面接の帰りの時間に合わせてヘアサロンに予約を入れておいて、行ってきました
夏の終わりにかけたウェーブが悪すぎて(薬剤が合わなかったか、もしくは強すぎたようで、すぐに伸びてしまった上びっくりするほどパサパサに傷んだ
)、早く何とかしたかったんだけども、ダメージがひどすぎて手が出せないからしばらく待つように、とどこのサロンでも言われてしまったので、必死で
トリートメントしながら2ヵ月余り、我慢してたわけ。
髪って毎日触るものだし、鏡に映さなくてもそれなりに視界に入るものだし、そういうものの状態が悪いのは、精神衛生上も最悪なわけでして
やっと解決したぁ〜〜〜
ふわんくるんとした、つややかでナチュラルなデジタルパーマ
あぁ、これでやっと、しつこい
肌荒れもおさまりそうだ。
絶対、髪のストレスが原因だったと思うもん・・・
ところで、さ。
ヘアサロンに行くと、雑誌をどうぞと何冊か差し出されるじゃない?
だいたいどのお店でも、そのお客さんの年齢や雰囲気に合わせたものを3冊くらい選んで渡していると思うんだけど、今日のセレクトはひっちゃかめっちゃかだった。
いちばん上は 『
VoCE』、これは年齢的にはジャストだけど、特に好みでもないので違うのにしようかなと残りの2冊を見たら、 『
STORY』 と 『
ecrat』 ・・・
・・・・・・
あのさ。
あたし、いくつに見られたワケ?
施術前
トリートメントをしてもらいながら、『
VoCE』 の
アンチエイジング特集を読み流しながら、美容師サン(20代前半〜半ばとおぼしき男のコ)にさりげなく話しかける。
「お客さんごとに、合いそうな雑誌を選んで渡すのって、結構、気を遣いません?」
「・・・あッ・・・えぇ・・・まぁ、そうッすね」
美容師サン、妙にしどろもどろ
「このひと何歳くらいなんだろう? って悩むことも多いでしょう」
美容師サン、苦笑しつつも素直にうなずく
「だから私、いつもターゲット年齢ばらばらな雑誌を渡されちゃうんですよ」
美容師サン、返答につまりながらも笑顔は保っている。ほっほっほ、健気だねぇ(笑)
「『家庭画報』 渡されたら、その時点で帰っちゃいますからね、私」
美容師サン、微妙にひきつりながらも思わず吹き出す。
「え、『家庭画報』ッすか? そ〜れは、ちょっと・・・ですよねぇ」
「ね〜ぇ(笑)」
これは20代の頃、実際にあった話。
でもね、おニイさん、笑いごとじゃないわよ。
『
STORY』 も 『
eclat』 も、40代〜50代向けの
ファッション誌だからね。
『
家庭画報』 と紙一重だってこと、わかるわよねぇ??
私の歳は、『
VoCE』 の表紙を飾る吉川ひなのちゃんと1つしか違わないんだよっ・・・そんなふうには見てもらえないのはわかってるけど、さ。
それでも、わかってても、こういうのって結構せつないんだからさ、女は。
ま、あんまりいじっても可哀そうなので、その2冊をそ〜っと 『
MORE』 と 『
CREA』 にすり替えてくれたのは見て見ぬふりをして、話題を変えてあげましたとさ
あ、出来ばえは満足よ
デジタルパーマは持ちがいいし、手入れもラクだしね。
ようやく中身と釣り合いがとれてきた今の年齢が、私は好きだし、べつに若く見られたいとは望まない。
でも、せめて・・・歳相応に見てくれない・・・かな・・・
みゆきさん・・・
『お時間拝借』の頃、こういうネタ、2回ほど読んでもらったね、そういえば。
「ん〜で、茶髪になって、何と呼ばれているのでしょうかっ? 茶髪になっても『スイマセン、奥さん』と呼び止められたらそれはもう髪のせいでは、ない・・・何らかの雰囲気ということになりますけどもですね、ハハハハハ! 写真見てみたいもんですねぇ〜!」
日曜の夜のラジオから聴こえた、磊落な笑い声が懐かしいわ
でもね、みゆきさん、私はいつからか 「奥さん」 とは呼ばれなくなった。
呼ばれても全然おかしくない歳なのに、もう。
髪の色がどうこうじゃなく、顔つきがあの頃よりもヤンチャになったせいかしら、ね?
(笑)