Fちゃんの誕生会で、ママ友から聞いた興味深かったこと。
彼女は広州に住んで10年になる広州エキスパットのベテランです。
2年前のある日、彼女は突然身体が麻痺してしまい救急車で運ばれたんだそうです。そして、血液検査をしたところ、水銀と鉛の血中濃度が異常に高かったんだそう。
水銀の濃度に至っては実に通常の3倍あったんだそう。
そして、彼女の夫と娘の血液検査の結果も水銀に非常に高い値を示したとのこと。
結局、原因不明だったのですが、お医者さん曰く、これは水銀の中毒症状にも似ているから食生活を見直した方が良い、おそらく、重金属の排出の効率が彼女の場合は他の人よりも遅いため蓄積されやすかったのではないかと。彼女の一家は海鮮が大好きで、いつもレストランでは特に海鮮を頼んで楽しんでいたんだそうです。そこで、6週間一切海産物を取らないようにしたところ、数値は良く下がり、それ以来、シーフードに偏らない食生活に気をつけてからは再発していないそうです。バランスが大事ということですね。
ちなみに、彼女の友人は海産物を取り扱う会社を広州から2時間程のところで経営しているそうですが、彼女の話をうけてその友人家族も血液検査をしたところ、やはり値が非常に高かったんだそうです。
何を隠そううちのパパは凄いピッキーでお肉を一切食べない海鮮Lover。
こちらに来てからと言うもの、美味しそうなお魚になかなか出会えず、我が家の食事はお寺の食事と化していましたが、あながち間違ってもいなかったみたいですね。。。
さて、海産物の摂取による水銀の体内蓄積の危険性は、実はアメリカでも懸念されています。
アメリカの妊婦は、医師から『魚を食べ過ぎない様に』という指導を受けるのが一般的です。目安として一週間に
ツナ缶2個までOKとか、指針が発表されています。(個数うろ覚え)『わたしは妊娠しているからお魚は結構です』という妊婦さんは珍しくありません。
一方、島国日本ではそこまで魚介類に危機感を持っていませんよね。
上記のような中国近海程の危険性はないとは言え、アメリカの神経質っぷりに比べると、あまりにも報道がされていないのが日本の現状ではないでしょうか。
わたしはこれを、国家的な情報操作だとにらんでいます。
自国の食文化を揺るがすような事実を報道して国民を動揺させるようなことをしたくないからなんではないか、と勘ぐっているのです。
数年前、ジャガイモを焼いたり揚げたりすると、発がん性物質ができる、という報道を日本語の記事で読みましたが、それを当時アメリカ人に話したところ、全く知らなかったんです。
それでね、わたくし、そんな確信を深めたという訳ですよ。
さて、真相はいかに。