中国・広州生活を綴ります。
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広州の車窓から [2009年04月29日(水)]
やったね!

海南島でのニーハオパンツ激写に始まり、
最近、次々と撮りたかったショットをものにしております。

ではいそいそと、今日の新作をば。
さぁ、みなさん、
タクシーの左側に見える乗り物がなにかわかります?



そうです。自転車に空の水ボトルを山盛り積んでるんですね〜。



そして、超過積載チャリは五羊新城方面へ消えたのでした。。。




日本では道路交通法で積載貨物のサイズに制限がありますが、
中国には、制限がないんだか、無視してるんだか、
とにかく自転車の運輸力をかなり効率的に使っています。
広州市内ではバイクが禁止なので、それも一因ありますね。

あるときは発泡スチロールの箱、あるときは空の油の一斗缶、
積載効率を上げるためか、必ず種類を統一してバランス良く積む、
ある意味、意外な几帳面さが特徴的です。

中国の道路には妖怪・塗り壁が出没します


Special thanks:
鼻息荒くカメラを構えるわたしに配慮して、
とろとろ運転で並走してくれた運転手のしゃさん、ありがとう〜
posted at 22:31 | China | この記事のURL
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SARS と Swine flu [2009年04月29日(水)]
じわじわと広がりを見せつつある swine flu(豚インフルエンザ)
一刻も早い事態の収束を望んでいます。

さて、そこで思い出されるのがSARSです。
この世界規模の伝染病は、広州が発祥だったんですね。

アイさん(メイドさん)のろーさんに聞いた所、
当時(2002〜3年)学校は1週間の休校になり、
再開してからしばらくは、校門に医療関係者が控え、
登校する全ての生徒の検温をしたんだそうです。
で、ちょっとでも熱があると速攻で病院へ送られたとか。

日本人の駐在員の人たちは、当時は会社命令で日本へ退去した、
なんて聞きました。

わたしの素朴な疑問 

「ろーさん、あなたの家族、友達、または友達の友達など、
 まわりに SARS に罹った人はいたアルカ?」


ろーさん即答。

「テレビで見知ってただけで、実際、身の回りにはなかったね〜」

だそうです。そういうもんなんですね〜。

追記:
運転手のしゃさんも同じこと言ってました。
世界的にSARSで大騒ぎになった割には、
実際に彼らの身の回りに兆候を感じる機会がなかったため、
危機感は希薄だったようです。
『勤め先の会社からマスクを支給されたけど、使わなかったよ〜
 人ごみ行かなければ大丈夫!』なんて呑気なコメントでした。。。

さて、ハクビシンが SARS 媒体として有力視されていますが、
中国人はいろんな食べ物を食べますからねぇ。
SARS 以前の広州には、パッと見動物園みたいなレストランが並ぶ
有名な通りがあったたそうです。
(この通り、今はペット商店街になってるとか。恐るべき商魂)

ろーさんによると、こういうレストラン群は、
今でも広州郊外には沢山あるんだとか。
もちろん普通のお肉よりも高価ですが、お客は確実にいるそうで。
健康にいいから食べるのかと思ってたんですが、
ろーさん曰く、単に美味しいから食べるんだそうな。

ちなみに、
彼女はそんなけったいで危ないものは食べない主義だそうです。
posted at 10:13 | Diary | この記事のURL
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広州てくてく写真 [2009年04月28日(火)]
(前記事の続きです)

そもそも、わたしが歩こうと思い立ったのは、
道々の写真を撮りたいと思ったからでした。
いつも車窓からあっという間に流れてしまう光景の中で、
いかにもチャイナな写真をとろうと。

で、見つけたとっても美味しそうな屋台。



これ、関西のイカ焼きに限りなく似ています。
鉄板でじゅっと焼いた卵に、たれをつけて、
薄焼きのクレープのような生地(台の左に沢山積んあります)で
包んでいました。
なかなか良い匂いでしたが、
意気地なしのもやしっ子には手が出ませんでした。。。


前回の記事で書いた様に、
広州では新しいビルが雨後のタケノコの様に建てられています。
そんな中に、新規開店を待つ銀行がありました。
中国では、新装開店前の店舗の看板を華々しく赤い布で覆います。



門神として、左右にライオンがいるのが中国では一般的ですが、
ライオンの頭も赤い布で覆うんですよ〜。
ちなみに、ライオンではなくてゾウさんも稀にいます。
中国大酒店(China Hotel)も一双のゾウですね〜。


さて、
屋台繁盛のお昼時、建設ラッシュのこの街はどうなるでしょうか。



いたるところ、御飯を食べる作業員で溢れかえります。。。
見て下さい、みなさん、ヘルメットを椅子代わりにしてます。
あれは意外と気持ち良さそうですね。

そして、特筆すべきはこのちらかしっぷり。
以前、ばっちいもの考察で、
広州では1ブロックごとに清掃員がいることに
Rukkoさんが驚いていらっしゃいましたが、
この様子を見たら納得していただけるかと思います。。。
posted at 16:03 | Diary | この記事のURL
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てくてくプロジェクト [2009年04月28日(火)]
昨日は朝8時から30分間、
ぴいすのクラスのボランティアに行きました。
何をしにって、なんと読み書きを教えにですよ。
度胸で勝負!のインチキ英語を話し、
まともな読み書きも満足に出来ないわたしが教えるなんて
チャンチャラおかしいですが、
ボランティアを志願したら、先生に割り振られたので行くのです。
わたしに教えられる子供たちにはお気の毒ですが・・・

・・・ま、年長さんですからね、なんとかなりました。
担当は4人のぴいすのクラスメートだったのですが、
みんな素直で可愛いくて、とっても楽しいひと時となりました。

で、本題はこれからです。
帰り道、パパの通勤時間だったため、車を使うことはできません。
そこで、なんと、歩いて帰ることにしたのです!
沢山の建設現場が道を封鎖しているので道のりは直線距離の倍。
車で10分くらい、5キロ弱と言った所でしょうか。
普段、広州の街を歩かないので、わたしにとっては大冒険です。

補足:広州では2010年にアジアスポーツ大会を開くので、
地下鉄新路線や新規オフィス街の創設で、建設ラッシュです。


学校を出たのが9時前。家に着いたのが正午12時。。。

だってね、黙々と歩くものの途中でスターバックスの誘惑に負け、
抹茶ラテ30元(420円!)という贅沢およびカロリー摂取。
そこで偶然、友達と会って、小一時間くっちゃべり、
(ほら、テイラーで30元にボッタックラレそうになった彼女です)
彼女が去ってからひとしきり携帯いじりをして(若者かっ)
そしたらまた別のお友達2人が偶然来て、
ひたすらおしゃべりを再開して、
気付いたらお尻が痛くなるほど座ってたのです。
(2時間は居座っていた気がする。。。

どこがウォーキングやねんっ
というご指摘はごもっともですが、ちゃんと歩いたんですってば。
その証拠に、広州っぽい写真をご披露致します!



車がいっぱい、光化学スモッグ上等!の広州大橋。
ペパーミントフレーバーのウェットティッシュをマスクがわりに
顔に当てて歩く不審なガイジンでした、わたし。
歩いて初めて解りましたが、この橋、揺れてるんですね〜。
コワいよ〜



去年の9月まで我が家が住んでいたアパート、52階建て。
(鉛筆みたいなほうね。)
広州大橋上より。
前の川、珠江がどんよりとよどみ濁っているおかげで、
鏡面効果で対称になっていることに気付いたのは
家で画像をプレビューしてからでした。
撮る時に気付いてたら鏡像も全景入れたのになぁ。残念

あぁ、お昼ご飯に出かける時間になったので、
続きは帰ってからにします。それでは〜
posted at 12:24 | Diary | この記事のURL
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子供に内緒で The Mist [2009年04月27日(月)]
(この日記、なんら広州生活と関係ありません。あしからず〜)

ゆっくりとした週末。
昨日の夜はパパと一緒に The Mist をWOWWOWで見ました。
これはスティーブン・キング原作の2007年の映画です。
とっっっっっってもコワいと評判でR-15指定なのです。
もちろん、子供たちが寝静まってた夜10時から鑑賞開始です。
感想は、、、

・・・コワかった。とってもコワかった。

本気で『今夜は夜泣きするな』と思いましたよ、わたしが。
一言で言うならば、「なんてこった。。。

人間って、なんておっかないのでしょう。
このお話には異次元の生物とされるモンスターが出てきますが、
それは人間の極限状態を描き出すための小道具に過ぎないのです。
モンスター、端役。
人間の有様、主役。

そして、底知れぬ絶望のエンディング。
 『映画って言うのはな、
  いつでも定型に沿って綺麗キレイで済むもんじゃねーんだよ。
  半端な覚悟で見んなっ』
ぐらいの意気込みを感じて、
もう、完膚なきまでに打ちのめされました。うなだれました。

そして、スティーブンキングといったら、
世界一、有名なメイナー(アメリカ・メイン州の人)ですよ。

もちろんこのお話の舞台もメインの片田舎です。
Local か否か、なぁんていう確執がバッチリ描かれる本作を見て、
もしも、住んでいたあの頃、こんなことに巻き込まれていたら、
ぶっちぎりでマイノリティの私達、どうなっちゃってただろう、、
と、パパと手に手を取り合ってハラハラしながら見たのでした。
考えるだにおそろしい。。。

というわけで、打ちのめされたい方にお勧めの映画でした!
posted at 18:35 | Diary | この記事のURL
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テイラー・デビュー [2009年04月23日(木)]
中国に住む奥様方が楽しまれるアクティビティの一つに、
テイラー(仕立て屋さん)でお洋服をオーダーする、
というのがあります。
みなさん、カットソー、ブラウス、ドレス、果てはジーパンまで、
ありとあらゆるものを仕立てていらっしゃいます。

ハロウィンのコスチュームなんて、
ウォルマートやトイザラスで買ったら済む所を、
なんと、9月に生地を揃えてオーダーするそうですよ。
「今年は black fairly なのよ〜」なーんて、
セレブなお子さんたちの衣装は気合いが入っています。
何気に触ったピカチュウの着ぐるみの手触りが良くって
ギョッとしたらオーダーメイドだった、なんてことも。

広州にきてはや1年半、
セレブな匂いとは無縁に過ごしてきたわたくしですが、
この度、うれし恥ずかしテイラー・デビューを果たしました。

え〜、何をお願いしたかと言いますと、

ジーパンの裾揚げ です。(小市民・・・

ついこの間、70元(≒980円)で買った True Religion
(アメリカのジーンズ・ブランド、一本2,3万円するそうな)が、
中背のアジア人のわたしには長いのなんのって。

でね、お願いしたですよ。
そしたらね、彼ら、思いもかけず良い仕事をしてくれたのです。

ジーパンの裾を切ってあげると、折り目が真新しくって、
『短足ですっ!!』ってな感じになるではないですか。
それを避けるために、
本来の裾の部分を切り離して丁寧に縫い目をほどき、
切り詰めたズボンの裾をくるんでパイピングにしてくれたのです。
出来上がり写真です。



所要時間30分。お値段は納得の10元!(140円)
これぞお直しの価格破壊!スンバらしい朗報です!

前回、日本へ帰国時、スポーツ・デポ(スポーツ用品店)にて
超お得価格の98円で在庫処分のジーパンをゲットしたのですが、
裾のお直しに580円かかったのですよ。。。

でね、このテイラーには、
台湾出身のアメリカ人と一緒にトライしたのです。
彼女は見た目はアジア人、流暢に中国語を話すことも出来ます。
(ご存知、サンヤで真っ白に燃え尽きた明日のジョーママです。)

思いがけず良かったのでジョーママが友人に教えたんですね。
この友人は南米人です。(ゴメン、国忘れた
追記:後日判明、コロンビアでした〜。要は見るからにガイジンってことです。
で、彼女がお店に行って値段を聞いたら、
なんと30元と言われたんだそうです。

そうです、ガイジン価格です。
そこでめげない南米の友人、すかさずジョーママに電話。
ジョーママが電話口でお店の人に抗議した所、
たちどころに値段は10元に元通りしたんだそうです。

中国の、裾上げ技術の柔軟っぷりのみならず、
価格の柔軟っぷりをも見せつけられたエピソードでした。
posted at 19:50 | China | この記事のURL
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わたしが仕入れた中文ジョーク [2009年04月21日(火)]
昨日のししのアメリカンジョークが好評だったのに気を良くして、
ってRukkoさんとまうみさん、約2名様に、ですが

以前、中国語の先生に教えてもらったジョークを疲労、、、
もとい披露したいと思います!


Q: 恐怖分子的下面是
(kong3 bu4 fen4 zi de xia4 mian4 shi4 shen2 me?)

恐怖分子=テロリスト
= what

訳すと、『テロリストの下には何が?』

A: 分母!(fen4 mo3!)
『分子』、『分母』という単語を、日本語同様
算数の分数でも使うんですね。


・・・ふーん。。。ほんと、他国語のユーモアって難しい。
これを仕入れた直後、早速、友達の台湾人に試した所、
「あはは〜」と、なかなか芳しい反応が返ってきて、
かえって・・・へー。。。と思ったのでした。

蚊帳の外のししははがお届けしました〜。

追記:中国漢字をブログ上で正しく表記する方法が解らず、
   テキストで打った文字を画像に落として挿入する、という
   ゴリゴリの力技で表現してみました。。。
posted at 09:17 | China | この記事のURL
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ししが仕入れてきたアメリカンジョーク [2009年04月20日(月)]
  ある日、神様()にひと()が尋ねました。


ひと:あなたにとって千年はどれくらいですか?

神様:A minute.

ひと:あなたにとって一億ドルはどれくらいですか?

神様:A cent.

ひと:では、1セントくれませんか?

神様:Wait a minute. 
posted at 17:59 | Kids | この記事のURL
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しゃさんとの語らい [2009年04月16日(木)]
チャイナねたが続いておりますので、もうひとつおまけに。

昨日、我が家の運転手、
しゃさんと運転中におしゃべりした内容を再現したいと思います。
これを読めばわたしの貧困な中国語力も透けて見えますよ。


車窓よりぼーっと車道を行く自転車の人を見ながら、

(わたし)「しゃさん、むかしは自転車多かったアルカ?」

(しゃさん)「そうだね、ボクが子供の頃は、
        車道に車は少なくて自転車ばっかりだったよ。」
(現在、大都会・広州の車道は車で埋め尽くされています。)

「あのころは、自転車で1時間もかけて出かけたりしたもんさ。
  ・・その当時は国の決まりで、都会に住む家からは必ず一人、
  農村に手伝いに行かなければならなかったんだよ。」

 (おお、徴兵制の農村バージョン!)

「でね、ボクのお兄さんが農村にしばらく行ったのさ。」

「それはミンナすきな仕事アルカ?」

「いやいや、もちろん都会に住む人にはいやがられていたよ。
  なんと言っても重労働だからね。
  そこに、うちの家からはお兄さんが行ったのさ。」

「じゃ、しゃさんラッキーアルネ!」

「そうだね、ラッキーだったね。行かずに済んで。

「ノーソンの人は親切にしてくれたのアルカ?」

「そりゃあ親切にしてくれたさ〜。お手伝いをしたんだもの。
  お米と野菜、食べるものが十分あれば幸せな時代だったから。
  今と違ってお金はあんまり要らなかったんだよね〜。」

「うつくしい生活アル!」

「そうだね〜、ここ広州でも、ボクが子供の頃、夏の夜は、
  家の戸口の前に床を用意してね、家の前で寝たもんだよ。
  今と違って、家に盗られて困るものなんてないし、
  街の人々も人のものを盗ろうなんて思わなかったんだねぇ。」

「アンゼン!戸口のソトでネルアルカ!!」

「そう、安全だった。
  あのころはお金なんて大して重要ではなくて、
  食べるものがちゃんとあれば生きて行けたんだよねぇ。
  それが今はお金のことばっかりになってしまったんだなぁ。」

「うつくしい生活ネ〜!ニホンも同じアル。
  むかしはもっともっとアンゼンだったアルヨ〜。
  今はおかねばっかり、なんでアルカネ〜」


二人してしみじみ。ちょっとノスタルジィに浸った道でした。


まうみさん向けおまけのおまけ:
上記会話の『戸口』覚えてます〜?menkou
低音聞かせて勢い良くお願いします。
posted at 22:10 | China | この記事のURL
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ばっちいもの考察 [2009年04月14日(火)]
(前記事のつづきです。)
(不快な内容でごめんなさい!嫌な人は読まないでね!)

ふっはっは、まうみさんご夫婦にも大好評のニーハオ・パンツ。
イカしてるでしょ? せっかくなので、
中国でのお下にまつわるあれこれを綴らせていただきます。


一体、かれらは、いたしたあとにどうするのか?
(おトイレ関係のことね)

大きい方の場合

これは難しい、まだ小しか見たことないし。
まぁ、各個人のモラルによるでしょうね。
ただし、放置の可能性も多いにあり得ると思います。
参考までに今まで実際に聞いた大にまつわる話をあげますと、

エピソードその1
『以前、天河城(広州で最も人通りの多いきれいなショッピングモールの一つ)の前にタクシーが止まって、10才くらいの少年が路肩で大をして、そのまま置き去りにして、またタクシーに乗り込んで走り去ったんだって〜!』
エピソードその2
『昨日、天河城(あ、奇しくも同じ舞台ですね)内のエレベータ横で、アイ(Ayi:メイドorおばちゃん)がうんちのおむつを替えていたの!ビニール袋に入れてたけど、そのまま横のゴミ箱にポトって捨てていったの〜!』

小さい方の場合

これはかなり自信があります!ほったらかしです!
前記事に書いた、実際にわたしが見たのは、
5つ星ホテルのフロント・ロビーの障害物のないど真ん中、
大理石のフロアでした。
犬だったら柱とか、壁に向かってする所だと思うんですよね。
ここらへんが犬との差別化でしょうか。
普通にデパートのようなお店の通路でもしちゃうそうですよ。
屋外だったら、大して珍しくないほどの頻度で目にします。。。


このように、彼らの価値観の、我々との相違は半端ありません。
そこで、わたしなりに考えてみました。


考察その1

そのまんまほったらかしの風潮の背景には、
掃除夫さんの存在があると思います。

中国では、お掃除をしてくれる人が街中至る所で働いています。
屋外では、そうですね、1ブロックごとにいると言えるでしょう。
屋内しかり。
一般家庭にもお手伝いさんを雇うのが一般的なお国柄。
もちろん公立学校にだって当然います。

つまり、中国人は学校で、トイレ掃除を経験したり、
机を教室の一方に寄せて、ぞうきん絞って拭き掃除をしたり、
そういう教育を受けていないのです。

家庭でも、町中でも、学校でも、掃除の概念を学ばない。

そんな彼らですから、その散らかしっぷりは天下一品、傍若無人。
例えば、屋内の店舗で、店番をしながら店頭に立つおねーちゃんが
ひまわりやカボチャの種をプチプチ剥きながら食べていたら、
直径1メートルは種の殻で床が埋め尽くされる、といわけです。

 彼らが散らかすから掃除夫が雇われるのか、
 掃除夫がいるから彼らが散らかすのか、

卵とニワトリと同じですが、とにかく関係しているはず。


考察その2

さらに、もうひとつ。外国人の中には『中国人は汚い』と、
見下したように一方的に言い放つ人がいますが、
(確かに毎日シャワーを浴びて欲しい人も沢山いるけれど、、、)
わたしの観察する限りでは、
彼らは体内のことに関しては非常に気を使います。
食にこだわり、民間療法で身体を大事にいたわる。
(医療費が高く医者にはなかなかかかれない、という現実あり)
時には、外国人である我々よりも潔癖な面も。
(前日のスープは飲まない、とか、器具は熱湯で洗うとか。)

彼らが身体から排出されたものに対して非常にルーズなのは、
身体に悪いものを体内に留めるのを嫌う潔癖性が一因かも。
カーッペッしかり、おトイレ関係しかり。

身の回りがばっちい<体の内部がばっちい

という優先順位の結果かと。



・・・もちろん、この風習は正しくはありません。
病気を蔓延させることに繋がりかねないし、
なにより快適な生活の妨げになります。

感覚として、日本の社会の30年前に似ていると言われる中国。
彼らがそこら中でカーッペしなくなるためには、
地道な教育より他に手だてはないでしょう。
(ちょっと真面目なコメント


でもね、こんなにプライバシーが公共にダダもれっていうのは、
考えようによってはのどかかも。。。と、
アメリカの激しいプライバシー管理を思い起こして、
ちらと思うのです。

アメリカでは、保育園でプールに入るような場合でも、
3才からは、先生が個室を一人一人に割り当てて着替えさせます。
基本的には、先生が幼児を助けるために、
トイレや着替えの個室に一緒に入ることすらないのです。

そんなアメリカや日本で
赤ちゃんにニイハオ・パンツを履かせるなんて、
とてつもなく危険な気がする。なんだか空恐ろしい。

街のあちこちでニイハオできちゃう中国って、ある意味平和かも。

あ、アメリカだったら、
そもそも速攻で履かせたわたしが捕まりますね
posted at 23:03 | China | この記事のURL
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