中国・広州生活を綴ります。
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Piggy Bank Donation! [2011年03月31日(木)]

先週の金曜日の事です。
学校の募金箱に立っていると、
「Are you ぴか's mom?」と呼びかけて来たぴかのお友達5年生Jくん。
『そうだよ〜』と答えると、
彼は抱えていた大きなずっしりとした円柱形の缶を私に手渡したのです。
見ればそれは大きな貯金箱。
彼は、日本の震災の被害者の為に、彼の全財産を渡してくれたのでした。

『こ、こんな大切なものをっ』とうろたえる私に、Jくんと彼のママが、
『中にインドと香港のお金もあるけど全部一緒に日本に送ってね

Jくんのママは、彼が自分の貯金箱を持ち出して登校した事を知らなかったそうです。
『Jはハイチのときも四川のときも自分でそうしてるのよ。
だから、私は気にしないからどうか受け取ってあげてね
と口添えされました。

ただでさえ震災で心が弱り、
周りの人々のあったかい思いやりに触れて涙もろくなっているのに、
こんな温かくてずっしりと重みを伴った日本への若く真摯な愛を受け取った私は、
もう、もう、、、しょぼしょぼ。

家に帰り責任を持って開封させていただいたところ、
こつこつ貯めたであろう80枚強の1元硬貨(≒日本円で13円、USDでDime+Nickel)に加え、
手つかずのお年玉袋(紅包)まで!

うるうるしつつ集計した結果、Jくんの貯金箱には人民元だけで731.1元
一万円近くの大金が入っていました。
(せっかくのオファーでしたが香港とインドのお金はお返しさせていただきました。)



学校の募金箱に入れてしまうのが忍びなかったので、
週末のバスケでの募金活動の収益を寄付しにいくついでに、
Jくんのお金も、ちゃんと彼の名前で広州日本領事館に寄付してきました。
Jくんの愛も、日本に届いていますよ〜!

ちなみに。。。

広州日本領事館では9月末まで人民元での寄付の受付をしており、集められたお金は直接日本赤十字に送金されます。現時点では毎日寄付が寄せられるため、毎日担当の方が銀行から送金手続きを行ってくださっているそうです。つまり、寄付するとその翌日には日本赤十字に届くわけです。私が訪ねた間にも、中国人女性が一人寄付に訪れていました。
実は人民元を中国国外に送る手段というのは中国政府に寄る取り決めで非常に限られており、今回は震災の寄付を申し出る人々に答える形で上海・北京の領事・大使館が震災数日後に直接送金を開始、次いで広州領事館でも可能になるという経緯がありました。ホストカントリーの方針と齟齬が出かねない行動ですから領事館としても慎重になるところでしょうが、直接日本赤十字に送られるという安心感は大きく、みな感謝しています。
posted at 10:08 | Diary | この記事のURL
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みんなの愛日本に届け! [2011年03月28日(月)]
忙殺の日々でした。

震災6日後に有志のチャリティーガレージセールのお手伝いをさせていただける事に。
日々、できることは知る事と祈る事、とひたすらNHKを見続ける毎日は、気力をどんどん奪い沈み込んだ気持ちになっていましたが、少しでも出来る事を与えてもらってからは気持ちがとても救われました。

先週の日曜日、売り上げをすべて日本赤十字へ送るガレージセールが行われました。
お手伝い参加してから本番当日までの5日間は、各方面への呼びかけ・挨拶・諸連絡、信じられないほど寄せられた膨大な寄付の品々の運搬・分類整理・販売と、目の回るような日々でした。

各国の人々が送ってくれた善意の品々は高級酒から赤ちゃん用品まで多種多様。経営するおもちゃ会社の輸出用のぬいぐるみをたくさん送ってくれた友達やシューセール用の新品の靴を箱一杯送ってくれたGWICの友達、可憐なフラワーアレンジメントや香ばしいクッキーを手作りで持って来てくださった方も。みんなのあったかい思いに囲まれた結果、本DVD屋さん、洋服屋さん、靴屋さん、日用雑貨屋さんと、日本人有志によりきれいに陳列された商品群は通常のガレージセールとは桁違いの膨大な商品量を誇ることとなりました。

子供たちの手作りの募金箱を設置した会計では、値切りが挨拶代わりのここ中国では目を疑う光景が繰り広げられる事に。
ストローの詰め合わせを『釣りは要らねーよ』と100元で買っていってくれた中国人のおにいちゃん、一枚のスカートを15倍の値段の300元でお買い上げくださり『こんなことしか出来ませんから、有り難う御座います』と優しく言ってくださった日本人女性、数枚の100元札を募金箱にすっと差し入れ足早に立ち去った中国の紳士。。。
我が家のアイさん(お手伝いさん)までもが、200元もの有用な日用品を喜んで買ってくれ、さらに50元の寄付をしてくれたとのこと、胸が熱くなりました!
  注:100元札は1300円程ですが、
    中国の貨幣価値では一万円の価値を持つこともある最高額紙幣です。

食事をとる暇もない大盛況ぶりに、焼きたてのスコーンや手作りのパン等をスタッフに差し入れてくれた方々も。
様々な国の人々からの日本への哀悼と、思いやりある励まし、そして優しくあったかい笑顔の数々。

なんとこのガレージセールの売り上げは79,304.4元になりました!
(日本の震災前の平常時のレートでは111万円にもなった金額です、現在のレートでは98万円)
(ちなみに、現在のUSDで言いますと12,093.88ドル)

ひたすらみなさんに感謝する気持ちでいっぱいになり、
おかげでわたしはすっかり涙もろくなりました。

うれし涙とともにお礼の英文メールを書きつつ、
子供の学校に設置した募金箱の傍らで募金を呼びかける当番とチャリティベイクセール。
小学校のベイクセールでも7365元を売り上げることができたのでした。

まだまだ、日本への愛の続きがあるのですが、ひとまずここまで。
どうか日本に届け〜!

posted at 09:50 | Diary | この記事のURL
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疑心暗鬼 [2011年03月15日(火)]
刻々と明らかになる痛ましい事実に胸が痛みます。
わたしたちの大切な素晴らしい国、心から誇らしい世界で一番素敵なところ、そんな日本が苦しんでいるのを見るのは本当に辛いです。
今わたしにできることは、知ることと祈ること、この二つだけなので、家にいる時はNHKをずっとつけています。そして、鶴を折ります。

今日の夕方、こんな文章から始まる中国語のSMSが友達からまわってきました。

『転送:日本政府は既に重篤な核漏洩を確認しているので、アジアの国は直ちに必要な措置をとる必要があります。』

窓を開けず室内にとどまるように、放射性物質を含む塵は今日の午後4時には到達している、とも。この中国語のメッセージは現在中華系の友達の間を駆け巡っており、人々を不安にしています。
NHKを見続けている私には、『どんだけ微量の放射性物質の話しをしているんだ』と呆れてしまいますが。

中国では、国を信用しない(できない)傾向があるため、このような情報が流れるのでしょうか。

いろんな友達が心配してくれています。どうか、どうか多くの人が助かり、原発が早く鎮圧化し、一刻も早く復興が始まります様に。


追伸:
『津波は天罰』とのたまった石原都知事。(参考記事)あの老爺の戯言に惑わされるのはもううんざりです。自分だけは失言を許容されると彼を思い上がらせているのは何処の誰なのか。この人物を支える人々の気が知れません。
posted at 20:26 | Diary | この記事のURL
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Prayer [2011年03月11日(金)]
日本での大災害のニュースを見て、心配してくれた友達から続々と知らせが届きました。

この間からいろいろなことがあり祈りを込めて鶴を折っていたのですが、今は我が国の無事を祈り、ひとつひとつ折っています。

このブログの方達、みなさんのご無事を祈っています。

posted at 20:00 | この記事のURL
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