ししとゆかいななかまたち

中国で売られる商品には、日本語が印刷されたものがあります。
これは、日本人をターゲットにしているからではありません。
そもそも中華人民の数に比べたら、
顧客ターゲットになるほどの規模いないし。

日本語プリントの理由、
それは、
日本語が書いてあると、

何となく品質が良さそうに見えるから！

こうして、街の中にはなんちゃって日本語がちらほら。



日本人には、かえって怪しく見えるもんですけどねぇ。。。

前回お知らせした様に、
表記してはマズいことが書いてあったカオルーン牛乳パッケージ。
新たな進化を遂げましたので、ここにご報告致します。



『香りよし、滑らか、濃厚！』

って、思いっきしポジティブな広告シールかぶせてるじゃん。
ま、戦時中の教科書スタイルより見た目は良いですが、
その下に隠蔽されたものがあることを考えるとね、、、

HACCP的にこれはありなんだろうか。。。
いやいや、既に作った容器を使い切る、これぞ究極のエコですね。
（ねっ、おかあちゃん！）

正佳広場（Grand View Mall）の地下一階にて。


世界に羽ばたくビアードパパです。NYにもあるそうです。
中国全土に47店舗、広州だけでも5店舗あるんですってよ。
普通のシュークリームは6元（≒84円）です。
一般的なタピオカ入りミルクティ（pearl tea/bubble tea）と
同価格、ちょっと素敵なスイーツ価格です。

そして、その隣に、日本風のクリーム入り大福のお店を発見。


中国語でお餅のことは『nien2gao1: ニェンガォ』ですが、
このお店は日本のお餅であることを売りにしているので、
名前は音重視で、モティ工房（摩提工房：mo2ti2gong1fang2）。


半解凍くらいの状態で渡されるので、
甘みやや控えめ、中のクリームが濃厚でなかなか美味しいです。

アメリカのど田舎メインに住んでいた頃、
街唯一のアジア食品屋で売っていた怪しい大福は、
とんでもない時を超えて売られていたようで、
カビが生えていることがあるというハイリスク商品でした。
そんなわけで大福は自力で作って食べるものでしたが、
・・・広州は便利ですねぇ。

先週、お友達に引率してもらい、老鼠街に探検に行ってきました。
ここは一言で言うとTJMax、バッタもん街です。

名前が名前なもんで、
英語人には「Mouse street」と呼ばれていますが、
日本人に至っては「ネズミ」呼ばわり。

さて、そんなネズミ、中華広場の近くにあります。
目印は地名に恥じない立派な門構え。

『ようこそ、ネズミーランドへ！！』


・・・わくわくしますね！

中にはちょっと可愛い子供服屋さんから、
本物とおぼしき Skechers や Cole Haan を売る店まで。
お値段もいかにも本物的にお高い。値引きは応じない強気な姿勢。
（Skechers が280元、 Cole Haan が480元くらい）

いろんなお店が所狭しと入っていて面白かったです。

運転手さんのしゃさんによると、老鼠街は他にもあるらしい。
本当なんでしょうか。
「昔は安く本物が手に入る穴場だったけど、今はドコも一緒さ」
というちょっと冷めた意見でした。ある意味あってるかもね。

帰りがけに中華広場にて立派なDHCの店舗を見つけました。
ときどき、
中国にもDHCはあるのか、お尋ねになる方もいらっしゃるので、
せっかくなので載せておきます〜。ちゃんとありますよ〜

最近、怒濤の勢いで写真を掲載しております当ブログ。
以前のスタイルをご存知の方には、
信じられない進化っぷりと思われていることでしょう。

そこには深〜い理由があるのです。

だらしないわたしの携帯が受けた受難の数々を
覚えている方もいらっしゃると思います。
（第一回受難：『携帯・狂想曲』）
（第二回受難：『ぴいすのけろ』）

その後は、初代がいい感じに乾いてきて、
『3』のキー以外は使える様になったので、
なんとかサバイブしておりました。
でも、『3』のキーが使えないということは、
D, E, F も打てない訳で、
これらを使わずに意味の通る英文のSMSメッセージを
わたしの英語力でやり取りするのは至難の業でありました。

そんなある日、情け深いパパが見かねて、
そうです、ついに新しい携帯電話を購入してくれたのです！

『ふっふっふ、前の２台より高い携帯を買うで〜
　だって、携帯買うのはこれが最後だもんなっっっ』

という、不敵なパパの携帯洗濯防止プレッシャー戦術により、
2万円以上する携帯を買ってもらったのでした。
（1500元≒21600円）
こうして、わたしは三代目の携帯電話を手にしたのです。



写真左から、
初代（今も『3』のキー以外は現役）
二代目（初代ピンクちゃん、彼女の命はあまりにも儚かった…）
三代目（二代目ピンクちゃん、伝統受け継ぎサムソン。
　　　　憧れだったキーチェーンをつける金具が付いてます。）

感心したのがハイテク技術の日進月歩っぷり。
携帯のカメラの画質がいいこと！

そして、
Bluetooth ばんざぁ〜い

ずぼらなわたしがこんなにまめに写真をアップできるのも、
良い画質で撮影が可能で、
それをコードでつながなくても無線でパソコンにコピーが可能、
という、この文明の利器なくしてはあり得ませんでした。

世のブロガーの方々にとっては、
こんなハイテクを駆使するのが当たり前なんですかね。

わたしにとって、一番ハイテクを享受する一瞬です。
ハイテクを使いこなし過ぎて、自分に酔ってしまう一瞬です。

可愛い可愛い携帯三代目こと、二代目ピンクちゃん、
彼女と２人三脚でチャイナをパパラッチして行く所存であります。

そして、今度はくれぐれも、天に誓って
ジーパンのポッケには入れません！

ミルク・スキャンダルで、安全性を広く知られることとなり、
エキスパットからの支持をいっそう受けることとなった
我が家御用達、カオルーン牛乳。
かかりつけ医だったドクターOもご推薦でした。

そんなカオルーン牛乳ですが、
ある日、メトロに行ったら不穏なことに、



マジックペンで削除され、戦時中の教科書みたいなことに。。。
気になりますね〜。

さっそく購入して爪でごしごししてみました。



あぁ〜なるほど。
『抗生剤は入ってません』って謳っていたのに入ってたのね〜。

・・・信用なりませんねぇ。。。

今日はなんと３つのパーティがあって、ばたばたしていました。

まず一つは、お昼前から、家族揃って
白雲山の麓にあるリゾートホテルのようなコンパウンドの、
台湾の友達の週末の家にて。（リッチですね〜、投資家って。）

台湾系の友達みんなとわいわいプールに入って、
おいしい手料理を頂いて、楽しいくつろぎのひと時でした。
レストランのオーナーだったからか、（シェフはしてないけど）
彼はとんでもなく料理が上手で、前菜からデザートまで、
フルコース全部美味しかったです。


そして、夕方にはおいとまをして、一路家へ。
慌ててセミフォーマルに着替えて、また家族ぐるみで
同じアパートのご近所さん宅にて誕生日サプライズパーティへ。
某ホテル総支配人のお誕生日だったので、
ご近所さんからホテル従業員まで勢揃いでした。
無国籍な人々が沢山集う賑やかなパーティでした。

フランス、オランダ、ドイツ、インドネシア、タイ、べトナム、
オーストラリア、韓国、インド、パキスタン、カナダ、アメリカ、
中国、ベネズエラ、等々

いろんな国の人とお友達になれること、
これは広州のような国際的な都会に住む大きな魅力のひとつです。

アメリカど田舎生活という修行を経て、
なんとか英語で会話するクソ度胸をつけておいて本当によかった
と、心から思います。

帰宅したのが11時前。
不良達がポーカーを楽しそうに始めだした所で、失礼しました。
前回、ぼやぼやしてたらとっつかまって、
パパは午前２時まで帰って来れなかったので、先手必勝です。
今日は子供連れでしたしね。

ご近所に一人、
とんでもなくやんちゃでクレイジーな人がいるのです。
インド人なんですが、前回、初対面で会った時から飛ばしまくり、

「日本人と韓国人は嫌い同士なんでしょ？ね？ね？」
（わたしと韓国人の彼の奥さんに向かって）

「おいら、韓国人大好きだし日本人もいいけど、
　世界で一番嫌いなのはパキスタン人だぜ！！」
（パキスタン人に向かって）

もうね、ドン引きですよ。
実際、このパキスタン人はどう思ってるの？とね。
会話しつつも気が気じゃなかったですよ。
あとでパキスタン人の彼女にこっそり確認したら、
彼ら、すんごい仲良しなんだって。ハラハラさせやがって！

で、今日会ったら、

「おう、トモ〜ヨ〜、チミはおいらの第４夫人だぜ。」

わたしの名前、ト・モ・ヨのどの文字も入ってません。
ちなみに、彼の第一夫人はもちろん美人のほんとの奥さん、
第二夫人は例のパキスタン人の彼女、
第三のスポットは開いていて、
わたし第四なんだって　・・・

３人の子供を養うのがイヤだから第三にはしたくないんだそうな。
・・・勝手だなぁ。


さてさて、これらのパーティーをしし抜きで参加しました。
なぜかというと、ししはYear End Dance Partyだったからです。
そう、これが３つめのパーティですね。

ししはお昼から友達の家に転がり込んで、夕飯まで御馳走になり
友達みんなで揃ってパーティーに行ったんだそうです。

ご存知、スローでメローでポヤヤ〜ンとしていておぼこいしし。

ダンスなんていう素敵青春イベントを無事乗り越えられるかどうか、
やきもきしていたわたしたち夫婦をよそに、
前回、前々回のパーティーでは２人の女の子と踊ることができ、
わたし達は胸を撫で下ろしたものでしたが、
今回は、なんと、、、
７人の女の子と踊れたんだそうです。
いよっ、ししっ、やるねっ！

ししの青春の扉はどうやらうっすら開いているようです。
かぁちゃん、まぶしいよ。。。　　

世界の過積載チャリファンの皆様お待たせ致しました〜。
シリーズ第２弾でございます！（シリーズ第一弾はコチラ）



前方に突然妖怪・塗り壁出現！



洗剤のボトルらしきものが・・・32個くらい乗ってる？

ほぼ、スルーでした、我が家。

友達（ちょくちょく登場する、元モデルだった彼女）の話。
『ふーん、
　ランチもディナーもパパが作ってくれたけど毎週末そうだし、
　別にいつも通りだったなぁ〜』
って言ったら、
「あんた甘やかされてるよ」ビームで攻撃を受けました。

さて、Rukkoさんのブログに、
素敵なクンお手製のカードがありましたが、
（とっても綺麗な手書き、一見の価値ありです！）
我が家もかろうじて三男坊が学校からのカードをくれました。

そんで、一昨日（母の日１日遅れ）、

『えぇっっ、昨日母の日だったの？！』

と、すっとぼけたことを抜かしやがった三兄弟、
共同のマッサージカード８枚つづりをゴソゴソ作ってくれました。

１枚につき、
しし10分 ＋ ぴか10分 ＋ ぴいす5分 の豪華25分コースです。

メトロのレシートの裏にすんごい汚い字で書きなぐって
はさみでテキトーに切って作ったmessyなチケットです。

しし曰く、雑な字は複製を防止するためなんですと。
アメリカ人のサインと同じ原理ですね。

って、わたしが複製するとでも？

と言いつつ、受け取るなり、券にシリアル番号をふったわたし。

いや、万が一、奴らが嫌気がさして
使う前の券を握りつぶしてごまかされては適わんと思いましてね。

両者、腹の底を探り合うちょっと遅れた母の日の贈り物でした。

最後はすっきりと、晴れ渡る広州の空と建設中のテレビ塔です。



あ、車の窓が汚れてましたね〜、お許しを〜

いろいろなことが重なり朝からてんてこ舞いをしていましたが、
車中でふと、
道行く多くの車に黄色いリボンがつけられているのに目を留め、
運転手のしゃさんが、
『今日は四川大地震が起きて１年なんだよ』と教えてくれました。
追悼の意を表す黄色いリボンは広州で一万本配布されたとか。

風になびく黄色いリボンを見ながら、
被災地の復興を思い、心で黙祷をしました。

さて、その黄色いリボン、メッセージが印刷してあるのです。
そこで、ずうずうしいチャイナ・パパラッチであるこのわたくし
ちゃんと写真に収めてきましたよ。



車内で、お客さんがお金を払っている真っ最中のタクシーに、
おもむろに近づきリボンを手に取りパチリ。
運転手さんとお客さんがぽかんとしてました。
自分のパパラッチぶりが、
日に日にひどくなってきている気がする今日この頃です。