「こうもり」や
「ボッカチオ」のオペレッタ(喜歌劇)と違い、
「マルタ」はオペラ(歌劇)です。
オペレッタとオペラ、何が違うのかというと・・・
はっきりいって明確な線引きはないようです
傾向としてはオペレッタのほうが喜劇性が強いとか、
歌手は演技・歌だけでなく踊らなければならないとか、
そんな感じでしょうか。
ウィーンの国立歌劇場ではオペラを、
フォルクスオーパーではオペレッタを、
という区分があったようですが、今はそうでもないようですし。
歌手たちも劇場をクロスして出演する人も増えているようです
さて、今回の「マルタ」は外来オペラとしては日本初演でした。
「庭の千草
」のメ
ロディーがいたるところに現れ、
ドタバタではないものの、最後はハッピーエンドで
なかなか見ごたえがありました
歌手は素晴らしかったし、衣装や舞台も美しかったです
今回、フォルクスオーパーの3演目を見終わりましたが、
どれも作りこまれていて、とても楽しく見聞きすることができました
特に「ボッカチオ」が楽しくて、
タイトルロールのアンティゴネ・パポウルカスに惚れたほど
歌声はもちろんですが、オペラ(オペレッタ)ではやはり
重要な位置をしめるのがルックスなんですよね
オペラ歌手というと、「でっぷりしたふくよかな方」を想像しがちですが、
今はそんなことはありません
たまにいますけどね
特に若い人は声量があるのにスリム
で美しく、
なにより、役にはまってかっこいいんです
「こうもり」も豪華なキャストで期待を裏切らなかったのですが、
オルロフスキー公爵役のコワルスキーに歳を感じてしまいました・・・・
フォルクスオーパーの初来日公演で登場するやいなや、
あまりのかっこよさに目がハートマーク
になった私。
普通に男性の声でお芝居をしていた背の高いイケメンの彼が
歌いだした瞬間の驚きったら・・・
見事なカウンターテナーに文字通り、度肝を抜かれてしまいました
その衝撃的感動をもう一度、と思ったのですが、
今回はちょっと厳しかった気が・・・・・
確かにいまだにかっこいいんですけれども、ね
「ボッカチオ」でを見てしまった以上、
次回の「こうもり」でのオルロフスキー公爵役は
是非
アンティゴネ・パポウルカスで見てみたいと思います
この役はたまにアルト(女性)が登場して
ちょっとガッカリ
することも多いのですが、彼女なら太鼓判
新たにファンを獲得すること間違いなし
ひとつ
お祭り(?)が終わったようで
ちょっと淋しい
今日この頃です
お返事遅くなってすみません
私もここには入ったことがないので、
是非いつかは一度行ってみたいと思っています
腰痛はおかげさまで、大丈夫です
午前中の掃除機使用には気をつけていますよ