自分と同じ職種の方が書いた本はもちろんですが、
上司や目上の方と話す時のきっかけにもなったりするので、
話題になった本はなるべく目を通すようにしています。
日経新聞に広告を打つようなビジネス書なら、
おおまかなテーマくらいは把握しておいた方がいいし、
どんな職種について書かれたものでも、必ずいくつかは
自分の仕事に活かせる発見があったり
仕事に役立つだけじゃなく人と会話が広がったり、
生き方が楽になるような考え方に巡り会えたりするのって、
読書の楽しみでもありますよね
最近読んだのは東北新幹線のカリスマ販売員
斉藤さんの「またあなたから買いたい!」です
どうしたらお客様に喜んでいただけるか、自分だったら
何がうれしいかというホスピタリティがこの本のテーマ
お客様へ声をかけるタイミングや声の大きさひとつでも、
配慮のある人と無遠慮な人とでは大きく違ってきます。
アルバイトとして働くアテンダントの中には、売上が上がっても
時給にすぐに反映されるわけじゃないし、ほどほどに売れれば
それでいいわと思う考え方もないわけじゃないのでしょう。
働き方は人それぞれと言う方もいるし、それは否定しません。
片手間に働く人、本気じゃない人は、それが許される環境だし、
それが許される立場だし、語弊があるかもしれないけれど、
もっと言うとそれが許される処遇なんだと思います。
でも、ライフスタイルに合わせて、責任の範囲が狭かったり、
深度が浅かったり、時間的に余裕があって融通が利くような、
そういう働き方を選んで働いている人も大勢いるとも思う。
例えば子育てと両立したい時、軸足を家庭に置きたい時、
いろんな働き方が選べることは女性にとってありがたいですよね。
でも、まんまる家は夫婦ふたりなので、働くことに支障なし。
やっぱり本気で働く女性が好きだし、自分もそうありたいと
働き始めた頃からずっと愚直なまでに思っているので、
こういう本はすごく刺激になるし、背中を押してもらえます。
販売に関わっていないまんまるですが、まっすぐにお客様を思う
ひたむきな仕事ぶりに引き込まれ、あっという間に読了
本気で働く姿は美しい。
それは仕事に限らず、育児でも、家事でもそう。
本気で取り組み、本気で見直し、本気でまた試すひたむきさは、
誰もみてくれていないようでいて、実は少しずつ周りを変え、
組織を変えていくのだと勇気をもらえる本でした。
さらっと読める薄めの本なのでおすすめですよ