現在中国のお正月、春節であります。日本では旧正月と言います。
子供の学校は2週間のおやすみ、パパも10日の休暇です。
この時期はみんな揃って里帰りするのが中国伝統。
街中は閑散とし多くのお店が閉まり不便になるので、在中外国人はこぞって海外へバケーションに避難するのが一般的です。我が家もこの時期は中国脱出が恒例でしたが、今年は初めて広州で過ごしてみました。
まずは旧暦の大晦日まで数日行われる広州名物花市へ。
朝の8時から真夜中の12時まで営業。
切り花、鉢植え、造花、お飾り、玩具などの屋台で賑わいます。
中国でよく目にするおめでたい文言、
『花開富貴:hua1kai1fu4gui4』に象徴されるように、
家の中でお花が開くと縁起財運共に良いと考えられているので、
花城の異名を持つ広州の人々はこの時期みなこぞって花を飾ります。
玄関に日本の門松の様に一対のミカンの樹を飾るのも伝統です。
我が家が買ったのは左下の写真、毎年白い蘭を買うのが恒例です。
玄関もこのようにおめでたい言葉で飾ります。
この写真、実は某億万長者の家の玄関。なんか福福してるでしょ〜。
大晦日はカウントダウンや花火で盛り上がる、と思いきや、
がらーんとしています。
試しに近所のプロムナードを歩けば、未だかつてない程に閑散。。。
龍や鳳凰のお飾りがひっそりと佇んでいます。
そして翌日、新年が明けてからはものすごい人手で賑わうのです。
一転賑やかな元日の朝、獅子舞が行われます。
写真は一対の獅子が好物のレタスをおねだりしているところ
毎年似たような写真を載せてる気がするけど、かわいいでしょ〜。
そして、元日の夜には華やかな花火大会が各地で開かれます。
珠江沿いをシャングリラホテル方面の花火を眺めてお散歩しました。
広州で過ごすお正月、なかなか良い物ですよ〜。