おととい、パパといつものお店へマッサージに行きました。
全身コース(138元)を頼んだのですが、
パパの担当マッサージ師がえらい売り込み熱心なお姉ちゃんで、
勢いのあるセールストークにすっかり乗せられ、
(
中国語解んないのに)
いろんなオプションを追加することに。。。
熱した砂袋(15元)×2個×二人分
疲れたところに塗るスースーするオイル(忘れた。。。20元?)
などなど。
で、最後に追加したのが、
刮沙(グアーシャー) 38元
説明聞いても、何のことやら解らず、でもお姉ちゃんたちが
「今やった方がいい!とっても体にいいから!体の毒が出る!!」
と、私たちの体の状態を知った上で、えらい勧めてくるので、
なんとな〜く、追加。
・・・格好のカモですね。
気持ちいい
アロマオイルを背中に塗って、
靴べらよりも薄い黒いへらで、
ひたすら背中をジョリジョリごりごりこすっていく、というもの。
痛みはありませんが、
正直、別段気持ちいいというわけでもありません。
終わったら、「見ろ!」とお姉ちゃんに言われたので見れば、
ひえ〜〜〜
背中一面、内出血!
施術後4時間、お風呂は厳禁とのこと。
(理由は、毛穴が開いて云々カンヌンチンブンカンプン
)
ネットで調べたところ、中国では古くからある療法で、
あの黒いへらは水牛の角で出来ているそう。
風邪や疲れなど、解毒、免疫向上に効くらしい。
内出血が多い程、毒がたまっていたことを意味し、効果抜群とか。
うわーい、わたし、
家庭内暴力か?
という程、真っ赤っかだもんね!!
お家に帰って子供たちに早速背中をお披露目。
こどもら、ドン引きでした。。。
余談ですが、この
刮沙(グアーシャー)、
映画のタイトルにもなっております。
舞台はアメリカ、主人公は昔ながらの中国人のおじいちゃん。
アメリカ移住した息子とアメリカで同居することになり、
風邪を引いた孫にこの療法を施して、
虐待の疑いをかけられるというお話。
なんか、日本人の蒙古斑・虐待疑惑と良く似たお話ですね。
アメリカに住むわたしの知人にも、
子供を保育園にお迎えに行ったら、
警官と児童虐待担当の役人が彼女を待ち構えていて、
子供の蒙古斑に疑惑の目を持たれた、ということがありました。
せつないですなぁ。