ミュラー筋、ふたたび [2008年05月24日(土)]
さて、前回の続き、顔の運動はすべきかどうか。
これは難しいところですなあ。1000人に顔の筋肉を動かしてもらったら、2年後3年後に、こんなんでましたけど〜!? 公に通用する条件を揃えて、こんな調査をした研究者がいるとは思えんですし。ですから、顔のストレッチを推奨している人は、自分や周りの人の経験則として、お勧めということなのでしょう。
ダチのヘアメイクのS嬢は、顔は動かしてはダメダメ教の信者です。彼女が信頼している皮膚科のドクターが、肌は触るなこするな動かすなのダメダメ理論なんだそうで、僕が大口を開け、目の回りをクシャクシャにして笑う度に、「あ、いまのでシワが増えた。クソジジイ」と言います。そんな、シドイ。
けれど、おしゃべりな人ほど顔のしわが多いというのは「ヘアメイクの経験則としても当てはまる」と彼女は言います。肌の運動負荷が多ければ、それだけ皮膚が伸び縮みしてシワになりやすい。ついでに刺激もなるべく与えないほうがいい(S嬢談)。
美容整形ではボツリヌス毒を肌に注射してシワをなくすという方法があります。ボツリヌス菌の毒ですよ、奥さん! これは非常に強力な神経毒で、テロに使われるんじゃないかといわれるほどのシロモノです。そんなもんを肌に注射したら即死じゃないですかって、まあ、ちゃんと調節して使うですな。いや、実際、ちゃんとしないと危ないんですけどな。『ボトックス』というヤツですね。ボツリヌス菌毒素には筋肉の動きを抑制する効果があって、注射を打たれた表情筋は、動きや緊張を抑制されてしまいます。つまり、泣こうが笑おうが、その部分の筋肉が動かないので、肌にはシワができないと、そういうわけです。
つまり、ですね。
顔のストレッチによって筋肉を強くすることは、よりシワの出来やすい状態にするだけとも考えられるわけですな。これは先日書いた「ためしてガッテン」のミュラー筋の回でも指摘されていました。だから、顔の筋肉は動かすものではなく、リラックスさせるようにしたほうがいい、というわけです。
では、顔はまったく動かさないほうがいいのか。僭越ながら、それはどうかと僕は思います。だって、顔の魅力というのは、シワで決まるものではないでしょう。嬉しいときは嬉しい、悲しいときは悲しい。豊かな表情を見せる人はとても魅力的です。実際、タレントさんやモデルさんは、暇さえあれば自分の顔を鏡で眺めており、笑顔の作り方などを研究しているのです。表情だって訓練で作られる。それは顔の筋肉を自分の理想としてくせ付けすることといえそうです。
そんなわけですから、複雑な顔の表情が作れるように、顔の筋肉は意識して動かしたほうがいいと、僕は思っています。シワ一つない人が能面のような顔をしていたら、怖くて泣きます。隣のポチだってワンワン吠えますよねえ。
ただし、極端な運動は必要ないのではないでしょうか。ミュラー筋の話に戻れば、眉の上げ下げだけは避けたほうがいいと思います。ついでにいえば、指で肌をなで上げるようなマッサージも、それで重力に逆らえるとは、僕には到底思えません。
これは難しいところですなあ。1000人に顔の筋肉を動かしてもらったら、2年後3年後に、こんなんでましたけど〜!? 公に通用する条件を揃えて、こんな調査をした研究者がいるとは思えんですし。ですから、顔のストレッチを推奨している人は、自分や周りの人の経験則として、お勧めということなのでしょう。
ダチのヘアメイクのS嬢は、顔は動かしてはダメダメ教の信者です。彼女が信頼している皮膚科のドクターが、肌は触るなこするな動かすなのダメダメ理論なんだそうで、僕が大口を開け、目の回りをクシャクシャにして笑う度に、「あ、いまのでシワが増えた。クソジジイ」と言います。そんな、シドイ。
けれど、おしゃべりな人ほど顔のしわが多いというのは「ヘアメイクの経験則としても当てはまる」と彼女は言います。肌の運動負荷が多ければ、それだけ皮膚が伸び縮みしてシワになりやすい。ついでに刺激もなるべく与えないほうがいい(S嬢談)。
美容整形ではボツリヌス毒を肌に注射してシワをなくすという方法があります。ボツリヌス菌の毒ですよ、奥さん! これは非常に強力な神経毒で、テロに使われるんじゃないかといわれるほどのシロモノです。そんなもんを肌に注射したら即死じゃないですかって、まあ、ちゃんと調節して使うですな。いや、実際、ちゃんとしないと危ないんですけどな。『ボトックス』というヤツですね。ボツリヌス菌毒素には筋肉の動きを抑制する効果があって、注射を打たれた表情筋は、動きや緊張を抑制されてしまいます。つまり、泣こうが笑おうが、その部分の筋肉が動かないので、肌にはシワができないと、そういうわけです。
つまり、ですね。
顔のストレッチによって筋肉を強くすることは、よりシワの出来やすい状態にするだけとも考えられるわけですな。これは先日書いた「ためしてガッテン」のミュラー筋の回でも指摘されていました。だから、顔の筋肉は動かすものではなく、リラックスさせるようにしたほうがいい、というわけです。
では、顔はまったく動かさないほうがいいのか。僭越ながら、それはどうかと僕は思います。だって、顔の魅力というのは、シワで決まるものではないでしょう。嬉しいときは嬉しい、悲しいときは悲しい。豊かな表情を見せる人はとても魅力的です。実際、タレントさんやモデルさんは、暇さえあれば自分の顔を鏡で眺めており、笑顔の作り方などを研究しているのです。表情だって訓練で作られる。それは顔の筋肉を自分の理想としてくせ付けすることといえそうです。
そんなわけですから、複雑な顔の表情が作れるように、顔の筋肉は意識して動かしたほうがいいと、僕は思っています。シワ一つない人が能面のような顔をしていたら、怖くて泣きます。隣のポチだってワンワン吠えますよねえ。
ただし、極端な運動は必要ないのではないでしょうか。ミュラー筋の話に戻れば、眉の上げ下げだけは避けたほうがいいと思います。ついでにいえば、指で肌をなで上げるようなマッサージも、それで重力に逆らえるとは、僕には到底思えません。

