書きたいことがたまって行く今日この頃。
先週、美容院に行ってきました。
わたしの人生で、初・美容院
in China です。
もっと言えば、初・美容院
in ガイコク です。
そう、アメリカ在住時は美容院に行ったことなかったのです。
言葉には不安があったし、(そもそも前髪ってなんてゆ〜の?とか)
ジモティー白人しか住んでいないど田舎地方だったので、
彼らの技術ではアジア人の髪を扱えないのではという懸念もあり。
実際、現地に嫁いだ日本人の友人たち(
英語ネイティブ級)でさえ
美容院に行けば、皆ちびまる子ちゃん風になっていましたので、
だったら自分でちょっと切るか、一時帰国のときだけでいいや〜
と思っていたのです。
ところがどっこい、ここ中国は日本人と同じ髪質(に違いない)。
そこで、前からちょくちょく登場している友達二人に誘われるままに行って参りました〜。
元モデルママ(リンク)と、
NYからきたセレブなジョーママ(リンク)です。
背の高い二人にひっついて、相変わらずわたしは付き人・・・
行った先は中華広場6F、その名も
Celebrity Hair。
よっっ、セレブ!
ジョーママ行きつけ美容院で、彼女がいつも頼んでいる美容師さんに3人ともお願いしました。
なんとな〜く、わくわくテンションも上がり、
モデママ(彼女も初挑戦)に誘われ、一緒にパーマをかけることに!
そうです、
初・パーマ in China
ま、失敗したって死ぬ訳じゃないし〜。
まず、黒地で襟ぐりが橙色のオリエンタルなガウンを羽織らせられます。日本の清潔感を前面に出した色合いと真逆なのが面白い。
頭を洗う台へ。
ふんわりと洗い立ての
タオルを顔にかけてくれる、訳もなく、
そのままガシガシと洗われます。
わたしの担当の小姐はぐわしぐわしと爪を立てて洗い痛いくらいだったので、お願いして優しくしてもらいました。。。
さて、さっぱり洗われて、元の席へ戻ろうとしたら、
目の前にお坊さんが立っているのです。な、なぜ???
と思ったら、自分でした。焦った。
今度は、揮発性の匂いの強い薬剤を、小房に分けた髪の毛をぐいぐい引っ張りつつガシガシと叩き込んで行きます。わたしの担当小姐はとてつもない力持ちで、引っ張られる力に対抗して首を垂直に保つのが難しく、しまいにはそんな非力な自分がおかしくてゲラゲラ笑いながら首をかくんと後ろに倒してされるがまま。頭にラップをぐるぐる巻きにして、しばらく熱で温めます。自分の頭の回りに衛星の様にドーナツ状のヒーターが廻っていますが気にしない。
頭をもっかいガシガシ洗われて、さぁ、こっからが本番です。
ぐるぐるカーラーに巻いたかと思うと、頭上のクラゲ型ロボットみたいなのにつながれてゆくのです。お、重い。頭が完全に繋がれてしまいます。揺すってみたら、『動かすな』と怒られました。この時点でわたしの首、疲労マックス。
こちらはお隣のモデママの勇姿。
やがて洗ったり、またドーナツ衛星ラップ巻をしたりで、たっぷり3時間。仕上がりはさすがジョーママお勧めだけあって素敵な縦ロールウェーブ、セレブ風にしてもらいました。
セラミック・パーマっていうんだそうです。
日本生活の長かったモデママとわたしは「デジタルパーマは??」
とうるさく聞いたものの、これが持ちが良くってお勧めなんだそうな。
お値段、高級薬剤使用で割引済みで710元也(≒9940円)。
中国でパーマは意外と高いとは聞いていましたが、
・・・値段もセレブ級でした。
(ローカル理髪店の散髪は20元≒280円くらい)
この日の学校のお迎えでは会う人みんなに褒められて、すっかり調子に乗っていた私、その夜、帰宅したパパが見るなり
「ちょっと、、、強過ぎなんじゃない?
」
そこでハッッッと気付きました。日本人の感想を聞いてなかったから気付かなかった〜っ。あわてて2度
シャンプーして事態の鎮圧をはかったものの。。。
現在、寝起きのわたしの頭は
サイババです。
しばらくはこの頭を楽しもうと思いま〜す
それにしてもお友達と美容院に行くこと自体が初めてだったのでとっても楽しかったです。