今回は、ちょっと暗いかも?
兄弟の障害についてです。
将ちゃんは「パニック」を起こすことがあります。
最近はずいぶん減りましたが 急な変更、怒ったことなどが
きっかけでモノを投げたり 私に噛み付いたり、色々・・・
あとは特徴としてカメラアイの持ち主です。
一度見たものはささいなことでも写真のように覚えていて
場所がかわっていたりするとストレスや不安になっていたようです。
「物の場所が違う」や「道が違う」で何度となくパニックやかんしゃくを
起こしてきました。
でも、見た目は普通の男の子です。
知的な遅れはありません。どちらかと言うとIQは高めで
「大人になったらへりくつをよく言うでしょう。」と言われました。
今でもへりくつ言いです
将ちゃんと神経衰弱をやったら本気になっても負けます。
記憶力はものすごいです、本当に・・・
今は、社交性が出てきて表の将ちゃん、裏の将ちゃんとの
折り合いが難しく どうしようもなくイライラしたときに私に噛み付くようです。
何でも1番でないと気がすまなかったり、順番を待つのが苦手です。
「言葉で伝えてもイメージがわかない」みたいなので
やって欲しいことは全て絵に描きました。
予定がわかる。自分のすることがわかる。
それだけの支援で将ちゃんはみるみる変わりました。
落ち着いて座ってられない。
→なぜ?
どこに座っていたらいいかわからないから。
なんです。
困った行動には必ず子供の「HELP!」が隠れているんですね。
先生は将ちゃんの座る場所にビニールテープで円を貼ってくれました。
それから将ちゃんはうろうろしなくなりました。
そして、頃合いを見て 「これがなくてももう自分の場所わかる?」
確認してからテープをはがしてくれました。
ここも大事です。
本人の意見を聞いてから。
大人はそれを忘れて、勝手に判断をすることが多いようです。
本当は、違うの。
子供にだって意思はある。プライドだってある。
そこのとこをわからずに、「なんでこんなことぐらいで・・」と
怒る子供の前でため息をつくお母さんも少なからずいるようです。
おっと、脱線。
将ちゃんはそんな感じで
「視覚支援」を軸に保育所生活や家での暮らしを整えて行きました。
ながくなりすぎじゃ〜〜〜〜Aへ!