18か19の頃、
高田馬場のレコードショップでバイトをしていました。
今では信じられないけど
その当時はレコードが主流だったので
売り物のレコードを店で流してもよく、
新譜のレコードを出してはバイト中に聴いていました。
その中に昔から好きだった
山下達郎さんの
「RIDE ON TIME」がありました。

このポーズ流行った〜
「RIDE ON TIME」はアルバム名ですが
皆さんもご存知でしょうが最近ではキムタク主演のドラマに
使われたりしているのでシングルとしても有名です。
このアルバムの中の5曲目に入っている
「夏への扉」という曲がとても好きで、
しょっちゅうこのアルバムをかけていました。
LP盤だとこの曲はB面の1曲目になります。
ひとつでも信じてる事さえあれば
扉はきっと見つかるさ
こんな出だしから始まるこの曲の中に、
くり返し出てくる言葉があります。
「リッキー ティッキー タビー」
???何だろう、というのが最初の印象でした。
で、歌詞カードを見るとおしまいにこう書かれているのです。
from the novel "The Door Into Summer"
by Robert Heinlein
「夏への扉」という本がある!と知った私は
隣接する本屋に休憩時に行き探し当てました。

ロバート・A・ハインライン著「夏への扉」
1956年に雑誌に発表されたその本は
古典的なSF物でした。
ですがどうして映画にならないのかと思うほどの
ジェットコースターのような展開と結末に魅せられ、
読んでから30年近く経つのに
ボロボロになるたび買い換えておりました。
リッキー ティッキー タビーというのは
主人公が大切な関係を保っている人のあだ名です。
歌詞には
「ピート」という名前も出てきますが
これは
猫の名前です。
内容はどうか興味が湧いたら読んでみてください、
下手な解説などしないほ
うがいいかと思います。
何度もレコードで曲を聴いていたので
読み終わったときは本当に理解し、
改めて素敵な曲だと思いました。

最近、早川書房さんから新訳版が出たそうで
4冊目の買い替えを考えているしだいです。
