世界一長い歌「ねがい」と私とケニア The World longest Song "NEGAI", Me & Kenya

帰国して、神戸、大阪、京都、長崎、名古屋と行きました。今日は名古屋の娘の会社でケニアの話をする機会がありました。英語関係の会社なので、ケニアの英語も紹介しました。

ケニアでは小学校から全教科を英語で習います。それまでは現地語とスワヒリ語をしゃべっています。低学年はまだなかなかりゅうちょうには英語をしゃべれませんが、高学年になると英語をしゃべったり書いたりできるようになります。またスワヒリ語の中には日本語にないth、r、l、ｖ、ｓ
の子音も含むため、ケニア人の英語はなかなか正確でわかりやすいです。文を書かせると心豊かな素敵な文章を書く人も多いです。この点やコミュニケーション能力はケニア人は大変優れていると思います。なんとほとんどの人が3つの言葉をしゃべれるのです。

名古屋城

ケニアの子どもたちと湊の子どもたちの「ねがい」をご紹介します。
【ねがい歌詞５８５番】
木は私たちに　雨と花をもたらす
木がないと　雨が降らす空腹になる
空腹のまま寝るのが怖い
だけどお母さんは食べものを見つけられない
木は紙にもなるし　役に立つ
私も医者になり　人の役に立ちたい

（ビルトン・リゴロ　オチョク・カドンゴ小５年生　９歳）


Let me introduce 3 NEGAI verses by two Kenyan children and a Minato JH student.

No. 585
Trees are good. They give us rain and flowers
Without rain we go hungry and without trees we don't get rain
I fear sleeping without food but our mom can't find food every day
Trees give us paper for writing. I would like to become a doctor.

(BILTON LIGOLO, Age 9, Ochok Kadongo Primary Schoo,l class 5)
And we could stop fighting and live together in peace

ケニアとのつながりのお話
Mr. Gordon is a pastor living in Kisumu City in Kenya
He sent the Swahili translation of the peace song " NEGAI(Our Wish)", which was made by Hiroshiman students in 2003. This is why he visited Japan and M JHS in 2003. He made a speech to all the Minato Junior High School students.
ゴードンさんはケニアのキスム市に住む牧師さんです。 ゴードンさんは広島の中学生が作った平和の歌「ねがい」のためにケニアからスワヒリ語の翻訳を送ってくれました。 そのつながりで２００３年Ｍ中学校を訪れました。その時みんなにケニアの話をしてくれました。

私の夢は数年後、夫と共に、ケニアに学校を建てることです。

２年前にケニアの学校を訪問しました。一クラス８０人がぎっしり。子ども達は７〜１０ｋを歩いて学校へ来ます。親がエイズでなくなって、子どもだけで暮らしている世帯も多いとのこと。

毎日水汲みや薪拾いが待っています。そんな中で、必死で学校に行き、３人に一つの机、一つの教科書、ノート、少しでも先生の言うことは一言も聞き漏らさないかのように熱心に勉強する子ども達。

あの子たちに何かできたら。。。