私の仕事しているスーパーに
あるおじいちゃんが買い物に来ます。
そのおじいちゃんは、足が悪くて
片足を引きずっています。
ゆっくり歩きながら、毎日「リハビリやねん。」と
私に話しかけて下さるので、
いつしか私もおじいちゃんが来るのを待つように
なっていました。
でも、この間「病院行かなアカンねん。足、動かんからなぁ。」
悲しい顔で言っていたので気になっていました。
こういう時、私はぱっと気の利いた言葉が出ず。
レジしている短い時間じゃそれこそ何も話せず・・
おじいちゃんがまた来てくれるのを待つしかないので
もどかしくてしかたありませんでした。
そしたら、ここ最近また連日顔を見ることが出来て
安心して、挨拶や世間話を少ししたんです。
でも、おじいちゃんは明るくなくて・・
「病院の結果よくなかったんや。血栓だらけで、
もういつ死んでもおかしくないんやて。」
私はとても悲しくて、
「そんなん言わんといて下さいよ・・
私、もう仕事やめないで待ってますから。」
「あんたがおるから、ワシここまで来るねんで
また来るな。」
そう言っておじちゃんは笑って帰って行きました。
今日は神戸も雨で、おじいちゃんは
傘をさしながら歩くのが大変で
スーパーまですごく時間がかかって
それが情けない、つらい、と言っていました。
私に何かしてあげられることはないかなあ・・・
そう思うぐらい大好きなお客さんなんです。
毎日、本当に待ってますからね。
歩いて、来て下さいね。
私、待ってますよ!
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