もう人を愛することに疲れ果てていた [2009年01月13日(火)]
愛されて、憩うことだけを選ぼうとしていた。

私は、物事をゆっくり、それぞれのときに終わらせる
終わりを急がせることはしない。

だから、今、あなたを、もう愛してはいないとはヘンリーに言えない。
彼をもう愛していないとは、信じられない。

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「私は、あなたを独占したいとは思いませんよ。
あなた自身が問題を解決して欲しい。
私は、分析医として客観的に見ています。」

だが、そうはいかなかった。

そして私は彼の、その余裕を見せようとする態度が、彼の狂気が、彼の直情が、たまらなく好きなのだ。

私がヘンリーへの愛で苦しんだように、彼が苦しみ、その苦しみに耐えられなくなっている彼に、感動している。

私がヘンリーに向けたような、大きく、圧倒的なその愛は相手を沈黙させる。

でも、私はランクに向かって沈黙していない。
火を掴まえ、全存在で火に応える

翌日、クライマックスが訪れた。
私の性のガードを彼が突き破ったのだ。

絶対の愛の前に私は、私を捨てた。
絶頂。
恍惚に乱れ、熱い言葉が行き交う三時間。

こんなに激しい愛を仕掛ける人を、私は、いまだかつて知らなかった。
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