)から、

欠乏している群(<&#8201;10&#8201;ng/mL)にかけて、

PADの罹患率は、

それぞれ、
2.8%, 7.5%, 10.7%

でした。


年齢、性別、BMI、喫煙、季節などの交絡因子で補正後、

PAD罹患率は、

血中ビタミンD値が20&#8201;ng/mL以上の患者に比べて、

10-20ng/mLの群では、3.587倍、
(95% CI: 1.314-9.790)

10&#8201;ng/mL 未満群では、5.540倍
(95% CI: 2.004-15.320),

にも達していました。
(なお、20ng/mL未満は、ビタミンD欠乏症です。
20-30ng/mL未満は、ビタミンD不足です。)


さらに、

冠動脈疾患、高血圧、脳梗塞の影響を考慮すると、

それぞれ、
3.824(95% CI: 1.378-10.615)
5.729(95% CI: 2.028-16.187)
でした。


その他、糖尿病の罹病期間、
HbA1c地、
腎機能で補正すると、
それぞれ、
3.489(95% CI: 1.100-11.062)
3.872(95% CI: 1.168-12.841)
でした。


以上のデータから、

2型糖尿病患者において、

ビタミンD欠乏では、末梢動脈疾患(PAD)リスクが高くなることが示唆されます。




先行研究では、

血中ビタミンDが低いと2型糖尿病リスクが高くなるといった研究が知られています。


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病


ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析


ビタミンDが糖尿病発症リスクを12%抑制傾向@NJEM



DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。



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ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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プロバイオティクス・シンバイオティクスが非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)を改善:メタ解析 [2019年06月20日(木)]
今月の消化器病の専門ジャーナル(電子版)に、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に対するプロバイオティクス/シンバイオティクスによる有用性を示したメタ解析が、中国のグループ(Tianjin Medical University)から報告されていました。
(Dig Dis Sci. 2019 Jun 15)




非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、肥満やインスリン抵抗性を伴う生活習慣病です。

近年、生活習慣の変化や肥満の増加とともに、

アルコールの摂取量が少ない人に見られる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病的意義が問題となっています。


非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、
単純性脂肪肝と
非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:Non-alcoholic steatohepatitis)に分けられ、
後者は肝硬変や肝がんへの進行リスクが問題となります。

さて、今回のメタ解析では、

NAFLDに対するプロバイオティクス・シンバイオティクスの働きが検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Cochrane, Embase)


2018年4月までの収載論文が検索され、

15報のランダム化比較試験(RCT)から、
782名の患者データが対象となり、

プロバイオティクス・シンバイオティクスによる肝機能や内分泌代謝関連指標への作用が検証されました。


メタ解析の結果、

プロバイオティクス・シンバイオティクスの投与により、

肝逸脱酵素(ALT, AST)値の有意な改善、

中性脂肪値の有意な改善、

総コレステロール値、HDL値、LDL値の有意な改善、

インスリン抵抗性(HOMA-IR)の有意な改善、

TNF-αの有意な改善

が見出されたということです。
(all P&#8201;<&#8201;0.05)


なお、

BMI
(-0.00; 95% CI: -0.22 to 0.22, P&#8201;=&#8201;0.99)

ウエスト周囲長
(-0.01; 95% CI -0.03 to 0.02, P&#8201;=&#8201;0.57)

空腹時血糖値
(-0.10; 95% CI -0.32 to 0.12, P&#8201;=&#8201;0.39)

は、

いずれも低下傾向でしたが有意差は検出されませんでした。


以上のメタ解析データから、

NAFLDに対して、プロバイオティクス・シンバイオティクスの投与による明確な有用性が示されました。





DHCでは、次のような関連製品があります。

善玉菌ダイエット

プロバイオティクス、シンバイオティクスには免疫調節作用などもあります。

プロバイオティクス・シンバイオティクスが手術部位感染を予防:メタ解析



乳酸菌やビフィズス菌などのプロバイオティクスは、腸内細菌叢(腸内フローラ)のバランスを改善し、免疫調節作用や生活習慣病予防効果を示します。



乳酸菌は、ベーシックなサプリメントとして利用が推奨されます。

様々な乳酸菌が製品化されていますので、自分にあった菌種を選ぶことが大切です。

具体的には、1ヶ月ほど試してみて、整腸作用も含めて体調をみるようにします。
(整腸作用は、乳酸菌の摂取後数日間の間に変化を感じると思います。もし、軟便あるいは下痢傾向になってしまうのであれば、他の菌種に変更します。

また、1-3ヶ月から数ヶ月間のサイクルで菌種をローテーションしてもいいでしょうし、複数の種類を同時にとることも大丈夫です。

ヨーグルトなどの発酵食品でもいいのですが、数百グラムを毎日食べるのは大変ですし、
確実に乳酸菌を摂るには、サプリメントの利用が手軽で続けやすいと思います。




プロバイオティクスは、様々な有用性が示されています。
最近の研究では、次の報告があります。




プロバイオティクスによる脂質異常症改善効果:メタ解析



プロバイオティクスによるアトピー性皮膚炎の予防効果:メタ解析




プロバイオティクス摂取による脂質代謝改善作用:メタ解析



腸内環境を整える減量方法:メタ解析



DHCでは、プロバイオティクスとして、


乳酸菌
(届くビフィズスEX 30日分【機能性表示食品】)




ビフィズス菌+オリゴ糖


生菌ケフィア



複合サプリメント(グッドスルー)


乳酸菌EC-12 30日分

5,000億個以上の乳酸菌で好調環境キープと元気な毎日を!


などを製品化しています。



また、プレバイオティクスとしては、


血糖ファイバー 30日分【機能性表示食品】

≪臨床試験済≫食後の血糖値が気になる方に。食後血糖のピーク値を抑える!



があります。



先行研究では、次の結果が示されています。


オメガ3系必須脂肪酸による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)



低炭水化物食が肝細胞内脂肪を減らす:メタ解析



コエンザイムQ10による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)での抗炎症作用



レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)改善作用



レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)でのインスリン抵抗性改善作用



糖質制限食のほうが非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)には有用性が高い





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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クルクミンサプリメントによる抗炎症・抗酸化作用@過体重 [2019年06月19日(水)]
今月の植物療法研究の専門ジャーナル(電子版)に、クルクミンサプリメントによる抗炎症作用・抗酸化作用を示した臨床研究が、イランのグループ(Isfahan University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Phytother Res. 2019 Jun 17.)



メタボリック症候群・内臓脂肪症候群では、内臓脂肪からさまざまなサイトカインが産生され、慢性炎症を惹起します。

慢性炎症は、動脈硬化を促進し、さまざまな代謝性疾患、生活習慣病の発症に関与します。

したがって、メタボリック症候群や肥満対策のサプリメントとして、

減量という機能性よりも、慢性炎症を抑制することで、肥満に伴う生活習慣病のリスクを低減できると考えられます。



ウコンには有効成分としてクルクミンが存在し、抗酸化作用や抗炎症作用を示します。

分子メカニズムは、NF-κB抑制を介した抗炎症作用です。


先行研究では、次の報告があります。


クルクミンによるアディポネクチンとレプチンへの働き@メタボリック症候群




さて、

今回の研究では、

肥満/過体重において、

クルクミンサプリメントによる炎症、酸化ストレス、アディポサイトカインの1つのケメリンchemerin値への作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化偽薬対照試験として、

肥満/過体重の若年女性女性60名を対象に、

・500mg/日のクルクミンサプリメント投与群、

・偽薬投与群、

の2群について、

10週間の介入が行われ、

炎症関連マーカーや酸化関連指標、ケメリン値などが調べられました。



解析の結果、

クルクミンサプリメント投与により、

IL-6の有意な低下、

酸化ストレスマーカー(TAC、MDA)の有意な低下が見出されました。

交絡因子による補正後では、

クルクミンサプリメント投与により、

炎症マーカー(hs-CRP and IL-6) と酸化ストレスマーカー (TAC)の有意な低下が認められました。


以上のデータから、

肥満/過体重の若年女性において、

クルクミンサプリメント投与による抗炎症作用および抗酸化作用が示唆されます。


今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。




DHCでのウコンサプリメントには、下記の製品があります。


濃縮ウコン 徳用90日分
3種のウコンパワーで不調をブロック






DHC速攻ウコンゼリー 3包入
酒席のお供「速攻ウコン」の、常備&携帯に便利なゼリータイプ!







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HMBが高齢者のサルコペニアを予防する:系統的レビュー [2019年06月18日(火)]
栄養学の専門ジャーナルに、HMBによる高齢者のフレイル/サルコペニアへの有用性を検証した系統的レビューが、オーストラリアのグループ(University of Melbourne and Western Health)から報告されていました。
(J Nutr Health Aging. 2019;23(2):145-150.)




要支援・要介護となる主な原因に、フレイル(高齢による虚弱)があります。

フレイルに関連した病態として、サルコペニア(筋肉減弱症)があげられます。

フレイル/サルコペニアは、高齢者での転倒/骨折の原因となることから、

健康寿命の延伸(要支援、要介護予防)のためには、サルコペニアの予防が重要です


HMB(エイチエムビー、β-ヒドロキシ-β-メチル酪酸、β-Hydroxy-β-Methylbutyric acid)とは、分岐鎖アミノ酸(BCAA)の1つのロイシンの代謝産物です。

HMBは、体内でロイシンから産生され、筋肉の合成促進と分解抑制因子の作用を有し、筋力の亢進や筋肉量の増大の働きを有しています。

体内でのHMBの生成は、摂取したロイシンの数%ほどと少ないので、サプリメントとしてHMBを利用する方法があります。


今回の系統的レビューでは、

フレイル/サルコペニアを有する高齢者の筋肉量や筋力に対するHMBの有用性が検証されました。


具体的には、主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Medline, EMBASE, CINAHL, LILACS, Web of Science, Cochrane and Scopus databases)

60歳以上のフレイル/サルコペニア高齢者に、HMBを投与し、

体組成や筋力、筋肉量など関連指標を調べたランダム化比較試験(RCT)が検索され、

3報のRCT、

203名のデータが解析の対象となりました。


解析の結果、

HMBの投与により、

筋肉量(除脂肪体重)、筋力、機能の有意な改善が認められたということです。



フレイル/サルコペニアは、高齢者での転倒/骨折の原因となることから、

健康寿命の延伸(要支援、要介護予防)のためには、サルコペニアの予防が重要です

そのためには、適切な食事つと運動に加えて、たんぱく質、ビタミンD、HMBなどの食品成分を栄養補助食品として併用することが有用とされています。


フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー


HMB(エイチエムビー)+たんぱく質により退院後の死亡率が半減@低栄養の高齢者

HMB+たんぱく質の栄養補助は費用対効果が高い



HMBの除脂肪体重/筋肉量増加作用



DHCでは、ロイシン由来HMBサプリメントや、ロイシン含有アミノ酸サプリメントを製品化しています。


HMB(エイチエムビー) 30日分

美しく健康的なスタイルを目指す方に! 効率よく理想的なメリハリを





アミノ酸 15日分
9種類の必須アミノ酸をバランス補給! 水なしで摂れるパウダータイプ




高齢者のフレイル(虚弱)予防のためには、たんぱく質、BCAA(分岐鎖アミノ酸)、HMB、ビタミンDといった栄養素の摂取が推奨されます。




フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー


HMB(エイチエムビー)+たんぱく質により退院後の死亡率が半減@低栄養の高齢者

HMB+たんぱく質の栄養補助は費用対効果が高い



HMBの除脂肪体重/筋肉量増加作用




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。





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posted at 23:57 | この記事のURL
ビタミンDによる抗酸化作用@糖尿病患者 [2019年06月17日(月)]
今月の分子栄養学の専門ジャーナルに、高齢の糖尿病患者において、ビタミンDによる酸化障害への作用を検証した臨床研究が、ポーランドのグループ(Medical University in Lodz)から報告されていました。
(Int J Mol Sci. 2019 Jun 13;20(12).)


先行研究では、

血中ビタミンDが低いと2型糖尿病リスクが高くなるといった研究が知られています。


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病


ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析


ビタミンDが糖尿病発症リスクを12%抑制傾向@NJEM



そこで、

今回の研究では、

45歳以上のメタボリック症候群を有し、ビタミンD欠乏の被験者92名を対象に、

ビタミンDサプリメント投与によるDNA障害と内分泌代謝指標への作用が検証されました。

具体的には、

・ビタミンDサプリメント(2,000IU)投与群:48名、

・対照群:44名

の2群について、

10月から3月までの3ヶ月間に介入が行われました。

サブ解析では、2型糖尿病の有無による検証が行われました。


介入の前後で、

ビタミンD値、糖代謝や脂質代謝関連指標、酸化DNA障害の指標が測定されました。

解析の結果、

まず、

ビタミンDサプリメントの3ヶ月間の投与により、

2型糖尿病の有無に関わりなく、

血中ビタミンD値は生理学的に許容範囲内に上昇しました。


このとき、

ビタミンDサプリメント投与群では、

リンパ球内の酸化DNA障害値の有意な低下が認められました。


内分泌代謝関連指標では、

ビタミンDサプリメント投与によって、

HDLコレステロール値の有意な上昇、

インスリン抵抗性(HOMA-IR)の有意な低下、

TG/HDL比の有意な低下が見出されました。


さらに、

2型糖尿病の患者では、

HbA1c値が0.5%低下しました。


以上のデータから、

中高年のメタボリック症候群患者で、

ビタミンD欠乏の患者では、

2型糖尿病の有無にかかわらず、

冬季の3ヶ月間、1日あたり2000IUのビタミンDサプリメント投与によって、

酸化DNA障害の低下が示唆されます。

また、
2型糖尿病の患者では、

脂質代謝とインスリン抵抗性の改善作用も示唆されます。


ビタミンDは、
内分泌代謝関連指標に対する改善効果が示されています。


日本人2型糖尿病患者の90%以上がビタミンD不足


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病



ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析



ビタミンDによる妊娠糖尿病での糖代謝改善作用:メタ解析


ビタミンD低値が高血糖と相関する:メタ解析



拡張期血圧に対するビタミンDの降圧作用:メタ解析


フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー


一般に、
健康保持や疾病予防の目的で利用されるビタミンD3サプリメントの摂取量は、
1日あたり
25マイクログラム(1,000IU)から50マイクログラム(2,000IU)です。


ビタミンDは、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な作用を有する脂溶性ビタミンの1種です。

多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。



日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。







DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。



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エナジードリンクが心電図と血圧に影響を与える [2019年06月16日(日)]
今月の循環器学の専門ジャーナルに、エナジードリンクの大量摂取により、心電図の異常や血圧上昇を生じるという臨床研究が、米国のグループから報告されていました。
(J Am Heart Assoc. 2019 Jun 4;8(11):e011318)


米国では、エナジードリンクの摂取と、救急外来の受診や死亡の増加との関連が示唆されています。

そこで、今回の研究では、

若年の健康なボランティアにおいて、

エナジードリンクの摂取による心電図と血圧への作用が検証されました。

具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照クロスオーバー試験として、

18歳から40歳までの健康な男女34名(平均年齢22.1歳)を対象に、

・エナジードリンクA(市販品)投与群
・エナジードリンクB(市販品)投与群
・偽薬投与群

について、

試験期間3日間に、32オンス(約946mL)を60分以内に摂取し、心電図など心機能関連指標が測定されました。

主アウトカムは、
QT間隔(QTc, 補正QT),

副アウトカムは、
QT間隔、PR間隔、QRS持続時間、心拍数、上腕血圧、中心血圧
とし、

摂取前ベースラインから、

30分毎に240分後まで測定されています。


解析の結果、

エナジードリンク摂取は、

Bazett補正式QT間隔(QTcB)、Fridericia補正式QT間隔(QTcF)、

QT間隔、PR間隔、QRS持続時間、心拍数、

収縮期血圧、拡張期血圧、

中心収縮期血圧、中心拡張期血圧の変化と有意な相関が見出されました。
(all P<0.001)


QTcBでは、

ベースラインからの最大変化は、

エナジードリンクAでは、+17.9±13.9ms、

エナジードリンクBで+19.6±15.8ms、

偽薬群で+11.9±11.1ms

でした。
(偽薬対照として、ドリンクAでP=0.04、ドリンクBでP<0.01)


また、
収縮期血圧、拡張期血圧、中心収縮期血圧、中心拡張期血圧も、

投与前のベースラインからの最大変化は、

偽薬群に比べて、

エナジードリンクAとBで有意でした。
(P<0.001)


収縮期血圧は、

エナジードリンク摂取により、

4〜5mmHg上昇していました。


以上のデータから、

エナジードリンクの摂取は、

心電図の変化や血圧の上昇といった影響を生じることが示唆されます。




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コーヒーの摂取と肥満の関係:メタ解析 [2019年06月15日(土)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、コーヒーの摂取と肥満との関係を検証したメタ解析が、米国のグループ(Dartmouth College)から報告されていました。
(Nutrients. 2019 Jun 5;11(6).)


先行研究では、
コーヒーの摂取と、肥満リスクとの関係について様々な報告があります。


コーヒーと茶飲料によるメタボリック症候群リスク低下



さて、
今回のメタ解析では、

主要医学データベースを用いて、
2019年2月までの収載論文から、

12報の観察研究がメタ解析の対象となりました。


解析の結果、

コーヒーの摂取量の最低群に比べて、

最高群では、

BMIが低く
(-0.08 (95% CI -0.14, -0.02); RR was 1.49 (95% CI 0.97, 2.29)

ウエスト周囲長が短い
(-0.27 (95% CI -0.51, -0.02) RR 1.07 (95% CI 0.84, 1.36)

という有意な相関が見出されました。

次に、
サブ解析では、

男性のほうが、
より顕著なBMIの低値
(-0.05 (95% CI -0.09, -0.02) )

および

ウエスト周囲長の低値
(-0.21 (95% CI -0.35, -0.08))

を示しました。


以上のメタ解析から、

コーヒーの摂取が多いと、BMIが低いという相関が示唆されます。



これまでの疫学研究によって、コーヒーの摂取による生活習慣病リスクの低下が知られています。


例えば、コーヒーの摂取による2型糖尿病リスク低下、脳卒中リスク低下、うつ病リスク低下、肝がんリスク低下、認知機能の低下抑制などがあります。

コーヒーに含まれるポリフェノールの1種、クロロゲン酸の抗酸化作用などの作用を介した効果と考えられています。


次のような研究が知られています。


コーヒー摂取による全死亡率と心血管疾患リスク低下効果:メタ解析



コーヒーの摂取と死亡率の関係@日系アメリカ人


コーヒーの摂取と泌尿器のがんの関係@メタ解析



コーヒーの摂取による前立腺がんリスク低下作用@メタ解析




コーヒーによる肝臓がんリスク低下作用



コーヒーの摂取と前立腺がんリスクとの関連



コーヒーの摂取による口腔咽頭がんリスク低下作用



チョコレートとコーヒーの摂取と肝機能の関係@HIV-HCV重複感染者



コーヒーの摂取が女性のうつ病リスクを抑制




コーヒーと茶飲料によるメタボリック症候群リスク低下



日本でも、次の研究があります。


3杯のコーヒーで脳腫瘍が半減する@日本人

コーヒーに含まれるポリフェノールの1種、クロロゲン酸の抗酸化作用などの作用を介した効果と考えられています。




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葉酸が多いと認知機能が維持される@イタリア [2019年06月14日(金)]
今月のアルツハイマー病研究の専門ジャーナル(電子版)に、葉酸の血中濃度が高いと認知機能も高く維持されるという相関を示した研究が、イタリアのグループから報告されていました。
(J Alzheimers Dis. 2019 Jun 6.)



葉酸は、ビタミンB群の1種です。

葉酸サプリメントは妊娠初期に必須であるだけでなく、

中高年以降では、葉酸摂取による動脈硬化性疾患の予防や認知症の予防といった作用が示されています。


葉酸の摂取が多いと認知症が半減:フランスでの研究



血中ホモシステインが高いと、認知症の発症が4倍になる


ホモシステイン高値はアルツハイマー病の原因である:メンデルランダム化メタ解析



葉酸サプリメントが軽度認知障害(MCI)を改善する 




葉酸サプリメントによる認知機能改善効果 




さて、
今回の研究では、

認知機能障害に関する因子として、

ビタミンB12および葉酸の作用が検証されました。


具体的には、

6年間の後ろ向きコホート研究として、

60歳以上を対象に、

定期検診での採血の検体と、認知機能スコアとの関連が検証されました。


解析の結果、

血中葉酸値が高いほど、

認知機能(MMSEスコア)が良好であるという相関が見出されました。

この相関は、

年齢や性別、教育年数の補正後でも同じでした。
(beta&#8202;=&#8202;0.144, p&#8202;=&#8202;0.001)


ホモシステイン値に対する葉酸値でのMMSEは、葉酸欠乏が、認知機能の低下と相関していました。

また、
高ホモシステイン血症があれば、より重度の認知機能障害が見出されました。


以上のデータから、

高齢者において、

ビタミンB群の評価が、認知機能低下の予防に対する経済的で実用的なアプローチに貢献すると考えられます。





認知症の予防のために、
現状のエビデンスを見るとき、

・食事療法では、地中海食やMIND食が基本であり、

・葉酸サプリメントは中高年以降、全員に推奨できます。

・また機能性表示食品では、イチョウ葉エキスが、記憶力の維持に有用です。




マインド食(Mind diet; Mediterranean-DASH Intervention for Neurodegenerative Delay)は、米国ラッシュ大学のグループが、地中海食と高血圧の食事療法のDASH食を組み合わせて、認知症予防のために考案した食事パターンです。

2015年にラッシュ大学から、マインド食がアルツハイマー病を50%減らす、というデータが発表され注目されるようになりました。

マインド食と地中海食がアルツハイマー病リスクを半減する


マインド食で認知機能が7.5歳改善


DHCでは、マインド食や地中海食に欠かせないエクストラバージンオリーブを扱っています。




葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析


葉酸サプリメントはACE阻害剤との併用で脳卒中を31%低減する


葉酸の摂取が多いと認知症が半減:フランスでの研究


また、

葉酸サプリメントによる認知症への作用を検討した研究もあります。

例えば、


葉酸サプリメントが軽度認知障害(MCI)を改善する 


葉酸サプリメントによる認知機能改善効果
といった報告があります。



葉酸は、食品にも含まれますが、プテロイルポリグルタミン酸という形であり、利用効率は50%です。

一方、サプリメントに利用されている合成された葉酸は、プテロイルモノグルタミン酸であり、生体での利用効率が85%と高いことが特徴です。


葉酸サプリメントの利用は、中高年の動脈硬化予防の点からも推奨されます。


日本での食事摂取基準では、葉酸は、240&#13197;の摂取が推奨されています。
一方、葉酸代謝にかかわる遺伝子変異により、約16%の日本人では、多めの葉酸摂取が必要です。

そこで、天然型よりも安定して吸収率が高い合成型の葉酸サプリメントを400マイクログラムの摂取が推奨されます。


葉酸 30日分

葉酸1日1粒あたり、葉酸400μg、ビタミンB2 1.3mg、ビタミンB6 1.7mg、ビタミンB12 2.5μg
通常価格

\239(税込\258)



イチョウ葉 脳内α(アルファ)30日分【機能性表示食品】
イチョウ葉由来の機能性関与成分2種で、脳の血流を改善し、記憶力の維持を!





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コエンザイムQ10による抗炎症作用:メタ解析 [2019年06月13日(木)]
今月の薬理学研究の専門ジャーナル(電子版)に、コエンザイムQ10による炎症関連マーカーへの作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が報告されていました。
(Pharmacol Res. 2019 Jun 8)


コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。

健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。


コエンザイムQ10(CoQ10)による慢性炎症抑制効果:メタ解析



コエンザイムQ10の抗炎症作用:メタ解析



慢性炎症は、がんや動脈硬化性疾患を引き起こす病態の一つです。


先行研究では、コエンザイムQ10による抗炎症作用が示唆されています。


そこで、今回の系統的レビュー/メタ解析では、

コエンザイムQ10投与による炎症関連マーカー(TNF-α、IL-6)への作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed/Medline, EMBASE, Web of Science, SCOPUS, Cochrane Library databases, Clinical Trials.gov)

2018年12月までに収載された論文から、

コエンザイムQ10を投与したランダム化比較試験(RCT)が検索され、

9報のRCTが抽出され、

509名の被験者が解析の対象となり、
(コエンザイムQ10群;269名、対照群; 240名)

TNF-α とIL-6への影響が調べられています。


解析の結果、

コエンザイムQ10(60-500&#8201;mg/日を8−12週間)投与により、


TNF-α値の有意な低下、
(SMD: -0.44, 95% CI: [-0.81 to -0.07] mg/dl; I2&#8201;=&#8201;66.1%, p &#8201;=&#8201;0.00)

IL-6値の有意な低下、
(SMD: -0.37, 95% CI: [-0.65 to -0.09]; I2&#8201;=&#8201;57.2, p &#8201;=&#8201;0.01)

が見出されました。


次に、層別解析では、

BMIが26未満の被験者において、

TNF-αとIL-6の顕著な低下が認められました。


以上の系統的レビュー/メタ解析のデータから、

コエンザイムQ10による慢性炎症の抑制作用が示唆されます。

生活習慣病や内臓脂肪型肥満に伴う病態の本質は、「慢性炎症」です。

したがって、機能性食品成分による病気の予防のためには、抗炎症作用を有し、かつ、安全性が確立し、かつ、経済性(費用対効果)の高い製品の利用が進められます。


食品成分で、抗炎症作用を有し、かつ、多くの臨床研究において有用性が示されているのは、ビタミンD、コエンザイムQ10、オメガ3系必須脂肪酸(EPAやDHA)、ウコン、グルコサミンなどです。

コエンザイムQ10は、ベーシックサプリメントとして広く摂取が推奨できます。

もちろん私もDHCのコエンザイムQ10サプリメントを毎日、摂っています。





コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。




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グミタイプと錠剤のサプリメントの比較 [2019年06月12日(水)]
栄養学の専門ジャーナルに、グミ形状のサプリメントと、錠剤のサプリメントとの体内動態の比較を行った臨床研究が、米国のグループ(Medical University of South Carolina)から報告されていました。
(Nutrients. 2019 May 7;11(5))


今回の研究では、

健康な成人において、

グミタイプのサプリメントと、タブレット(錠剤)タイプのサプリメントの単回投与後の生体内での利用効率(バイオアベイラビリティ)が比較検討されました。


比較に用いられたサプリメントは、
ビタミンDを含有するサプリメントで、下記の2種類です。

グミタイプは「VitaFusion」(Church & Dwight, Princeton, NJ)の製品、
(vehicle/filler substances; tapioca syrup, sucrose, water, gelatin; less than 2% of: canola, lecithin, citric acid, color (purple carrot juice concentrate), fractionated coconut oil (contains beeswax and/or carnauba wax), malic acid, medium chain triglycerides, natural flavor, pectin, and sodium citrate.

タブレットタイプは、ネイチャーメイド (Mission Hills, CA)の製品、
(cellulose gel, maltodextrin, stearic acid, gelatin, magnesium stearate, croscarmellose sodium, and corn starch)


まず、最初のクロスオーバーランダム化比較試験では健康な成人9名を対象に、

続く試験では31名を対象に行われました。

被験者は、

18−45歳の健常者(BMI 18-30)であり、

貧血やビタミンD欠乏はありません。


20,000IUのビタミンD3が単回投与で、
グミタイプあるいはタブレットタイプで投与され、

血中ビタミンD値が、

開始時、

3時間、6時間、10時間、24時間、48時間の時点で測定されました。

(クロスオーバーのwash outは2週間で、

被験者を入れ替えて、同じ投与が行われ、測定されています。)


解析の結果、

研究1では、

タブレットタイプに比べて、

グミタイプのほうが、高いアベイラビリティを示しました。
(effect size 1.08 at 24 h).


研究2では、

ビタミンD3のAUCは、

グミタイプのほうが、タブレットタイプよりも高くなっていました。

(グミ平均 (95% CI): 1474 ng&#183;/mL (1393-1555); タブレットタイプ平均(95% CI): 774 ng&#183;h/mL (693-855), p < 0.0001)


Cmaxでも、グミタイプのほうが、有意に高値でした。

(グミ: 47.3 ng/mL; タブレット: 23.4 ng/mL; p < 0.0001)



以上のデータから、

米国での2つのビタミンD含有製品の比較では、

タブレットタイプのサプリメント以上に、グミタイプのサプリメントの生体利用効率が高いことが示唆されます。


DHCでも、グミタイプのサプリメントを製品化しています。





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お茶のエキスが肥満での糖・脂質代謝を改善:メタ解析 [2019年06月11日(火)]
臨床栄養学の専門ジャーナルに、お茶のエキス(抽出物)による肥満・メタボリック症候群の内分泌代謝関連指標への作用を検証したメタ解析が報告されていました。
(Clin Nutr. 2019 May 24)


緑茶には、ポリフェノール類が含まれており、抗酸化作用や抗炎症作用を介した生活習慣病予防効果が知られています。


緑茶による高血圧・脂質代謝改善@メタ解析


緑茶による高血圧改善作用:メタ解析 



さて、
今回のメタ解析では、

肥満に伴う内分泌代謝異常に対するお茶の抽出物(エキス)の作用が検証されました。


具体的には、
主要医学データベースを用いて、
(MEDLINE, PsycINFO, Scopus, EMBASE, CENTRAL)

1985年から2017年5月までに収載された論文から、

肥満/メタボリック症候群に対して茶エキスを投与したランダム化比較試験(RCT)が検索され、

16報のRCTから、

1,090名のデータが解析の対象となりました。


解析の結果、

茶エキス投与によって、

BMIの有意な減少、
(SMD, -0.27; 95% CI, -0.40 to -0.15, P < 0.0001)

血糖値の有意な低下、
(SMD, -0.22; 95% CI, -0.34 to -0.10, P = 0.0003)

HDLコレステロール値の有意な増加、
(SMD, 0.18; 95% CI, 0.01 to 0.35, P = 0.03)

が見出されたということです。


また、
血圧やその他の体組成指標、コレステロール値についても、改善傾向が認められました。
(有意差なし)


有害事象については、対照群との間に有意差は認められませんでした。
(0.99; 95% CI: 0.55, 1.77, P = 0.97)


以上のメタ解析データから、

メタボリック異常を有する肥満者において、

お茶のエキス(抽出物)の摂取による体組成の改善及び内分泌代謝関連指標の改善作用が示唆されます。



緑茶には、ポリフェノール類が含まれており、抗酸化作用や抗炎症作用を介した生活習慣病予防効果が知られています。


緑茶に関する最近の研究では、次の報告があります。


緑茶による高血圧・脂質代謝改善@メタ解析


緑茶による高血圧改善作用:メタ解析 


コーヒーと茶飲料によるメタボリック症候群リスク低下


緑茶による酸化ストレス軽減作用@高齢者


緑茶による高齢者での認知機能改善効果


緑茶カテキンによる運動時の抗酸化能亢進作用


緑茶による報酬学習の改善と抗うつ作用


緑茶による脳内炎症抑制と脳神経保護作用


緑茶エキスにより大腸腺腫リスクが58%低下する


DHCでは、緑茶の機能性食品成分を含むサプリメントを製品化しています。


緑茶カテキン
お茶のパワーでトラブルに負けない身体に



ポリフェノール
4種類のポリフェノールを手軽に補給





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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