金曜日に行った児童相談所。
今回は、私だけで連れて行ったので・・・・
検査と現状報告に別れた後、すぐに内線が。
「とてもじゃないけど検査にならないのでお母さんに
会わせて欲しい」との検査員さんからの内線でした
あーちゃん検査全部拒否ったんだって。
やっるー
まあ、えっと・・・

と担当さんが困り果ててとりあえず部屋を出て行きました。
しばらく後、私は部屋を移動。
その間なんとあーちゃんは
部屋で一人で
遊んでいたそうだ。
後から知ったのだが。
結局、「何が出来るのか出来ないのか」の質問に答え
検査員さんの目から見たあーちゃんの行動を併せての結果・・・
知能的には4歳に達していないところが多い。
手先がとても不器用である。
協調性がない。
・・・などなど。
「これは、お兄ちゃんを私は見てないからなんともいえないけど
タイプの違う広汎性発達障害の可能性が濃いと思います。」
わかってたけど改めて言われると・・・・・
(やっぱりそっかあ・・・・・)と、思いました。
今だって補助の先生がいるからやっていけている。
こだわりもたくさんある。
言葉も、よく話すけど少し幼いことも
手先がものすごく不器用なことも・・・・・
わかってたさ。
わかってたんだ。
だけど、ハンコを押されると 胸がキュウってなるのはなんでだろう?
後日、また児童相談所に行って医師の診断を受けることになりました。
そこで 確実な診断をされます。
「自閉症」「アスペルガー症候群」「学習障害」
どれでもどーんと来たまえ。
全部聞き慣れた言葉だ。
ただ、帰りの電車の中で・・・・・・・・
風景にはしゃぐあーちゃんの横顔を見つめて考えた。
(この子にも、何かを背負わせて産んでしまったのだろうか)
あーちゃんは屈託のない笑顔で言う。
「お母さん車庫だ!

」
「うん、車庫やな!電車いっぱいや!

」
元気やし、かわいいし、何よりこの子は優しい子や。
この子がおらんかったら将ちゃんとのつらい時期は越えられてない。
生まれるべき時に生まれた子や。
私のこと、こんな私のこと大好きって言うてくれる子や。
私の大事なあーちゃんや。
結果なんか関係ない。
ただただ、愛してるで。
そう思いながら手を引いて電車を降りた。
車掌さんに「バイバーイ!」と言わないと帰れないあーちゃん。
人混みのなか 手を振った。
そして将ちゃんを迎えに行く自転車の上で
「将ちゃん待っとおねー

」と言う優しいあーちゃん。
ええやないか。
それで、ええやないか。
充分、幸せや
愛してるで。
ずっと、支えたるからな。
自転車をこぎながら私はボンヤリそんなことを考えた。