そんなにエコでもない液晶TVでエコポイント取得 [2009年07月04日(土)]
我が家はエコポイントなど必要ないなあと思っていた。
ところが実家のブラウン管TVがいよいよみたいだ。
とりあえず映るのだが、キーンという異音が聞こえる。
症状が出始めて半年になる。
ぼちぼちぶっ壊れるかな。
心配しているくらいなら買っちゃおう!
と、母を連れ出してヤマダ電器へ。
本当はネットで多少リサーチした方が良いとも思えるが
年寄りが使うのであればプラス安心感が必要。
ヤマダは決して安いとは思っていないが仕方がない。
「32型でブランド問わず」と店員に言うと
「三菱のこれです」と即答。
現金価格で68800円。在庫ありの新品。
ほとんどそれに決まりかけたのだが、ちょっと色気がでて少し詮索。
東芝レグザを勧められる。
私の知人がこれを購入したばかりで見に行った。
色ノリが良く見栄えがよい画像。
何よりもHDD内蔵で録画できるとのこと。
また、USBのHDDを増設できると聞いていた。
これならTV一台でたいていのことがすむ。
店頭価格12万円ぽっきりと言われる。
年よりにフルHDはもったいないと思ったがHDD内蔵は使いやすいだろう。
というわけで、母も納得で購入決定。
と、同時に古いTVの引き取り手続き、エコポイントの説明を受けた。
古いTVの廃棄にもポイントが付くそうだ。
こんなに税金を大盤振る舞いして得をするのは家電メーカーと電器屋さん。
私たちは得したと思っていると大間違い。
その分の税金はこの後…。
エネルギー保存の法則 [2009年07月03日(金)]
物体の持つ力学的エネルギーは、増えることがない。
また、摩擦や抵抗などもすべて考慮すれば減ることもない。
これをエネルギー保存の法則という。
高さ10mに1kgの物体があるとする。
この物体の重力は9.8Nである。
また、高さ10mまで自然に持ち上がるわけではなく
誰かが、もしくは何かがエネルギーを使って持ち上げた。
9.8Nの物体を10mの高さに持ち上げる仕事は98Jになる。
この物体はこの98Jの仕事によって位置エネルギーを得る。
エネルギー保存に当てはめると位置エネルギーは98Jということになる。
この物体をこの高さから落とすと9.8Nの力で地球に引かれる。
高さ5mの瞬間では位置エネルギーは半分になる。つまり49J。
ということは消えた位置エネルギーは何かに保存されなければならない。
それは運動エネルギーである。
物体が自由落下するときは重力加速度に従って加速していく。
この加速するエネルギーは位置エネルギーが保存されたものになる。
従って5mの高さでは運動エネルギーは49Jになる。
地面に落ちる瞬間は位置エネルギーは0になる。
ということは運動エネルギーは98Jということになる。
次の瞬間、地面に激突した物体は停止する。
ということは運動エネルギーが0になる。
このエネルギーはどこへ行ったのだろうか。
落ちた地面の種類でいろいろな計算方法があるそうだが
大半が熱エネルギーに変化してそのまま拡散してしまう。
後は音や地面の変形などに使われる。
さて、エネルギーが保存されるとなるとその元は何から保存されたのか。
この実験の前は人が持ち上げた。
人のエネルギーは食した有機物からATPを生産することで得られる。
ということは食された食べ物は元をたどれば植物。
植物の有機物は光合成によって得られる。
ということは大元のエネルギーは太陽エネルギーと言うことになる。
私たちの生活の99%は太陽エネルギーを保存させて活動しているのだ。
今日のわんこ [2009年06月28日(日)]
今日のわんこは長野県からです。
とある坂の上の農家からわんこの泣き声が聞こえます。
ふと見上げると金網に器用によじ登って景色を見ているわんこ発見。
このわんこの視線の先は眼下に千曲川、遠くに八ヶ岳が見えます。
あの苦しい耐体勢をガマンするだけの価値のある景色です。
しかしながら、この地方の冬は厳しく雪はそれほど積もりませんが
気温はマイナス20度になることも。
それでもこのわんこは左下に見える粗末な犬小屋で元気に生活しています。
弁当見切り セブンイレブンに排除命令 [2009年06月22日(月)]
「セブン−イレブンジャパン」が販売期限の近い弁当やおにぎりを値引き販売する
「見切り販売」を不当に制限していたとして、公正取引委員会は、
独占禁止法違反(優越的地位の乱用)で、違反行為の取りやめと
再発防止を求める排除措置命令を出した。
なんともこころが暖まるニュースである。
私たちの身近にも私を含めて食うに困っている人たちはたくさんいる。
例えば、家庭の事情の悪い中高生。
親は子供に数百円渡して昼をすませろと言う。
最低限の物ですますか、学校の購買で安く売っている弁当を買える。
ところが食べ盛りの男子だと足りないことも多いし購買は往々にして売り切れ。
少しでも安くてたくさん食べたいのである。
一方では、日本は世界屈指の食品廃棄物が多い国。
年間1900万トンとも言われる。
このうち可食廃棄は500〜900万トンと推定されこれが問題となっている。
すぐに海外の飢餓で苦しむ…という極端な例をあげる人たちがいるが問題のすり替えだ。
また、家畜の飼料にリサイクルというのも聞こえはいいが問題のすり替え。
要は人が食うために作った物をなぜ廃棄するかだ。
スーパーの閉店近くに行くと良くわかる。
半額シールが張られるのを待つ人たちがいかに多いことか。
安く売りたくないのなら最初から少量作ればよい。
無駄に廃棄したくないのなら安くして売り尽くせばよい。
それでも売れ残る商品は明日から作らなければよい。
そんなことでは儲からないから困るというのならもっと儲かる仕事をすればよい。
生鮮食品や弁当などの食品をうまく作ってうまく売るのは難しいそうだ。
だから無駄に捨てても良いというセブンイレブンの姿勢はやはり非難されるべきか。
NHK、日テレのエコ番組 [2009年06月22日(月)]
最近は政府もマスコミもネタがなくなるとニセエコロジー。
最近は「エコ」と叫べば何でもOK、錦の御旗(にしきのみはた)である。
このブログでも何度となく取り上げたし、同感のコメントもいただいた。
最近妙に気になるのがエコなら未来は明るいという表現だ。
例えば電球を電球型蛍光灯に替えろという話。
確かに蛍光灯は白熱球に比べると半分くらいの消費量であるから正しい。
しかしながら商業施設などのつけっぱなしが前提である。
トイレの電球などはついている時間は家庭にもよるが数時間である。
それでも消費量が少ないに越したことはないが家庭の場合、購入金額も気になる。
あの蛍光灯は結構高価なのである。
多少のエコのために高価な蛍光灯を買うのなら単価の安い白熱球でこまめに消灯して
使う方がよっぽどエコなのである。
太陽電池も取りざたされているが数百万円する物を一般家庭に求めるのはいかがなものか。
金持ちは何でも良いだろうが節約家庭だと月の電気代は5000円ぐらい。
この前来たエコ器具の押し売りが言うには4人家族の平均が5600円だそうだ。
太陽電池の発電量とイニシャルコストを鑑みると現在の状況で元が取れるのは
20年で月8000円以上の家庭だそうだ。
早い話がエコ○○で本当にエコできるのは、現在エコでない家庭と人たちである。
確かにTVなどのマスコミはエネルギーを無駄にたれ流している状態だから
彼らがエコと唱えるのはある意味正しい。
あいつらにはエコという考え方が最も必要である。
私たち、比較的普通の一般人がエコをしたいのならとにかく出費を抑えるのが正しい。
基本的に半径5km以内で行動すると良い。(まるで中学生だな)
東京などの都会には間違ってもぷらっと行ってはいけない。
お父さんは仕方ないが子供を片道60分以上、交通機関に30分以上乗るような
遠くの学校に行かせるのもエコではない。
地元の学校でしっかり勉強させるべきである。
300円以下で買える激安弁当 [2009年06月17日(水)]
西友で購入して食べた。
必要にして十分。
400円、500円の弁当に比べて遜色ない。
(多少は遜色あるかも)
味や食材の質を考えると猛烈に良い。
裏を返せば今までの500円のコンビニ弁当はかなりぼったくりだったわけだ。
ここまで経費を切りつめられるのかと感動した。
購入する側も出費を抑えられると喜ぶ。
数日後、飲み屋に行ったときほんの一口しかないお通しの切り干しだいこんが
315円!
なんだか悲しくなった。
ペットボトルのリユース [2009年06月16日(火)]
我が家ではペットボトルが不足している。
ペットボトルはようやくリサイクルがうまく動き出した。
それでも自然分解しない環境負荷の大きいものである。
それでも便利ゆえ100%否定するのも難しい。
とりあえずペットボトルの商品はできる限り買わない。
私も妻もインドアの仕事ゆえペットに頼る必要はない。
マイカップを使ってポットからお茶を飲めばよい。
となるといつペットボトルが家に入ってくるかというと9割がもらい物である。
研修会や会議、何かの景品などペットボトルのお茶をよくもらう。
我が家でのペットボトルはこれのみで購入は月に一度あるかどうかの旅行で
かつ、作り置きのお茶を持参しなかったときに限られる。
年に数回数本である。
冷たい飲み物が好きなので家ではお茶を沸かさない。
そこでガラス製のボトルに日本茶の葉と水を入れて数時間放置。
漏斗と網を使ってあいたペットボトルに入れて冷蔵庫に保管する。
エコを意識した中高生もそうやって学校にお茶をもってくる。
ペットボトルをこうやってリユースすると単純に環境負荷は半分になる。
我が家は10回ぐらいリユースするとさすがに内部のヨゴレが気になるようになり
いよいよリサイクルの袋に入るわけである。
リサイクルは資源の保護には良いと思うが、環境負荷の面からいえば微妙だ。
工場を造るだけでもものすごく環境に悪い。
化石燃料を燃やしてボトルを回収して、水と洗剤で洗浄。
粉砕して処理してようやくチップになる。
このチップは今のところペットボトルに復活はできないとのことだ。
つまり厳密には環境負荷の面でリサイクルにはならない。
処理のためにエネルギーは使うが単純に燃やさないだけである。
従って飲料メーカーやペットボトルメーカーには悪いが
我が家ではこのようにリユースして出費も抑えている。
日本は企業に都合の悪いことを言ってはいけない。
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提言
お茶や飲料を購入して飲んだらあいたペットボトルに水道水、
もしくは作り置きのお茶を入れてみんなが一度リユースすれば
リサイクルより数倍の環境負荷を押さえられる。
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みんながきっちり3回ぐらいリユースしたら関係企業の倒産が相次ぐか。
ズームイン、デコクロ、シマデコ、デコブーム [2009年06月16日(火)]
先ほどズームインでデコクロの話をしていた。
ユニクロの服は多く出回りすぎてかぶってしまうので改造して個性を出そうというもの。
早速「デコクロ」で検索するとでるわでるわ。
基本は100円ショップでアイテムを購入して貼り付ける。
上級になると縫製をほどいてリメイクしたり丈をカットしたりする。
普通の白いシャツにボタンやアクセサリーを加えたものが紹介されたが
費用が2000円と表示されて腰が砕けた。
最初から…と誰もが思う瞬間である。
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もう一つ思うのが彼らは暇だということ。
普通に仕事をしている人にここまでの発想と工夫はない。
(もちろんある人もいるが一般論として)
私もパソコンや鉄道模型などで暇をつぶしているから他人のことは言えないか。
そしてもう一つは安くないこと。
しまむらやユニクロは安さで売っている。そしてそれを買う。
ところがそれに何百円と買い足していったらどこかで相当の商品の金額になる。
100円一点もので劇的に変わるというならそれはそれですばらしい。
ところが人間の欲望と感覚は際限なく、どんどん買い足していくことになる。
アホな女子高校生の化粧や携帯のゴテゴテを見ればわかる。
際限がないのである。
そんな高校生が主婦になるとこんな感じになるのだろうか。
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昔からそうなのか、最近の傾向なのか、このように目先の見てくればかりに
こだわる人が多い気がする。
アクセサリーや服などどんなに飾り立てても中身の人間は変わらない。
それどころか飾りすぎることで中身の価値まで落としている様に見える。
バイクを買うとファッションだそうでうるさいマフラーに換えたがる。
周囲の人は「うるせーなあ。どっか遠くへ行けよ。いなくなれ。」
と思われていることに気づいていないかのように、得意げの顔で運転する。
ズームインでは女子アナがコーナーの最後に
「センスが問われますね。」と閉めていた。
年収1000万以上の美人、スタイルがよい彼女らにはセンスの面でお気に召さなかったようだ。
200年住宅って何よ?! [2009年06月13日(土)]
昨日、住宅メーカーのレスコハウスの後藤君と話をした。
「景気はどうか」との質問に「あまりよくないですね」と答える。
「政府の対策は効果がないのか」と聞くと
「ローン減税も効果は今ひとつ。
 最大何百万と言うけどそれだけの所得税を払っている人の話。
 だいたい年収1000万円以上じゃないと」
「ローンが長期化したことはどうか」
「50年ローンが出てきましたがあれは親子ローンではなくて一世代です。
 完済が80歳の設定なので30歳以下の人が対象です。」
「テレビで200年住宅とやっていたが、あんな物で200年もつのか」
「政府の対策は常に最大市場の木造建築をターゲットにしています。
 実際は床下の点検スペースがあるなど、付加的な要素がおおい。
 構造計算や部材などに厳密な縛りは無いと思います。
 それにいくら外側から保守点検をしたとしても20年とか50年という単位では良いですが
 100年とか200年となると材木の性質上厳しいと思います。
 我が社のコンクリート住宅は構造的にも理論的には最強なので、
 政府の余計な審査やお墨付きなどもらわなくても耐久性は一番なのですけどね。」
一部の住宅建物や神社仏閣など100年以上立っているものもあるが
もともとものすごくコストと手間をかけていたり、立ってはいるが住宅としての
実用には耐えられない物もある。
たかだか30坪2000万円程度の木造住宅が200年という根拠がますますわからなくなった。
ちなみにレスコハウスは新日鐵グループで倒産の心配はほとんど無い。
コンクリートパネル工法は地震だけでなく風、雨、積雪、塩害にも強い。
オマケにコストダウンが進んで有名プレハブ住宅メーカーと比べても高くはない。
詳しくはレスコハウス加平営業所へ。
「アナログマ」というキャラクターが出現 [2009年06月06日(土)]
「地デジカ」に“対抗”して、アナログ放送とクマをもじって作られた
「アナログマ」というキャラクターが出現したそうだ。
完全地デジ化には少なからず批判も出ているのも事実。
政府は何がしたくてかはわからないが、やみくもに推進している。
貧乏世帯には地デジチューナーを配るだとかマヌケなことを言う。
地デジをアナログブラウン管で見るのは本来の地デジの高画質に反するだろう。
デジタルをアナログにして見るのなら最初からアナログの方がよっぽどいい。
と、アナログマは言いたいのかな。
話変わって、
本日の新聞に「エコともったいない」という記事があった。
まだ、使える機器を捨ててエコポイントのついた新品を買うことが本当にエコなのか。
もったいないじゃないか。というもの。
10年前の電化製品に比べて最新の物は50%も消費電力が少ないという。
しかしながら、90年代も終わりの頃は銀行や証券会社がつぶれたりの頃。
この当時はCO2問題や省エネなど多く叫ばれた頃で当時のカタログを見ても10年前の半分とうたっているものが多い。
ということは最新エアコンは20年前の4分の1の消費量なのだろうか。
もちろん答えはノーである。
90年代にはエアコンや冷蔵庫のモーターやコンプレッサーなどの高効率化は行き着いてしまっている。
電気代を家計簿につけている人は調べればわかる。
エアコンや冷蔵庫を新型に買い替えてもそれほど電気代は安くなっていない。
それより便利な機器が増えるほど電気代は増える一方である。
世の中うまくできていて電気器具など10年も使えば壊れる。
もったいないからと修理して使う人もいるが、故障したらこの辺が替え時ではある。
ところがエアコンや扇風機、ストーブなど20年以上もったと言う話も多い。
これは当たり前で季節家電は利用頻度が限られるから長持ちしてしまうのである。
それでも10年15年とたてば故障はしなくてもボタンが取れたり変な音や匂いがすることもある。
そうなったら危険も伴うので買い替えた方が得策である。
と、いうのが本来のエコでありもったいないである。
特定の期間だけ税金を切り崩してバックするから買い替えろと奨励するのは
エコの観点からも、もったいないの観点からも大きく逸脱した方策である。
最初からパナソニックと日立と東芝を儲けさせるために税金を使う、
と正直に言った方がよほど潔い。
今年は東京モーターショー [2009年05月22日(金)]
アメリカの自動車会社は仕方がないのだが
東京モーターショーに不参加を表明した会社は
ヨーロッパメジャーが並ぶ。
フォルクスワーゲン▼アウディ▼BMW▼メルセデスベンツ▼スマート
▼プジョー▼シトロエン▼ルノー▼フィアット▼アルファロメオ
▼ランボルギーニ▼MINI▼ジャガー▼ランドローバー▼ボルボ▼サーブ
私でも知っているほぼ全てといってもいいくらいだ。
もちろん去年からのクルマ不況が原因だ。
ここで私の着目したのは。
私はこの一件を報復と考えている。
先月から始まった(エセ)エコカー減税。
リストを見るとレクサスやエルグランドが入っている。
そこら辺を走ればわかるが5km/Lぐらいしか走らない。
エコ減税ではなくて業界救済減税である。
エルグランドを足代わりに使って地球に良いことなど一つもない。
その基準となる10.15モードというのも定地走行よりはマシにしても
そのデータのとり方に不自然さがある。
その好例がVWニューゴルフ。
TSI技術を熟成させてきた。1.4Lですごいクオリティだ。
ところがゴルフに限らず外車は減税対象外。
10.15モードも外車はからめのデータになっていて
外車の数値の方が実走行に近いそうだ。
極めて日本に有利な不公平な税制であることがわかる。
これでは海外メーカーからそっぽを向かれても仕方がない。
日本のメーカーは、普段使いもしないシートを7つもいつも積んで
走るきわめてエネルギー効率の悪いミニバンを作り続ける。
それをエコとして優遇しようとする行政。
200万のハイブリットをありがたがる人たち。
130万のフィットやヴィッツと同じ燃費なのに。
日本は良い国である。
エコはエゴ、朝日新聞坂本龍一氏 [2009年04月25日(土)]
本日の朝日新聞に尊敬する坂本龍一氏のコラムがあった。
わかっているつもりであったが目から鱗である。
本当にエコしたかったら森に住めばいいのである。
本当のエコは物質文化からの脱却である。
政府が推奨するエコとは
数百万円のソーラーパネルやハイブリッドカーを買い
省エネと書かれた巨大な冷蔵庫や液晶テレビを買い
省エネのエアコンで省エネ住宅のひろーいリビングを冷やして(温めて)いる。
こんな金持ちのために私たちから集めた税金をたれ流している。
もっともたちが悪いのは、上記の金持ちは
「私は地球にやさしい」とこころから思っていることである。
人間が生きていくためには食費で1万円あればよい。
その他の光熱費や衣料費、住居費など世帯で5万円もあればよい。
5人家族で10万円、年間120万円で生きてゆける。
よい場所に住みたい、よいクルマに乗りたい、旅行に行きたい
よい教育を受けたい、よい病院で病気を治したいなど、すべてエコではない。
保身と出世のために蛍光灯をつけてエアコンつけて遅くまで
どうでもいい書類を作ることはエコではない。
宇宙開発も大学の研究もエコではない。
自分が生きるため以外のことは何もしないことこそ本当のエコだとおもう。
実際それでは社会は機能しなくなる。
だからといって経済優先、景気対策、金持ち優遇のエコとは聞いてあきれる。
文字通り、エコではなくエゴだ。
秀作漫画、朝日新聞夕刊「地球防衛家のヒトビト」 [2009年04月22日(水)]
お堅い朝日新聞の中でひときわ異彩を放つのが
夕刊の「地球防衛家のヒトビト」である。
タッチのあらい画風もさることながら内容もかなりシュールである。
本日夕刊は笑えた。
−−−−−−−−−
エコ商品に補助金が出るみたいよ
ウオー
クルマよりエコな自転車を買おう
エアコンよりエコなうちわを買おう
と、お店へ
そちらの商品に補助金はありません
こっちの方がエコなのに…
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というオチなのだが。
新聞もTVも何を買えばどれだけお得かにうかれているが
普通の人たちは無用な消費に税金をばらまくことに何のエコも感じないのである。
結局特定の民間企業に利益をもたらすような政策は合法的な利益供与である。
底抜けダムに600億円せっせと払い続けることと同様。
自動車を廃棄して自転車を買う人こそエコの補助を受けるべき。
がんばれ「地球防衛家のヒトビト」
我が家の補修リフォーム [2009年04月19日(日)]
注文建築一戸建てを購入して早10年が過ぎた。
同時期新築した近所の家が外壁塗装の工事をしている。
その辺を察知してか我が家にもリフォームのお誘いが来る。
最初は地元の安くしてくれるという業者に頼もうかと思っていたのだが
どうも話はそう簡単ではないらしい。
我が家は鉄筋コンクリートパネル工法というちょっと特殊なもの。
外壁の塗装や補修も木造や鉄骨構造とはちがう技術がいるらしい。
と、いうわけで施工業者の関連で頼むと見積は一気にふくらんで
100万円を軽く突破してホンダフィットが買えるくらいの金額となった。
しかしながら実際に住んでいる建物の補修であるので無くてもよいと言えない。
というわけで泣く泣く頼むことにした。
マンションに住んでいても管理費の他に修繕積み立てを支払う。
計算するとやはり一戸建ての方がコストがかかるみたいだ。
さらに地震に強いとか耐久年数が長いとかでコンクリート住宅を選択したが
木造よりさらに補修のコストもかかるものだと実感した。
頑丈とか付加価値がある建物は高額だが維持するにもそこそこ高額である。
これから一戸建てを購入する方は10年後の補修にどのくらいかかるか
きいておくと良い。
yahooカード(クレジットカード)の怪 [2009年04月17日(金)]
yahooとは古いつきあいである。
その中でも特に深いつきあいなのがクレジットカード。
多分初期からの優良ユーザーだ。
限度額も7ケタであった。
ところが、そんな2年前のある日一方的にカードの解約を迫られた。
なんとカードの親会社が変わるためとのこと。
そして、新しいyahooカードを作るように要請された。
そこで新たに作って支払いも新しいカードに設定した。
それまでのカードのポイントは引き継がれないとのことでがっかり。
その時にETCカードも作れとのことなのでいっしょに作る。
しばらくすると、yahoo suicaカードを作れとメールが来た。
優良ユーザーとしてはsuicaも使えるからいいだろうと申請しようとすると
全て最初から手続きしろと言う。
yahooに問い合わせると、新たにカードを作ることになるそうだ。
ポイントなども引き継がれない。
2枚も必要ないと言うと「だったら古い方を解約すればよい」とのこと。
あまりの無責任さにあきれて作るのをあきらめた。
そして今週事件が起きた。
いきなりメールにて
「ETCカードは今年から年会費1050円引き落とす」とある。
オイオイ、いままで年会費無料と言うことで使っていたわけで
いっぽう的な徴収は契約の破棄と同じ意味だ。
というわけで解約をしようと電話したがその日はずっとお話中。
翌日もつながる気配がない。
とりあえずyahooヘルプからなんとかこちらの意向を伝えた。
5日目の今日、メールにて返事が届く。
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平素はYahoo! JAPANカードをご利用いただき、誠にありがとうございます。

Yahoo! JAPANカードの退会について、ご案内申し上げます。

現在、Yahoo!カードコールセンターへのお問い合わせが殺到し、
電話がつながりにくい状況となっております。

お客様には多大なご迷惑とご不便をおかけしておりますことを
深くお詫び申し上げます。

Yahoo! JAPAN ETCカードの退会をご希望のお客様には、弊社より
退会届を郵送にて送付させていただきます。

大変お手数ですが、以下の手順で、退会を希望する旨をご連絡ください
ますようお願い申し上げます。
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というわけで臨時しつらえと思われるページから手続きができるそうだ。
どちらかというとyahooのサービスは丁寧で信用がおけると思っていたが
いよいよここに来てほころびが見え始めた。
頼みのBBもメタルは価格破壊の急先鋒だったが
ひかりの時代になってからは他社よりメリットがあまりない。
契約者もフレッツなどにずいぶん取られている上
不景気でたのみのポータルの広告収入もよくないようだ。
10年以上続いたyahooとのつきあいもそろそろ終わりが近づいているか。
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