滞在したのは三亜凱莱度假酒店(グロリア・リゾート・サンヤ)。
あれ?カタカナで書くとなんだかグロテスクな感じでイヤですね。
あ、『グロテスク』と言えば、桐野夏生の小説がありますね。
終始一貫したあまりのグロテスクさにビックらこいたもんです。
血がドバーーッていうのではありません。人の心の奥底の醜さ!
でね、このお話には偶然にも、
1980年代の中国の大都会、広州が舞台となる一節があるのです。
珠江という川の中州に位置する沙面島(昔の外人居住地)内の、
当時の超高級一流ホテルだったホワイトスワン・ホテルや、
その対比として描かれる広州駅や街中のむせ返るような混沌、
それらが生々しく描かれております。
20年後の広州を知る身としては、とてもリアルで面白かったです。
さて、脱線はここまでにして、グロリア・ホテルの写真です。
さんざんグロテスクと連呼してしまったんでお口直しに庭の花。
子供たちが遊び狂い、そのそばで母はトドの様に眠ったプール。
夜のプールはこんなです。
うふふ、今回はきれいな感じでしょ〜。
せっかくなのでチャイナっぽいものとして、
おまけに海南でよく出回っていたミネラルウォーターのボトル。
全国第五回人口調査で、海南人の寿命が長いことが明らかに!
こは如何に!?
水質優良、汚染無し
おことわり:チューペラ(中国語ペラペラ)の人ごめんちゃい、
わたしの感覚でなんとな〜く翻訳です!あしからず!
長寿な南の島っていうところが、日本の沖縄っぽいですね。
ところで、海南では飲料商品の偽物が良く出回っているそうです。
同じ日に偶然サンヤに来ていたママ友、飲ん兵衛のアンちゃんは、
スーパーでハイネケンのビールを箱買いして、2本だけ飲んだ所、
ぐわんぐわんになり、翌日おなかを壊したそうです。
一緒に来ているみんながプールで遊ぶ中、
一人ぼっちでお部屋でお留守番してるのが寂しくなったと見えて、
電話をくれました。
同行していた友達のキティちゃんは『味が変』と言って
飲まなかったんだそうな。
「味も変だったけど、次の日ホテルの売店で見たら、
缶も色もちょっと違ったんだよね〜
」
お〜い、だったらすぐ飲むのやめようよ!
そんなアンちゃん「今日はお水を飲んで大事にね」と言う私に対し
「大丈夫!
今日はホテルで買ったホンモノのバドワイザーだから
」
あっぱれ。