入院2日目〜深夜〜 [2008年09月26日(金)]
午後9時に寝られるわけがなかった。昨日から寝てる時間のほうが長いんだもん。検温の時あんまり眠くない旨を看護婦さんに言うと、「あんまり眠れないと辛いでしょ、軽い眠剤出しますので言って下さいね〜」でもこれ以上薬を増やすのには抵抗があった。まあそのうち寝られるだろうと思っていたら、昼間の婦人科の先生の言葉がよみがえってきた。

筋腫の断末魔

血流を止められた筋腫たちの最期の悪あがき。苦しいよね。10年間スクスク(?)と私の中で生きてきた筋腫たちと、もうすぐお別れ。知らなかったとはいえ、筋腫を増幅させるような食生活や、生活を送って来た。病気には必ず原因がある。大きくは3種類、食・生活習慣・心。

だからこの痛みには喜んで耐えなければ。痛くて嬉しいわけじゃないけど、筋腫たちの最期のメッセージだから。本当は自分で作ったものは自分で治せるはずなんだけど、今回このUAEを選択した。

去年までずっと飲んでいた漢方薬も止めて、この一年、食生活改善を中心に頑張って来た。漢方を止めても、筋腫に付随する不快症状(月経過多、腹痛、不正出血、貧血etc…)は一切無し(もともと少)。もしや小さくなってるのでは・・・と、ルンルン気分で、初めてMRIを撮って、愕然となる。

それまで、筋腫は2個で、6p台と4p台だと思っていたら、実は7p台と5p台だった。それ以上に驚いたのが、私の子宮にはたっくさんの筋腫があった。ざっと見て10以上

ショックだった。MRIを撮った総合病院では、すぐに手術してもおかしくないと言われ、それも当然だと思った。子宮内膜の両側に大きいのがボンボンとあり、一つは内膜まで数_のところまで接近していた。内膜は通常三角形に近いのだけど、私のは細長いくてまさに両側から押されて、まるで「ムンクの叫び」状態

「筋腫だけを取り出すのは、難しいかもしれない。」その意味は、子宮全摘・・・?しかも大量出血が予測される為、あらかじめ自分の血を輸血用にとっておく必要有り。冗談じゃない!とにかくお腹切るなんて絶対ヤダ〜!怖い〜!と病院行脚が始まる。と言っても、2軒だけど・・・(このことはまた別の機会に…)

約一年前、偶然、同じ子宮筋腫を持ち、手術以外の道を探す仲間と出会った。遠くに住んでいる仲間たちと情報を交換し、時に励まし、励まされた。私はいつも励まされてきた。みんな頑張ってると思うから、頑張れた。本当にありがとう。

無事終わったよ〜とメールしたら、またあったか〜い返信が来て、その中にブログというサジェスチョンがありました。彼女たちにこんなことあったんだよ〜ってUAEのことを報告する目的で立ち上げたブログですが、同じように悩む人たちと気持ちや情報をわかち合えたら最高です。予防も出来たらもっと幸せです。こんなに文章を書くなんて久しぶりで、拙くてお恥ずかしい限りですが、どうぞお付き合い下さいね

入院3日目はいよいよ麻酔抜去の日・・・