BLEACH 383
剣ちゃんと白哉に蹴り飛ばされたヤミー。
白哉「…さて」
剣ちゃん「…続きといくか」
向かい合う白哉と剣ちゃんの背後で起き上がるヤミー
剣ちゃん「あァ!?」
白哉「…しつこい奴だ 本当に」
ヤミー「へ… ふへ…へへへへへ
痛えなァ… ムカつくなァ… オメエら… へへ…」
剣ちゃん「何だァ? 気がおかしくなりやがったか?」
ヤミー「ゆる 許さねえ 許さねえ ゆる ゆる ゆる ゆるゆるゆる」
ゆるゆる言いながらメキメキと大きく変化していくヤミー
ヤミー「ゆさねえぞおおおお」と言いながら巨大化。
飛びずさる剣ちゃんと白哉
さらに超大きくなったヤミー「イイぜえ お前ら… 最高にイラつくぜ………
俺の帰刃名は『憤獣』… 怒りこそが俺の力だ…!
さァ もっともっともっと イラつかせろよ…!
それだけ てめえらの 死に様が… 無様になるってだけの話だ!!」
ヤミーと対峙する剣ちゃんと白哉
それを見ているマユリ「−……… …ヤレヤレ… 頼むョ 君達
とっとと相討ちにでも持ち込んでくれ給え これ以上巨大になられたら…
後の解剖に差し支える」
剣ちゃん・白哉とヤミー戦再び始まるところで
現世に画面が移る
愛染とギンの下で真っ二つにされたひよ里を抱きかかえた平子が愛染を睨み付ける。
愛染「…良い眼だ 百年振りに 生き返った眼を見た気がするよ
平子真子」
平子に抱かれているひよ里。
ひよ里の体をぎりっと抱きしめる平子
愛染「憎いか私が 憎ければ向かってくるが良い
君は特別に私の剣でお相手しよう」
平子「…ハッチ」
平子のそばに下りてくるハッチ
ハッチ「ハイ」
平子「片手のとこスマンけど ひよ里ンこと頼むわ
どうにかしてもたしてくれ …一護が戻るまで」
ハッチ「…ハイ」
愛染と対峙する平子
愛染「一護が戻るまで…か
随分と信頼しているんだね あの少年を」
平子「理解でけへんやろ 仲間すら信じひん オマエにはのォ」
愛染「信じるということは頼るということと同義だよ それは弱者の行いだ
我々には無用のものだよ」
平子「あんだけ手下引き連れた奴がよう言うわ
部下には自分のこと信じるように口八丁で誑かしとってんやろが」
愛染「いいや私は部下達に自分を信じろなどと ただの一言も言った事は無い
共に来いとは言ったが信じて共に来いなどとは言わなかった
常に私も含めた何者をも信じるなと言って聞かせた
だが悲しい事に それを徹底できる程 強き者はそう多くない
全ての生物は自分より優れた何者かを信じ 盲従しなければ生きていけないのだ
そうして信じられた者は その重圧から逃れる為に更に上に立つ者を求め
上に立つ者は更に上に立つ者に信じるべき強者を求める
そうして全ての王は生まれ そうして全ての
神は生まれる
まだ私を信じるなよ平子真子 これからゆっくりと信じる神が誰なのか教えよう
信じるのは それからだ」
画面は東仙と向かい合う修兵とわんわんに
東仙「−驚いたな 愛染様が自ら前線に立たれるとは
愛染様が立たれたという事は いよいよ私も真の力を持って向かわねばなるまいな…」
わんわん「卍解か 望む所だ こちらも―…」
東仙「卍解だと? 笑わせるな 愛染様は私に卍解などより
遥かに素晴らしい力を与えて下さったのだ」
わんわん「…東仙 まさか貴様は―…」
東仙の手が顔をに翳されるところでつづく。
東仙も仮面出して虚化するのか〜〜?
拳西さっさとワンダーワイス片付けて、
早く元部下の東仙と戦っている修兵のほうに駆けつけて
修兵とタッグ組んで戦って〜〜〜〜〜