ちょっと古いネタですが、10日前の話をさせて下さい。
その日は子供のサッカーリーグGYSLがありました。
このリーグ、今年はワールドカップ参加国の名前で組み分けされていまして、子供たちは各国のユニフォームを着てプレイします。今年は、リーグの実行委員をしている仕事仲間の友達にパパががっちり捕まり(言葉通り、熊の様にごついおじさんにがっちり羽交い締めされていた)ぴかのチームのアシスタントコーチになり、その余波で私もチームマムをすることになりました。そして、ちょっと気を利かせたパパの友達たちがぴかのチームをJAPANにしてくれたのでした。
ちなみに、ししはアメリカでぴいすはポルトガル。
このチーム、パッと見たら分かる様にJAPANとは名ばかりでチームに日本人はぴかのみ。あとはドイツ、韓国、インド、フランスの子供たちです。
コーチとチームマムにもユニフォームが支給されます。
で、10日前のサッカーの帰り道のことです。
その日もフィールドで子供たちを応援してくたびれて帰宅する途中のホテルで、中国人のおじさんに声をかけられました。
「あの〜、あなた日本のサッカーの人?」
ハッッと気づけば、サムライジャパンのユニフォームを着てるわたし
奇しくもその日はアジア大会女子サッカーの準決勝、日本vs.中国戦がある日だったのです。
「ゴッッゴメンアル!これ子供のサッカーを助けて着てるアル!」
思わずしどろもどろに謝罪してしまいましたが、アスリートが街にわんさかいるという非日常ならでは、なでしこジャパンに間違えられて、あとでひそかににんまりしてしまいました。