最近読んだ2冊。
1冊目は、ナオミ・ノヴィク著 『テメレア戦記』
この本、とっても面白かった。
いわゆるドラゴンファンタジーなのだが、ドラゴンが登場する事を除いては
戦争冒険小説のようなカンジ。
舞台は19世紀ヨーロッパの統一戦争時代で、主人公は英国海軍に属する
ウィリアム・ローレンス。
軍艦・艦長だったローレンスが、ある出来事から孵化寸前のドラゴンの卵を
手にする事となり、生まれてきたドラゴン・テメレアの『担い手』となって海軍から
空軍へと変籍を余儀なくさせられるところから物語りは始まる。
そう・・ここでは空軍の戦闘機が飛行機ではなく、ドラゴンなのである!
それ以外は、フランス軍率いるナポレオンとの戦いなど史実に基づいたものと
なっており、ファンタジー好きだけでなく、歴史ファンにも楽しめる1作ではないだろうか。
この作品、日本ではまだ1巻が出ているのみだが、本国アメリカでは確か5巻くらい
まで出てるハズで、日本での続編刊行が待ち遠しい
ちなみにアメリカでは、「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督での
映画化が決定しているとのこと。
映像でも是非見てみたい
2冊目は、神永学 著 『心霊探偵 八雲 7』
「7」という数字からも分かるように、シリーズ7作目。
赤い左目を持つ大学生・斉藤八雲が主人公で、その目で死者の魂を見る事が出来る
という特殊な能力を持っている。
そんな八雲の周りにおこる様々な事件を、彼を取り巻く仲間と共にといていくミステリー。
見たことはないが、漫画化・ドラマ化もされていたと思う。
とても読みやすく、この7巻も1日で読み終えてしまった。
でも、最初の頃の方が面白かったカナ・・って少し思う。
さて、今日は誰が本の紹介をしてくれるのカナ
『最近ね、なんか変なの』
何が変なの?フジコ
『だって、ホラ』
もしかして藤松が本の所にいるから?
じーーーーっ
フジコ、そんな遠巻きに見てないで、一緒にやろうってお願いしてみたら?
『一緒にやる?』
モジモジ
コラコラ、そんなそっぽ向きながらお願いする子が何処にいますか
『やろー
』
フジコ、ずい分お姉(兄?)さんになったんだね
とりきちさん、こんにちは☆
お返事遅くなってゴメンナサイ
フジコと藤松、最近なかなか近距離ですよね
もう怖い、という感情はないみたいです。
時々煩わしそうに見てることもありますが、だいぶ存在を
受け入れてきたというか・・・。
確かに仲間意識のようなものがあるのかもしれませんね−。
とりきちさんに言われ考えてみると、縄張りを侵されて
怒ったりしてた部分もあったように思えます。
微妙な変化が見られ始めた今日この頃。
この後どうなっていくか楽しみデス