鹿児島・国分とらやの極上元かるかん（ごくじょうはじまりかるかん）です。

先週まで開催されていた三越本店の鹿児島展で購入しました



かるかんは、やまいもからつくった和菓子です。なかにあんが入ったかるかんまんじゅうという白いおまんじゅうもありますが、今回ご紹介するのは、単なるかるかんです。

しかしただのかるかんではありません、古文書に則り、昔ながらの製法をもとにさらなる改良を加えてつくられたものです。えりすぐられた自然薯を主原料として使用しています

普通のかるかんは純白ですが、この極上はじまりかるかんは若干茶色味がかってます。添付の説明書きによると、自然薯の皮の粒がまざりこんでいるからだそうです

手にもつとしっとりしたかるかん独特の感触がします。見た目は、すのあいた白いカステラといった具合でしょうか

口に運ぶと、まず山芋のちょっと青みがかった香りがします。最初は少しざらっとした舌触りですが、噛んでいるうちにとろとろになります　まさにとろろのようなとろとろさです　最後に、自然薯の自然な甘さとなめらかな食感が余韻を残しながら、つるりと胃に消えていきます

とてもおいしい鹿児島の味です。