4ヶ月間 無料着付け教室 日本和装 に通ってます
今回は第4回目の授業の様子です。
本当は日本和装のカリキュラムとしては
名古屋帯を習う予定なんですが
やはり、みんなが一番使うとしたら袋帯。
なので私たちの先生は名古屋帯はさておき、
最初から袋帯を教えてくれています。
名古屋帯は大正時代に名古屋の女学生が考案したことから
名古屋帯というようになったそうです。
袋帯は名前の通り「袋」のようになっていて全体に布が2枚重なっています。
それに対して名古屋帯は1枚。
名古屋帯が登場するのはお葬式。
不幸なことが重ならないように・・・という意味があるそうです。
ご祝儀・不祝儀袋には結び方に色々意味があるのは知っていたけど
まさか着物の帯にまでそんないわれがあるとは知りませんでした。
前回、一応一通り帯までなんとか結べたのですが
とうていド素人の私が、1週間前のことを覚えているはずはなく・・・
すったもんだしながら、先生や周りの人に教えてもらいながら
どうにか着ました
着付け中、先生がお話ししてくださる雑学もとても楽しいです
着物には色んな柄がありますが
季節を意味するものもたくさんあります。
例えば梅なら1月、桜なら2月〜3月、もみじなら9月〜11月というように
季節に合わせて着なければダメ
特に四季を重んじる和装では時期はずれの柄はご法度
呉服屋さんで、
「桜は日本を代表する花なのでオールシーズン着れますよ〜
」
なんていわれることがあるそうですが、
それは真っ赤なウソ
だそうです。
やっぱり桜は季節にあわせて着なければ。
洋服でもそうですが「先取り」はOKですが
季節を過ぎてしまうとNG
着物の柄にも最近はサンタクロースなんてのもあったりして
季節の頃に着るととってもお洒落ですが
12月25日を過ぎて着てしまうと
お洒落どころか、とんでもないことに。
ねこ好きの方の為に、ねこの着物、ねこの帯、ねこの和装かばん
なんかもあるそうですよ!
中には愛猫の写真を持ってきて作家さんに
愛猫をモデルにした帯を織ってもらった方もいるとか。
・・・一体、いくらかかるね〜ん
(笑)
着物によく使われるのが
橘の花。
生徒さんの中に橘が入った着物を着ていた方がいらっしゃったので
先生が「これ、何だかわかる
」と教えて下さいました。
これがたちばなだそうです。→
へぇ〜これがたちばな!
知らんかった〜
※ココから先は私のバスガイド雑学です
たちばなとはようするにみかんなのですが
とっても縁起の良い花(木)なのです。
みかんは1年中青い葉をつけるし、たくさんの実をつけます。
常に栄え、子孫が繁栄する・・・ということなのです。
昔は「ときじくのかぐのこのみ」と言われ、不老長寿の薬と
信じられ、秦の始皇帝もこの実を求めたというお話があります。
私たちに身近な橘としては
雛飾りがあります。
雛飾りの向かって右側に桜の木、左に橘の木があります。
京都御所の紫宸殿の南庭に東に桜、西に橘が植えられており、
それぞれの近くに左近衛と右近衛が配陣したため、
左近の桜、右近の橘と言われますが
ようするにひな壇は紫宸殿(ししんでん)を模したものなんですね。
天皇から見て 右か左か・・・ ということなので、
向かって右が「左近の桜」
向かって左が「右近の橘」となります。
京都市には「左京区」「右京区」がありますが
これも北にあった大内裏から見て右か左かということななで
地図で見ると向かって右が「左京区」
向かって左が「右京区」となるのでややこしいのですが
天皇から見た地名になるので、そういうことになるんです。
着物の話しからかなり脱線しましたが
着物教室4回目は先週より、きれいにお太鼓が結べるように
おさらいと言う感じでした。
では次回はいよいよ、恐怖
の「帯セミナー」です
日本和装ブログ→コチラ
こんにちは。
お返事遅くなってしまってすみません
着物全体に桜やもみじやぼたんなど
色んな柄が入っていればOKですが
桜のみ・・・となるとやっぱり
春の着物になってしまうそうです。
季節物は着れる時期が限られてしまうけど
バッチリの時期に着ていると
とてもお洒落ですよね♪
着物セミナー、私は行けなかったのですが
ひろみんさんはどうでしたか?