厳しい寒さの折は熱燗にした清酒を飲むが、冬場とは言えこのところ暖かい日が多いので、晩酌は専らウイスキーを飲むことが多い。
ウイスキーは、大麦や穀物をアルコール発酵させ蒸留して製造する蒸留酒の一種である。原料面では、大麦麦芽のみを原料とするモルトウイスキー、穀物をベースとしたグレーンウイスキー、両者を混合して製造するブレンデッドウイスキー等があり、産地面では、英国で製造されるスコッチウイスキー、カナダで製造されるカナディアンウイスキーなど様々なものがある。
学生時代は当然の如くカネを持っていないため、国産のサントリーレッドやホワイトなどの安物を飲むことが多かった。暇を持て余す夜は、アパートで一人、ショットグラスに安ウイスキーをなみなみと注ぎ、グイグイ空けた。ある時、金回りの良い先輩が、下宿でスコッチウイスキーの逸品、オールド・パーを飲ませてくれたことがあったが、世の中にこれほど旨く、喉の通りの良いウイスキーがあるんだなと感動したものだ。
自分で稼ぐようになってからはいろいろ試してみた。荒っぽい味のバーボンウイスキーよりはスコッチウイスキーが好きなので、ジョニーウォーカーの黒や赤、バランタイン、ホワイトホースなどをよく飲んだ。既出「酒の効用」で書いたが、生まれて初めて飲んだウイスキーであるローガンのスコッチウイスキーも忘れ難い思い出のウイスキーである。
しばしば飲んだジョニ黒も、昔はデパートで進物用に売られており、とても手が出る値段ではなかったが、円高や酒税法改正のためか、今ではスーパーで二千円前後で売られているから、時代は変わったものだ。
最近は国産ウイスキーを飲むことが多い。現在我が家の台所には、既出「博打の効用 3」でゲットしたサントリーの高級ウイスキー「山崎」とサントリーオールド、その後再び1円パチンコで景品にもらったサントリーローヤルが2本、スーパーで購入したサントリーの黒角が並んでいる。
先日ローヤルの封を切ったが、高級品だけあって喉の通りが実に滑らかだ。ストレートで飲むが、口に含むと華やかな香気と明るい余韻が実によろしい。今、一番気に入っているウイスキーだ。
ウィキペディアによると、ウイスキーはカロリーが低く、通風の原因となるプリン体がほとんど含まれない上、ウイスキーを貯蔵・熟成させる木の樽から溶け出した抗酸化力の高い
ポリフェノールや、メラニン生成を抑制し美白によい成分が含まれるという。
書いているうちにだんだん一杯やりたい気分になってきたが、今日も遅くに子供の塾送迎があるため、お楽しみはまだまだ先である。