Ken’s Bar II(ブルースペックCD) 平井堅 [2009年07月10日(金)]
Ken’s Bar II(ブルースペックCD)
この(ブルースペックCD)に興味を持った。
早速先月アマゾンに注文したのだが1ヶ月経っても届かない。
アマゾンにはイヤミの一言を書いてキャンセル。
今回はセブン&アイから購入した。
先ほど届いて早速再生する。
(ブルースペック)とはいっても盤面は普通に銀色だ。
このアルバムはアコースティック楽器と平井の歌というシンプルな構成ゆえ
音質をチェックするには良いかもと購入を決めた。
ただし、購入には私の強妻のお許しが必要だが、平井ファンゆえすんなり予算通過。
話がそれた。
ピアノの音はやや控えめ。
ピアノの弦からすこし距離を置いた(マイクまでの)感じの距離感。
3曲目のニューヨークシティセレナーデから平井の声が入る。
これがかなり良い。
楽器にたいしてややレベルが高めで彼の歌を全面に押し出す録音。
この声がつややかで今までにないクリアな感じである。
クリアなのだがいかにもデジタルというとんがったとげとげしさが無く
肉声に極めて近い角がとれた生々しさである。
比較するソフトを入手すべきだな。
少なくとも彼の過去のシングル曲のCDよりは声質がよりクリアになっている。
また、楽器までの距離感、奥行きの表現が豊かになった印象だ。
SACDを初めて再生したときよりインパクトがあるのは
このKen’s Bar IIの録音が良いせいもあるのだろうか。
posted at 17:35 | 読書、音楽 | この記事のURL
名作、巨人の星 [2009年07月03日(金)]
部屋を整理していたら出てきたシリーズ。
本日は巨人の星。
実は整理するまでもなく我が家のリビングの一角にある
名作漫画コーナーに常時展示してある。
この本はコミック単行本ではなく講談社漫画文庫のシリーズ。
1976年第一刷とクレジットされている。
価値があるかどうかわからないが私の宝物だ。
毎年、8月の夏期休暇にエアコンをかけた部屋で70年代のCDをかけながら
1巻からゆっくり読む。
なんの障害もじゃまも入らなければ2日で読み切れる。
隔年で読む。
隔年というのはもう一つの名作「あしたのジョー」があるからだ。
本来なら8月にこのネタを書くべきなのだが
先ほど無料動画サイトのGyaOを見ていたら巨人の星が目にとまり
ついつい第一話を見てしまった。
長島が立教から巨人に入団する記者会見で飛雄馬が乱入。
川上が追いかけていき一徹と再開するという名シーンである。
長島入団など私には生まれるはるか前の遠い話ではあるが
この漫画のおかげでとても親近感をもって古い映像を見ることができた。
そういえば最近スポ根漫画が無くなったなあ。
今のジャイアンツじゃドラマにしにくいなあ。
次の機会には楳図かずおのまことちゃんをコメントします。お楽しみに。
posted at 20:58 | 読書、音楽 | この記事のURL
デアゴスティーニ『週刊 ウルトラマン オフィシャルデータファイル』 [2009年06月07日(日)]
デアゴスティーニ『週刊 ウルトラマン オフィシャルデータファイル』
を、一巻だけ購入した。
ウルトラマンや怪獣データにはあまり興味がない。
制作当時、綿密な科学的考証がなされていればそれなりに楽しめるが
怪獣の身長と本編画面で実在の建物との比率の不整合を見るとがっかりする。
さらにベストセラーになった『空想科学読本』でも多くふれられている。
一つ紹介するとウルトラマンや怪獣の体重が何十万トンと記載がある。
身長が40〜50mから計算すると1m当たり1万トン、
我が家のフィギアで測定すると身長45cmに対して平均的な胴の太さは6cm×4cm。
これを比率で計算すると21立方m当たり1万トン。
1立方mは100cmの3乗、1トンは1000kgだから…、密度は2.1kg/cm3である。
これは最も密度の大きい金属の白金が21gであるからその100倍の密度だ。
そんな物が存在するわけがないし、万一あったとしても地球の重力には勝てず
あの細い足で着地した瞬間に地面にズブズブと潜ってしまうだろう。
『空想科学読本』を読む前から体重が重すぎるとは子供心(大学生まで?!)
に思っていたが、この本を読んですっきりした。
話が戻って
というわけで、興味があるのは制作秘話。
最後の方に結構書かれていて面白かった。
円谷一が監修はじめた帰ってきた以来の昭和のウルトラマンは興味ない。
ストーリーや怪獣のクオリティが低すぎる。
本家本元のウルトラマンはウルトラマンだけである。
ウルトラセブンには独自の世界観があってウルトラマンとは異なる。
それ以降の雨後の竹の子のようなウルトラマンシリーズと分けて欲しいと
感じるのはオッサンの私だけか?

書店で購入したとき「おっ!」と言ってしまったのが写真にある袋である。
専用ファイルがつくために発売元が書店に配布したもの。
ちょっと得した気分になったのも、私だけか?
posted at 10:07 | 読書、音楽 | この記事のURL
高木彬光、邪馬台国の秘密、奈良の箸墓古墳、卑弥呼の墓 [2009年05月29日(金)]
新聞やネットニュースで奈良・桜井の箸墓古墳、卑弥呼の墓の文字が躍る。
ちょっとでも歴史に興味がある人なら思わず食いつくネタである。
私はそれほど邪馬台国に興味関心があるわけではない。
が、思い出はある。
思春期の頃、推理小説好きな友人から勧められて貸してもらった本。
高木彬光、邪馬台国の秘密、である。
アマゾンで調べると新書として売られている。
もともと高木彬光はこてこての理論派の推理小説作家。
その彼の持論を歴史推理として書かれたものだ。
内容の真偽は別にして面白い。また、勉強になる。
私は邪馬台国に関してはこの一冊しか読んでいないかも。
それでも今でも興味があるのはこの本のおかげである。
ちなみに当時前後して『成吉思汗の秘密』も読んだ。
成吉思汗が義経であるという奇抜な話である。
私の興味は歴史小説には向かわず推理小説に向かっていった。
なんだか急に高木彬光が読みたくなったな。
映画化された「白昼の死角」、「刺青殺人事件」などをもう一度借りてこようか。
posted at 17:16 | 読書、音楽 | この記事のURL
上野、ルーブル展 [2009年05月16日(土)]
ダビンチコードは良かった。
二度原作を読み二度映画を見た。
オマケに雨後の竹の子のようにでてきたモナリザや最後の晩餐の
TVスペシャルも思いっきり見てしまった。
そのくらい奥深い物なのである。
そんなルーブルの芸術を見る機会が訪れた。
上野でルーブル展をやっているとのこと。
マスコミでもずいぶん取り上げられている。
早速入場券を入手して本日行った。
11時過ぎに上野に着いたのだがすでに写真の通り。
入場までずいぶん待たされることになる。
それでもこういうイベントだけにチャラチャラしたアホはいないのが救い。
ようやく館内に入る。
今回は17世紀の絵画が主題である。
もともとこういう絵画に興味関心がない私は始めて見る。
教科書や雑誌、TVで見たことのある絵画であるがまったく別物。
本物はとてもカラフルで、緻密で、陰影まで丁寧に描かれている。
今回のルーブル展に出品されている絵画は抽象画はほとんど無く
ひたすら緻密に描かれている。
どんなに地デジやブルーレイが進化したとしてもこれらの絵画を
正確に伝えることはできないと思った。
ましてこれらは300年以上前に書かれているとは信じられない。
改めてモナリザなどのダビンチの作品を見たいと心から思った。
posted at 18:41 | 読書、音楽 | この記事のURL
金閣炎上 [2009年05月12日(火)]
土曜日朝日新聞夕刊、昭和史再訪を読む。
中学生の時、初めて金閣寺を見たときは衝撃だった。
高校生の時も修学旅行で再び見ることになった。
大学を卒業して中学の教員になると2年おきぐらいに見ることになる。
私にとっては東京タワーより身近な存在である。
中学生の時、修学旅行の前後に金閣寺が放火で焼けてしまっていたことに驚く。
と、同時になぜ火が放たれたのかとても興味が湧く。
当然のように三島の「金閣寺」を読んだ。
この本は大人になってからも読んだのだが、今ひとつしっくり来ない。
そのわけがこの朝日新聞の記事でわかりかけた気がした。
この犯人は最後の戦前の教育を受けた世代。
そして戦後になり世の中の変化、変貌に…、だそうだ。
実際の犯人は大文字山で自殺していたところを見つかり逮捕。
父親は子供時代に死んでいた。
母親が面会に来たそうだが彼は母親は期待ばかりで私に冷たかった、
と面会を拒否。母親は舞鶴に帰る列車から身を投げて自殺した。
7年の懲役だったが5年で出所。折しも金閣寺再建の年だった。
その半年後に父親と同じ病気で死んだ。
三島の文学よりはるかに波瀾万丈である。
まさに小説より奇。
posted at 21:38 | 読書、音楽 | この記事のURL
どくとるマンボウ、北杜夫 [2009年05月10日(日)]
中学の時だったか小学生の時だったか
北杜夫の「どくとるマンボウ航海記」の一部を国語の時間に読んだ。
教科書だったのか問題集だったのかは覚えていない。
すぐに図書館に行き借りて読んだ。面白かった。
それまでは流行ったり面白いストーリーの本を読む習慣はあったが
一人の作家を好きになったのは多分初めて。
私の中学の恩師の田神先生にそのことを何気なく話したところ
「私が学生時代に読んだ古本で良ければたくさんある、あげるよ。」
とうれしいコメント。
早速先生の自宅に押しかけて、大きな倉庫に連れて行かれた。
茶箱(今時聞かないな)の中から大量の本が出現。
北杜夫はかなりの種類がある。それ以外にもゲバラや瀬戸内晴美など。
片道6kmの道のりを自転車で何往復もして、たくさんいただいた。
北杜夫のマンボウシリーズだけでなく小説も面白かった。
私に強い影響を与えた作家と恩師であった。
大人になってから北杜夫に触れる機会はほとんど無かった。
と、今朝、タイマーでTVが勝手につくと半分目を閉じたまま何となく聞いていると
「北杜夫」と何度も聞こえる。
目を開けて画面を見ると白髪のよれよれの老人が見える。
なんと北杜夫本人であった。
高齢で娘の助けを借りてのトークだったが、少ない言葉の中にも
往時の切れ味鋭い話がぽつんぽつんと出てくる。
ほこりをかぶった田神先生の本をもう一度読もうかと書棚の前に行った。
posted at 08:24 | 読書、音楽 | この記事のURL
恐るべし松田聖子、NHK、SONGSより [2009年05月08日(金)]
先日放送したNHKSONGSを見た。
今回は特番で複数のボーカリストが登場した。
一番最初は松田聖子だった。
私の学生時代のアイドルであった。
今も我が家にレコードも何枚かある。
クルマにはCDを常備している。
毎日聞くわけではないが松田聖子はいつも近くにいた。
しかしながらそれは彼女が18〜22歳の彼女の声だった。
たまにTBS「うたばん」などに出演する彼女を見る程度。
真剣に見たことなど無かった。
今回、このころの一番輝いていた数年の名曲を今の彼女が歌っていた。
衣装もちょっと恥ずかしいくらいの若々しい物。
ところが、これがぜんぜんアリである。
彼女が結婚して全盛期で消えてしまった空白を埋めるかのような若々しさ。
その美貌を維持するのは大変な努力だと思われるが、それにしてもすごい。
声も相変わらずでブランクも年齢もまったく感じさせない。
そういえばこの頃片思いだった聖子ちゃんに雰囲気が似ていた彼女は
今頃どうしていることだろうか。
posted at 16:29 | 読書、音楽 | この記事のURL
忌野清志郎、がん闘病3年 [2009年05月03日(日)]
私にはけっして好きな音楽では無かった。
だから、よく聞いたなんてきれいごとは言わない。
にしても、70〜80年代に青春を過ごした人は耳にしていた。
彼は日本の音楽で一つのジャンルとして君臨していた。
歳を重ねても彼の自然体のスタイルがかっこよかった。
ガンのニュースには驚いた。
それも喉頭ガン、生存率の低いガンである。
最初にがんが見つかった06年。医師から声帯摘出手術を勧められた
が、歌手生命が絶たれることから拒否、放射線治療を選んだ。とある。
このときに、よほどの奇跡が起こらない限り彼の寿命は限定されてしまった。
復活ライブなどと世間は持ち上げていたが、ある程度知識のある人には
痛々しいライブであった。
死に直面しても彼は自分のスタイルを押し通した。
最後までロックをあきらめなかった偉大な人生であった。
posted at 19:46 | 読書、音楽 | この記事のURL
バンド・オン・ザ・ラン ポールマッカートニー [2009年04月28日(火)]
体力が無くなった、給料が下がった、上司から怒られた、
年下からイヤミを言われた、無礼な若者に出くわした、
信号が全部赤だった…と、歳を重ねてもいいことより
悪いことの方が圧倒的に多くなる。
特に私の場合はそうなのかもしれない。
そんなとき、聞きたくなるのがこのアルバムだ。
ロディがきれいで優しい音である。
ポールの才能がこれでもかと詰め込まれている。
私が入れ込んでいるのはアルバムのクォリティが高いだけではない。
このアルバムと出会ったのは私が坊主頭の思春期のはじめの頃。
もともと敏感なこの年頃の少年には刺激が強すぎた。
取り憑かれたようにビートルズに入っていったのを思い出す。
あの頃はどんなに歩いても、どんなに自転車に乗っていてもなぜか疲れなかった。
どんなに怒られても翌日にはけろっとしていた。
私の中学生の頃とこのアルバムは同化している。
何度聴いても目を輝かせて初めて聴いた頃に一瞬だけ戻してくれる。
この音楽はそんな心地よさがある。
posted at 18:50 | 読書、音楽 | この記事のURL
腐女子取扱説明書 [2009年01月28日(水)]
腐女子とは聞き慣れない言葉だがネットスラングが発祥らしい。
本は入手していないのでネットで見た内容で考えた。
基本的にオタクの女子バージョンらしい。
私が見かけた例を一つ。
1.ブログに精出す
これは男女関係なく存在する。
基本的にブログ、SNSで日記、コメントを書きまくる。
お気に入りに登録している気になる女子は1日10〜20件ぐらい日記をアップする。
さすがにそんなに書くこと無いと思いきやひたすらニュースの感想、コメントに終始。
仕事を持っているようだがたぶん携帯からだと思われる。
仕事もがんばっているとかかれているが、明らかに仕事はそっちのけだ。

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本の内容とはずれたみたいです。すみません。 
posted at 16:27 | 読書、音楽 | この記事のURL